遠吠え:犬 2000.2.29更新

「遠吠え」について by モノ  2000.2.29

モンスター君はどこの誰でも変身可能な生き物のようです。昨日まではおとなしくて
いい子だったのに今日になるといきなり豹変して犯罪者となる。本人は犯罪という自
覚がないのが特徴のようで、まさにゲーム感覚で弱者をいたぶっていく。
新潟の事件もそうだが、犯罪者に一番近い親が、見て見ぬ振りを決め込んでいること
からして、親がしっかりしていないために犯罪者は生まれるのであろうと思う。
親は子供(今回の犯罪者は法律的に充分大人であるが)がよその人間に危害を加える
前にきちんとした態度で立ち向かうことをしないからいい気になるのであろう。
又話し相手がいないと言うのも大問題でしょう。

警察はもう物心ついた頃から「ダメだな」と思っていましたのでこんなもんでしょ
う。サラリーマンですから彼らも。自分に火の粉がかからないように文書を改竄した
りしてもう見苦しいほどです。
警官としてやってはいけない証拠写真の持ち出しや、その写真を使っての脅迫
等々・・・暴力団と何ら変わりが無いじゃないですか。しかも税金をもらっている身
でありながら!どんどんモラルというものが希薄になっていくのが寂しいです。

11.「眼鏡にリュックは要注意」by 犬 2000.2.7 

「脱兎のように逃げた。正月も返上した。警察捜査に問題はない。」
京都小2男児殺害事件の京都府警の記者会見で責任者はこんな事を言っている。
こんな言い訳が通用するのか。
これは大失態以外のなにものでもない。
公園のど真ん中で6人の大人が囲む中、兎は逃げた。
そして「トムとジェリー」を近所の店で演じ、逃げられ、そして自殺された。
どうやら京都では「これから逃げます用意はいいですか?」となんとも親切な犯罪者ばかりらしく、警官は普通、正月は休めるらしい。
その他にも細かい点を見れば見る程、大失態の大の字がどんどん増えて行くだろう。

それから現代モンスターの見分け方。
眼鏡にリュックは要注意。
それと忘れてはならないのが、昔昔は優等生で人気者。
で今はゲーマー。
みなさん気を付けましょう。

「新潟モンスター」の事件でも家庭内暴力という言葉がよく登場していた。
今回の事件も先に長男の暴力そして長男がいなくなると次は次男。
金八で最後迄のばしにのばして解決しないでいる「モンスター」一家と同じ構図だ。

「京都のモンスター」の昔昔の作文が出ていたのでここに載せておく。
がんばった、がんばったがよく出てくる。
そして何位になったかも。
走るのが早ければ身の回りの世界ではいつも走れば1位だったかも知れない。
上位にいるというに慣れてしまい、上位にいるべきだ、いて当たり前。
でもそれはちっぽけな身の回りの世界での事。
だからこれは悲劇ではない。

早く刈り取らなければならない「モンスター」が一人減ってくれたと言う事。
モンスターの周りにはいつもおろおろするばかりの親がいる。
そして標的は弱いものに集中する。

現代モンスターの見分け方。
眼鏡にリュックで、昔昔は優等生で人気者、で今はゲーマー。

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「遠吠え」について by モノ  1999.12.21

さて記事が掲載されてから早1ヶ月かなり事態も沈静化してきましたが(マスコミが
追っかけるのをあきらめたためか?)実際のところ何も変わっていないようです。

まずは「シャクティバッド・グルグル」から。

この人達は私の価値観からすると「おかしい!」
ただの「自己啓発セミナー」からの出発だったわけですが、私もちょっとこの自己啓
発セミナーに接触した身であるので、今回の件を見るにつけ、自己啓発セミナーとい
うのは一種の宗教である事を改めて認識しました。そういえばその当時、私を誘った
大学時代の同級生も「初級コースの上のコースが有るんだけど今度それを受けるん
だ!」などとうれしそうに語っていました。(かなり高額のお金が必要だったように
記憶しています)そうですこのセミナー料が、御布施代わりなのです。

