声 99.5.14更新

いつまでも続くNATOの空爆
中国大使館へ誤爆してもまだ続けるようです。
人質も解放されたのにクリントン陣営はまだまだ退かないみたいです。

モノ 99.5.14

うーん。ユーゴ問題は我々単一民族には理解しえない感情が支配しているのでしょう。民族の浄化など「ナチ」じゃないですか。とミロシェビッチを避難しておいて、対するクリントンほかNATO軍の空爆もいただけませんとこちらも避難する。さてどっちが先にやめるのか。NATOとしてはまだまだ武器も人も豊富ですからいくらでもやるでしょう。何しろ世界対ユーゴと言う図式ですから昔のベトナムのように後ろ盾がいませんから湾岸戦争の時のような結果は目に見えています。NATOとしては今ここで退いたらばユーゴの思うつぼと考えているのでしょうか。まだ和平案もしっかりしていない今退くことはなんの解決にもならないと思います。国連が力を見せられない今、NATOが世界の治安(利益を見据えた)を護るしかないのでしょう。でもアフリカやアジアといった後進国の内戦にはちっとも興味がないクリントンさんであった。とても勝手な意見ですがユーゴの周りに壁を設けて誰も出られなくしてその中で殺し合えばいいと思います。他の国を巻き添えにしないでほしい。自分の国は自分の国で落とし前を付けないといけないのではないか。

犬 99.5.14

ユーゴ問題は今回の中国大使館への誤爆によって決定的にNATOが不利になりました。英米の先走りが招いた結果です。多分、私も含めてもっと早くミロシェビッチ側が事実上の降伏してくるのかと思っていましたがどうも湾岸戦争のように大国に屈服するという道は選ばず、思ったよりもユーゴは強いと思ってしまいます。でも本当にユーゴは強いのか、或は英米が手加減しているのか。複数の民族、言語、宗教が複雑にからみ合っている火薬庫とも言われるバルカン半島です。先祖代々憎しみ合ながらなんとか生きて来た人達ですからここには平和という終点はないのかも知れません。なんとかこの火薬庫に鍵をかけてその中で思う存分に火花を散らして頂きたいです。


モノ 99.4.7

「メリッサ」犯人さんも逮捕されて一応落ち着いたのかな?弊社では被害報告はありませんでした。今後もこの手の「ウイルス」が氾濫すると世の中メロメロになってしまう事を再認識させてくれました。なんて脆い世の中になってしまったのでしょう。


モノ 99.3.30


ペットロボット
  「ファービー」はインターネットの競売でも取り引きされているほど品不足の人気商品のようです。日本でもつい先日、某電気会社が高年齢者向けに同様なペットロボットを開発して販売するようです。生き物は手が掛かるし、いつかは死んでしまいます。でも自分が誰かの役に立っている、又は自分がいないとならないというような気持ちを持ち続けないと自分の存在価値がない、生きる張り合いがない、寂しい。と言う現代人の精神を安定させるのにぴったりの商品なのかも知れません。元ネタはあの「タマゴッチ」でしょう。液晶画面が、人形に変わっただけ。ただ電池が切れるまで生き続け、また電池を入れれば生き返ります。今までの人形のように何もしゃべらず、ただじっとしているようなものではなく反応してくれる人形を人々は求め始めたと言うことだろうか?いつしかこのペットロボットは人間の良きパートナー又は人間の管理者として地球を支配するやもしれません。オオ怖い!まあ私が生きているうちには実現しないでしょうが。


睡眠薬混入、爆弾事件
   この2件は同じ様な印象を持ちました。それはちょっとしたことから犯罪を誰でも起こすことが可能で、しかも簡単にその情報が手に入れられ気軽に実行できる人の気持ち。まず実行する前にどういうことになるのか?どうなってしまうのかを予想して踏みとど  まろうとできない人達が確実に増えていることを表しています。理性よりも感情で動いてしまい後先を考えない人達、簡単に言うと破滅型の人達。こんな生き方がカッコイイのか?ますます人とのつき合い方に気をつけながらビクビクしながらこれから生きて行かなくてはならないのでしょうか?「いやな渡世だなー」

モノ 99.3.15

 そういえば週間文春か新潮にその後の「毒入りカレー夫婦in和歌山」の家の壁におびただしいほどの落書きが書かれ ているということをグラビアで紹介していました。記事の題名は確か「日本人の恥」 に関係した物だったと思います。落書きの内容は林容疑者に対する怒りの文面というわけでなく、ホントにただの落書きだったのには驚きました。当然文句を言うはずの 住居人はいないので最初のうちの落書きは深夜コッソリ来て書いていく程度だったの が最近は白昼堂々スプレーで書いていくそうだと書いてありました。なんだか悲しい というか情けなくなりました。小さい子供じゃ有るまいし、人の家の壁に落書きする なんて、いくらあの夫妻の家とはいっても・・・・。しかも内容がお粗末すぎます。 なんだか最近価値観がどんどん変わっていってしまうのについて行きたくないような 気持ちで一杯です。


「1998を振り返って」

犬 99.1.7

世紀末だ、転換期だと叫ばれてはいるが一体何がそうなのか、実感のない一年だった。何か大きなものが終わろうとして、次にくる何か大きなものが現れてくる空気も感じられなかった。そういう予言的な事よりもこれまで暗闇にあった数々の出来ごとが明らかになったということは感じた。大企業の汚職、政治家の資質、企業トップの財産の私物化、官僚汚職、銀行崩壊、日本サッカー界、毒入りカレー事件に発する保険金詐欺、仮面夫婦の破局、大国アメリカの実像、北朝鮮等など。氷山の一角かも知れないが「明らかになって」良かった事も沢山あった。しかし、これらが明らかになり崩壊して行く事でそれによって賄われていた人々の暮らしというものも存在していた訳であるから、この人達の明日の生活も奪われてしまっただろう。「山一証券」社員のその後などは報道される事はあっても「下請け会社」社員のその後などは注目もされない。

