MashudaBBS2005.05.15
2005.05.15NHK杯 岡崎VS森下 相矢倉 ヒロシです
1984.08.21-22王位戦第4局 高橋VS加藤
相矢倉4手角分析
第7回加藤一二三講座 相矢倉同形8thアタック強制 

2005.05.15NHK杯岡崎VS森下 相矢倉 ヒロシです No: 7613 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/05/15 Sun 23:02:46

2005.05.15NHK杯岡崎VS森下 相矢倉 ヒロシです
放映:2005.05.15
棋戦:第55回NHK杯一回戦
戦形:相矢倉
先手:岡崎洋六段
後手:森下卓九段

*2005/05/15(日)
*第55回NHK杯1回戦
*先手:岡崎洋六段
*後手:森下卓九段
▲7六歩
*ヒロシです
*生年月日=1967年5月4日
*出身地=千葉県
▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
*森下の趣向。歩間3維持。
▲6八銀
*逆行歩間3
▽5四歩
*歩間4で5筋位取り示唆
▲5六歩
*3-1で阻止
▽5二金右
*逆行歩間3で居飛車決定
▲4八銀
*相居飛車決定。後手は飛車先不突き矢倉に誘導できる。
▽3二銀
*康光流美濃で臨戦体勢。1stアタックは後手が掌握
▲5八金右
*3-1維持が先手の権利
▽4四歩
*4-1で1stアタック放棄。相振りなら45歩が後手の切り札だが。
▲7七銀
*逆行歩間4。先手も飛車先不突きのつもりで。
▽3一角
*65歩からの位取り阻止
▲6七金
*45歩位取りもないので
▽4三金
*意味不明の手が続くがなぜか眠くならない。トミーのせいかもしれない。羽生に勝って以来やけにキゲンがいい。
▲7九角
*互いに居玉で引き角は力戦形に見えるが上部構造腑分けとブランコ運動で十分理解可能。
▽7四歩
*3-2へ構造相転化し2ndアタック示唆。
▲3六歩
*先手がブランコ後進を取るのは袖飛車警戒77銀のため。
▽3三銀
*2-3に満足して先後同形で手打ち。岡崎レベルでは3rdアタックは無理と相手の足元を見た。
▲6八玉
*ヒロシです。ムっとしても我慢するとです。
▽4二玉
*フツー後輩が我慢したら3rdアタックで胸を貸す。ところが当家は退屈しない。こう言う先後同形も面白い。
▲7八玉 ▽3二玉 ▲8八玉 ▽2二玉 ▲7八金 ▽3二金
*かなり楽しめる。森下33銀からブランコ後進運動で明解な4階層。
▲1六歩
*第二部開始
▽9四歩
*森下演出は今日放映の加藤一二三講座の先後同型矢倉のパロディーであった。すると先手タカミチのタコ将棋を岡崎が演じることになる。
▲3七銀
*ヒロシです。カトー先生の役柄にして欲しいとです。
▽7二飛
*岡崎のムリなリクエストに森下怒って先後同型から離脱。
*「許しません。加藤先生なら37銀より最近はコッチです」
▲2六歩
*4-3で飛車先不突き矢倉から離脱。
▽7五歩
*3rdアタック先攻。
▲同 歩 ▽同 角
*歩交換せずに42角と待つより得
▲2五歩
*ヒロシです。棒銀やってみたかったとです。
▽5三銀
*どーぞ
▲2六銀
*ヒロシです。夢のようです。
▽4五歩
*どーぞどーぞ
▲4六歩
*35歩準備
▽6四角
*GNに
▲3七銀
*GN補強で逆行奇数番1の泡踊り
▽4六歩
*GN維持なら44金から4筋で中空三角理論。森下は見切り発車。新型先後同型からの袖飛車は即興と判明。
▲同 角
*元気よく
▽5五歩
*芸がなかったと反省して
▲同 角
*元気よく
▽同 角
*元気印が伝染。やるだけやって森下まで元気だけで指してしまった。教皇講座の影響。放置して93桂なら攻めあい。
▲同 歩
*連動手を与えたのは大きい。
▽4七角