ミイラにされた方は本当にお気の毒だと思いますが、あの世界の方はいっちゃってま
すから。何を言っても耳を貸さないでしょう。又そいう世界に行く人も結構多いと言
うことが判ってきました。何を信じたらよいのかわからない人が増えているというの
と、嘘(その人達は神の声などと言っていますが)を平気で他人に信じ込ませる話術
と何か得体の知れない魅力?というか信じられると人に思いこませることに長けてい
る人がなんの罪悪感もなく悪行三昧を行っていても良い時代になっているということ
に問題があるように思います。
何かのテレビで見ましたが。この集団の集会か何かで子供が書いた「ぐちゃぐちゃの
絵」を何千万円とか何億円といった価値があると言い張り、一応売っていると言うこ
と自体おかしいなと皆さんが思わないのかと不思議になりました。(最初は冗談かと
思いましたがどうも本気のようだったので)誰も買わないと思いますが。

これも核家族化、他人のことは知らない。という無関心を装う風潮がもたらした結果
なのかも知れません。そのくせ他人の事は知りたがり、自分と比べてみる心の貧しい
人達が増えているのも事実でしょう。

そんな中で不安な気持ちを誰にも相談できず、誰かに相談したいけど相手がいないと
いう人が多くなっているのもこの風潮に拍車をかけていると思われます。

以上散文になりましたが毎度のことです。オウムの二の舞でしょう。既に犠牲者も出
ていることですし、この集団のホームページも大笑いのことばかり書き連ねてい
ます。(某氏より情報入手)「最高ですかー!」も同じ穴のムジナでしょう。

「わん わん わわーん わん わん わわーん」について

権力なり特権を持っていることを悪用する常識はずれの人たちが(その人達は当然の
権利と思っているのでしょうが)長い間積み重ねてきた悪行がつもりにつもって歯止
めがかからなくなっているのだと思います。「何が得で、何が得でないのか」を基準
とした頭の構造を持った奴らが増殖しているからでしょう。今や警官なんて一番やば
い職業と化していますから。
何しろ奴らは拳銃を持っていますし、警棒なんかも持っています。凄い装備です。
で、悪い奴らを捕まえずに悪い奴らとつるんで悪いことをして平然としているなんて
なかなか出来ません。

キャリアという制度について、問題視していますが、現場をろくすっぽ知らない頭
でっかちのガキが上に立って指揮を取るんだから、たたき上げの人達がやる気を無く
すのは判りますが、だからといって犯罪を犯しても良いと言うことにはなりません。
だって警官なんだから。

ちょっとした心の隙をついて悪いことスレスレのことを「まあ大丈夫」と軽い気持ち
でやってしまう輩が増えているのも事実ですし、それを注意する人も少なくなってい
ます。(私も人の事は言えませんが)

まだまだ不祥事なんてどこにでも転がっていることでしょう。ただ日の目を見ないだ
けです。

そういえば幼女殺害事件なんてのもありましたね。あれも「受験」の犠牲者という向
きもありますが、「大人のイジメに耐えかねて」と言ってもおかしくはないでしょ
う。事実我が村にもそんな臭いがプンプンしています。はじめはうわさ話から始まり
それが高じてバッシングへと変わっていくのはどれも同じです。その中にはやっぱり
御山の大将がいて、子分がいて・・・何がおもしろいんだか?仲良くやればいいのに
自分が一番!と思いたがる馬鹿タレがどこにでもいるのです。

いくら状況が状況であっても人の命を奪っても良いと言うことはありません。まして
相手が抵抗できない子供なんですから。いくら同情を買ってもやっぱり許してはいけ
ない行為だと思います。
きっと犯人の方は「思い知らせてやる」という想いで一杯だったのでしょうが。

それと12/19TBSの報道特集にて「東電OL殺害事件」の被告であるネパール人の
無期懲役求刑について報道していましたが、どうも内容では「ネパール人は犯人では
ないのではないか?」という主旨ととらえました。状況証拠だけで肝心の動機や物証
が乏しいのがこの事件を解明するのに難しいところと番組内では語っていました。で
すが、このネパール人も東電OLと数回に渡り性的交渉を持っていたわけですので、
容疑者の一人とされても致し方ないが、決め手がないままこのまま拘留されるのはど
うなのか?番組ではこのような不法滞在者が起こした事件、当時の関係者が日本に居
らず証言を取るのが難しいことなどをあげていましたが、むしろ警察の捜査やそれに
協力する人達の影が薄く「ホントに捜査やってるの」と疑いたくなるような雰囲気が
漂っていました。(これはTBSの意図するところか?)

