実況&分析マシュダ一家
相掛り縦歩取り考1-15
2005.07.27A級順位戦2回戦 郷田VS藤井 対四間居飛車55角
2005.07.27竜王戦準々決勝   木村VS阿部 相掛り縦歩取り77金

相掛り縦歩取り考01 ドッチもダメのジレンマ
相掛り縦歩取り考02 日本将棋連盟は節約嫌い
相掛り縦歩取り考03 横歩売りか横歩買いか?
相掛り縦歩取り考04 保証人を「師匠」と呼ぶ
相掛り縦歩取り考05 身内の掟のみが善の極楽
相掛り縦歩取り考06 限定極楽か底ナシ極貧か
相掛り縦歩取り考07 納豆の粘りかスードンか
相掛り縦歩取り考08 金持ちと貧乏は相対価値
相掛り縦歩取り考09 蚊-振り飛車-障害物競争
相掛り縦歩取り考10 光速の千日手手順に喝采
相掛り縦歩取り考11 引き分けを嫌う興業組織
相掛り縦歩取り考12 千日手打開に同情は禁物
相掛り縦歩取り考13 詰めろ逃れと角捨て妙技
相掛り縦歩取り考14 信頼がない棋士達の場合
相掛り縦歩取り考15 A級棋士同士が戦う場合


相掛り縦歩取り考15 A級棋士同士が戦う場合 No: 7963 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 23:40:08

相掛り縦歩取り考察15 A級棋士同士が戦う場合

さてその後の郷田藤井は千日手指し直しでもやっているかと思ったら郷田がアタマ来て41手目先に22角。木村さえ今日は82角など打たなかったと言うのに郷田も大人げない。おかげで藤井はバーカと言いながら香を逃げた。相手が羽生なら色っぽくバカと囁く。後手が渡辺明なら単にフンと鼻で笑う。
そこで郷田も千日手手順をついに披露。

先手:76手目63飛
後手:77手目74金
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽7二銀 ▲6八玉 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽3二銀
▲7八玉 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽6二玉 ▲5七銀 ▽6四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲3六歩 ▽7一玉 ▲5五角 ▽6二飛
▲3七角 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽1四歩 ▲6七金 ▽5二金左
▲8八玉 ▽5四銀 ▲7八金 ▽4五銀 ▲2六飛 ▽1五角
▲1六飛 ▽3七角成 ▲同 桂 ▽5四銀 ▲2二角 ▽1三香
▲4四角成 ▽2八角 ▲4五桂 ▽6三飛 ▲5五歩 ▽同角成
▲同 馬 ▽同 銀 ▲3五歩 ▽2七角 ▲4六歩 ▽6五歩
▲同 歩 ▽1五歩 ▲2六飛 ▽3八角成 ▲2二角 ▽6六歩
▲同 銀 ▽同 銀 ▲同 金 ▽3七馬 ▲2九飛 ▽4六馬
▲4四角成 ▽4三歩 ▲3四馬 ▽5五銀 ▲7五金 ▽7四歩
▲同 金 ▽6五飛 ▲7五金 ▽6三飛 ▲7四金 ▽6五飛
▲7五金 ▽6三飛 ▲7四金 ▽6五飛 ▲7五金 ▽6三飛
▲7四金 ▽6五飛 ▲千日手
86手で指し直し。

恐らく藤井は感想戦で77手目74銀で困るデショと必ず言う。ゴーダは薄い後頭部に手をやって「イヤー千日手にしよーカナっと」と裏声でつぶやく。藤井のボーフラ千日手戦略をファルセットで暗にからかってみたい。
藤井にしてみればゴーダが77手目74金で「どひゃーひどすぎる」と地声でボヤいているのでゴーダの打開41手目22角に申し訳なかったと勘違いしている。そこで飛車を切ってしまった。
感想戦の最後ではこーなる。「やはり37角成は無理でしたね」
つまり藤井の戦略は千日手狙いでしかなくゴーダ打開で一時的に優勢になっても当家の最初の変化に戻る。ご苦労さま。

