MashudaBBS2004.02.16-17
2005.02.16
棋王戦挑戦者決定戦第2局の振り駒 駒が立つことを想定した場合
2005.02.16
玉里の地震  頓死願望
2005.02.17竜王戦1組2回戦 森内VS杉本 穴熊VS四間
名人反逆 55歩

2005.02.17竜王戦1組2回戦森内VS杉本 穴熊VS四間 名人反逆 55歩No: 7281 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/02/17 Thu 23:35:50

2005.02.17竜王戦1組2回戦森内VS杉本 穴熊VS四間 名人反逆
日時:2005.02.17
棋戦:竜王戦1組2回戦
戦形:穴熊VS四間
先手:森内俊之名人
後手:杉本昌隆六段
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽9四歩
▲5六歩 ▽4二飛 ▲6八玉 ▽3二銀 ▲7八玉 ▽6二玉
▲7七角 ▽3三角 ▲2五歩 ▽5二金左 ▲5七銀 ▽9五歩
▲8八玉 ▽7二玉 ▲5八金右 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽4三銀
▲9八香 ▽4五歩 ▲9九玉 ▽4四銀 ▲8八銀 ▽3五銀
▲6八角 ▽2二飛 ▲5五歩 ▽同 角 ▲5六銀 ▽6六角
▲5七金 ▽3三角 ▲4五銀 ▽4三金 ▲7九金 ▽4四銀
▲5六銀 ▽7二銀 ▲4六歩 ▽6四歩 ▲4五歩 ▽5五銀
▲同 銀 ▽同 角 ▲5六歩 ▽3三角 ▲4四銀 ▽同 金
▲同 歩 ▽同 角 ▲4三金 ▽8八角成 ▲同 金 ▽9六歩
▲同 歩 ▽9七歩 ▲同 香 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽9六歩
▲同 香 ▽8五銀 ▲9七金 ▽6五歩 ▲4四角 ▽1二飛
▲5三角成 ▽5二銀 ▲同 金 ▽同 飛 ▲同 馬 ▽同 金
▲4一飛 ▽6九角 ▲7七角 ▽9六銀 ▲同 金 ▽8七角成
▲4四角 ▽5一歩 ▲7一銀 ▽9二玉 ▲9七金 ▽8六銀
▲8七金 ▽同銀成 ▲9六銀 ▽8六成銀 ▲9八飛 ▽8四歩
▲8八玉 ▽9七香 ▲同 飛 ▽同成銀 ▲同 玉 ▽5九飛
▲9四香 ▽9三桂 ▲8二銀成 ▽同 玉 ▲7一角打 ▽8三玉
▲9三香成 ▽同 香 ▲同角成 ▽同 玉 ▲7一角成 ▽8三玉
▲9四銀 ▽7四玉 ▲4四飛成 ▽6四角 ▲同 龍 ▽投了
119手で先手の勝ち

夕食後杉本は46手目64歩。ひどい。44銀とまるで方向性が違う。
47=45歩。夕食前の当家変化と同じ。単調なのでUPナシ。
48=55銀。行くしかない。
51=56歩。ここで歩を惜しんで56金は角切り+56銀で逆転。
53=44銀。森内やり放題。
57=43金。角が死んでいる。
58=88角成。死んだ角は切るしかない。モタレなら39銀が先。
60=96歩。ダメな手。ひとめ97金で受かる。銀では78地点は怖くない。対シーザーでもこんな進行で杉本は負けた。久保のマネする場所はとっくに過ぎた。以下もボツ手順通り進行。
70=65歩。夕食後の64歩が無意味では泣けないので。
71=44角。すべて想定手順。
74=52銀。最後のお願い。金がないと話にならない。
以下森内の温情でアッサリ清算。ギャラリー向けに形を作れと。
80=69角。端攻めで歩を3枚捨てたツケ。
86=51歩。87馬でなんとか入手した1歩で最後の抵抗。
89=97金。形を決めてから攻めさせて駒入手。先手陣は28飛が守護神。
90=86銀。この展開は森内ならひとめ楽勝。
94=86成銀。ここで下がる位なら馬を残すべき。
95=98飛。王将戦のパロディー。
97=88玉。84歩が緩手なので催促。
98=97香。悪手。歩切れなので杉本も切れた。清算は大歓迎。
結局65歩も無意味。森内は勝ちにこだわらなかったから55歩だったはず。64歩など指したら負かしてくれと言っているようなモン。ここまでボコボコにされた杉本は初めて見る。55歩とは竜王戦と王将戦の延長の指し方。最強のタイトルホルダーとしてエンタ将棋を覚えて森内は一皮むけた。棋聖戦で康光相手に味をしめたのかもしれない。悪く言えば相手を見て指している。


杉本の敗因2は43金 No: 7280 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  05/02/17 Thu 18:59:35

34歩を死守するために四間特有の受け手を見せたのが間違い。
34歩を取らせてもいいように指すべき。最強手は中空三角理論なら32飛。34銀なら無論角切り王手で二枚換え。森内55歩はいくらなんでもやりすぎ。


2005.02.17竜王戦森内杉本 穴熊VS四間 No: 7279 [返信][削除]
 投稿者:実況&分析 マシュダ一家  05/02/17 Thu 18:40:55

2005.02.17竜王戦森内杉本 穴熊VS四間
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4四歩 ▲4八銀 ▽9四歩
▲5六歩 ▽4二飛 ▲6八玉 ▽3二銀 ▲7八玉 ▽6二玉
▲7七角 ▽3三角 ▲2五歩 ▽5二金左 ▲5七銀 ▽9五歩
▲8八玉 ▽7二玉 ▲5八金右 ▽8二玉 ▲6六歩 ▽4三銀
▲9八香 ▽4五歩 ▲9九玉 ▽4四銀 ▲8八銀 ▽3五銀
▲6八角 ▽2二飛 ▲5五歩 ▽同 角 ▲5六銀 ▽6六角
▲5七金 ▽3三角 ▲4五銀 ▽4三金 ▲7九金 ▽4四銀
▲5六銀 ▽7二銀 ▲4六歩