*疑問。飛車先不突きの利点を活かして手を渡すべき。これは84歩型の手。先手からすぐに角打はない。後手からじっと75歩なら先手も困った。
▲2四歩
*今日の講座。同銀を加藤一二三はお勧め。
▽同 銀
*講座パロディーらしく。どうも今日は面白いと思った。解説トミーも同歩なら継ぎ歩攻めでダメとタカミチを笑っている。
▲7五歩
*森下が75歩と押さえなかったので先に打たれてしまった。
▽6四銀
*これが狙いのはずはない。これしかないだけ。
▲5四歩
*さっきの連動手が主人公に昇格。取れば後手の陣形がひどいので角殺しで十分。後手がナニもしなければ成り捨て。75銀なら55角。森下の同角手拍子と84歩型錯覚のおかげ。
▽9三桂
*1手遅い。
▲6八金寄
*逆行偶数番2で待機しつつ69角成阻止の受けの双頭手。
▽7五銀
*角を殺されては困るので勝負
▲5五角
*王手香取り
▽4四歩
*12玉なら勝負手らしくなった
▲9一角成
*歩まで打たせて香得なら優勢意識。53歩成から56歩、或いは65香から46馬or48歩とすれば先手勝ちなので後手は暴れるだけ。
▽8五桂
*粘るなら74角成。これは切れたらオシマイ。
▲7六歩
*切らしにかかる。
▽7七桂成
*やけにアッサリ。名人戦とはエライ違い。
▲同 玉 ▽7六銀
*唆されて玉砕。歴史は繰り返される。
*忠誠は犬死と同義語。
▲同 金 ▽8五銀 ▲7五歩 ▽7六銀 ▲同 玉 ▽3八金
*さすがにトミーも言葉を失う。負けるにしても金を残して桂取りに56角成が相場。
▲4六馬
*投げろと催促
▽2八金 ▲4七馬
*ヒロシです。金よりナマ角とです。
▽7四歩 ▲2八銀
*ヒロシです。歩より金とです。
▽4九飛 ▲6九角
*ヒロシです。馬よりナマ角とです。
▽4七飛成 ▲同 角 ▽4六角 ▲3八飛
*ヒロシです。両取りが惜しいとです。
▽5六歩
*ヒロシです。48飛の方がよかったとです。
▲6七金打
*ヒロシです。同角で勝ちだったとです。
▽6八角成 ▲同 飛
*ヒロシです。同金でも勝ちだったとです。
▽5七金 ▲5六金
*ヒロシです。もうワケわかりません。
▽7五歩 ▲8六玉
*ヒロシです。王手クラったとです。
▽4七金 ▲6一角
*ヒロシです。95角を忘れたとです。
▽9五角 ▲8五玉 ▽6八角成 ▲7二角成 ▽8四飛
*森下です。申し訳ありません。
▲7五玉 ▽6七馬 ▲8六香
*ヒロシです。次に74歩なら打ち歩詰めで反則勝ちを期待したとです。
▽5六馬
*森下です。反則負けだけはやったことがありません。
▲8四香 ▽7四金 ▲8六玉 ▽6六馬 ▲9六歩 ▽7五金
▲9七玉 ▽9九馬 ▲8六銀
*ヒロシです。もー笑ってやってください。
▽7六金 ▲6三馬
*ヒロシです。碓井涼子が77歩で先手勝ちとテレビで言ったとです。
▽6二歩
*森下です。72飛を阻止しつつ馬取りです。
▲6四馬
*ヒロシです。85馬で勝ってたとです。
▽6三香
*森下です。本当に申し訳ありません。
▲7四馬
*富岡です。もうチャンネル換えて下さい。
▽8四歩
*森下です。言葉がありません。
▲8一飛
*ヒロシです。碓井さんがまだ77歩やれと言っている夢見たとです。
▽8九馬 ▲7一飛打
*ヒロシです。自陣の桂香取られて初めて敵陣へ詰めろがかけられたとです。
▽3一香
*森下です。詰めろは受けて下さい。桂は85桂用に残します。
▲5五桂
*ヒロシです。桂馬のフンドシが最後の敗着だったとです。
▽8五桂 ▲同 銀 ▽同 歩 ▲3一飛成
*ヒロシです。自玉が必死なので玉砕するとです。
▽同 金 ▲同飛成 ▽同 玉 ▲3二香 ▽同 玉 ▲4三桂成
▽同 玉 ▲5三歩成 ▽同 玉
*森下です。終局後にいやーひどかったですと言うつもりが今回は何も言えません。
*ヒフミン談「これで岡崎さんには勝つ将棋がなくなったということです」
▲投了