また年々更に大人の子供化が進んだ年だった。いい年をした大きな大人がよちよち歩きの幼児と同じ様なものを身に付け、収集し、喜んでいる事だ。鬚を生やした大人の男だって御人形さん遊びしている。もはやマンガを読む大人が非難される時代では到底ない。書物に興味を持っているだけまだましかも知れない。ディズニー、キティ、ポケモンこれらを身に付けていても大人です。この現象はまだまだ続くでしょう。そして毒と健康。どちらも金になる事が明らかになった。インターネット、携帯電話、健康、信仰、そして毒、これと金が複雑に絡み合っての99年になるでしょう。

モノ 99.1.6

 経済が破綻して、金融業界が大きく揺れた年でした。私の会社(電気系製造業)もかなり打撃を受けたようです。しかし仕事は暇になるわけではなく、なんだか忙しい1年でした。そもそも納期が短く、基本的な基礎実験及び検証が行えず形だけ作って不具合が発生してそれを修正する事が何度が重なり納期の延長を余儀なくされ結局時間がかかってしまいそれだけ時間があれば何も急いで形を作らずともじっくり基礎データを取れたのではないか?とも考えてしまいます。お客さんの納期は何度も修正があり、毎度の事ながら仕様がコロコロ変わってそれに対応する日々にはもう疲れました。などと今年も同じ様な仕事が展開することは目に見えています。いつまで続くことか・・・。などとしょっぱなから愚痴っぽいですが未来は必ずしも明るいとは言えません。

 政治も小渕総理が誕生しましたが、頭が変わっただけで体制は何も変わらずもはや形だけのものに成り下がっているように思います。それと”2万円商品券”何じゃこりゃ?実体が明るみに出るにつれて色々な問題が出てきて各地方の役所にかかる負担が大きいのと、どういう用途に使用するのかなど、ゴチャゴチャ面倒くさいのが大きな問題でしょう。果たしてこの様なことをして何が変わるというのであろうか?何かやらなければならないと言う焦りからかこのような無茶な行動に出たのではないか?我々民間の者はもう国に何かをしてもらうのではなく、こうゆう事を始めるから認めて欲しいとかこちら側から働きかけることが必要なのではないだろうか?

 世界の政治に目を向けるとクリントン米大統領の不倫騒動で国民の象徴たる大統領がこのようなことをしてもまだ国民に支持を受けるということはよっぽど対抗馬がいないのかアメリカ人が「そんなこと別に珍しいことではない」と割り切っているのか定かではないがアメリカの道徳とやらがとても滑稽に見えた年でした。そして年末に行われたイラクへの空爆騒ぎ!本当の意図は私のような者には計り知れないがやる意味は本当にあったのか?今や国連が力を事実上持っていないことが明確となってしまってからは最後は世界の警察たるアメリカが出てくるのがこのところのパターンではあるが、アメリカの正義とやらが滑稽に思えた1年でした。

 ヨーロッパはユーロ統合と言うことで今年より一部通貨を統合し、新たな動きへ進んでいくようですがいまだイギリスは参加を表明せず、独自路線で行くようです。そのイギリスのユーロへの不安感と楽観視を信じてしまった日本の外交はどうもユーロに対して後れをとっているようです。またしても外交の弱さが出てしまったか。しかしヨーロッパはずっと戦争を繰り広げてきた地域です。あのユーゴスラビアのような民族意識が台頭してくるととてつもない大戦争となっていく可能性があります。火種は各地に潜在しています。と全く振り返っていませんが、準備の時期でしたのであまり大きい事件はなかったように思えますがあのドイツのコール首相が敗れたのと、エリツィン大統領がそろそろやばいはずなのにまだ健在といったところでしょうか?いつになったら北方4島は返還されるのでしょうか?

 和歌山毒入りカレー事件及び関連の毒入り事件(愉快犯と思われるが)。戦国の世から毒による殺人は行われてきたが、その毒によって金儲けができるとは戦国時代の武士も思いもよらなかったことでしょう。これは毒を入れる人にも問題がありますが、金の出所である保険会社がだらしないのが大きな問題でしょう、保険を支払うべきか否かを判断するに必要な調査が不足していることと、確認作業が曖昧であると言うことです。これだとISO9001は取得できないでしょう。犯人の女性は元保険外交員ですし、保険会社の内部事情はよくわかっているでしょうし、それを考えると悪質です。又保険会社もつけ込まれる所があるということを暴露したようなものです。保険は何かあったときに役に立つ物なので私個人としても「ほんとに必要なのか」と入るときにとても迷ったことがありますが、世の流れが保険を必要としているので流されてしまいました。ここでどこの会社のに入るかが又迷うところです。どこも50歩100歩なのは当然です。競争ですから。ただこの外交員さん達の収入がすごいのです。稼ぐ人だと年収億単位までいってしまうからです。その裏には色々と努力というか詐欺というかイカサマというかもう何でもありだと思われます。そんな保険業界を余りよく思っていないのは事実です。この手の犯罪は今後も続いていくのでしょうが嘆かわしいことだと思います。