日時:2005.07.27
棋戦:A級順位戦
戦形:対四間居飛車55角 37手目16飛
先手:
ゴーダの豪打
後手:
ボーフラ藤井
▲7六歩    ▽3四歩    ▲2六歩    ▽4四歩    ▲4八銀    ▽4二飛
▲5六歩    ▽7二銀    ▲6八玉    ▽9四歩    ▲9六歩    ▽3二銀
▲7八玉    ▽4三銀    ▲5八金右  ▽6二玉    ▲5七銀    ▽6四歩
▲2五歩    ▽3三角    ▲3六歩    ▽7一玉    ▲5五角    ▽6二飛
▲3七角    ▽8二玉    ▲6六歩    ▽1四歩    ▲6七金    ▽5二金左
▲8八玉    ▽5四銀    ▲7八金    ▽4五銀    ▲2六飛    ▽1五角
▲1六飛    ▽3七角成  ▲同 桂    ▽5四銀    ▲2二角    ▽1三香
▲4四角成  ▽2八角    ▲4五桂    ▽6三飛    ▲5五歩    ▽同角成
▲同 馬    ▽同 銀    ▲3五歩    ▽2七角    ▲4六歩    ▽6五歩
▲同 歩    ▽1五歩    ▲2六飛    ▽3八角成  ▲2二角    ▽6六歩
▲同 銀    ▽同 銀    ▲同 金    ▽3七馬    ▲2九飛    ▽4六馬
▲4四角成  ▽4三歩    ▲3四馬    ▽5五銀    ▲7五金    ▽7四歩
▲同 金    ▽6五飛    ▲7五金    ▽同 飛    ▲同 歩    ▽5六銀
▲7七銀    ▽7六歩    ▲同 銀    ▽6六金    ▲2六飛    ▽5五馬
▲5六飛    ▽同 金    ▲7七銀    ▽4六飛    ▲4一飛    ▽6六金
▲6七銀    ▽同 金    ▲同 金    ▽4八飛成  ▲7八金    ▽6四銀
▲6六銀    ▽2二馬    ▲4四歩    ▽5一金寄  ▲4三歩成  ▽4一金
▲5二と    ▽7五銀    ▲4四歩    ▽6四飛    ▲7五銀    ▽6七飛成
▲6八歩    ▽投了
109手で先手の勝ち


相掛り縦歩取り考14 信頼がない棋士達の場合 No: 7962 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 23:03:54

相掛り縦歩取り考察14 信頼がない棋士達の場合

阿部のように加藤一二三をテレビで貶めるような棋士はハナから信頼されていない。90手目の局面はどう指しても先手勝ちは動かない。そもそも70手目に54同飛と取れないような棋士はA級には一人もいない。だから阿部は万年B級棋士。と金を53地点に作らせたらひとめ負けに決まっている。誰か阿部に教えてあげたらいい。「53のと金に負けナシ」と。それをかつて覆す変化を出したのは当家のみ。勝敗が決まったらあとは二人で演技して盛り上げないと今日の客も二度と戻ってこない。ところが実戦では以下のタコ変化となった。

日時:2005.07.27
戦形:相掛り縦歩取り
棋戦:竜王戦本戦準々決勝
先手:キムカズ式イビリ
後手:アベ式ドスコイ
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲3八銀 ▽3四歩
▲2七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲3六銀 ▽5二玉
▲7六歩 ▽7四飛 ▲7七金 ▽8三銀 ▲8六歩 ▽8四飛
▲8七金 ▽7四銀 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲7七桂 ▽3三桂
▲1六歩 ▽8二飛 ▲7八銀 ▽6四角 ▲6六歩 ▽8六角
▲同 金 ▽同 飛 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲9七角 ▽8四飛
▲8五歩 ▽4四飛 ▲7四歩 ▽同 銀 ▲1七角 ▽5四飛
▲5八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽7六金 ▲9七角 ▽8六歩
▲5六歩 ▽7五銀 ▲5五歩 ▽7四飛 ▲6五桂 ▽4四歩
▲5三桂成 ▽同 玉 ▲5四歩 ▽6二玉 ▲5三歩成 ▽7二玉
▲4八玉 ▽5七歩 ▲同 飛 ▽6六銀 ▲5九飛 ▽5七桂
▲7七歩 ▽8七金 ▲6七歩 ▽7八金 ▲6六歩 ▽4九桂成
▲同 玉 ▽7七飛成 ▲8四歩 ▽8二玉 ▲5四飛 ▽7四銀
▲7五歩 ▽6八龍 ▲4八桂 ▽7五銀 ▲5二と ▽7二金
▲6一銀 ▽4三金 ▲4四飛 ▽投了
99手で先手の勝ち


キムカズは毛も芸もない75歩。しかも阿部は68龍。こんなタコ歩は同龍と取って構わない。阿部はとことん自分勝手な棋士。阿部が信頼されていればキムカズはうまく見せ場を作ってくれた。先ほどのオチなし変化にはこういう分岐もある。