このごろスッキリしないイヤーな事件が続いていますが、景気の後退と共にますます
悪化していくことは必死のようです。

なんだかクラーイ気持ちの今日この頃です。では又。

10.「神奈川県警の不祥事続発」by 犬 1999.11.16
警察にはキャリアとノンキャリアという理解の出来ないシステムが存在している。
このシステムがある限り今後も不祥事を隠すという不祥事は続発するだろう。
しかしである。
どうも最近の事件を見ているとシステム悪とは別の所にも原因がありそうだ。
つまり基本的な道徳観念がない。
起こした不祥事はまるで朝のワイドショーネタのようなことを起こしている。
つい先日までのテレビ局員達の続発した不祥事もそうだ。
またハレンチな先生達も大勢発生した。
熱血漢、真面目、まさかあの人が。。。
そういう輩が最も怪しいのが今です。

9.「生きてるって言ってみろ」 by 犬 1999.11.16
伝説のカルトシンガー友川かずきの歌ではないがこう言いたくもなる。
なぞの集団、生活空間の事だ。
グル、サイババ。。。
ああ、また例の集団を思わせる。
妻や長男があっち側になってしまった悲劇の男性のミイラ。
ミイラだよミイラ。
でもあっちの人は「生きていた」と真顔で言う。
さらにあっちの神様は「頭を叩けば病気は全て直る」。
ただし、500万円也。
数年前、企業から積極的に取り入れて社員教育に利用された「自己啓発セミナー」が下火になりでも生き延びた例が今回だそうだ。

 自己啓発セミナーが下火になったからと言ってそういう機関に頼る人が減った訳ではまったくなく、逆に増えているはずだ。
「路上の詩人」から自分への言葉を買うOLが増えている。
見たことのある人もいるのだろうか?
それ自体は悪いことではないが、「聞いてもらいたい、何か元気を授けて欲しい症候群」の人達が多いのは確かだ。

「東海村放射能事故」について by モノ  1999.10.19

東海村の放射能漏れが起こってから早半月が過ぎました。事件は結局作業を決められ
た通りにやらなかったことが原因です。よく私の会社でも「こっちの方が楽だから」
「こうする方が早いから」「安くするためにこうしている」などと色々と理由を付け
ては作業を勝手に変更している事が間々あります。まあこれらは他に被害が及ぶなん
て大事故には繋がりませんが、人の意識というものはどんな危険な作業をしていても
慣れると平気になってしまうものなんですかね。

又チェックを責任者が受ける、決まった人が受けるというのはおかしいですが、当社
で数年前に取りましたISO9001なども同様に決まった人が立ち会い検査員に対応して
います。
まあ、それとこれとを比較するのは難しいですが、抜き打ちで来るのが本当のチェッ
クと言えるでしょう。(でもどこからか情報は漏れてしまうのが世の常ですが)

今回のような事故があっても体質が一向に変わらないのがお役人魂。謝る責任者も
「イヨー千両役者!」と声をかけてやりたいほどの見事な土下座。なんか卒業式等の
儀式にも似たイヤーな風景が流れています。

8.「東海村放射能事故」 by 犬 1999.10.15

東海村放射能事故。もう落ち着いたのだろうか?

会社ぐるみの法律違反した裏マニュアルに従って、それほど知識のない作業者に従事させていた。

事故というよりも人災。

事故後の知識者らによる討論会では「起きるはずのない事故」と語っている。

しかし起きた。

「起きるはずのない事故」を知らない作業者が「あり得ない作業」をしたからだ。

今後こうした施設に対する政府のチェックは厳しくなるだろう。

しかし、チェックに来る日も来る時間も来る場所も知らされて、そのために急遽、「起きるはずのない事故」を知っている責任者がチェックを受けるのでななく、毎日作業する「起きるはずのない事故」を知らない作業者がチェックを受けるべきだ。

