音楽 2000.3.17更新

「音楽1999年後半を振り返って」by モノ 2000.3.17


後半(と言っても6月発売でしたが)は怒濤の幕開けでした。ジャミロクワイ「シンクロナイズド」、ケミカルブラザース「サレンダー」、レッド・ホット・チリペッパーズ「カリフォルニケイション」と立て続けに出てきました。
ジャミロクアイは相変わらずノリの良い楽曲でぐいぐい聞いている人を引き込んでいきます。相も変わらずのクオリティーの高さはさすがだと思います。ケミカルブラザースはちょっと以前よりテクノの方に近づいている雰囲気です。レッチリは、名盤?の誉れ高い前々回のアルバム(ブラッド・シュガー・セックス・マジック)に匹敵する出来上がりで、何度も繰り返し聞いていました。ギターがブラッド・・・時代のジョー・フルシナンテに戻ったのが良かったのかはさておきとにかく1999年最もよく聞いた1枚です。今年の頭にはライブにも行ってしまいました。ジャンルはファンク+ラップ+ロックといった感じで、ミクスチャーロックの魁的存在ですが、いまだに健在ぶりを証明した結果となっています。
1999年前半に紹介しましたXTCの「アップル・ヴィーナス1」のデモ盤が「ホームスパン」という名前で出ました。こちらのデモ盤でも十分出せると言うことで発売に踏み切ったのでしょうが、これを聞いて「アップル・・」を聞くと「ああっアップルの方がきれいにまとまっているなあ、でもホームスパンの荒っぽいところも捨てがたい」と思ってしまいます。この人達の曲作りには毎度毎度感心します。
又、昔の人達の健在ぶりを感じた年でもあります。1999年前半のジェフ・ベック。何しろ新譜が出るのはほぼ10年ぶりです。それよりも何よりもすでに55歳を過ぎているにもかかわらず、あの驚愕のギタープレーは皆を驚かせます。まさに超人といえましょう。同年代のエリック・クラプトンが枯れて干からびていく中いまだに「ギターヒーロー」を演じているベックには頭が下がります。しかも発売日の次の日に某大型CDショップに買いに行ったらば「売り切れ」の張り紙がしてあったのには驚きました。きっとあまり売れないであろうと入荷量を絞っていたに違い有りません。
同じく元レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズも同様です。「ズーマ」というベースをメインに据えた、インストはベース版ジェフ・ベックを彷彿とさせます。昨年ライブにも行きましたが、実に精力的にベースやスティールギターやキーボードを弾きまくっていたのには驚きました。
そしてBECKの「ミッドナイトバーチャルズ」は1999年を締めくくるのには最適でしょう。なんと言ってもジャケットのインパクトの高さと言ったら近年希にみる出来だと思います。ジャケットのデザインはヤマツカアイ(ボアダムズ)さんで最初に見た時からもしかしてと思っていましたが、相変わらず独自の世界をお持ちのようで安心しました。内容もよりポップにしかもファンクによっているように感じました。昨年後半から今年頭にかけてよく聞いた1枚です。
テクノ・ダンスはちょっと古いですが1999年後半聞いたと言うことでアンダーワールドの「ボクー・フィッシュ」にはお勧めです。なんと言っても抜群のノリの良さが耳に残ります。他にはカシアス1999(新しいユニットか不明です)の楽曲が頭に残ります。このユニットは名前からして1999結成だとは思いますが、この手の方々はあまり顔や経歴を公にしない方が多いのでよくわかりませんが、なかなか良かったです。
次に日本は相も変わらずで、昔英米ではやったロックの調べに日本語の詩を乗せて垂れ流すインディーズ出身のバンドの多いこと多いこと。又これがそこそこ売れるもんだからみんなその気になる。この傾向はまだまだ続くでしょう。
最後に1999年残念なのは「クーラーシェイカー」が解散したことでしょう。解散前に見に行けたのはラッキーでした。

