2005.04.24天童人間将棋 山崎VS渡辺 四間銀冠イビアナ
2005.04.26竜王戦4組準決勝 宮田VS川上 対四間イビアナ 序中盤も終盤も最終盤もアレ
2005.04.26竜王戦1組準決勝 三浦VS行方 手損角換り15歩右玉
2005.04.27名人戦第2局 興業棋士羽生の別の顔 三重に仕組まれたワナ

2005.04.24天童人間将棋 山崎VS渡辺 四間銀冠VSイビアナ No: 7525 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/27 Wed 20:03:22

日時:2005.04.24
棋戦:天童 人間将棋
戦形:四間銀冠VSイビアナ
先手:山崎隆之
後手:渡辺明

▲7六歩
*常に芝居がかっている山崎。「出陣!」とマイクパフォーマンス。イザは当家のパソコンではズサーに聞こえた。解説森下は「前日に四間にしようとだけ打ち合わせ」とネタバレ。
▽8四歩
*四間が嫌いなので。渡辺明の挨拶はペコちゃん型。
▲6六歩
*角筋を独りで止める。時代劇でよくある。切腹の場面でフラメンコが流れたりする。
▽3四歩
*85歩とすべきか迷った。四間との約束なので向い飛車にしろという心理戦。角落ちの印象を相手に与える場合は有効。これは営業マンの手。
▲6八飛
*終始ふんぞりかえっている山崎は現役竜王が本気でマカシにかかっていることも悟らずに約束通りの手を指してしまう。解説森下を一挙に味方につける78銀の心理戦も有効であった。
▽6二銀
*人間将棋は全駒使用がオキマリなので急戦はダメなんですと釘をさす。
▲7八銀
*次に飛車を戻って手損矢倉を見せるゾと恫喝。貴様とは3手損位で十分と言う広島お好み焼き風心理戦。
▽4二玉
*65歩だけはやめてくださいとブランコ前進。
▲4八玉
*これで山崎の負けと判る。
▽3二玉 ▲3八銀
*翌日の竜王戦でもコレで宮田が負けていた。
▽5四歩
*渡辺明なら公式戦でもここからアナグマと決まっているようだがこれが歩間チンコの最善手。
▲1六歩
*打診などする必要ない。荒武者がオンザロックと言うだけ。
▽5二金右
*ブランコ2へ。14歩のブランコ後進を取っては互角。
▲5八金左
*15歩とすれば後手は急戦で楽勝。
▽5三銀
*これでナンデモアリ。
▲3九玉
*自分の酒にこだわる。
▽8五歩
*「ぬくい」
▲7七角 ▽7四歩
*ここで14歩としない。竜王の貫禄。やはり棋士は棋譜が顔。これでブランコ運動も構造作成も後手が主導権掌握。
▲2八玉
*ゴメンなさいと言うだけ。
▽3三角
*3手角でもアナグマでも可能。まだ14歩のブランコ後進は取らない。
▲4六歩
*33角の分で55角変化では手損になると高笑い。
▽2二玉
*道三美濃に森下不動産から天守閣美濃をリクエストはアリかもしれない。
▲4七金
*まだ15歩としない。67銀は45歩の楽しみが減るなどと夢のようなことを山崎なら考える。
*藤井ならこれで最強菱形美濃がないジャンクと煽る。
▽4四歩
*これを突かないと36金に角頭歩が守れない。
▲3六歩
*今度36金には43金で負けなので。45地点に4th争点ができたので37桂跳ね準備。
▽4三金
*アナグマにする意欲満々。
▲3七桂
*4thアタック示唆。12香なら45歩。
▽1四歩
*端が薄くなったので15歩示唆。
▲2六歩
*銀冠示唆で後手優勢となる5thアタック阻止。
▽3二金
*後手作戦成功。
▲2七銀
*先手は74歩を咎めないといけなかったが序盤でアレもコレも贅沢をしすぎた。
▽1二香
*先手が更衣室に行っている間に。
▲3八金
*慌ててパンツをはき換えて戻るが。
▽1一玉
*すでに遅かった。後手完勝体勢。しかも12香で不動駒回避。
▲6七銀
*今さら遅いがコレしかない。
▽2二銀 ▲9六歩
