いつ、どこへ行けば会えるの? by 日蝕貧乏知恵者猫 |
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◆体感温度(Chill Factor) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
北米も北欧も全般に湿度が低いせいか、寒さは数字の上よりもしのぎやすいというのが実感です。 しかし、それは風が吹くと一変します。 体感温度(Chill Factor/Wind Chill)と言って、通常では風速1mにつき気温よりも1度下がって感じますが、極寒状態では影響がもっと大きくなります。くれぐれも防寒と凍傷対策は怠りなく。 例としてアラスカの冬期の平均気温をあげてみましょう。 |
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以下は風速による影響を表したChill Factor表です。 低温下になればなるほど、風の影響がかなり大きいことが分かると思います。 いずれもFやmphの表示を℃やm/sに変換しているため、キリのよい数字になっていません。 |
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なお、極低温下では、寒さは「痛い」という感覚になります。 ピアスや指輪、メタル製のメガネのつるなど、直接皮膚に触れている金属も凍傷の原因になりますので気を付けて下さい。アクセサリーは外せるのならば外し、メタルのメガネもツルにカバーやティッシュを巻いて使うと安全です。(そこまで神経質にならなくても・・・とは思うのですが、事故を防ぐために) それから、スノーモービルやスキーなど、風を切る場合にも体感温度が一気に下がりますので、耳や頬を覆うことをお忘れなく。 凍傷に関しての注意事項は『オーロラを楽しく安全に見るためのガイドブック』中の凍傷についての項目を、防寒対策や防寒具に関しては『オーロラを楽しく安全に見るためのガイドブック』をご参照下さい。 |
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