国内線でファーストクラスを味わう2

ANA Super Style B747−400
NH661便


国内線とは言え、バーカウンターでワインを嗜めば”地上を忘れてしまいそう”な気分に浸れます!

 ファーストクラスが装備された国際線機材が国内線で使われる場合がありますが、その場合ファーストクラスの座席はスーパーシートとして利用することが出来ます。05年9月からANAの国際線仕様B747−400スーパースタイル機が羽田ー長崎線に入っているので機材が変更にならない内に搭乗してみました。
なお今回も撮影にあたりましてはチーフCAさん並びに各CAさんに多大なるご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 

『First Class』
ANA Super Styleのファーストクラスは国内線スーパーシートであれば27席が並ぶ空間に僅か15席の座席しか並ばない究極の空間です。


『First Class』
ファーストクラスエリアに一歩足を踏み入れるとまずはシートピッチの広さに驚かされます。一人で窓四つを独占出来るのはファーストクラスだけの特権です。


『Full Flat Seat』
現在ファーストクラスの座席はプライベート空間を重視したソロシートが主流となっているので2人掛シートは一昔前の座席に見えてしまいます。それでも前後を全く気にせずフルフラットに出来る余裕のシートピッチはファーストクラスならではの貫禄を感じることが出来ます。


『バーカウンター』
ジャンボジェットが登場した頃の国際線B747のアッパーデッキはファーストクラス専用のラウンジでした。この747−400ニュースタイル機では往時を彷彿させるようなバーコーナーがアッパーデッキ階段下に設けられています。

『ファーストクラス内のバーカウンター』
シートマップを見るとファーストクラス内にもバーカウンターが設けられていることになっていますが、スタンドバーではなく、レセプションカウンターとして使用しているそうです。

『ビジネスコーナー』
アッパーデッキはビジネスクラスの座席が並びますが、後部にはビジネスコーナーが設けられています。ファクシミリや電話、パソコン用電源が完備されています。

『Super Style,CLUB ANA』
サービス内容はエコノミークラスと同じですが、国際線機材による国内線運用ではビジネスクラス席がエコノミー料金で利用出来る点は大きな魅力です。

『スーパーシートプレミアムこだわりの軽食』
国内線スーパーシートプレミアムも空の旅の一番の楽しみは機内食です。ファーストクラスではテーブルクロスが敷かれた上にコース料理の皿が運ばれますが、今日はスーパーシートプレミアムご自慢の軽食です。

『ワイン』と『SKY SNACK』
自席でスーパーシートプレミアムこだだわりの軽食をいただいた後はバーカウンターへ席を移してワインとSKY SNACKを楽しみました。


 羽田ー長崎間のスーパーシートプレミアム運賃はスーパーシートプレミアム特割運賃を使用しても福岡線よりはかなり割高です。しかしファーストクラスの高額料金を考えれば、サービスのソフト面がスーパーシートプレミアムサービスとはいえ『国内最上級の空の旅』に間違いなく、更には搭乗時間が1時間50分(時刻表上)もあるので成田ー伊丹間に比べる十二分にファーストクラス気分を満喫することが出来ました。

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