*94歩と突けと催促。
▽5一角
*95やってみろとリクエスト。これで先手は98香とする楽しみに意味がなくなった。
▲5六歩
*不動駒を二枚も残しては観衆に笑われるので。
▽9四歩
*あとは91香を取らせるだけなので後手は仕事終了。
▲9八香
*これが動かないと終わらない。香車に飛車のヒモをつけつつ99角変化を作成する双頭手と読むしかない。そう説明すれば山崎は唸り始めるであろう。無意味はムイ・ミーと。
▽7三角
*渡辺明得意の7thアタック示唆。
▲6五歩
*55歩回避。
▽3三桂
*45歩示唆。他に指す手がないからと92香では森下も困る。香に飛車でヒモをつけたんでしょうかとも言えない。
▲6六銀
*トリトヌス地点へ行くのに48銀からより前向き。
▽4五歩
*慣れない8thアタック。公開対局で渡辺明は初めて指したかもしれない。
▲同 歩
*こんな手はない。GN作成が常識。
▽同 桂 ▲4六歩
*せっかく交換した歩をすぐ打つようではダメ。
▽3七桂成
*初王手と渡辺明は叫んだか定かでない。
▲同金寄
*持ち歩温存の後手勝勢。35歩が厳しい。53銀も飛車も後手が動きやすい。
▽4四銀
*ビッグ4集結で攻守共に文句ナシ。後手の問題は63歩の不動駒。これを動かしたい。従ってこれは双頭手。
▲6四歩
*1歩損で牽制しないと35歩から45歩で先手陣崩壊。
▽同 歩
*同角は銀の双頭手を呼び込んで逆転。これで1歩得で懸案1のお荷物処理。
▲7五歩
*こんな手しか残っていない。
▽5一角
*同歩は同銀の連動手を与える。
▲5五歩
*山ちゃん得意の悪手攻撃。シーちゃんがデターと叫んだかもしれない。本人は心の中で「また東京の連中は俺のこと」などとボヤいているであろう。ハッキリだめな手。
▽8六歩
*駒アタリ奇数番3で後手の勝ち。
▲同 歩 ▽3五歩
*急所を連続駒アタリ奇数番3で取られては酷い。二人の実力差であろう。すでに大差。
▲同 歩 ▽7三桂
*この桂をここで使わないと終わってしまう。
▲5四歩
*いまさら74歩と取ると天童のガマが鳴き始めるので。
▽5六歩
*55銀には清算後57歩成を残す。
*人間チェスと違って盤面から離れた人間駒は飲みに行けない。
▲5五銀
*中央で火花が散っているようでも実は91香と99香の闇の戦いになっている。最後に23歩をどうやって始末するのか。
▽同 銀 ▲同 角 ▽5四金 ▲5二歩 ▽5七歩成 ▲5一歩成
▽5五金 ▲7一角 ▽6八と ▲8二角成 ▽7九飛 ▲9一馬
*ナルホド。とシーちゃんでも言ったか定かでない。
▽8九飛成
*これほど取られて嬉しい桂馬もない。
▲4四桂
*「裸になって下さい」
▽8七角 ▲3二桂成 ▽同角成 ▲3九香 ▽3六歩 ▲同 銀
▽4四桂 ▲8一馬 ▽3六桂 ▲同 馬 ▽4四桂 ▲4一銀
▽3六桂 ▲2七玉 ▽5四馬 ▲5二飛 ▽2一銀 ▲3四桂
*これで懸案2の23歩が取れそうとリクエスト。
▽6五角
*頷く。
▲2二桂成
*ようやく後手玉に初王手。
▽同 銀 ▲3四銀 ▽2一銀
*どーぞと笑って。
▲3三金 ▽3二歩 ▲2三金
*なんだか嬉しい。
▽4八桂成 ▲4五歩 ▽3八成桂 ▲2二金 ▽同 銀 ▲3八香
▽1九龍
*ついに不動駒ナシ。
▲5四飛成 ▽同 金 ▲2三桂 ▽同 銀 ▲同銀成 ▽1六龍
▲同 玉 ▽1五飛 ▲2七玉 ▽1七金 ▲3六玉 ▽4四桂
▲同 歩 ▽4五金打
*4人のコスプレ写真が微笑ましい。
*全員好きになれる。山ちゃん日記が読みたい。
▲投了

128手で後手の勝ち


2005.04.26竜王戦4組準決勝宮田VS川上 対四間イビアナ 序中盤も終盤も最終盤もアレ No: 7524 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/27 Wed 14:35:06