日時:2005.07.27
戦形:相掛り縦歩取り
棋戦:マシュダ一家清酒杯
 康光棋聖防衛祝賀会二次会
先手:39角捨て妙技2+と金
後手:バックブロード55龍 詰めろ逃れの詰めろ2
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲3八銀 ▽3四歩
▲2七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲3六銀 ▽5二玉
▲7六歩 ▽7四飛 ▲7七金 ▽8三銀 ▲8六歩 ▽8四飛
▲8七金 ▽7四銀 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲7七桂 ▽3三桂
▲1六歩 ▽8二飛 ▲7八銀 ▽6四角 ▲6六歩 ▽8六角
▲同 金 ▽同 飛 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲9七角 ▽8四飛
▲8五歩 ▽4四飛 ▲7四歩 ▽同 銀 ▲1七角 ▽5四飛
▲5八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽7六金 ▲9七角 ▽8六歩
▲5六歩 ▽7五銀 ▲5五歩 ▽7四飛 ▲6五桂 ▽4四歩
▲5三桂成 ▽同 玉 ▲5四歩 ▽6二玉 ▲5三歩成 ▽7二玉
▲4八玉 ▽5七歩 ▲同 飛 ▽6六銀 ▲5九飛 ▽5七桂
▲7七歩 ▽8七金 ▲6七歩 ▽7八金 ▲6六歩 ▽4九桂成
▲同 玉 ▽7七飛成 ▲8四歩 ▽8二玉 ▲5四飛 ▽7四銀
▲8三銀 ▽9三玉 ▲7四銀成 ▽同 歩 ▲6三と ▽6八龍
▲5八歩 ▽6九金 ▲7四飛 ▽5九龍 ▲3八玉 ▽5八龍
▲2七玉 ▽3八銀 ▲2六玉 ▽5五龍 ▲3九角 ▽2五金
▲1七玉 ▽3六金 ▲同 歩 ▽2五桂 ▲2六玉 ▽3五銀
▲2五玉 ▽2四銀 ▲2六玉 ▽2五龍 ▲3七玉 ▽2七龍
▲4六玉 ▽4七龍 ▲5五玉 ▽4五龍 ▲6四玉 ▽%9 3蒲ケ
125手で先手の勝ち

オチ2は116手目36銀で後手勝ち。しかし阿部は一回負けているのでそこはウィンクでもすればうまく116手目24銀としてくれる。竜王戦でも阿部は羽生に負けてくれたくらいだから。その代り羽生は阿部の結婚式を盛り上げてくれた。そんなデマあらへんと阿部が言うならもっと簡単。そんなアベちゃんでは先手玉を寄せれられない。ここまで読んだのがその証拠。オチ1はバックブロード直後に尻金で5手詰め。アベは尻洗って出直して来いと言う極めて下品なシメ。レンタル掲示板では猥褻物扱いとされた。キムカズ相手にブーハさえ1手詰みを逃したのが成金竜王戦なので5手詰逃しならまだマシな方であろう。
先手37手め16歩によって17地点が角打+玉の逃げ場になるというドラマチックなどんでん返し。逆に言うと阿部はこの37手め16歩が緩手と見て角を捨てて攻めた。その次点で裏番組同様負け。0ナンバーは次回へ持ち越し。
キムカズもせっかくここまで指したのに最後はいつもの悪いクセがでてしまった。惜しい。マシュダ賞候補寸前だったのに。
オチは最低みっつないとダメとミックンも言っている。そこでオチ3は変化1で110手35角。やはり尻金。どこまでも尻に火がつくホタル。四冠王ならオチをよっつ以上用意している。藤井相手の羽生がそうだった。>2004.04.23竜王戦1組2回戦 死への13階段
110手め35角を阿部が気がつくとも思えないが、相手がそれを察したかどうかは狂乱角を39銀と取る時の手つきですぐに判る。その場合109手目は73と金とはしない。代わりに34歩のアタマに35銀と打つ。阿部なら一瞬顔をしかめてから「タダやん」と相手をニラミ倒して110手目同歩と取って逆転される。タダほど怖いモモはない。喰うと死ぬ。110手目は同龍と切る。以下17地点の先手の安住の地が墓場になる。