単純だが危険という大きなリスクを伴う為、同種の作業賃金よりは大幅にいいはずだ。

「コロラドの銃乱射事件」について byモノ  1999.4.23

 昨日帰宅してテレビを見て驚きました。はじめは何が起こっているのか見当も付き
ませんでした。以前にも学校内での銃乱射事件は起こっていましたが今回のような”
はじめから生徒を殺害する事”を前提に行動している悪質なものは初めてでしょう。
そして自殺とはまさしく無責任。死んで当然でしょうが殺されたり傷を負わされた
人々(肉体的にも精神的にも)の心は安まりません。

 教育問題ばかりを焦点にして議論を続けるアホな「白い家」の住人達はさておい
て、とっとと銃の所持を規制いや違法とすることが先決だと思います。もう野生の動
物から身を守る必要は少なくもっぱら同じ人間に向けて使用される銃なんて必要ない
と思います。

 はたして銃を所持することによる犯罪の拡大化は進めども縮小化にはならないのが
現実です。それでも銃を所持することに固執するかの大物俳優チャールトン・ヘスト
ンを筆頭とする全米ライフル協会はどう思うのか?こういう連中を標的にしないのは
なぜかな。

 学校の荒廃は日本以上に深刻な事は様々なメディアによって紹介されているので知
られたことだが、一向に回復の兆しは見えずますます悪化するようである。日本も同
じ道をたどっているように見える。物が氾濫し裕福になった日本。その一歩先を行っ
ているアメリカがどうしようもないのなら日本もそれに巻き込まれていくのか?

 戦前戦後時代と異なり生きることがそれほど難しく無くなっている現在。自ら生き
ていく夢や希望を探さねばならない若者達の苦悩が爆発した結果なのか?大きな夢や
希望をもちそれを実現できる枠が決まっているのに殺到する多くの若者達。敗北した
わけではないのに小さな挫折によって起こった内なる怒りを何の関係もない方向へと
発散させる若者達。我慢というものができなくなっている若者達。知識や情報は溢れ
るほど持っていて小利口な若者達。すでに高度経済成長時代から徐々に増えていった
であろうこの若者達の原形が団塊の世代なのかも知れません。

 今の世の中「落ちこぼれ」「劣等生」というのは単に勉強が出来ない生徒という意
味ではもはや無いと思います。今まで作り上げてきた社会に沿って生きていけない
人々のことを指すのでしょう。「優等生」なんてもはや存在しないのではなかと思い
ます。そして「優等」「劣等」なんぞは所詮周りの大人達の気まぐれでどうとでもな
るものですから。

 インターネットでの情報によって銃を購入したり爆弾の製造方法を勉強して作って
みたり出来るなんてとても驚きです。実際に銃の売買をインターネット上で行われて
いるのを見たことがあります。非常に便利で危険なものを現代人は作ってしまったと
言うことですね。ただ何でもそうですがその便利なものを使用する人間によって有効
なものになったり危険なものになったりするのは古くから語られてきたことです。そ
の人間が信用できない者に変わりつつあると言うことが問題なのでしょう。
 
 所詮最後は人間の気持ちと言うとても不安定で壊れやすいものに頼らざるおえない
のが事実です。もっと心を広く、強く持てるような社会を大人達(つまり我々)が築
き上げていかないといけないのかも知れません。物質社会は続きながらも精神社会の
充実が必要ではないのでしょうか。

7.「コロラドの銃乱射事件」 by犬 1999.4.22

 御存知のように4月20日のヒットラーの誕生日にアメリカ、コロラドの高校で衝撃的な銃乱射事件が起きました。
「トレンチコート・マフィア」という成績優秀でパソコンに強いヒットラー信棒者グループの18歳と17歳の白
人男子生徒が容疑者です。ショットガン、ライフル 、ハンドガン、半自動ライフル、手りゅう弾、パイプ爆弾、時
限装置付きプロパンガスのボンベ爆弾などを用い、今迄のところ容疑者2名を含む15名の死亡が確認され、今なお
16名が入院しています。被害にあったのは主にマイノリティやスポーツ選手だそうです。

