拉薩にある蔵医院はチベット医学の中心的存在です。チベット医学はインド医学の影響を受けたもので、その理論は「四部医典」とよばれる巻物にまとめられています。
「四部医典」はユトク・グンポによってまとめられたもので、人体図をはじめ、病気の種類、診断法、医療器具、薬になる動植物などの絵が描かれています。健康な状態と、病んでいる状態は体と心のバランスの崩れから起こるということが描かれ、小水や大便の状態によるヘルスチェック法、自然治癒法、脈の読み方などを視覚的にわかるようになっています。
第一図 薬王及薬王城 第二図 人体的生理和病理 第六図 ?絡及放血部位(正面) 第十三図 人体的?接? 第二十九図 薬草(五) 第五十四図 蘇生方法(一) 第五十五図 蘇生方法(二) 第八十図 西蔵名医 「四部医典」は蔵医院に模写ですが展示しているので観ることができます。オリジナルの 四部医典は大切に保管しているそうです。 Return to Asia Trip Page
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