言い掛り縦太り 死の13階段
日時:2005.07.27
戦形:相掛り縦歩取り
棋戦:マシュダ一家清酒杯
 康光棋聖防衛祝賀会3次会
先手:39角捨て+35銀捨て=ミス待ち
後手:詰めろ逃れの詰めろ55龍=英霊
▲2六歩    ▽8四歩    ▲2五歩    ▽8五歩    ▲7八金    ▽3二金
▲2四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽2三歩    ▲2八飛    ▽8六歩
▲同 歩    ▽同 飛    ▲8七歩    ▽8四飛    ▲3八銀    ▽3四歩
▲2七銀    ▽9四歩    ▲9六歩    ▽7二銀    ▲3六銀    ▽5二玉
▲7六歩    ▽7四飛    ▲7七金    ▽8三銀    ▲8六歩    ▽8四飛
▲8七金    ▽7四銀    ▲2二角成  ▽同 銀    ▲7七桂    ▽3三桂
▲1六歩    ▽8二飛    ▲7八銀    ▽6四角    ▲6六歩    ▽8六角
▲同 金    ▽同 飛    ▲7五歩    ▽8三銀    ▲9七角    ▽8四飛
▲8五歩    ▽4四飛    ▲7四歩    ▽同 銀    ▲1七角    ▽5四飛
▲5八飛    ▽8六歩    ▲同 角    ▽7六金    ▲9七角    ▽8六歩
▲5六歩    ▽7五銀    ▲5五歩    ▽7四飛    ▲6五桂    ▽4四歩
▲5三桂成  ▽同 玉    ▲5四歩    ▽6二玉    ▲5三歩成  ▽7二玉
▲4八玉    ▽5七歩    ▲同 飛    ▽6六銀    ▲5九飛    ▽5七桂
▲7七歩    ▽8七金    ▲6七歩    ▽7八金    ▲6六歩    ▽4九桂成
▲同 玉    ▽7七飛成  ▲8四歩    ▽8二玉    ▲5四飛    ▽7四銀
▲8三銀    ▽9三玉    ▲7四銀成  ▽同 歩    ▲6三と    ▽6八龍
▲5八歩    ▽6九金    ▲7四飛    ▽5九龍    ▲3八玉    ▽5八龍
▲2七玉    ▽3八銀    ▲2六玉    ▽5五龍    ▲3九角    ▽同銀不成
▲3五銀打  ▽同 龍    ▲同 銀    ▽2五銀    ▲2七玉    ▽2八金
▲1七玉    ▽2六角    ▲同 銀    ▽同 銀    ▲同 玉    ▽3五銀
▲1七玉    ▽2五桂    ▲投了
122手で後手の勝ち

歩を三枚残す13手詰め。玉がどこに逃げても同じ。33桂が主役。


相掛り縦歩取り考13 詰めろ逃れと角捨て妙技 No: 7961 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 22:27:06

相掛り縦歩取り考察13 詰めろ逃れと角捨て妙技

興業将棋のクライマックスは詰めろ逃れの詰めろ。これを一発カマスと負けても拍手喝采が来る。その場合先手がヒルムと逆転するので大技で返す。それが大駒タダ捨て必殺狂乱の角
今日の竜王戦は現在90手目まで公開中だが当家が即興で最後まで作るとこうなる。

日時:2005.07.27
戦形:相掛り縦歩取り
棋戦:マシュダ一家清酒杯
 康光棋聖防衛祝賀会1次会
先手:39角捨て妙技1+と金
後手:バックブロード55龍 詰めろ逃れの詰めろ1
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲3八銀 ▽3四歩
▲2七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲3六銀 ▽5二玉
▲7六歩 ▽7四飛 ▲7七金 ▽8三銀 ▲8六歩 ▽8四飛
▲8七金 ▽7四銀 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲7七桂 ▽3三桂
▲1六歩 ▽8二飛 ▲7八銀 ▽6四角 ▲6六歩 ▽8六角
▲同 金 ▽同 飛 ▲7五歩 ▽8三銀 ▲9七角 ▽8四飛
▲8五歩 ▽4四飛 ▲7四歩 ▽同 銀 ▲1七角 ▽5四飛
▲5八飛 ▽8六歩 ▲同 角 ▽7六金 ▲9七角 ▽8六歩
▲5六歩 ▽7五銀 ▲5五歩 ▽7四飛 ▲6五桂 ▽4四歩
▲5三桂成 ▽同 玉 ▲5四歩 ▽6二玉 ▲5三歩成 ▽7二玉
▲4八玉 ▽5七歩 ▲同 飛 ▽6六銀 ▲5九飛 ▽5七桂
▲7七歩 ▽8七金 ▲6七歩 ▽7八金 ▲6六歩 ▽4九桂成
▲同 玉 ▽7七飛成 ▲8四歩 ▽8二玉 ▲5四飛 ▽7四銀
▲8三銀 ▽9三玉 ▲7四銀成 ▽同 歩 ▲6三と ▽6八龍
▲5八歩 ▽6九金 ▲7四飛 ▽5九龍 ▲3八玉 ▽5八龍
▲2七玉 ▽3八銀 ▲2六玉 ▽5五龍 ▲3九角 ▽同銀不成
▲7三と ▽2五金 ▲1七玉 ▽2六角 ▲2七玉 ▽3六金
▲同 歩 ▽2八銀成 ▲同 玉 ▽5八龍 ▲3八桂 ▽3九銀
▲2七玉 ▽3八龍 ▲同 玉 ▽4八角成 ▲2七玉 ▽投了
125手で先手の勝ち