 背景はまだ明らかにされてはいませんが、何とも驚きと同様に怒りの湧いてくる事件です。銃社会、インターネット
による危険情報の容易な入手などもこの事件の背景にあるとは思いますがそれで容易にこの事件を語って欲しくはあ
りません。なんと言ってもこいつら自身が病んでいます、腐りきっています、自殺して当然です、この種の極悪人に
はもうこの地球で酸素を与える必要はないです。どうも各国とも国が病んでいると非常に偏った思想に走りやすく、
それも特に手の届かない大きな標的ではなく目の前にいる日常的な風景の中に狙いを定めます。あるいは仮想世界の
迷宮入り込んでしまいます。日本はまだ後者のようですが安心もしてられないです。そろそろ迷宮から外界に出てく
る弱小モンスター達も一度ネットで繋がり持ってしまえば何をするかわかりません、モンスターですから。学校や組
織で暴れるのは「落ちこぼれ」や「劣等生」なんて時代は完全に終わりました。今や優等生こそが危険なのです。
気がつけばテレビドラマでも問題児は優等生です。優等生には注意しましょう。

「35%」について by モノ99.4.8


 ここのところ教育に焦点を当てたTV番組が目立ちます。NHKなどは文部大臣を
引っぱり出してきて生徒と直に討論させたりしていました。ここで子供と思っていた
生徒達が結構まともなことを発言しているのを聞くにつけ「自分はこんなに真剣に教
育というものを考えなかったな」と振り返ったりしていました。
 最近というか何というか教師の「サラリーマン化」が叫ばれていますがそれがよく
出ていると思います。よくこのような最近の教師のふがいない報道を聞くと母親など
は「あたし達の頃の先生は本当に熱心な先生が多かったわね」「確かにやる気のない
先生もいたけれどね」と昔は良かったと懐かしんでいます。
 「クラス担任を辞めたい」と思っている人たちには責任感が薄いとしか言いようが
ありません。中には先生になってクラスを持つのを山崎努夢見ていた人も現実を目の当たり
にしてくじけてしまうのではないでしょうか?これは何も先生ばかりに言えることで
はないと思います。今全世界的に「無責任・自分勝手時代」へと転がり落ちていって
いるように思えるからです。
 それに何も先生ばかりが攻められるのは筋違いで生徒側についても大きな問題があ
るのが今の実状ではないでしょうか。よく我慢できない子として授業中に立ち上がっ
て教室をうろうろしたり、奇声を発したり。こんな子供に誰がしたのか?親です、生
活環境です、社会です。
 こんなへんてこな子供達を束ねていくことは、もはや不可能なのかも知れません。
先生も自分のクラスは大丈夫と思っているかも知れませんが、それはただ単に運がい
いだけなのかも知れません。
 多くの子供思いの親たちは小さいうちから「私立」というある一定の範囲内にいる
人間だけで教育を受けられる学校へと子供を行かせたがるのでしょう。それも一つの
道です。
 もはや先生だけではどうすることもできないのは明白です。追いつめられているの
は生徒も先生も同じなのです。私はいままでの学校教育が間違っていたとは思いませ
んが、正しいとも思っていません。何にでも矛盾が生じるものですし曖昧になってい
くものです。これから学校教育が変わっていけばそれを受けた子供達が親になり子を
持つ頃には結果が出ていると思います。では今の親たちはダメなのか?そう!ダメな
んです。今がそうですからダメな親、ダメな先生、ダメな大人達!でも希望はありま
す。多くの大人達が自覚し行動すれば自ずと子供達も続くでしょう。(甘いか?)
 最後にサラリーマン化した先生に未来はないと言うことがハッキリしただけでも
「日教組」は有意義なアンケートであったと受け止めるべきでしょう。その日教組こ
そが問題なんですから。

「喜劇役者」について by モノ99.4.8

 今「喜劇役者」というものは絶滅しかけているのだと思います。何かこいつはやっ
てくれるなと感じる人が少なくなってきています。今思い浮かべただけでも「伊東四
郎」「小松政夫」「西田敏行」(この人は何でも出来ますが)といった年輩の方しか
思いつきません。若い人で出てきただけで顔がほころんでしまうような人というのは
ちょっと見あたりません。それだけ笑い、喜劇役者を育てるには時間がかかる物なの
かも知れません。それに最近の笑いは「なんだかわからないけれど笑える」「ハプニ
ングで笑わせる」といった前者は難解(松本人志、ふかわりょう、など)後者は行き
当たりばったり。もっとシンプルでいて笑えるといった物が生まれにくくなっている
のかも知れません。
 三木のり平さんといえば和服姿や、仕事着の似合ういなせな下町のオヤジといった
イメージが強く私が「三木のり平」を見だした頃は渋い名バイプレーヤーになってい
ました。時たま昔の喜劇シリーズの映画に出ているのを見て「ああこういうことも
やっていたのか」と驚いたことが思い出されます。
 映画も喜劇というジャンルの物が近頃減ってきているように思います。そして笑い
はごく身近な突拍子もない出来事へと移っていくのかも知れません。

