1997年3月〜4月には0等級ほどになり、都会の空でも肉眼で見ることができました。
1997年3月9日
撮影データ
撮影日時:1997年3月9日
撮影地:千葉県某所
露出:10分
オリンパスOM-1
ズイコー200mm F4
フジカラーG-400ACE
タカハシP-2でガイド
3月9日、明るさは0等程度。
肉眼では尾がぼんやりと3度位見えていました。
双眼鏡では10度ほどのイオンの尾と3度ほどのダストの尾がわかります。ただし、イオンの尾はちょっと見ただけでは4度程度しか見えず、その先の淡い部分は明るい双眼鏡でじっくり見ないとわかりません。
望遠鏡(口径6cm屈折)で100倍程度に拡大すると、核の南側に明るい部分と暗い部分の交互に続いた不思議な構造が見えました。
1997年2月15日
撮影データ
撮影日時:1997年2月15日4時50分 (JST)
撮影地:千葉県某所
露出:10分
オリンパスOM-1
ズイコー200mm F4
フジカラーG-400ACE
タカハシP-2でガイド
2月15日、1.5等ほどで、肉眼では恒星よりもややぼやけた姿。尾は肉眼では見えず。双眼鏡で2〜3度のイオンの尾と、かすかなダストの尾が確認できました。望遠鏡では、核から吹き出した物質が流されて螺旋を描き、次第に尾になっていく様子が見事に見えます。