ライブリポート「オアシス」by モノ 2000.3.17

今イギリスで最も重要なロックバンドといえる存在が、オアシスです。新譜が出てから数週間後でしたので、残念ながら新譜は聴かずじまいで当日を迎えました。
センター席のミキサーの左前でしたので良い席でした。最初から最後まで立ちっぱなしでしたが、演奏の出来はかなりよく、久しぶりに身体一杯に音を浴びてきた感じで、帰りも耳がキーンとなる心地よい余韻に浸ることが出来ました。アンコールで、ビートルズの「ヘルタースケルター」をコピーしていましたが、以前U2もコピーしていたのを思い出し懐かしく思いました。当日ボーカルのリアム・ギャラガーが喉の調子を崩し時々ステージから去り、ギターのノエル・ギャラガーが時々歌う場面がありちょっと心配でしたが、無事アンコールの「ロックン・ロール・スター」も歌い終え。満足のいくライブでした。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」 by モノ 2000.1.17

1/9には武道館で「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」(アメリカ西海岸のロックバンド)のライブにいってきました。

イヤースゲー盛り上がり方でした。周りの若者達もなんだか暴れにやってきたよーな連中ばかりでちょっとおっかなかったです。しまいにゃ後ろで盛り上がっていたおねーちゃんが何かの拍子にこけて、前に座っていた私の頭に爪を立てやがって・・・・痛かったです。で、ライブパフォマンスとしてはとても元気がよく最初から最後まで、ベースのフリーが飛び跳ねていたのが印象的でした。ボーカルのアンソニー、も後半はご自慢の上半身をさらけ出して暴れまくっていました。正味1時間ちょっとの演奏でしたが、満足でした。

ジョン・ポール・ジョーンズ」 by モノ 99.12.21

12/10最後の大物?ジョン・ポール・ジョーンズの単独ライブにX氏と
行って来ました。新譜を秋に発売してそれをベースに当然ツェッペリン時代の楽
曲(当然インスト)を織り交ぜながらライブは進んでいきました。まずは新譜です
が、「ジェフ・ベックのベース版」といったとてもロックしているインストで好感
が持てました。でもちょっと古いかな。昔の曲「ノー・クウオーター」「ブラッ
ク・ドッグ」「ハート・ブレーカー」等演奏するたびに歓声が上がるのは当然
か。(これが目当てか?でもボーカルは無し全てキーボードにて代役)
周りの客層は当然ながら高くネクタイ族が結構いました。女性もちらほら見られ(結
構いい歳)全体的に落ち着いたライブでした。時間も約2時間弱(実演奏時間)と標
準ですが、出ずっぱりなので、今までそんなに活動していなかったなどとはとうてい
思えないほどエネルギッシュでした。

「1999前半 音楽を振り返ってみて」 by モノ 99.10.19

ことしはまず「XTC」の「アップル・ヴィーナス・Vol1」が良かったです。元々XTCは大好きなので待ちに待った新譜に喜びの方が大きいです。いつものマイナーな音を巧みに使いながらの音作りは健在で、捨て曲がないのもいつも通りです。何の前触れもなく曲が頭の中を駆けめぐって、「アレ、この先なんだっけ」と気になってしょうがなくなり家に帰って聞いたりしてしまう日々が続きました。
次に「ソウル・フラワー・ユニオン」の「ウインズ・フェアグランド」こちらも待ちに待った新譜の登場です。今回はアイルランドの民族音楽を多用していまして、毎度の事ながら完成度は高いです。残念なのはボーカルの「内海洋子」さんが抜けてしまったことです。「メスカリン・ドライブ」時代からのファンであった私はもうあの歌声が聞けなくなったかと思うと悲しいです。新譜発表後のライブに行きましたが、その「内海洋子」さんが抜けてもパワーは衰えずとても良いライブでした。中でもボーカル中川敬氏のMCで毎度笑かしていただけるのもお約束です。(やっぱり関西人気質なのか?でもキーボードの奥野氏はMCが苦手のようです。)
今全世界的にテクノ、ヒップホップ、ファンク、DJなどを詰め込んだポップミュージックが流行していますが上記の2作品は地に足を着けた作品作りをしているのでお勧めです。
日本は犬氏が以前指摘したようにいまだに「黒人になりたい日本人の曲」が大流行です。しまいには往年のディスコミュージックの曲そのままに歌詞だけ変えた替え歌を歌っているオヤジが出てくる始末。
まあこんなところで前半戦は終わりにします。では又来年。


宇多田ヒカル現象
これもいろいろ言われていますが、はっきり言って「この子は天才なんでしょうか?」 出て来た当初の予想と今のブレイク度や歌詞、音楽性などなんでもOKです。