その他

 これはスポーツの欄と重複してしまいますが、年末のワールドカップ特集番組でフランスチームの追っかけドキュメントを放映していましたが、かなりプライベートな部分まで撮影していたのに驚きました。ジャッケ監督の選手に気合いを入れる話し方やミーティングの時の演説など実に興味深い物でした。予選第2戦で相手選手を踏みつけて一発退場となったジダンのロッカールームでの姿。勝利を挙げたときのロッカールームでのはしゃぎ様、その中心となって騒ぎまくるデシャン。イタリア戦で緊張しまくる選手達に気合いを入れ且つリラックスさせるスタッフ達。宿舎にてリラックスする選手達の姿。練習風景。練習の合間に談笑する選手達。そして優勝・・・。何かこのドキュメントを見ていると勝つべくして勝ったフランスチームの足跡がよくわかりとてもおもしろいドキュメントでした。日本もこのような映像があれば発表して欲しいものです。

 さて毒物の他の犯罪といえばここ数年続いている「ストーカー」といわれる人達。ドラマなどで結構取り上げられて知名度は上がりましたが、なかなか減らないのがこの行為です。ニュース番組の特集などで取り上げられて、ドキュメントで見ると本人にはストーカーであるという意識より先に自分の世界があってその中を中心として世界が回っているように思えます。だからといって仕事場での交友関係や社会的な立場もちゃんとふまえている。テレビのチャンネルを変えるように自分A,自分Bと変身できるようになっているのではないでしょうか?番組の内容を見ると症状の重い人から軽い人までいろいろといます。これらを取り締まれることはできないのだろうか?

今年は明るい光が見えるような年になるといいと思っています。


98.11月分

「松竹」by 犬 98.11.18

こういう施設はどこも苦戦しているようだが松竹の場合はあまりにも不入りだったんでしょう

「影の薄いテーマパーク」by モノ 98.11.14

鎌倉シネマワールドはアメリカのユニバーサルスタジオではなく京都の太秦をイメージして企画されたと思いますが、何しろ目玉が寅さんだけではどうしようもなかったのではないかと思います。何しろ動きがないですからね。心の動きをどうやってエンターテイメントに仕立てていくか何しろ松竹は静かな文芸調ものが多かったですから。(と過去形にするとまるで終わってしまったかのようですが)まあつぶれるまで 「そんな所もあったなー」位にしか思わなかったとても影の薄いテーマパークでし た。1回も行きませんでした。

「松竹シネマワールド閉鎖」 by 犬 98.11.12

 小森のおばちゃまもまだ健在のようです。この人も洋画一筋みたいに思います。邦画と言えばやはり「松竹シネマワールド」が来月で閉鎖です。奥山親子の負の遺産らしいですが、この親子を追放した後の松竹だって何をしたものか、或いはどれだけ松竹そのものが安定したのかどうなんでしょう。子飼いの女優映画ばかり作っては居ましたがある意味では冒険もしていた訳でかつての「寅さん」を「釣りバカ」に変更した位のものでしょう。これは冒険ではなくしょうがない結果です。「アクション映画を作れない東映」に「映画もつくれない東宝」に「山田洋次しかいない松竹」ですからこの際、映画製作から手を引いて過去のソフトの管理でもしていて欲しい位です。


「淀川長治氏」by モノ 98.11.12

相次いで御大が鬼籍に入られ残念なかぎりです。一時期「こいつ(淀川)は何を言いたいのか?」「こいつは映画会社の回し者か?」「こいつはこの映画を誉めたいのか、けなしたいのかハッキリしろ」と否定的でしたがあの淀川節は独特であの語り口がいいから、あの顔が出ると安心するから何となく流れで見てしまう。そんないい雰囲気を持ったエンターティナーでした。確かにビデオがこれだけ普及して活字が全てのビデオの紹介をしてくれるためテレビ解説はあまり意味がないように見受けられます。しかし、TVで見せる優しそうでユーモアに富んだ粋なご老人とは裏腹に結構お金にうるさい人のようでもあったようです。とある雑誌に淀川氏へのインタビューを行ったときに取材料が少ないと文句を言い「あれだけの取材料ならこれだけしゃべれば充分でしょ」と言って席を立たれたり、気に入った若い男を見つけるとそばに呼んで手を握りどおしであったり(噂どおり)結構イメージが崩れたとインタビュアーの女性が書いておりました。

まあそれをふまえても「映画界」に多大なる貢献をしてきた人だと思います。

「映画解説者淀川長治氏」by 犬 98.11.12

仙台でも食べられるホワイトギョウザの店を見つけましたがなかなかヘンピな所にある事が分りそうそう容易には試食出来そうにありません。東京、横浜の店もそのようですね。試食した際には是非HPで報告しましょう。「感性」という話題について話しましたが昨日、御大淀川長治がなくなりましたね。映画評論とはちょっと違う様な語り口でしたが、映画の始まりと終わりに聞くのにはああゆうのがいいんでしょう。頭で語るよりも体で語っていました。そしてどんなC級映画でもいい所を捜してそこを誉めるといった作る側としては神様みたいな人だったと思います。また黒澤や北野以外の邦画については殆ど論じていないです。観てはいるのに論じなかったのかも知れませんが。それとここまでビデオが普及するまではテレビ放映か映画館しかなかった訳ですからテレビ放映の際の解説の力は大きかったはずです。今のテレビ放映はビデオ化に追い付いていないですから、解説者という地位もさほど重要ではないでしょう。88だか89まで映画一筋で生きてこられた人ですから大したものです。


