鉄塔全景 ここのページでは送信アンテナ(鉄塔)しか掲載できていませんでしたが、冬季の全景ということでリテイクしてきました。第2放送の送信アンテナはなぜか白一色のみの塗装で背景が白い(=雪雲)だとちょっと見難くなります。ただ、日の内はストロボがぱかぱか点滅してますのでロストすることはありません。現地の天候は手前の影から日が照ってます(晴れです)が、北方面は雪雲が広がっています。


札幌方面を見てみました このページで「この通りをその国道方向に進んでいくと同じ構図で第2放送の送信所が見えます」と書いてみましたが、左図の様な構図となります。送信周波数は第2放送の方が高いので送信アンテナの高さは低くなりますが90mm相当の望遠レンズで見ると遠近差が目だたなくなり後方の紅白鉄塔がやけに低く見えてます。

 この図では江別郊外から札幌市内方面(西方面)を見ており、後方の連山のどれかが札幌市内向けのテレビ送信所のある手稲山になると思いますが特定できません。


鉄塔基台 なんか雲行きも怪しくなってきたので周囲をぐるりと回って送信所前を通過する道路に行きました。ここからは200メートルはあろうかと思える鉄塔の基礎部分と送信機からの給電線が良く見えます。基台の周りの柵の高さから勘案すると基台部分の碍子は子供の背丈はありますね。また局舎の給電線引き出し部分の碍子の直径も相当な大きさ…さすが500kWの電力を供給する部分だ…と思わず感動です。もちろん鉄塔後方に見える、局舎屋根からの氷柱の大きさも今回見逃せない題材です。

 鉄塔自体は道路からかなり離れた部分に設けられています。また鉄塔の隣に別の鉄塔が建ててあり、第1放送送信所と同じくSTL回線用のマイクロアンテナが塔頂に設置されています。前回(…と言っても3年以上前ですが)及び今回現地で見たときに気づかったのですが、鉄塔の中間部分に何か設置されているみたいでした。写真を拡大しても何やら箱の様なもので正体不明です。ただ、これがアンテナかカメラといった電装品であればいくらアンテナ端の様に電圧腹になっていない…と言っても500kwの電力を放出する部分にそんなもの設置して…誘導対策大変だなぁ…と思った次第です。

撮影:
上 2005.01.09 10:48
中 2005.01.09 10:52
下 2005.01.09 10:59


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