日時:2005.04.26
棋戦:竜王戦4組準決勝
戦形:四間VSイビアナ
先手:宮田敦史
後手:川上 猛
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽8四歩 ▲7八銀 ▽6二銀
▲6八飛 ▽4二玉 ▲4八玉 ▽3二玉 ▲3八銀 ▽5四歩
▲7七角 ▽5三銀 ▲3九玉 ▽3三角 ▲4六歩 ▽5二金右
▲5八金左 ▽2二玉 ▲1六歩 ▽4四歩 ▲6五歩 ▽8五歩
▲1五歩 ▽3二金 ▲3六歩 ▽1二香 ▲3七桂 ▽4三金右
▲6七銀 ▽1一玉 ▲6六銀 ▽7四歩 ▲5六歩 ▽2二銀
▲2八玉 ▽4二角 ▲4七金 ▽9四歩 ▲5五歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽5四歩 ▲6六銀 ▽7三桂 ▲6九飛 ▽6四歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲6五歩 ▽8六歩 ▲同 角 ▽5五銀
▲同 銀 ▽8六角 ▲同 歩 ▽5五歩 ▲6四角 ▽3五歩
▲5四歩 ▽3六歩 ▲同 金 ▽3五歩 ▲同 金 ▽7八角
▲7九飛 ▽5六角成 ▲4七銀打 ▽6五馬 ▲6九飛 ▽6七歩
▲7三角成 ▽8六飛 ▲5三歩成 ▽同 金 ▲1四歩 ▽8八飛成
▲3三歩 ▽同 金 ▲3四歩 ▽3二金 ▲6七飛 ▽6六歩
▲5七飛 ▽5六歩 ▲5八飛 ▽8九龍 ▲3三歩成 ▽同 金
▲2五桂打 ▽2四金 ▲同 金 ▽同 歩 ▲1三歩成 ▽同 桂
▲1四歩 ▽1七歩 ▲同 香 ▽5七歩成 ▲1三歩成 ▽3六桂
▲同 銀 ▽3九銀 ▲同 金 ▽同 龍 ▲同 玉 ▽4八金
▲同 飛 ▽同 と ▲同 玉 ▽8八飛 ▲5八歩 ▽3八馬
▲同 玉 ▽5八飛成 ▲4八桂 ▽4九銀 ▲2九玉 ▽2八金
▲投了
120手で後手の勝ち

宮田の序中盤には裏番組の藤井も笑っているはずだが終盤はひどい。
飛車など二回も逃げたら逆転など有り得ない。宮田の終盤が強いと言うのは必ず詰むという詰め将棋の場合であろうか?
13歩成で歩が切れた瞬間に19玉には18歩が利くので先手玉は即詰みとなるストーリーは37桂型で最も有名な詰み手順のひとつ。何度も出てくる寄せ筋なので宮田が見落としていることは有り得ない。いつか見たなとすぐに思い出せるくらい前例が多い。引退しても古豪と言われた棋士たちなら恐らくひとめ。


2005.04.26竜王戦1組準決勝 三浦VS行方 手損角換り15歩右玉 No: 7523 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/27 Wed 14:01:22

日時:2005.04.26
棋戦:竜王戦1組準決勝
戦形:手損角換り15歩右玉
先手:三浦弘行
後手:行方尚史

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲2五歩
*三浦は25歩で。
▽8八角成 ▲同 銀 ▽2二銀 ▲1六歩
*受けると棒銀
▽3三銀
*フツー受ける。棒銀なら42飛で裏番組より後手に選択肢は増える。
▲1五歩
*深浦と同じ。相手が行方ならこれで勝てる。
▽6二銀
*マケマスタ。
▲4八銀
*15歩でアイコ仕掛け銀なら先手必勝
▽6四歩 ▲4六歩 ▽6三銀 ▲4七銀 ▽4二玉 ▲3六歩
▽7四歩 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲7八金 ▽9四歩 ▲2九飛
▽9五歩
*B級路線で流行った先手の右玉戦法を知らないらしい。
▲7七銀 ▽5二金 ▲4八金 ▽5四銀 ▲4九玉 ▽3一玉
▲3八玉 ▽4四歩 ▲5六歩 ▽6五歩
*敗着。千日手が好きな三浦に同調すべき。
▲6六歩 ▽同 歩
*悪手。
▲同 銀 ▽6二飛 ▲6九飛 ▽2二玉
*緩手
▲6四歩 ▽7三桂 ▲5五歩 ▽4三銀 ▲5七銀 ▽6五歩
▲5六銀直 ▽5四歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲5五歩 ▽4三銀
▲7七桂 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽3四歩 ▲同 歩 ▽同銀右
▲3六歩 ▽3五歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲1七角 ▽3六歩
▲3五角 ▽3七歩成 ▲同 金 ▽4三金右 ▲6三歩成 ▽同 飛
▲5二銀 ▽6二飛 ▲4三銀成 ▽同 金 ▲4五歩 ▽3四銀打
▲5七角 ▽3五桂 ▲同 角
*三浦絶好調。
▽同 銀 ▲3六歩
*二枚換え成功
▽同 銀 ▲同 金 ▽3五歩 ▲同 金 ▽5七角
*生角二枚でこんな手しかない行方
▲3六金 ▽3四金 ▲6七金 ▽7八角 ▲5七金 ▽6九角成
▲3五歩 ▽3七歩 ▲同 玉 ▽投了
97手で先手の勝ち