「道路」by 犬 98.11.18

道路も橋も将来無料になるように建設されているんでしょうけどそれが実現した例も少ないんでしょう

こう言った料金が安くなればそれだけ高い高いと言われている国内旅行人口も増え観光地の収入も増えると思うのですが

「高速道路料金の無料化」by モノ 98.11.14

モノマガジンという雑誌に「高速道路料金の無料化」というコラムが載っていまし た。昔からこの議論がなされていましたが今こそ行うべきだと強く主張していました。東名高速に限っては将来は無料にすると言うことが言われてきましたがどんどん地方に延ばしていくことによりそちらに売り上げを回したりすることはおかしいと思う他地域のことは他地域で負担しろと言いたいだって我々は通常使わないから。その土地土地に行って料金を払うのは構わないことと思うからである。以前長野の茅野市の駅周辺を立体通行にしたときに通行料金を取られたが借金がなくなったかで今は無料で料金所も取り払われた。どうせ高速道路料金の一部はあの馬鹿者議員のフトコロを潤すだけなのだから(運輸省出身という官僚出身議員が反対しているそうだ)そう なれば運送コストが安くなり物価も下がると言うことだ。こういうことが必要だと力説していた。


「5%」by 犬 98.11.18

5よりも3よりも0になって欲しいと思うのは当然、これだけ一体個人でいくらの消費税を払って来たのか

そしてその金はどこに行ったのか

今度仙台東口にLAOXがオープンする

東口にはほぼ向かいにヨドバシカメラがあり西口にはさくらやがある。

どこもメンバーズカードでポイント制をとっておりそのまま5%や10%がポイントで付いてくる

こういうサービスはデパート、レコード屋でも当たり前になっている

この5%や3%があるばかっりにその分をポイントしまた購買側の情報の把握に加え、問題の個人情報の管理の不確かさまで起きてしまっている。

乗り物に乗る時はもはや喫煙出来ないと思うしかないんでしょう。

「税」by モノ 98.11.14

この際消費税を5%から3%へ戻そう等という話が持ち上がっている。これはどういうことなのか?3%でもやっていけるのならばなぜ5%にしたのか?全く政治家達は

銭儲けのことばかりだ。本気で日本を考えようとする人間はもはや皆無なのか!きっといないのだろう。趣味で政治をやる人がいれば別だと思うが、まずいないだろう。 国鉄の赤字補填にたばこの特別税を当てることにしたと言うことだが、これも変な話である。国の借金を国民が払うのはしょうがないとしてもなぜかたばこ税?喫煙家にとって、たばこ会社にとっても迷惑なことでしょう。最近たばこへの風当たりが日増しに強くなっていることについてどう考えてますか?アニメ「エヴァンゲリオン」製作会社ガイナックスの所得隠し。たかだか20億位の 所得隠しに何言ってんだか。もっと大物がいるでしょう!やっぱりあんだけ儲かっちゃ目を付けられるのは当たり前。会社経営についてはまだまだアマちゃんか?


「商品券支給」by モノ 98.11.14

「商品券支給」はとてもいいことです。何しろ納めた税金が戻ってくるのだから。でも一律というのが引っかかる。それなりに多く納めている人には多く還元するようなことが出来なかったのか?計算が大変とかの理由でダメなんでしょうきっと。それに”不公平”だし!何が公平なのかもわからないこの国で何をいっているのやら。老人と子供に対しては否定的です。実際に税を納めていないのに受け取ることはおかしいです。ご苦労さんと言っても年金もらっているのでもらう資格など無いです。その分税を納めている人に振り分けるべきです。子供なんてもってのほか!どうせ親が使ってしまうのですから。きっと15歳以下はアルバイトが出来ないとかの理由からで しょう。それにしてもこんなこと焼け石に水とわかっているのに・・・全くバカばっか!もっと前向きなことが出来ないのでしょうか将来を見越して。結論はくれるものはもらうがやり方が気に入らない。こんな事をやっても国民はすぐに忘れるということを肝に銘じて欲しい。将来物笑いのネタにされる可能性高し。何しろ前回税金をバックしてもらった時も特別ありがたいと思わなかった。給料が働いた分もらえないからなおさらである。もらって当然と受け止めていた。

「商品券支給」by 犬 98.11.12

それと最後に創価学会員の総意なのかどうか例の「商品券支給」どう思いますか?老人と15才以下の子供が対象とか「老人を大切に」はわかりますがフリーパスで「ぎゅうぎゅうくたくたのサラリーマン」の座席に当然のように座ったり堂々と割り込んでくる「大切にされたくないのか?」という老人もいる訳です。ま〜老人支給は御苦労様でしたという事で百歩譲れるとしても15才以下の子供がわかりません。何かこの理由で明らかにされているんですか?15才以下の子供が居て大変な家族に支給するということなんでしょうか?まあ、15才以下が大変で15才以上が楽なのかどうかどういう判断なのかわかりませんが世にはこの構想自体が愚案だと言っていますがくれるものなら欲しいです。


「感性」by モノ 98.11.11

そうですね。それは自分の「感性」と言うものをどこかで秤に掛けてしまっているからでしょう。この映画はいいとかこの音楽は新しいとか自分一人で思っているだけではなく広く一般にどう思われているのかを確認したいからと思います。確かに「ぴあ」や映画情報などを事前に見ることによりどんな内容の映画かは予想することは難しくありません。又見終わっておもしろかったと思っても世の中の評判は芳しくなかったり、気に入っている映画評論家が糞味噌に批評していたらやっぱり「俺はこの映画を判ったつもりで何も判っていないのか?」としょぼくれてしまうこともあります。でもそれがあるからこそ逆のことがあったときにはすごくうれしかったりするわけですから人間なんてかわいいものです。