106手55龍が詰めろ逃れの詰めろ。これを見せないと85桂で後手玉が詰むのでその詰めろを龍の横利きで消している。そして反対側の25金打の先手玉の詰みを見せている。そこで先手が大技39角のタダ捨て。17玉への脱出ルートを作成しつつ次に65歩で詰めろ逃れの必死を見せている。その角を取って後手は最後の猛攻だが119手目桂合いで即詰みを逃れて先手勝ち。互いに秘技を見せあってチャンチャンなら興業主と客は喜ぶ。


相掛り縦歩取り考12 千日手打開に同情は禁物 No: 7960 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 21:54:24

相掛り縦歩取り考察12 千日手打開に同情は禁物

先ほどの対四間居飛車55角で後手が最初に打開するとどうなるか?
藤井が相手だと当家ではこうなる。

先手:38手目37角成
後手:41手目26飛
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽7二銀 ▲6八玉 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽3二銀
▲7八玉 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽6二玉 ▲5七銀 ▽6四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲3六歩 ▽7一玉 ▲5五角 ▽6二飛
▲3七角 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽1四歩 ▲6七金 ▽5二金左
▲8八玉 ▽5四銀 ▲7八金 ▽4五銀 ▲2六飛 ▽1五角
▲1六飛 ▽3七角成 ▲同 桂 ▽5四銀 ▲2六飛 ▽投了
41手で先手の勝ち

藤井と言う棋士は根が小心者なので40手目に54銀と逃げる。そこで悠然と飛車を戻せば次の24歩を後手が受けるには自陣角しかない。それではアンマリなので藤井は敵陣に打つことをまず考える。後手59角なら先手は28角と受けて次の24歩や68銀上げを見せて勝ち。38角なら58角と受けてやはり先手勝ち。そこで後手は最後の手段を披露する。即ち42手目49角打。

先手:41手目26飛
後手:42手目49角打
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽7二銀 ▲6八玉 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽3二銀
▲7八玉 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽6二玉 ▲5七銀 ▽6四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲3六歩 ▽7一玉 ▲5五角 ▽6二飛
▲3七角 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽1四歩 ▲6七金 ▽5二金左
▲8八玉 ▽5四銀 ▲7八金 ▽4五銀 ▲2六飛 ▽1五角
▲1六飛 ▽3七角成 ▲同 桂 ▽5四銀 ▲2六飛 ▽4九角
▲2四歩 ▽3八角成 ▲5九角 ▽4九馬 ▲6八角 ▽3八馬
▲5九角 ▽4九馬 ▲6八角 ▽3八馬 ▲5九角 ▽4九馬
▲6八角 ▽3八馬 ▲5九角 ▽千日手
57手で指し直し。

これは先の千日手手順より10手も多く指せる千日手なので藤井のタコ芝居はバレないで済む。むしろ37角成で打開したと言い訳できる。藤井はかつてのミスター竜王なので10手分がシリに生えた舌。ゴーダもかつて王位なのでどこかで打開しないと笑われる。


相掛り縦歩取り考11 引き分けを嫌う興業組織 No: 7959 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 19:17:04

相掛り縦歩取り考察11 引き分けを嫌う興業組織

ところが本日の阿部は死んでも28手目に84飛とは戻さない。それでは子供にもやりたいことがバレてしまう。阿部なら二言目に必ず「アマチュアの方にはわからないでしょうが」と言う。それを言うことが日本将棋連盟の興業棋士としての掟なのであった。その操の証しとして彼等は千日手を無効試合とする。それどころか最初から千日手を目指す棋士を仲間とは認めない。そのクセ後手番なら千日手も仕方ないなどと言う。彼等は入社前からその二枚舌手術を施されている。八段以上になると三枚舌。タイトル保持者クラスになるとオシリにも舌が生えている。連盟棋士とはその舌をカラメあって仲間意識を育む。勝っても負けても構わない。誰か負けないと興業が続かない。しかし千日手と引き分けを先天的に嫌う組織が日本将棋連盟であった。


相掛り縦歩取り考10 光速の千日手手順に喝采 No: 7958 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 18:47:43

