拉薩の町から南東に60km、キチュ河南岸の、山の頂上近くに扇形に広がるガンデン寺があります。ゲルク派の本山であるガンデン寺は、1409年、ツォンカパがゲルク派を興すにあたって建立されました。





かつては3,000人以上の僧侶がいたといわれています。

ゲルク派はダライ・ラマを擁するチベット仏教最大の宗派で、密教と顕教の両立を目指しています。



チベット仏教は瞑想を重視した神秘的な実践法を説く密教と、経典の学門的な修行を重視する顕教を、両方とも取り入れていますが、ゲルク派では顕教を修めた僧にのみ密教の修行が許されています。







1959年以降にひどい破壊を受け、長い間廃虚となっていましたが、現在修復作業が進められています。


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