モノ 99.5.14

売れてます。でもいまのところ流行というような感じでしか見ていません。なにしろ歌詞で「〜オートーマァーチック〜」のサビの所しか知らないのですから。ちゃんと聞いてはいないし500万枚を売ったアルバムも買う気にはなれないし(今まで記録を持っていたB’zでさえ全く買う気にはならないし)もう歳か!若者の歌文化にはついていけないのか!まあもっともついていく気はありませんが。生まれたときから音楽のある環境に育ったせいも多分にあるでしょうが、作詞能力という点で今の若者にうけたと言われているようです。(若者に訴えるという点で尾崎豊に通じる物があるかも)曲調は洋楽風な感じでいいようです。

犬 99.5.14

彼女に限らず、どうも猿真似日本人のブラックになりたい病はおさまらないようです。アメリカ本国に行けばこれくらいの歌、ダンス、ルックスのブラックはごろごろしすぎているはずです。「ただ黒くなろう」でないんです。マルコムXではないですがホワイトに対するブラックがないとインチキです。よってホワイトによるブラックはインチキです。ダンスもそうですがTRFのサム。確かにアメリカ有名シンガーのバックに希望されたくらいのダンスの天才なんでしょうが、TRFのコンサート、スタジオライブ以外になにか貢献しているのでしょうか?CD録音の場合、バックコーラスでもしているんでしょうか?それに附随した女性ダンサーも居ます。この人達はミュージシャンなのでしょうか?後ろで踊っているだけならスクールメイツだか台詞のないキャッツダンサーとおなじように思います。


1998年「音楽」を振り返って by 犬 99.1.7

日本は相変わらず毎日入れ替わるヒットチャートでいわゆるビジュアル系かアコースティック系かプロデュース系で占められていた。どれも近年、盛んにテレビ出演しており、いい意味でのアーティストの神秘性というものがなくなっており、その神秘性がないほうがかえっていいようである。中には番組から登場してくるすでに露出済みでのスタート組もいる。何年も前から言われているように長く人の心に残る唄はもはやないに等しい。等身大のバンドブームという今の音楽状況はまだ続きそうである。また大きなブームではないがここ数年、アルゼンチンの現代タンゴ奏者ピアソラブームも息が長い。特にクラシック界において年々リリースが続いている。クラシック界までも巻き込むピアソラの魅力とは一体何なのか。多分それはピアソラの書いた作品がその当時のアルゼンチンという暗く冷たい空気に対するピアソラの情念が封印されているからであろう。この張りつめた空気に反応出来る人達には必聴である。

1998年「音楽」を振り返って by モノ 99.1.6

昨年は前半の感想をホームページに書いたので後半の感想を書きます。後半はベスト版などが多くあまり新作は期待できないと思っていましたが中でも元プリンスのユニット「ニュー・パワー・ジェネレーション」の「ニュー・パワー・ソウル」が良かったです。2000年まではアルバムを作らないと公言していましたがあっさり出してきました。これは良かったです。現代のソウルはこの親父なしでは成り立たないでしょう。そしてフレンチポップの「マノ・ネグラ」のリーダーであった「マヌー・チャオ」の「クランディスティーノ」がとても良かったです。久しぶりに「マノ節」が聞けてとても懐かしかった。と共に新しいフレンチラテンの世界が広がったように感じられます。 

それに新人では「ムーバー」が気に入りました。タンバリンの調べが何とも言えず、最近ではなかった音と思いますが、歌と音との調和がいい具合に絡み合っていて新人離れした力量を感じました。次回作も期待したい新人です。 

日本人は全く聞きませんでした。あえて言えば「ソウル・フラワー・ユニオン」のシングルを買っただけでまだよく聞いていませんが今年アルバムが出るそうなのでそれを待ちたいと思います。

昨年は「ドラムン・ベース」というジャンルが大ブレイクしてテクノ・クラブミュージックシーンはドラムンベース一色となった。その中でも先駆者たる「4hero」の「トゥー・ページズ」というアルバムが聞き応え有りました。今までのドンスカドンスカ一辺倒ではなく、フュージョン的なもの、ラップ、ソウル、イージーリスニング、などてんこ盛りで、テクノというジャンルもかなり広がってきていると感じられます。今後もテクノ・クラブミュージックシーンに注目していきたいと思います。