「感性」by 犬 98.11.11

情報化時代ですからこんな事が起きて当然なんでしょうけど「何でも何でも知っている」という事がそれ程「幸せな事」ではないのかも知れません。なんというか事前/事後に容易く情報収集ができる事で、音楽でも映画でも食べ物でも飲み物でも何でも「一発目の感性」が実は後日揺らいだり、ある程度事前に出来上がってしまっています。しょうがないけど悲しい事です。


「インターネット」by モノ 98.11.11

確かに情報過多、無法地帯ということは感じます。たいていのことは辞書よりもインターネットで検索した方が遙かに確実でわかりやすいです。この間も母親が海外旅行に行く際に持ち物チェックをしていると聞いたことのない書類が必要なことが判りこの書類(EIカードだったけ?)はなんなんだと聞かれインターネットで検索したらばやはり同じ質問をインターネットに上げている人がいてこれに答えてくれている人がいました。(これは入出国カードの略だそうです。知っている人ならば空港に置いてあるので自分で記入できるそうです。しかし旅行代理店はこれをワープロで打ち出すだけで4000円もの大金を払わせているようです。)話はそれましたが、このようにとても便利です。しかし無法地帯ということについてはとにかく何でもありと言ったところでプロバイダーの目を盗んで見つからなければいいや、見つかったらやめればいいという輩がゴロゴロいるのが実状のようです。1日に何百というホームページがうまれ、又閉鎖されていく・・・なんだか鼬ごっこのようです。今のところストーカーや詐欺のたぐいは目にしませんがお金儲け、ギャンブルのサイトはかなりありそうです。そうでなくても実生活(インターネットとは関係ない)で変なことに巻き込まれました。と言うのも私がどこそかの教育機関に参加してパソコンを購入したことになっておりこのパソコンのソフト担当会社から連絡があったり、その教育機関から最後の入金がまだなので早く入れてくれとか(電話口で対応した人は私のメインの銀行を知っていた!)「今まで入金していますよ」などとむちゃくちゃな嘘か、はたまたこの人も騙されているのか?よく分からないことが最近起こりました。と言うことは会社もしくは銀行から情報が漏れていることも考えられます。アー恐ろしい世の中になりました。とまあインターネットを便利な情報源として使用している限り深みにはまることはないでしょう。 但し、今の世の中、家にいても仕事が出来る人が増えてきましたのでこの人たちがインターネットを心のよりどころとしていることは充分考えられます。そうすると新聞やTVを見ない人が増えてインターネットだけを情報源とする新たなグループが出来てもおかしくはありません。それとこれは岡田斗司夫(オタキング)が本に書いていたことですが「今現在産業革命の次の革命が起きている最中である。もはや大量生産大量消費が絶対ではなくなっている。新たな価値観が生まれようとしている貴重な時代を我々は生きているのだ。これは楽しむほかはない」(こんな様なことだと記憶している)まあこれが判るのは我々が死んでからかもしれないが、科学技術もそろそろ頭打ちの様子だし個人的に明日はどっちだ?とどこへこれから向かっていくのかわからない状況です。つまり、かの学者達の言っていることは果たしてどうなのか?功罪をあげているのは現在も起こっていることをそのままインターネットの世界に置き換えただけのことしか言っていない。たかが情報通信だけに使用されているだけでなくこれからは他の使い方もされていきその上でインターネット独自の問題点が新たに出るような気がします。それはなんだか判りませんがまだまだインターネットははじまったばかりです。お互いにこれからも気をつけましょう。

「インターネット」by 犬 98.11.11

当初の学者達は盛んに「インターネットの功罪」を叫んでしました。便利だがそれに伴う障害も方が大きいと。

確かに

サイバーストーカー

ネット中毒

情報過多

無法地帯

ネット詐欺

が現実問題となっています

多分、安藤氏自身もこういうネット環境に漬かる前まではこう言った「負の面」にも注意されていたでしょうけど実際自分がネット環境に入ってしまった今の心境のようなものはどうなんでしょうか?

この問題も今後、語っていくべきテーマだろうと思います


98.10月分

1.雑誌「AERA」を読んで

98.10.26日号特集「大人たちの不愉快病 他人を不愉快にして気付かぬ人たち/不愉快は一日に十数回」

犬(10.27)

この記事を担当したライター自身がこの色々な不愉快な人達に実際に遭遇しているのかどうか?どうも記事にはAさんの話ばかりで書いている「自分」が見えてこない。この辺はモノ氏の指摘しているように「何を言いたいのかわからない」。こういう人、ああゆう人がいますよ、いるそうですよ、ではなくて「こういうバカがいやがった」と言ってくれればすっきりするはずだ。不愉快な人などど漢字を並べて喜んでいるのはなくて「バカ」で十分。また今回登場してきた「Aさん達の不愉快な人」についてもまだまだ甘い。例えば、「とろいバスの運転手」について大体、バスという交通手段を利用する場合、時間通りに目的地に行けるなんて思って乗る方が間違い。携帯の騒音についてもうるさいとは思うが列車の騒音に比べれば音量は低い、要は話している内容が煩がられる内容なんでしょう。座り込む若者もついでに歩行速度ののろい老人達も避けて通れば良い。確かにあるルールに違反しているから特に不愉快に思えるのはそうかも知れない。でもそのルールという規範が人によって性格によって親によって家族によって仲間によって地域によって国よって異なるのだから仕方ない。もっと言えば、直接自分に係わってくる「バカ」だって多い。足を踏んでも何も言わない人。なんでだろうか?強くぶつかっても何も言わず通り過ぎる人。絡んでくる酔っ払い。どこまで踏めば謝るべき強さで、どれくらいの強さ以上でぶつかれば謝るべきで、どこまで絡めば謝るべきなのか?そういう事をいちいち考えている人は謝らないだろう。電車は揺れるものだ、俺は急いでいるんだ、俺は酔っていたんだなど通用しない。「これくらいなら大丈夫」。程度ではなくその行為そのもので謝るべきだ。君のその大丈夫なこれ「位」でも相手にとっては殺意を誘発するこれ「位」かも知れないと思わないと。どうも2、3両先の車両の事を人聞きに書いているようだが、現実は目の前の乗客の話だと思わないと。村人心理やサイレントコミュニケーションの崩壊やビッグストーリーがないなどと分析したところでしょうがない。周囲とは音楽で遮断してナイフを隠しもっている簡単には分析できない例の分子が「うじゃうじゃ」いるんだから。