6.「35%」99.4.7

今朝の新聞で「35%がクラス担任をやめたい」という記事があった。問題行動やいじめへの対応、クラス運営などで子供との関係がうまくいかない事を理由にあげる教員が6割近くいたそうだ。先日も教育テレビで長時間にわたって「現場の教師」をテーマにしていた。この35%という数字が多いか少ないかが問題ではなく、こういうアンケートを日教組が行う事こそがことが深刻であることがわかるだろう。君が代や日章旗の義務ずけなどでわやわやもめている卒業式がどうのなんて事は大した問題では無い。なんか皆がわやわや騒いでいるから俺もそっちにしておこう程度の認識で「君が代」「日章旗」を拒否して天下を取ったような気分でいるだけだ。そのうちそういった数分を我慢すれば過ぎてしまう「取り合えずの象徴」に反抗していた精神なんて社会に放り出されれば、「じゃあ首」の一言で終わりです。管理万歳ではないがこの35%の先生達にもっと強くなって欲しい。問題行動やいじめへの対応に悩むこともあるでしょうが「それは悪である」と言うことははっきりしている訳です。仲間のようにお兄さんのようにお姉さんように生徒と交わる教師がいい教師であるとは思えません。小さな子供でもそれぞれ背負うものがいろいろあるはずでその背負っているものから逃げているとあとで逆襲されるんです。逃げる教師を観て育つと逃げる生徒が出来上がってしまいます。何故ポケットにアイスピックが入っていたのかも大いに不思議な酔っ払いのおじさんも居れば、勇気をもって注意をし指される若者もいますし、長時間それを観ていながらシーンと静まり返っている大勢の小市民もいます。教師とはこの若者がなるべきです。

5.「喜劇役者」 99.2.10

 桃屋のCMでお馴染みの三木のり平が亡くなった。日本喜劇界/演劇界で大きな損出だ。元々は新劇出身で森光子のロングラン「放浪記」の演出等も手掛けた。新聞でも「喜劇役者の死」と報じていた。あの飄々とした演技とだみ声、その存在だけで笑いを誘える数少ない人だった。最近のテレビには多くの俳優達がバラエティに出て、笑いを売り物にしようとしている。また今の視聴者にはそれでも番組が成立している。藤山寛美、渥美清、三木のり平と存在そのものが喜劇である偉大な役者達がどんどん亡くなっている。今や文人かのように扱われている御大森繁久弥も喜劇役者である。真面目顔して二枚目を気取るのは誰にでも出来る。しかし人を笑わせるのは容易くない。今のお笑い達は自分の友人を笑わせれば OKの風潮がある。笑わせられなくても笑い声を大きく流せばテレビは成立する。

4.「小沢一郎の野望」98.11.26

小沢一郎が自自連立で合意した。かつての7奉行、結局は橋龍だけが小沢と手を結ばなかったようだが、実は橋龍と小沢の党首対決も世間が期待したほどのものではなかった。考えてみれば総裁選に出馬した老兵梶山ももし当選した際にはこの連立がもっと加速していたかも知れない。戦後政治の本流の血が流れている小沢一郎と結局はどこかで通じており互いの目的が少しでもカスればそく連立に動くような政治家だったと言う事だ。最後まで平行線を辿りそうなのは管やYKKのようだが、何と言っても数の世界。民主党の管、自民党のYKKだから世間もその言動に注目するのだがこれが弱小政党の輩だったらそうはいかない。小沢一郎の野望、それは、管か鳩山かでぐるぐる回っている野党をまとめる事ではなく、自民を叩き割って、その中枢に変貌することのようだ。そしてその中枢とはまたもやお奉行達の寄り合いになるのかも知れない。永田町の織田信長、永田町の革命児、小沢一郎。その手法には反抗的になる政治家は多いがその政治理念には太刀打ち出来そうな政治家はまだいないようだ。