相掛り縦歩取り考察10 光速の千日手手順に喝采

先手が後手に縦歩取りを見せる場合は後手が33金と受ける。つまり後手は縦歩を取らせない。後手が先手に縦歩取りを見せて同様に取らせなかった場合千日手が有り得る。
先手:27手目77金
後手:相掛り縦歩取り
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛 ▲3八銀 ▽3四歩
▲2七銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽7二銀 ▲3六銀 ▽5二玉
▲7六歩 ▽7四飛 ▲7七金 ▽8四飛 ▲7八金 ▽7四飛
▲7七金 ▽8四飛 ▲7八金 ▽7四飛 ▲7七金 ▽8四飛
▲7八金 ▽千日手
37手で指し直す。

今日はもうひとつサンプルがある。
先手:対四間居飛車55角 37手目16飛
後手:38手目33角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽4二飛
▲5六歩 ▽7二銀 ▲6八玉 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽3二銀
▲7八玉 ▽4三銀 ▲5八金右 ▽6二玉 ▲5七銀 ▽6四歩
▲2五歩 ▽3三角 ▲3六歩 ▽7一玉 ▲5五角 ▽6二飛
▲3七角 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽1四歩 ▲6七金 ▽5二金左
▲8八玉 ▽5四銀 ▲7八金 ▽4五銀 ▲2六飛 ▽1五角
▲1六飛 ▽3三角 ▲2六飛 ▽1五角 ▲1六飛 ▽3三角
▲2六飛 ▽1五角 ▲1六飛 ▽3三角 ▲2六飛 ▽千日手
47手で指し直す。

上が本日の木村阿部戦、下が本日の郷田藤井戦のひとつの在り方。
A級棋士はB級棋士に比べて10手分多く芝居するという結果になる。
先手は千日手は困る。後手はその弱点を煽る。千日手を好む後手の傾向は先手の勝率が高い上位棋士になればなるほど深刻になる。いかに上手く千日手の筋を見せるかという技術になる。ところが上記のような棋譜にしてしまうと後手はその素振りを見せただけで嫌われる。駅のホームで傘でゴルフのス振りをするより嫌われる。果てはカミさんにも逃げられる。ゴーダには逃げるカミさんがいないが飼い猫に逃げられる。
後手は千日手で良いのならば嫌いも好きもない。最短の寄せが好まれるように最短の千日手手順があってもいい。光速の千日手にも拍手喝采であろう。


相掛り縦歩取り考09 蚊-振り飛車-障害物競争 No: 7957 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 16:31:17

相掛り縦歩取り考察9 蚊-振り飛車-障害物競争

マダム藤井で思い出した。今日はA級順位戦で郷田VS藤井。64歩の挑発に55角。64歩は62飛で受ける。先手は2手角の最短手順で玉筋を狙い後手は逆に元からある角筋に先手玉が来るように誘導する。後手の厚化粧女が先手のウブ男を引っ掛けようとしているのだと判る。藤井の手法は産卵前の蚊。飛車をブンブン振り回して郷田を撹乱している。藤井将棋にはヤブカに指された後の妙な不快感がある。それが快感になってしまう場合もある。蚊の幼虫を棒フラと呼ぶ。ボーフラは漢字変換すると孑孑。子の両腕を取った文字がふたつ。棒なので腕がない。それでも水中でフラフラしているので見たまま孑孑と書いた。見るからに気色悪い。しかしまた見たくなる。
相掛り縦歩取りで27手めの角交換は三重苦だがこれを日本人が大好きな偉人列伝文庫のヘレンケラーと読むこともできる。運動会ではPTAの障害物競争に人気がある。目前にぶら下がっているアンパンを喰わないと先に進めない。選手が気になるママさんだとカメラマンパパたちも一斉に気色立つ。人間は障害物に妙な愛着を持つ。スのままでは飽きるので故意に障害を作ってそれを楽しんだりする。


相掛り縦歩取り考08 金持ちと貧乏は相対価値 No: 7956 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 15:55:40

相掛り縦歩取り考察8 金持ちと貧乏は相対価値

こんなことがあった。ある富豪が自宅豪邸で盛大なパーティーを開いた。一皿ウン十万円もする蚊の目玉まで来賓に振る舞った。来賓客はパーティー後に家でウドンを食べた。後で聞くと主賓の富豪も女中に煮込みウドンを作らせて食べていた。ベッドの上の女中が言うのだから間違いない。日本では立食パーティーに行く前に駅前の立ち食いソバ屋で腹ごしらえする習慣がある。泊まりがけのホテルでの立食パーティーなら夕食後にラーメン屋に必ず行くのが日本人。日本将棋連盟関連の立食パーティーで皿をもって走っているのは女流棋士。そのぐらい女流棋士は貧しい。店先で猫用缶詰めのバーゲンに熱い視線を送る時もある。飼い猫が栄養失調で流産したと言う告白さえネタと思われない。ところが皿をもって走る奨励会員は「食欲あるね」と逆に褒められる。これはナニを意味するか?
メスは吸血鬼のようにオスを物色し、オスは吸血鬼になんとか気に入られようと必死に羽ばたく。羽ばたく土壌が99升という世界。
困った。この数字は3パック納豆には致命的であった。