モノ(10.24)

さて「AERA」を読んでまず思ったことは、「ふーんそうなんだ。それで何が言いたいの?」である。確かに不愉快と感じる瞬間が以前より増えたかというとそうでもないと思うのである。昔(高校生時代)電車通学し始めの頃まだ携帯電話もなくデカイ音で音楽を聴くやつも少なかった。昔から電車のホームで傘をゴルフクラブに見立てる人や新聞をデカく広げて読む人、香水(化粧水)のきつい人(自分の母親もこれに該当するとてもいやだった)、混雑する電車内で足を組んで座っている人はいたし、そのたびにカチンと来ていた。その不愉快と感じることを分析したって何も解決にもならない。まあここで解決策を論じることが趣旨ではないにしろ不愉快にさせている側の分析がないのは片手落ちだと思う。又、なぜ今の時期にこのような記事を載せるのかを考えてしまう。なぜこの不愉快病が蔓延?してきたのかと言うことと社会の状況とが密接に関係していることをここでは村人心理が抜ける抜けないことを挙げている。しかし村人の関係はもはや無いとしている。かといって個人が確立されているかと言えばそうでもない。結局中途半端な状態でいるわけだ。みんな様々な場所で集団に属しながら生きているわけでその中でルールや一般常識という曖昧なものの中で個人を保っているにすぎない。個人は何をしてもいいってものではないし村人とてルールを守らないときもあるわけで、話し相手がいない現代人のお寒い精神病とでも言いましょうか、気にしなければ忘れてしまってストレスにならないし、逆に思い出して一気に吐き出せば同じくストレスにならない。と思っています自分もこんな程度で折り合いを付けているようです。(自覚はない)しかし、このような人を不愉快にさせる人たちもきっとどこかで不愉快な目にあっていると思いますし、その仕返しに無差別に自分勝手に振る舞っているのかもしれません。なんて悲しい人たちだろうか!最近、不愉快だなと思ったことは会社に対してです。つい先日我々技術部に属する者のみが集められ説教を食らったことである。

内容は

@.朝はAM8:25の体操が始まる前までに事務所に来て、体操及び社歌を歌うこと。

A.朝遅刻する場合は必ず連絡を入れて、何時頃出社する事を明確にする。

B.休憩は時間通り取りダラダラ休憩を延ばさない。

等、まるで幼稚園生並の注意のされ方で情けなくなってくる。但しこれらは最近技術部が全体的に忙しいため深夜残業及び徹夜が多いためどうしても朝間に合わない人たちが目立ったからです。合わせてこの不況のおり残業時間は付き40時間までしか付かないため、自ずとヤル気も失せて来るというものです。部署が異なれば仕事量も変わってくるわけで比較的楽な(毎日定時で帰宅できる人たち)人の方が年齢が高いため遅くまで働いている我々よりも給料がよい現実を見るととっても不愉快です。確かにお金が出ないからと言って仕事を放り出しても良いと言うことはありませんが「しょうがない・・・・・」という言葉で自分自身を慰める日がこれからも長く続く事を考えると嫌になります。何かと技術部が引っぱり出されるこの会社の構造に技術部の多くの人たちは不愉快に思っています。明らかに他部署の担当なのに「わからないから」の一言で引きずり込まれてしまうのは非常に困る。それによって現在担当している仕事が遅れると残業する羽目となる。悪循環です。こうやって他の人に伝えることによりストレスを発散できるということはありがたいことです。又不愉快があるから愉快がある。と考えれば、いいじゃないか!「人のふりみて我がふりなおせ」とはよく言ったものだと思う今日この頃です。皆さんくれぐれも不愉快だなと思った行動や言動は他人に対しては慎むことをお勧めします。


98.9月分

1.毒事件続発について

モノ(9.7):毒・・・・・。どうしてもあの教団が目の前をちらつくが、それを横に置いて考えてみても陳腐な回答しかでてこない。愉快犯の増大。組織的毒物混入団による日本国攪乱作戦。後に日本国占領プロジェクトのプロローグ。北朝鮮ミサイル発射を隠蔽するための攪乱作戦。と物騒な世の中になってしまったものです。長い間安全で金儲けのことだけ考えれば良かった日本人に降って湧いた一連の毒物混入事件は人々の間に疑問や疑念を生み強いては憎しみにまで発展しかねません。そうなると後は争いが始まり日本の治安はますます悪くなるでしょう。そして破滅への道へひた走り・・・さて最後に笑うのは誰だ!

