今日、一般的な動力源として、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が広く用いられています。しかしながらこれらのエンジンの排出する排気ガスは大気を汚染し、発生する騒音などの公害は大きな社会問題となっています。
一方、外燃機関であるスターリングエンジンは、排気ガスは内燃機関に比べて非常にクリーンであり、非常に静かに作動します。さらに外燃機関であることから、石油以外にも地熱、温泉熱等、あらゆる熱源を用いることができます。このような特徴から、スターリングエンジンは次世代のエンジンとして研究開発され、実用化されることが期待されています。