相掛り縦歩取り考07 納豆の粘りかスードンか No: 7955 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 15:39:21

相掛り縦歩取り考察7 納豆の粘りかスードンか

納豆は3パック98円で売っている。99円でないところがニクイ。下手に割り切れると一食33円かと思い詰めてしまう。納豆は詰まない方が味わいがある。将棋では詰むことを清しとする風習があるので「粘る」と言う言葉にマイナーイメージがある。「キムカズらしく粘れ」と言うと侮蔑に近い。逆に納豆は粘りがないと美味しくない。
現在棋界最強の佐藤康光も対局中は朝昼納豆。恐らく当家同様毎日食べている。奥さんも健康管理がラクであろう。
羽生は年収1千万までは実感があったという。確かにそれ以上稼ぐと味わう時間がないので実感も沸かない。彼にとってカネの価値はウドンを喰うときにタヌキかキツネを選択できることにある。タヌキだと当家を読んでいることがバレるので昨日の棋聖戦最終局はキツネとなった。ウドンに油揚げが乗っていることはかなりの贅沢と言える。平均年収前後のサラリーマンには千円亭主が多い。千円亭主は昼にスウドンしか頼まない。彼らは煙代と酒代をそこから引くので昼はスウドンとなる。スードンと読めば最新のヘルシーフードとダイエット中の事務員も思ってくれる。関西棋士ならマンマやねんと言う。将棋の場合はスードンが最も燃費がよい。だから年に1億稼ぐ棋士は対局日以外でもスードンを条件反射的に好む。カミさんが気を利かして買ってきた油揚げは猫のエサにする。


相掛り縦歩取り考06 限定極楽か底ナシ極貧か No: 7954 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 13:50:55

相掛り縦歩取り考察6 限定極楽か底ナシ極貧か

木村は相変らずケチ臭い将棋を指している。深浦でもここまで貧乏根性は見せない。
相掛り縦歩取りでは27手目に先手の選択肢がある。ここで当家は告白しなければならない。実は27手目は当家なら間違いなく77金と指す。それが先手の最善手であるため。角交換すれば手損。しかも縦歩を取らせては歩損。香も取れない僻地の馬。このような三重の損を「ヨッシー」で同意して受け入れることは棋理に反する。
当家では最善手を棋理で追及するので胸を張ってそれが断言できる。
ならば木村を応援すればイイジャンカと諸君は思うかもしれない。
彼は一般連盟棋士なので最善手など指さなくて良い。慶太のように「コレ逃げてはハゲまんな」と言った方が人気出る。
特殊連盟棋士はどうか?
特殊連盟棋士は一人居れば商売が成立する。二人いると商売にならない。彼等のレベルでは千日手になってしまう。当家では持将棋だが。
大山中原だけで日本将棋連盟は商売できた。むしろ二番手が棋理を追及すると興業将棋が成立しない。二番手以下はいかに世間をダマしてラクするかしか考えない。大山中原は故意に負けることができた。番勝負など故意に負けても防衛できると。彼等が言うプロとは技芸をカネにする人間のこと。棋理を追及すると極貧しかない。世間の極楽とは限定社会でしか成立し得ないため。先進国家では換金可能なモノでしか家を構築できない。
限定極楽と底ナシ極貧。どちらも魅力ある。棋士に限らず日本人は4畳半のアパート時代を回想するときが一番幸福そうな顔している。むしろ豪邸は掃除が大変とマダム藤井ならコボすかもしれない。


相掛り縦歩取り考05 身内の掟のみが善の極楽 No: 7953 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 13:05:20

相掛り縦歩取り考察5 身内の掟のみが善の極楽

「羽生善治」の名前は「身内の掟のみを善として治める極楽」と当家では読む。その証拠に羽生は最善手など追及していない。身内の善しか彼には追及できなくなってしまった。悪手を平然と指しても釣りが終盤で還ってくると思っている。昨日の棋聖戦最終局もそうであった。
「オキテバカ」に限って棋理と気合いを混同している。森下が典型。世間の消費者はもっと賢い。新製品がでても性能と値段を見て買うか買わないか決める。ところが売るためならケツのアナ見せても恥ずかしくないのが現在の日本将棋連盟であった。