3.「否定して行くしかない」 98.9.18

 かつて企業研修にも自己啓発という言葉が存在した。学生時代の知り合いもこのセミナーに参加して大いに触発され「君もどうだ?」という誘いを行っていた。無論、セミナーにはお金もかかる。上級コースになればなる程かなりの額になる、でもそれだけ払う価値はあると言っていた。色々な圧力の中にいる自分を他人の言葉をきっかけとして「どんどん殻を壊して自分をさらけ出し今までの自分を変えるそしてその瞬間、同じように集まっていた人達とその感動を共にする」そして新しい生き方を発見していく。確かにこの言葉には人を迷わす誘惑が多く含まれている。また「説明だけでも受けてみないか?」や「なぜ受けないんだ?」に対して「時間がない」「怪しい」「興味がない」などいう逃げ腰ではなく「だから受けない!!」という明確な答えを持っている人は何人いるのだろうか?今回の騒動、二人とも有名人である。有名人だからこそ、こういう騒動になったのだろうし有名人だからこそこれぞれの環境にマッチしたのかも知れない。しかし、今後、貴乃花は優勝街道をばく進し、TOSHIが日本から羽撃いて世界的な成功を収めるという好結果になったとしたらどうだろうか?「あれ?結構いいのかな?」と思う人もいるだろう。もし連敗でセールスが全く伸びないという惨敗だったら「ほら見ろ、そんな事をしているからだ!」という非難轟々だろう。勝星、セールス枚数など結果が目に見えるもので判定できるモノでもないのかも知れないし、彼等はそういう目に見えるモノを目標に毎日を過ごしているのではないだろう。じゃあ、どうやって判定しよう?

いやいや、そんな判定なんてどうでもいい、問答無用に否定して行くしかない。否定する理由は?明確にはないかも知れない。でも否定して行くしかない。そして身近に足を突っ込もうとしている知り合いがいれば問答無用にその足を引き上げてあげるしかない。抵抗するかも知れないでも否定して行くしかない。

「否定して行くしかない」について by モノ98.9.24

「否定して行くしかない」について

もっともな意見だと思います。所詮「自己啓発セミナー」等というものはアメリカという病んだ国から送り込まれてきた「精神ビジネス」にすぎない。アメリカは弁護士大国とかカウンセラー大国というように金を払って他人に自分の行き先を決めてもらう国なのでこのセミナーも通用するが日本ではどうか?

私も10年程前丁度会社に就職したての頃、大学時代の同じ研究室だった人から誘われてこのセミナーを体験した過去があります。最初は「ちょっと会えないかな?卒業から久しぶりだし」と飲みにでも行くような誘い方で私もフラフラとその誘いに乗って行くと、とあるビルに連れ込まれ私と同じく誘われてきた人と向かい合わせで座ってその人の年齢から職業、性格などを見た目だけで推測して直接向かい合っている人に話すということをやらされた。当然相手の人も私のことを推測して「君はこうゆう人間でこういう職業をしている・・・」と話した。なんだか学校にいるような雰囲気で部屋(結構広い会議室だった記憶がある)の中にいる今日初めて合った人々がなんだか仲間のように思えてくる。その場で本格的なセミナーへの参加を申し込んで後はお金を振り込むだけと言うところまで来た。そこで疑問が生まれた「何やってんのかな?俺は・・・」そういえばセミナーの主催者の人が「本当は、平日に会社を休んで参加して欲しいのです。休みの日に出てくるようなそんな時間つぶしのセミナーではないのです。あなたの一生が左右されるかもしれないんですから」「お金は少々高く付きますが、これはあなたの人生の先行投資だと考えてください。又、お金を他の人に借りてまで参加する事が出来ればあなたはお金を借りた人にこのセミナーのことを話して説得できたという自信になるでしょう。」と話していたが、冷静になって考えればずいぶん勝手なことを言っているもんだなと感じ始めてきたのです。そこでセミナー会社に電話にて事情を話した後、解約通知を送って解約する事にしました。少したってからその勧誘した人から電話が入り「何でなの?」と問われたので「俺には必要ないと思った。あの時は物珍しい体験をした後で気持ちがセミナーを受ける方にいていたが今は落ち着いてそう判断した」と答えたら「そう、残念だね、僕はあの後次の段階を受けてすごく感動したんだ。もう一つ上のステップにも挑戦しようと思っている。」と話してた。その人はとても静かな人だったので別段怒ることもせず、その後も年賀状などを送ってくれていたが、同じセミナーを受けていた人と結婚をしたというハガキが来てから連絡が来なくなった。このように必要と感じる人がいてその人にプラスになるようで有ればそれはそれでよいのかもしれないと思っている。このセミナーを受けたことによって救われる人もいるらしいので頭から否定することは出来ないが、勧誘という方法はいかがなものか?又、この手のビジネスは規準となる金額が有って無いようなもの。セミナーはセミナーでも資格や新しい分野を学ぼうとするセミナーもかなり高いと感じる。人が話すのを聞くだけで、薄っぺらいテキスト代だけでこんなに取られるのかと怒りをおぼえることもしばしばだ。話はそれたが、やっていることは新興宗教と何ら変わりのない金儲けであることだけは事実である。それもかなり悪質に一人一人から搾り取ろうというやり方も新興宗教に似ている。有名人や有名スポーツマン等は成功を多くのファンから期待されそのプレッシャーを受けながら日々生きていくのだからきっと自分で何でも決めるのが怖いのであろう。支えてくれる人がしっかりしていないと崩れていってしまいそうな人が狙われるのではないか?しかし、あの若乃花に対する貴乃花の態度は私の常識の範疇においてふざけていると思う。何様のつもりだろうか?土俵がなければただのデブじゃないか。横綱!横綱!といわれるのも現役時代まで。このままだと相撲協会からはじき出されかねない。二子山も親だからといってつまらない画策をして欲しくはない。しっかりと一人の人間として対応して欲しい。日本人には「自己啓発」等というものにはそぐわないのかもしれない・・・・・まだ。