 今年は新たな大型CDショップが2店舗開店しました。1つは渋谷にリニューアルオープンしたHMV、そして新宿のタワーレコード。今まではルミネの上と、三愛ビルの上にありましたが規模が今ひとつ小さくこれと言った売りもなくとりあえずといった印象がありましたがこれで、高島屋のHMV、丸井のヴァージンメガストアに対抗できるでしょう。場所は新しく南口にできた「フラッグス」というビルで7〜10Fにタワーレコードが入っています。ちなみに他の階にはGAP,SAZABY,SHIPS,UNITEDARROWS,OSHUUMANSといったアパレルメーカー及びスポーツ用品店が入っています。このビル、果たしていつまで続くのやら。ビルの側壁には大きなモニターがお約束のようにとりついており、丁度JR南口(高島屋口)から見ると丁度いい大きさとなっています。

店員 by  犬 98.10.2

このところ、CDを買っていないのでCDレビューではありません。もう今や、CDを試聴できる店は普通となりました。まだまだ新譜ばかりですが。考えてみればこの試聴というサービスがもっと多くの新旧譜で可能ならばどれだけ無駄な出費を減らせる事が出来るだろうか。CD業界には大打撃でしょうけど。昔話になりますが、かつてはそうそう新譜など買えない訳ですからFMで聞いたり、雑誌のレビューを参考にしたり、あとはジャケットで決めたりとしていました。それでも何枚もの失敗を経験しています。これは誰でも心当たりがあるはずです。またこのギャンブルが面白さでもあるとは思いますが。 最近は人気盤や新譜の試聴だけしに行く事もたまにあります。今や地方に居てもかなりの種類のCDを買う事が出来るようになりました。POP、J-POP、クラシック、JAZZとコーナー毎にレジがあってそれぞれで大音響で新譜を響かせています。ここまで大きくしなくてもと思うくらい大音響です。これでは試聴している音も聞こえないこと多く、試聴機の音量も最大付近にしないと新譜の大音響に消されてしまいます。音楽の好みにも寄るでしょうがあの大音響が鳴っている限り長い時間CD屋にいる事が苦痛です。また店によってはどうゆう分類方法なのかとんでもないところに分類されていたりしています。分類については本屋でもよくそう思います。また古本屋や中古盤屋などは店員が怠慢なのかと思うくらい適当な分類になっている所があります。インターネットの時代で欲しい情報が瞬時に得られる昨今というのにまだまだこういう所の人達はネット化どころか分類さえも対応する気がないようです。「黙って構えていれば客はやって来て欲しいものは自分で捜して買って行ってくれる」と錯覚しているようです。またいつも思うのは大手書店も大手CDチェーンもどうも「注文書」による販売の対応がのろのろしています。たるんでいます。「係の者が今居ませんので」、茶髪で小汚いTシャツ着てタバコフカシているあの青年が担当者じゃあね。

 

