アーマード・コア



カッコイイ!死ぬほどかっこよすぎる!
こーゆーロボゲーが欲しかったんだよ!
さっさと作ればよかったんだよ!
さて、PSのロボゲー真打ちはMW(メックウォーリア)を越えられるのか?
自分は傭兵(レイヴン)なので、MECHWARRIOR傭兵部隊のようである。
全体敵に、ゲームレベルはやや高め。難易度も設定できないです。
最初っからいろんなタイプのロボがアセンブル(組立)できるのかと思ったが違った。 MM形式で、ミッションこなして金をためて部品を買うのだ。
最初は貧弱なマシンでミッションをこなし、お金を手にいれなければならない。
パーツも名前が製品番号で直感的でなく、スペックも小さい字でびっしり書いてあって好きでない人には「うえっ」て感じを与えるでしょう。
だが、ミッションが進まないと使用できないものは特になく、お金と重量、出力さえあれば結構簡単に組み上がる。そこはMWより優れていると思う。
操作性はクレイジーイワンよりは楽か?といった感じ。接近戦用の武器が使えるのはMWよりいい気分になれる所。ブースターのジャンプコントロールもMWより直感的。ただ、ターレットがないので戦車ではなく突撃砲のイメージである。
最初はMWやっているだけに「こんなもんか」と思っていたが、最初に搭載されているパーツを売ってお金を作ったり、エネルギー兵器(特に初期はレーザーサーベル)を多用すればお金が貯まりやすいこと、パーツのヘルプを見て、テストモードで試用するとかの、マシンアセンブリのコツがわかってくると、ヒジョーに楽しいゲームになってくる。
ゲームを進めると電子メールからおぼろげに自分のいる世界の世界観がつかめてきて、知らぬ間にストーリーに組み込まれている・・・等、なかなか奧が深いゲームです。
ミッションもガングリフォンみたいに5面やったら終わりー、みたいのではなく50近くあって、
しかも腐食性ガスのなかでの作業とか、飛行戦艦の甲板で護衛とか、MWの追加ミッションもビックリの内容で飽きさせません。(まねっちゃ、まねだが)
MWがウルフとファルコンの2種族間の戦いだったのに対して、ACでは「クローム社」と「ムラクモ社」という2大企業間の抗争がメインとなっています。主人公は最初、傭兵であり、どちらの味方でもない立場なわけですが、しだいにどちらかの猟犬になってゆくのDeath。(分岐条件があるようだ)
従って最初の頃はクローム側のミッションとムラクモ側のミッション両方の依頼が見えるのですが、
次第にどちらか一方のミッションをこなしてゆくことになります。(クリア後、すべて選択可能になる)

対戦モードがあるところまでMWっぽいですが、あまりまねまねというとスタッフの努力が報われないのでここらへんにしときます。
ま、私としちゃ、ロボロボしい動きがコンシューマ機でここまで再現できればいうことなしッス。
エンブレムもアイコンエディターみたいので編集できるのはマニアックすぎ。
メカデザインもぱちりでなく本物の河森デザインだし(笑)。
ムービーもなかなかGOOD。といった感じでしょうか。
かなり高い評価をしたいと思います。


・マシンのアセンブル画面。個性が出る所。
 私は人型のパーツが多いのであえてそれを避ける傾向がでました。
 武器はMWの時から愛用しているロケット弾がメイン。愚直なところが使いやすい。


MECHWarrior2の閉鎖された神殿闘技場(笑)みたいな所で
 アセンブルしたマシンの性能テスト。これはなかなか便利。


・水の質感やロボットのアングル等はバーチャロン以上。
 だが、鰻の寝床みたいな戦場が多いのはPSが扱えるのマップの狭さを物語る。


・「謎の巨大戦闘兵器とサシで勝負!」が個人的にはモエモエでした。
 他に「赤いヤツが来る!」とか「白いヤツが来る!」とかもあります。(笑)


・ランカーレイヴンというのが上記の「赤いヤツ」とか「白いヤツ」のこと。
 彼等と闘うと、自分もランキングされるようになります。
 ちなみに私のエンブレムは「鰻」のつもりですが・・・日の丸とかが作り易くていいかも

ゲーム全体のシナリオはけっこういい雰囲気だしてると思います。
DOS/Vのゲームの方が「戦闘シミュレータ」としてのリアリティとしてはぬきんでていますが、
「単なるゲーム」としてはやはり日本のゲームメーカーのセンスの方が洗練されていると思います。
8/21にはついにPSに移植された「MECHWarrior2」が発表されますが、
あのパッドで操作できるように簡素化されていると思うと、ACを越える出来は期待できません。
PSユーザーはまよわずACやれってことか。
後出しの方が出来がいいってのが普通だもんね。>>ゲイツくん


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