以上です。


2.「北」98.9.3

北朝鮮の2段ロケット式の弾道ミサイル「テポドン1号」の日本海域への発射。これまで北朝鮮については落合信彦やSAPIOらが盛んに警告していたがある意味それ以上の現状のようだ。マイナスイメージなニュースばかりが報道されているのかも知れないがどう観ても食糧難で街を彷徨う子供達が大勢いる事は確かなようだし、外国からの大量な食料援助物資も何処にあるのかわからない模様。こういう国内状況なのに日本国土上空を横断してロケットを発射するとは。更にこの事態に対して「自主権の問題」と声明している。これではタカ派議員でなくても激怒して当然だ。国交断絶、食料支援の停止も当然だ。北朝鮮国民の罪ではないとは思うがそうは思わない強硬派が発生してもしかたがない状況だ。日本の軍拡化にストップをかける正論もそろそろやばい。守る為でも軍事は軍事。軍拡の道に進むなら進みましょう。止めるならもう白旗をあげましょう。世界的な不況の嵐で明日の仕事も危うい日本がなんと明日の食料も危うい国から宣戦布告されたんだ。どうする。韓国もアメリカも味方ではあろうが、所詮他国の事。中国だって後ろに控えている。「ノストラダムスの大予言」だなんて言っては居られない。問題は愛国心です。ディスプレー上の戦いには散々慣れた現代人。ですが本当の闘いの危険もすぐそこに来ているのです。パソコンイジッて高級車を乗り回すよりも、銃を担いで泥道を走れる人の時代になれば価値観は一転します。産業界も方向性が変わるでしょうし教育も人間性も変わります。

「北」について by モノ98.9.7

全く北朝鮮には腹が立つことばかりです。食糧危機があるにもかかわらず、ミサイル作ってぶっ放すとはどういう了見なのか?まるで大きなオウム心理教のように思える。はたしてどこの国が成敗するのか?日本であることを期待したい。

1.「?」 98.5.7

歩行者すれすれで飛ばすドライバーが居ました。何で?

満員電車でシャカシャカ鳴らす男が居ました。何で?

背中に荷物を背負って通行の妨げになる男が居ました。何で? 

いつまでも信号を渡らない男が居ました。何で?

深夜に大音響でミュージックを鳴らす男が居ました。何で?

十分聞こえるのに大きな声で話す男が居ました。何で?

禁止の貼紙があるに携帯電話をする男がいました。何で?

満員電車にどう観てもまだまだ座れる座席を占有する男が居ました。何で?