名人戦第2局 興業棋士羽生の別の顔 三重に仕組まれたワナ No: 7522 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/04/27 Wed 11:29:08

世間はチョロイ。第2局で羽生がナニしたか?
ハブは故意に緩手と悪手を積み重ねて森内に勝たせた。
名人戦第2局の三日前に行なわれた当家の実況&分析にはこう書いてある。
>2005.04.22竜王戦1組出場決定戦 丸山vs羽生 横歩取り85飛
「よこもここまで指せたものと呆れる。夕食にヘンなモノを喰ったかもしれない。あの歩を突くとは異常。コレで丸山がポカしたら雲仙の悲劇を上回るどころか棋史に残る」
これはそのまま丸山と羽生の名前を入れ換えれば名人戦第2局にぴったりあてはまる。昨日は福崎が衛星放送でハッキリ旅館のメシがマズイと公言している。主催紙は貧乏なので宿代を値切る習性がある。そこでいつものように宿側がネタを落として経費削減をする場合が有り得る。温泉旅館など次々に閉鎖している不景気なご時世。そんな事情も顧みずに初めて封じ手を開封して有頂天になった福崎は旅館の首を締めるようなことを平然とNHK衛星放送で言ってのけた。メシの恨みは人間を狂わせる。ウラメシアというほど。元から狂った人間ならちょうど相殺しあうが福崎は根がドコモすぎた。
羽生の棋士としての役目は31歩の1手で終わっている。あの1手を見るためだけの当家観戦であった。森内相手の森下羽生79自陣角よりインパクトがある。
すると残りはナニもないので興業将棋をクローズアップさせるのが連盟棋士の仕事。
森内の96歩はこれくらいしか残っていない。77銀となぜしなかったのかさえ知っていればすぐに導ける結論。3手かけた森内の94歩は故意の悪手なので羽生はそこに眼をつけた。
後世では31歩が再び論議される。こんな手を指されては羽生に勝てないのは当たり前と。普通に勝っては記憶に残りにくい。
そこで故意に負ける必要がある。羽生は故意のポカを装ったことになる。名人戦第2局の前日に放映されたNHK杯における松尾の故意のポカと同質。
>2005.04.24NHK杯 先崎VS松尾 相矢倉
あの対局ではNHKの音声編集があった。終了場面では勝った先崎も駒台に手をあてて頭を下げている。先崎は松尾の投了代りの故意の二歩を見て怒って投了の声を出したと推測できる。誰も反則に気がつかないで投了した場合は投了した方が負けだが、NHK杯では反則側を負けにする。時間切れの反則でブザーを鳴らされ直後に慌てて投了したコバケンはマンマで伝説となったが、羽生の研究弟子松尾の場合はひどすぎた。先崎は松尾の二歩を見て「マケマスタ」と言ったであろう。だから音声を消す必要があった。窪田がネタバレをして懲戒免職寸前となった椿事とはそのことであろう。勝ったのになぜ投了するのかと。二歩だけならチンポと言えば済む。
故意の反則手という行為は二重に許し難い。棋譜再生ソフトが反則手を受け付けない場合があるので記録として不具合が生じてしまう。だから当家では98手目36歩と言う手を別記する必要があった。
昨日福崎がしきりに36歩で二歩のネタを名人戦第2局解説で強調していたのもこのNHK杯の二歩椿事とオーバーラップさせている。

では最後にトドメ。
羽生は故意に負けたときに必ず言う捨てセリフがある。
「どこが敗因かまだよくわかりません」
もうひとつオマケ。
なぜ羽生がもしかしたら封じ手が敗因かもしれないと述べたのか?
それは当家の実況&分析にすべて答えが書いてある。
この仕掛けは三重に仕組まれたワナ。