犬(9.8):痩せる薬と称して過去のクラスメートに送りつけた女子生徒、カレー事件との関与は不明だが保険金詐欺や殺人未遂等どうみても黒い和歌山の夫婦、入院給付金欲しさに自作自演した大阪の女性介護士、多分以降まだまだこういう個人のオオバカモノが出てくると思う。

まずは女子生徒。
成績優秀で努力家でも過去にイジメに遭い、学校が始らないようになればいいと思った。そしてまさか「飲む」とは思わなかったと供述している。父親と一緒に出頭した。さて未成年という事で逮捕はされない模様。ではどう罪を償うのか?再び同じ学校に行けるのか?クレゾールを送りつけた旧友とまた机を並べるのか?冗談じゃない!!イタズラでは済まされるはずがない。とんでない野郎だ!!

可哀相ですが刑にふくして下さい、泣いて済んだら警察いらない。

次に和歌山の疑惑の夫婦

限りなく黒に近い状況なのに堂々としている。何かまだ決定的な決め手がないのか警察もどうしようというのか?さっさと同行を求めて捜査できないのだろうか?やはりあの教団の時の大きな間違いを恐れているのか?今、思えばあの教団は何人もの優秀な化学者を揃えて恐怖の薬物を製造した。しかし今回の事件ではどうも我々の身近にも多数の劇薬が存在している事が全く化学の知識のない人達にもわかってもらったはずだ。少し話が逸れるが今回のように所謂「劇薬」を日常のように扱う仕事に従事している人達も沢山いる。つまりはこういう劇薬を使わないとならない場合がある訳だ。管理が徹底している所もそうでない所もあるだろうし、致死量には至らないが、毎日、微量だが確実に体内に吸引してしまっている人達もいる。つまりこういう劇薬によって色々便利な生活が出来るようになったのも事実。このように劇薬を過った使い方をする人に対する処罰を厳格にし、またこういった劇薬に対する処方機関や知識をもっとレベルアップさせていかなければならない。使う機関、売る機関、診る機関、そして処罰する機関が。さらにこの和歌山の事件はその後の社会に与えた影響は多大である。


98.7月分

1.JR線事故多発について

あまり皆さんには影響ないと思いますが毎日利用して いる私にとっては死活問題です。まず物理的に時間をくるわされてしまうことと、精神的なダメージが大きいことです。特に遅い時間で事故の影響がある場合は最寄りの 駅までたどり着けるかわかったものではありません。もしかしてどこかの組織による妨害工作があるのではないか?それとも従業員のちょっとしたミスなのか。

犬:今現在、JR線の事故で困っている訳では無いがこれまで体験してきた時を思い出してみると色々出てきた。

1.ダイヤ混乱時の乗客の行動

こういう時にその人がどう対処するかに人間性が出てしまう。

2.回復後来る列車がどっちのホームか?

これが復旧待ちの乗客の気持ち。

しかし駅員アナウンスが間違っていた

3.乗り込み方が尋常ではない

都内の朝のラッシュよりも尋常ではない乗り込み方をする人がいた

4.乗客整理するしない

そういう時だからこそ整理が必要なのにしていない

また緊急時の整理も必要だが未だに「いい歳をして割り込む輩がいる」

特に小田急新宿駅ホームでの急行待ちが多かった

5.駅員に喰ってかかる人

駅員にぐだぐだいう輩も居る

駅員には情報だけ貰えばよい

でも横柄な駅員もいる(最近はかなり減ったが)

6.混乱時便乗人

人込みが好きだったり、ざわざわしているのが好きだったり

7.駅内アナウンスの不徹底、下手さ

ただでさえ聞き難いアナウンスの声

掲示板の非有効活用

8.駅員応対の不徹底

特に気付いた事は無いがあるいと思う

こうして見るとどうも駅員の態度一つでも大きいようです。時間に来て時間に着くが常識という事にあまりにも慣れていると大きなお返しが来てしまう事もあるようです。

2.金融業者への税金を使った保護について

そしてサラリーマンとしては気になる「金融会社を税金で助けることについて」何で銀行や証券会社に国民の血税をこんなことに使うのか不満である。金融会社の人々の給料は私たち製造業の給料に比べて遙かに多いと思う。まあそれは百歩譲って良いとし てもつぶれた会社の従業員に退職金を出させるなんて言語道断である、「ふざけるな!」と声を大にして言いたい。

犬:会社が倒産したのならその退職金などの手当ては倒産した会社が何とかするのが当然。しかし一歩譲って、今回のように税金でそれを負担したのなら、その分を退職金を貰った人達が税金で年々支払って欲しい。退職金をあげるのでは無く、貸す形にして後々支払って貰いたい。

3.日銀職員給与の不透明さについて

日銀給与の不透明さについて何か国民から遠いところで好き勝手にやっている印象が 強い。そこであまり黙っているのもなんなんでアンケートに加えてもらいたい。

犬:日銀自体が国営なのならば徹底的に追求して貰いたい。また過剰接待問題について各界の要職達が記載されている顧客リストの一般公開等も行ってヒヤヒヤしている連中を一掃して欲しい


98.5.4分

1.「もののけ姫」現象について

モノ:残念ながら未だ「もののけ姫」は見ていないのでコメントはできませんがすでに一時期の勢いはなくなっていますので今更といった感じです。またほぼ同時期に公開された「エヴァンゲリオン」に比べて幅広い年齢層が見たという点と、興行収益が歴代一位となったことは驚くべきことだと感じました。同時にもっと実写がガンバんないといかんと嘆く今日この頃です。

ミスターX:一部で盛り上がっているだけではないでしょうか。私個人としては、「もののけ姫」をお金を払って映画館で観る気にはなりません。

犬:劇場で観ました。メッセージらしき事は伝わって来ますが、やはり、アニメ。いいたい事があるならはっきり言って欲しいし、いつになっても登場人物に結局は悪人は存在せず、神聖なものは自然の力という結論。「こういう文明社会を否定したいの?」

2.宮崎アニメについてどう思いますか?