相掛り縦歩取り考04 保証人を「師匠」と呼ぶ No: 7952 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 13:02:12

相掛り縦歩取り考察4 保証人を「師匠」と呼ぶ

「飲め」&「ヨッシー」とは言わば政治集団やヤクザの団体と似ている。身内にだけ得体の知れない善が存在している。その組織に入る為には杯に血を注ぐ。全身全霊で忠誠を誓わないと決して一員と認めない。その場合棋力は二の次であると言うのが今回の瀬川騒動の実態であった。棋力というのは世間をダマせる程度あればいい。だから試験官は奨励会員やカンキやママでも勤まる。しかし忠誠を誓えない者は決して組織に入れない。それどころか全体主義で排除する。奨励会とは実は棋力よりもその忠誠心を試す機関であった。その証拠に連盟棋士が保証人にならないと奨励会にさえ入会できない。彼等は保証人を「師匠」と呼ぶ。


相掛り縦歩取り考03 横歩売りか横歩買いか? No: 7951 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 12:51:28

相掛り縦歩取り考察3 横歩売りか横歩買いか?

横歩取り戦法とは後手が歩を売って手番を買う戦法と連盟棋士は思い込んでいる。ならば横歩売り戦法と書いてもいい。「横歩取らせ戦法」と言う造語が許されるのはドイツ人と加藤一二三だけ。
ところが横歩を先手は取らなくても良い。その場合横歩を買わないという権利を先手が行使することになる。だから「横歩買い戦法」と書いても良い。現実に連盟棋士は今でも「(横歩買い=)横歩取り戦法」と表記している。
過去4年間のタイトル戦頂上対決では先手が横歩を取らない将棋はなかった。「俺が注いだ酒を飲め」と後手は言う。先手は「目前に出されたものは気合いで戴く」と言う。これはフツーの会話ではない。フツーの会話なら「飲む?」と聞いて「そーね」と答える。「飲め」「よっしゃー」というのが連盟棋士の掟であった。


相掛り縦歩取り考02 日本将棋連盟は節約嫌い No: 7950 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 12:03:25

相掛り縦歩取り考察2 日本将棋連盟は節約嫌い
 
日本将棋連盟は上位者を左に書く書式を取る。当家では先手は左に書く。棋譜で最重要なことは先手後手の明解な表記。だから木村一基七段vs阿部隆八段と書く。先後を書く手間とスペースが省ける。格や段位などむしろどうでもよい。日本将棋連盟や竜王戦倶楽部は自分勝手な金持ちなので当家のような節約は今後も決してしない。
もし日本将棋連盟がマシュダ一家方式を取った場合どのくらいの節約が可能か試算してみた。これは文字数で割ると簡単に出る。アッと驚く結果。ノーネクタイで電気代が節約できる比ではない。人件費まで大幅削減できる。
しかし日本将棋連盟とは上座にドッチが座るかで年中議論している組織であった。谷川さえ阿部のように加藤一二三に向かってブーたれた。名人が上座でないと名人位が泣くと谷川は思っていた。実はただ自分が上座に座りたいだけだったことはその後の事実が示す通り。谷川は永世名人の器ではなかったが年中「超一流と一流の違い」という講義をしていた。こう言う連中を人格者と崇め奉った組織では「節約」など眼中にない。ところが谷川は自分の将棋だけは「節約」を目指した。要するに自分勝手なだけであった。


相掛り縦歩取り考01 ドッチもダメのジレンマ No: 7949 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/07/27 Wed 11:41:48

相掛り縦歩取り考察1 ドッチもダメのジレンマ

本日の竜王戦は木村を応援しようと思ったが27手目77金を見てやめた。やはりコイツは応援しがいがない。ハナから裏切られる。こんなトコは角交換して先週の慶太みたいに82角を打つのが相手への礼儀。
>2005.07.22B1順位戦3回戦 井上vs先崎 相掛り縦歩取り
そこで後手を応援しようと思ったが名前を見ると礼儀知らずの阿部であった。 今日は1局しかないのでタコ倶楽部でも対局者を間違えないであろう。
これではどちらも応援できない。阿部は加藤一二三を貶めた罪の公開懺悔をしない限り当家は決して今後も応援しない。むしろ叩きのめしたい。中原も棋譜でそう断言している。しかしキムカズは応援できない。たとえ丸坊主にしても中味は変わりようがない。棋士は常に詰みと向き合う。キムカズの場合は罪と向き合う。今日は犯罪者同士の刑務所将棋。
仕方ない。どちらも応援できない場合は名前を見ない。その代りに角交換して82角を打つ変化でも作って今日は楽しもう。