136手で後手の勝ち


1984.08.21-22王位戦第4局高橋VS加藤 第7回加藤一二三講座 相矢倉4手角分析 同形8thアタック強制 No: 7612 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/05/15 Sun 19:28:50

1984.08.21-22王位戦第4局高橋VS加藤 相矢倉4手角分析 同形8thアタック強制
第7回加藤一二三講座2005.05.15使用棋譜分析

日時:1984.08.21-22
棋戦:第25期王位戦第4局
戦形:相矢倉4手角 同形8thアタック強制
先手:高橋道雄
後手:加藤一二三

▲7六歩
*前年1983年に高橋道雄は4-2で内藤國雄から王位奪取。本局は1984年王位戦7番勝負第4局。 加藤一二三が4-3で高橋道雄から王位奪取。全局矢倉。
▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲7七銀 ▽6二銀 ▲4八銀
*歩間4を取らない。
▽4二銀 ▲7八金 ▽3二金 ▲6九玉 ▽4一玉 ▲4六歩
*4手角示唆の歩間4だがこれで先手の手数は後手に掌握される。
▽6四歩
*ブランコ後進の同型示唆。腰掛け銀になると8に固定。すると先手は8thアタックを後手に強いられる。矢倉で5-7-9は先手有利だが8は不利。
▲4七銀 ▽6三銀 ▲5八金 ▽5二金 ▲2六歩
*後手がすでにブランコ後進で歩間5を取った為に先手が歩間偶数番6を強いられた。
▽3三銀 ▲3六歩
*歩間5に戻して後手を挑発。蟻地獄の誘い。
▽7四歩
*4-2へ戻す好手。同形で追従。相手の手数が丸見えのために可能。
▲2五歩
*3-3だがどこにも3rdアタックがない。
*33銀固定と見ることはできる。
▽8五歩
*2-4で同型維持。77銀固定。
▲7九角
*46歩からの4手角は後手に丸見え。
▽3一角
*このように後手がブランコ後進を取り続けると局面は飽和し先手には8thアタック以外に硬直打開はない。
▲6八角 ▽4二角 ▲5九角 ▽5一角
*先後同形。
▲2六角
*疑問
▽5四銀
*同形脱出で8に固定
▲3七桂
*「重厚で攻めたら軽快」という講座のタカミチ評は当家には「重くて軽薄」に聞こえる。
▽6五歩
*後手作戦勝ち
▲2九飛
*これが重厚なら公害垂れ流し
▽7三角
*84角は終点に39角成がないので
▲5六歩
*タコ手。後手が先手に8thアタックを強いているのに先手から9thアタックを物ごいするだけ。そこまで後手は好人物ではない。
▽3一玉
*ブランコ逆転
▲7九玉
*ダメなブランコ後進
▽4四歩
*後手にふたつの位を取られて先手は無理攻めか千日手。
▲8八玉
*千日手打開の覚悟。46角王手を先に避けるが危険地帯へ自ら行くことに。
▽4三金右
*後手は35歩を待つだけ。
▲1六歩 ▽1四歩 ▲9六歩 ▽9四歩
*8thで飽和。後手の思惑通り。これは角換り腰掛け銀の後手の戦略と同じ。
▲3五歩
*ここから行くしかない。56歩を突いていなければ49飛はあった。
▽同 歩 ▲同 角 ▽3四銀
*34歩はダメ。34銀からの盛り上げは最近中原も先手で見せた。
▲1七角 ▽3五歩
