立野、とは千葉県市原市にある地名です。以前『立野無線中継所(千葉県市原市)』を作成しましたが、これから時間が経過してしまいました。最近の傾向として数年しないうちに様子が変わったり、変わるだけならまだしも鉄塔が撤去されることも珍しくありません。そこで最近付近を再訪する機会がありましたので見てきました。この鉄塔の近くにある(あった、と言った方がいいかも)これはカセグレンアンテナを撤去していますが、立野無線中継所にはアンテナの種類が変わったもののここから沢山のマイクロ回線が設定されていました。


NTT立野無中now 少し前にはホーンレフレクタアンテナが搭載されていたのですが、カセグレンアンテナに変わった様です。また携帯電話基地局エントランス用の小さなカセグレンも方々を向いて設置されていました。


カセグレン 前はこのカセグレンアンテナの位置に大きなオフセットアンテナが搭載されていました。向きはやっぱり千葉方なので千葉みなと駅近くの局でしょうか?沼津などで見た同様のアンテナの遮蔽板と同じく、このアンテナも一部に黒いテープの様なものが貼付されていましたが、天頂の位置には無いようです。バリエーションがあるのでしょうか?


カセグレンとオフセット 上図とほぼ90度の角度のついた方向を向いている(上から3段目のステージの)カセグレンアンテナですが、この遮蔽板にはこの方向から見える限りでは黒いテープの様なものでなく、凹凸状になっています。役目は一緒でしょうか?


回線の角度 塔頂にあるカセグレンアンテナです。この時間(16時過ぎ)に反射鏡の影が放射器部分に落ち込むのが観察されます。対向局はお日様の方位との延長線上にあることになると思います。


石標 フェンスで囲まれた敷地と道路の境界にありました。支笏無線中継所では「でんわせん」との彫りこみもありましたが、これはかつてのTTマークのみでした。


撮影:2008.02.17
初稿:2008.02.24

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