モノ:今までに何作か見てきましたが派手さはないがしっかりとした筋書きで見ているものを飽きさせない演出が重なり合ってとても楽しめる作品だと思います。内容の中心は「愛、友情、正義、」といったきれい事が描かれているわけで、それがとてもよくわかるので子供から老人まで幅広い年齢層に受ける要因だと思います。よって私は好きです。 

ミスターX:ほとんど観たことがないので想像ですけれど、なにか教育的というか道徳的というか、文部省推薦の毒ににも薬にもならない優等生的なアニメという感じがします。

犬:手塚亡き後のアニメ界を1人で背負ってる人であり、今や日本映画界をも背負っている人。それくらいどうすれば万人に支持されるものが作れるかを熟知しているのでしょう。宮崎神話は「現代」を描かないならばまだまだ肥大化して行くでしょう。

3.「エヴァンゲリオン」現象について。

モノ:去年の春がピークだったようです。今年のはじめにも再映されていましたが果たしてどれくらいの人が見に行ったのやら。ただこの作品は今後も長く生き残ることでしょう。ジャンルとしては「ロボットもの」というくくりとはなるでしょうが、様々なジャンルからおいしいところを持ってきてうまくつないでいると言う見方もできます。そんな中で今までアニメでは取り入れられていなかった映像としての表現方法が採られているのが大きな特徴だといえます。たとえば魚眼レンズを用いた映像、絵コンテをそのまま本編として構成した映像(鉛筆、色鉛筆などで描かれた絵)。そして最後の2話(TV放送)で活字の描写と主人公が自問自答する個室の演出がとても印象的であった。そして最大の魅力である「謎解き」これが様々な解説本、謎解明本を生み出し日頃アニメなんぞ見向きもしない人々を引きつけ、元々アニメファンだった人たちをより強くのめり込ませる要因となったのは疑う余地がない。現象としては落ち着いてきたがまだくすぶっている状態のようだ。

ミスターX:まあ、勝手に盛り上がってください、て感じです。所詮アニメはアニメでしょう。

犬:今だ本編を観ていない。一時的なブームでは終わらない程の何かを持ったアニメである事は想像できます。アニメという殻の中では当然なのかも知れませんが、いつも、何でこういう子供達が国だの宇宙だのの存亡をかけた一大事にかかわれるのかと思ってしまいます。子供とはそんなに強くて勇ましくて優秀でしょうか?「ガンダム」の時も全然観ていなかったがこれもそう思います。幼い頃に自分と何かで共通する少年達が大人顔負けに活躍するロボットアニメに熱狂した世代が大人になっても未だにその頃の熱がさめないそういう人達に受けたんでしょう。

4.今の漫画(アニメ)について

モノ:リアリズムへの挑戦。どうも日常の話を書いているものが多くあまりおもしろくないのではないかと思う。売れているもの又は評論家なる人々がこれは良いと言って薦める物もこの類である。何か夢がない。

ミスターX:定期的に読んでいるのはスーパージャンプだけです。その他の漫画あるいはアニメについての興味は皆無です。

犬:今講読している漫画誌はありません。ロボットものにはないですが、手塚、石森、ちば、水木、白土等に対する熱は冷めていません。

5.「タイタニック」現象についてはどうですか?

モノ:恥ずかしながらこれもまだ見ていません母親は「とっても良かった」と感想を述べていました、やはり「レオ様」と大昔の悲恋物と大スペクタクルといった要素がうまく重なり合って大ヒットとなったようです。母親曰く「3時間と長いから寝ちゃうかと思ったけどテンポがいいからあっという間だった」というようにおばさんでもわかる内容であったらしい。洋画とはいえこれだけヒットしたことは喜ばしいことだ。去年のもののけ姫といい映画界にはよいニュースだ。

ミスターX:そんなにいい映画なんでしょうか?

犬:劇場で観ました。大味なラブロマンス映画でした。いいシーンは粋な楽士達。

6.最近のキレた中学生達の事件について思う事があればどうぞ

モノ:なぜ、最近の中学生はナイフを携帯するのだろう。こんなに平和な国だというのに不思議だ。確かに私もこの時期(反抗期)の自分は自分の思い通りにならないことが多いことに気づいて非常に危ない状態であったことは認めるが事件を起こすまでには遠く及ばなかった。みんな自分の未来について絶望しているのだろうか、もはや何かに熱中すると言ったことだけでは解決しなくなっているように思える。高校生を集めた何かの座談会である人が「なぜ人を殺してはいけないのか」という質問を投げかけたとき言葉で説明できる人は誰もいなかった。こういう質問は昔もでていたのだろうが私にとってショックであった。人の痛みを感じられないのだろうか?

ミスターX:「弱いところから壊れる」のは物でも人間でも同じです。

5.最近、思う事

モノ:会社に入って丸10年いったい何をしてきたのかと振り返ることが最近しょっちゅうあります。仕事の面とプライベートの面と両面共。確かに仕事としては機械を何点か設計してきたし、プライベートの面もそれなりに充実してきたと思っているが何か足りないような気がしているそれが何か全くわからない。

ミスターX:やっぱり田舎は性に合わない。田舎モンは大嫌いだ! あ〜引越したい。

犬:皆、どこかでキレて生きているんだと思います。でもその仕方が人間を殺傷するのではなく、モノであったり、言葉であったり、文字であったり、或いは忘れさせてくれる何がかあるとか。ムカつく対象はまず自分に対してして欲しい。