*35歩阻止
▲3六歩
*15歩が来る前に
▽同 歩 ▲同 銀 ▽3五歩
*2回目の35歩阻止。タカミチのタコ攻めのおかげ。
▲同 銀 ▽同 銀 ▲同 角 ▽3四金
*双頭手で絶好調。矢倉の陣形は手順に盛り上がったら気分最高。
▲1七角
*24歩は気前よすぎなので
▽4六角
*歩切れ解消で桂取りでは笑いが止まらない。
▲4八金
*感心したとお世辞を述べる教皇。笑いを噛み殺しているはず。
▽3五歩
*3回目の35歩をやられては厚味で先手完敗。36歩は47金で角を逃げれば36金でナケナシの歩がパクられる。
▲4五歩
*これが当時の王位のレベル?
▽7五歩
*歩が入手できるので先手の急所直撃となる駒アタリ偶数番2。
▲同 歩 ▽4五歩
*タカミチのプレゼントを同時にいただく。
▲3六歩
*取れば53角成と言う冗談。
▽1五歩
*教皇得意の駒アタリ偶数番2でダブルパンチ
▲3五歩
*逆行偶数番2の連動手でクロスカウンター
▽1六歩
*金より角。逆行駒アタリ偶数番2のダブルクロスカウンター。
▲2六角
*セコンドが待ったをかける
▽4四金
*待ったには待った。駒アタリ奇数番1にはしないのが偶数番棋士。
▲1四歩
*緩手。同香なら15歩らしい。それ以前に1歩質駒。タカミチのプレゼント攻撃。2勝している余裕で負けろと主催紙に脅されたのであろう。
▽8六歩
*「同銀の方がイヤ」。おそらくプレゼント攻撃にウンザリしてアタマにきている。
▲同 歩
*マサカと思ったらしい。
▽8五歩
*こんなにオイシー継ぎ歩攻めがタイトル戦で?
▲同 歩 ▽7三桂
*喜びすぎた模様。93桂なら手堅い。この位置だと後に74銀で粘られる。講座テクストはスットボケているがテレビのナマひふみんはきっちり補填。
▲7六銀
*タカミチは腰が重いというより単なるケチ。終盤での銀金塔は中盤と違って後手から76歩打で76銀の形にしたい程。一昨日の森内も当家63桂変化最終手を受けて76歩で羽生を攻め倒している。
▽8六歩
*ブチコミ準備の楔。後手は銀一枚だが35金で歩と角の入手が保証されている。
▲4七歩
*双頭守備にしてもこんな場所に打つ歩ではない。これは形作りの手ではないのでタカミチの実力と判明。今のタカミチと大差ない。
▽6四角
*ナニもされなくともここに行きたかった角。53地点も死守。
▲7四歩
*これが本当に現役王位であろうか?
*敗着にしては余りに子供じみている。収録では74銀なら粘れたとヒフミン。
▽8五桂
*「こんなにおいしー手順でいいのか」やはり誰でも思う。
▲7三銀
*最終盤で飛車角取りも珍しい。タカミチには珍局が本当に多い。
▽8七銀
*二手も稼いだのでヨセのブチコミで楽勝。
▲同 銀
*同金変化もテレビで丁寧に披露。玉の上部脱出は108手目に43金で詰む。
▽同歩成 ▲同 金 ▽8六歩 ▲8二銀不成▽8七歩成 ▲同 玉
▽7六銀
*この銀打をタカミチは見落としたはずとテクストでも収録でも念を押す講座のオチ。ウソだろと誰でも思う。奇襲戦法本にも掲載されている有名な銀打。
▲7八玉
*同玉は86金で詰みと必ず奇襲本のオチには書いてある。
▽8六角
*必死。やはり「48金に感心した」というのは教皇のジョークであろう。
▲投了
98手で後手の勝ち