18=95歩。当家では後手の敗着。杉本がやるとまだ新鮮。
28=44銀。大介ならブーイングだがこれも杉本だと新鮮。
33=55歩。唖然。後手番なら森内は指すかも知れない手。
結局95歩の分をここに求めた。康光の1歩損戦法を思い出す。
39=45銀。これで1歩損のみで後手陣を膠着させたので先手作戦勝ち。
40=43金。あまりにつらい受け。1歩得では割りあわない。
42=44銀。1歩得を主張するために受けに撤する。
45=46歩。森内は怖い。杉本調子に乗ってヒルんだ。


玉里の地震  頓死願望No: 7278 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/02/16 Wed 21:13:31


今朝午前4時46分頃関東一円を急襲した地震は茨城県南部が震源。玉里村の住民が「震度5弱ではタマリません」と言っていた。気象庁によると震源の深さ=約45キロM5.4推定なので玉里村までターゲットにされたことになる。地震に好かれたら村興しになるかもしれない。ところが脚光を浴びた瞬間に合併されて村の名前が消滅してしまうという場合もある。ハワイ町もそうであった。
震度3や4ではアタリ前すぎて確かに面白くない。5なら新聞にも村の名前が載る。都会の住民ならどうせ朝方叩き起こすなら震度6位はカマしてクレと思っている。6ならついに来たかとワクワクできる。
当家の分家では震度4程度でもこのドキドキ感を満たすためにワザと棚やタンスが甘く設置してある。せっかく地震サマが来てくれるのだからせめて皿くらい落ちて割れてくれないと申し訳ないと。タンスが倒れて骨折しても「スキーに行って来た」と言いたいらしい。レンタンで死にたいと言えば無気力に思われるが、地震で死にたいと開き直ればアッパレかもしれない。要するに不可抗力で死にたい願望が人間にはある。
この欲望を何と言うべきか?
頓死願望。
内訳はアワジーに聞くと教えてくれる。


棋王戦挑戦者決定戦第2局の振り駒 駒が立つことを想定した場合 No: 7277 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/02/16 Wed 20:15:54

棋王戦挑戦者決定戦第2局の振り駒 駒が立つことを想定した場合

まずコレを読む。
森内を先手にしたのは誰か?
そこには振り駒結果には「5-0、1-4、2-3、3-2、4-1、0-5の6種類しかない」と書いてある。この振り駒で渡辺明が後手となり得意の横歩取り85飛で竜王位を奪取した。渡辺明自身は局後に後手番でヨカッタと述べている。従って渡辺明を竜王にしたのは長岡裕也三段であった。
八百長振り駒と言われて怒ったカモしれない長岡裕也三段は2週間後に面白いモノを見せた。2005.01.07の棋王戦挑戦者決定戦第2局の振り駒はまたしても奨励会の長岡裕也三段。この時歩が一枚立った。
だから奨励会員は怖い。男の操を証明するのに駒を立たせるとは凄い。
棋王戦挑戦者決定戦第2局の振り駒結果1
歩表=2枚
歩裏=2枚
立つ=1枚
これには当家もマイッタ。イキナリ5枚の駒で引き分けにするとは末恐ろしい。
日本将棋連盟の振り駒規定では重複、及び立った場合以外の駒の表裏のみで先後を判定する。ノイマン式と非ノイマン式に分けてもいい。それでも駒が5枚重なったり5枚立ったり、あるいはそのバリエーションで歩とと金が永遠に同数である場合が有り得る。
振り駒という悪しき慣習がこの先まだ続けば翌日になっても振り駒をやっていたというナンセンス漫画も出来てしまう。
この出来事で象徴的な数字は5枚の歩。この数に当家もダマされた。駒が立つことを想定していなかったのが当家の敗因。
1枚が立てば1枚無効で引き分けになる可能性は大きい。そして歩が5枚あれば1枚立つ可能性も大きい。先後を決める答えが出ない可能性がある場合、論理学では「不完全振り駒の定理」として振り駒そのものを否定し得る。人間なら「その場合は」という苦し紛れの解釈を延々と行なって白黒つけるが論理には通用しない。オマエはバカチンと言われるのがオチ。加藤一二三ならバチカンと言う。
順位戦で千日手が何度も繰り返される場合は将棋が徹夜の体力勝負となる。振り駒も先後が決まるまで何度も行なわれる。これも冗談ではなく体力勝負となる可能性がある。無限循環の可能性がある場合論理学では「ンナバンカナ」とは絶対に言ってくれない。「このプログラムは不完全」と冷たく拒否される。論理に人間が拒否されない為には「振り駒と言う制度内には振り駒だけで引き分けにすることができる例外措置がある」ことを明文化しないといけない。その場合も「12時間以上振り駒で表裏同数が続く場合無勝負」などと言う厳格な規定が必要になる。それがない場合長岡裕也三段が背任罪扱いされても裁判官は保護できない。
最近連盟棋士による2歩などの故意の反則が多いのは、裏から見れば「人間のやることはこんなモン」と言う意思表示。将棋のルール自体がアイマイだから「いーじゃんか」と彼らは本気で思っている。長岡裕也三段の研ぎ澄まされた肉体はそうは思っていなかったところが凄い。
当家の主張は変わらない。
振り駒は悪習。やれるモノなら立会人が振ってみろ。怖くて出来ないダロ。