1996年4月20日(土)
大阪大学(豊中キャンパス)学生会館
生きてゆくために必要な
水や食料がなかったり、
あなたに危害を加えそうな
外敵がいれば、(少し不安だが)
血沸き肉おどる思い出深い日々を
おくることができる。
ところがそこには
水も食料もふんだんにあるのである。
平温そのもの、
ある意味でマヌケな日々が
あなたを待っているのである。
そして、あなたは何かを待つことになる。
たとえば沖を通りがかるジャリ運搬船とか、
低空で飛行する「朝日」のヘリコプターとか・・・。
流されてくる誰かとか、流されてくるゴミとか・・・。
昨日とはちがう雲の流れとか、
昨日とはちがう風の流れとか・・ ・。