上半期のベストCD by モノ 98.7.6

・勝手に上半期のベストCDを決めます。

 本編とは直接関係ありませんが久しぶりに渋谷に行って(1ヶ月ぶり位)ぶらぶら HMV(CD屋)に向かっていると怪しい手袋をしたおばちゃん達がアンケート用紙 のようなものをもって交差点をうろうろしているではありませんかこれは「ピーンチ !」予想通りその交差点を渡るべく進んでいくと一人のおばちゃんが「すいませー ん、あのー」とほざいた瞬間いつもは無視を決め込む予定が今回はちょっとキレてい たので「ギロリン!」とおばちゃんをにらんでしまったら何も言わなくなりました失 礼なことをしたとしばし反省そしてHMVへ行ったらいつもの所にない!なんといつ の間にか新ビルを建ててそちらに移ったと言うことだこれには驚いた、場所はセン ター街と西武百貨店の通りとの間にあり以前は喫茶店が1階に入っていたビルで新し くしていたのは知っていたがまさかHMVが入るとは・・・・確かにライバルであるタワーレコードが渋谷では最大スペースを持っており新宿や池袋ではHMVの方が優勢のような感じだが渋谷のHMVはかなり見劣りがするのはしょうがないと思ってい たがついにやりましたと言ったところでしょう。しかもCD、レコードだけでなくゲーム、ビデオ、DVD、Tシャツ、雑誌(コミックAKIRAが置いてあった)等も販売しています。中でもクラッシックのフロアは雰囲気をがらりと変えてとてもゴージャスになっています。視聴用のCDプレーヤーの外装が普通は黒の所銀の金属地で差別化を図っています。また視聴用にちょっとしたソファー状のものがあつらえてあるのもなかなか気が利いています。是非渋谷にお立ち寄りの際はのぞいてみてはいかがでしょうか。と話は逸れましたがまずは邦楽のベストは「ソウシャリスト・エスケイプのロスト・ ホームランド」早い話がソウルフラワーユニオンの中川敬氏の個人プロジェクトで曲 調は作詞作曲共にほとんど中川氏が担当しているのでソウルフラワーと何が違うのか とおもってしまうが演奏する人が異なるとこうもかわってくるのかと思うほど異な る。日清パワーステーションでのコンサートにも行って来たがソウルフラワーの人達 よりも演奏が上手いため演奏する楽器同士のせめぎ合いみたいなものができておりと てもスリリングでいて、尚且つ安心できる内容だった。これこそ日本のロックと世界 に誇れる内容であることは言うまでもない。当然というか残念ながらセールスの面では期待できずメジャーな位置には来ていないが他の日本人とは向いている方向が違う ようだ。日々更新されるカラオケのリストに翻弄される若者達のための曲作りはいつ まで続くのだろうか、心に残らない歌作りはもうやめたらどうか。 次に洋楽のべストはまず第三位(洋楽中心なので3枚選びます)は19年ぶりに復活 したジミー・ペイジ&ロバート・プラントの「ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル」ようやく出ましたお待たせといったところですが内容は紛れもなくツェッペリンです気持ちのいい曲が並びます。ツアーもやっているのかどうか不明ですが日本に来るならまた見に行きたいと思います。ただしロバートの声がちょっと疲れ気味で かわいそうなくらいですが温かく見守りましょう。第二位はダルファーの「スキン・ディープ」カテゴリーはイージーリスニングかダン スミュージックか判りませんがサックス親父です。親父よりも娘の方(キャンディー ・ダルファー)が日本では人気があるようですが、実はこのダルファーの前作はこのカテゴリー(洋楽インストゥルメンタル部門)で一番のセールスをあげたそうです。最近よくT Vやラジオ町中で聞こえてくるダンシングなサックスといえば判ると思いますがとに かくよく聞こえて来ますそれだけなじめるし聴きごごちがいい曲が並んでいます。よく休日出勤した時などははずせない1枚です。 そして第一位はレニー・クラビッツの「5」です、音としては古いがロックとファン クを上手く融合させていい曲を並べています。所々これはツェッペリンかな?プリンスかな?クリントンかな?と感じではあるがいいとこ取りをしているので知っている 人にとっては懐かしい気分に浸れるし知らない人にとっても気持ちよくさせてくれま す。相変わらずこの男は上手いなあと感じ入ってしまいます。ということはこいつは アメリカの小室?か藤井?か桑田か?イヤイヤ次元が違いすぎますか、でもやってる ことは同じではないのかな?まあ気が向いたらば聞いてください。個人的に気に入っ ているCDを3枚あげてみました。


クラシックの時間 : 闘将

特別企画「中原永世十段醜聞について」:闘将 98.4.25

 びっくりした.まさか中原永世十段から不倫がらみのスキャンダルのはなしを聞くとは(それが誰とであれ).ましてや相手があの林葉とは.

中原永世十段といえば,私が将棋を始めた頃は名人ほかいくつかタイトルを持った第一人者で,大山15世名人のあとに一時代を築いた人.私自身もその将棋をよく並ベて勉強したのを憶えている. さて,私も今朝のワイドショーで会見の模様を見た.確かに淡々と(いつものしゃべり口だが),聞かれることすべてにほとんど正直に答えていた.留守電のテープも報道された分(調子に乗りすぎた部分だろうが)だけを聞けば,本当に本人か信じられなかった. 私が思うに,中原永世十段は芸能レポーターの質問攻めの経験が無かったのもあるが,うそのつけない人なのだ.幼くして盤上の結果がすべての将棋界に入り,将棋一筋できた人だから,人との駆け引きなどほとんど無縁だったのではないか. 今回の件で中原永世十段は悪者になってしまっている(もちろん悪いとは思うが).もとは林葉の方から近づいていったことだし,今ごろになって暴露するなどどういうことか.失踪のときは伏せていたのにである.自分と相手を傷付けてどうするのか(経済的理由からの話題作りという話もあるようだが). しかし,ふたりのことでもある.新聞で元師匠の米長が彼女の幸福を願うのみという意味のことを言っていた.同感であるし,中原永世十段の盤上での活躍を期待している.