交際編 そのA

2〜3日後
 プルルルル・・・。カチャ。
 K:「はい,Kです」
 J:「もしもし。Jです。」
 K:「あっ,ど〜も。Kです。まさか電話をもらえるなんて....」
 J:「この間,バイクで案内してくれるとか言っていましたよね?
    連れていってもらえますか?」
 K:「(おぉっ!ラッキィ〜〜〜〜!)
    だ,大丈夫ですよ。ご,5/10は空いていますか?」
   (この辺りから舞い上がり始めた....。)
 J:「えぇ。空いています。」
 K:「じ,じゃあ近くまで迎えに行きましょうか? や,やっぱりO病院
    辺りが良いのかな? く,9時半ぐらいで大丈夫でしょうか?」
    (結構舞い上がっている....。)
 J:「そうですね。病院の近くのT字路で待っていてもらえますか?」
 K:「わ,わかりましたっ! そ,それじゃまた当日。」
 ガチャ。

 プ,ピポパポポピ。プルルルル・・・。カチャ。
 S:「もしもしSです。」
 K:「あっKです。き,聞いてくれぇ〜。今度の土曜日デートだぁ〜!」
    (完全に舞い上がった....。)
 S:「何の話?」
 K:「じつは会社のWさんの奥さんの友達と知り合う機会があって,
    ツーリングでもどう?って誘ったらOKの返事が来たんだよぉ〜」
 S:「ほぉ〜。Kにしては珍しいなぁ〜。」
 K:「だろっ?自分でもそう思うんだよ。で,その日空いてない?」
 S:「別に何も無いけど?」
 K:「頼む! 途中でばったり会ったという形で合流してくれぇ〜!
    一人じゃ『間』が持たないと思うから....」
 S:「わっはっは。しょうがねぇなぁ。で,どこで合流すれば良い?」
 K:「御宿に行くつもりだから,勝浦のキャプテンズテーブル辺りで。
    お昼ちょっと過ぎくらいに。」
 S:「わかった」
 K:「悪いねぇ。恩に着るよ。じゃあ」

 この電話の後,急遽キャプテンズテーブルのオーナーに電子メール!
 「前回おじゃましたときに『次回は彼女と伺いたい』と書きましたが,
  思ったよりも早く実現できそうです。週末に友人夫婦を含め,食事に
  伺いたいと思いますのでよろしく!」
 と・・・。

第1回目
 病院を探すのに手間取ったのですが(単に見落としていただけ),予定の
 時刻の15分前に到着できました。
 K:「(まだ来てはいないようだ。ちょっと一服。)」
 J:「ごめん。待った?」
 K:「いや。それほどでもないよ。その格好で涼しくないかなぁ?」
 J:「やっぱり涼しいかしら?でもこれぐらいしか持っていないから。」
 K:「じゃあゆっくり走ることにするね。はい,これをかぶって。
    (と言ってオフロード用のヘルメットを渡す)」
 J:「こういうの,かぶったことが無いんだけど...。」
 K:「原付には乗ったことは無いの?」
 J:「うん。」

 ヘルメットのかぶりかたを説明し,2人乗りで国道128を南下!
 (うぅっ。初めて後ろに女性が乗ってくれたぁ〜〜)
 御宿まで1時間。月の砂漠周辺をぷらぷらと散策しました。

 K:「勝浦で,知り合いの人がコテージを経営しているんだけど,お昼は
    そこで食べようね。たぶん気に入ると思うよ。
    (もしかしたら同期のやつが来るかもしれないけれど....。)」
 J:「へぇ〜。コテージがあるんだ。面白そうね。行きましょう。」

 さらに30分かけてキャプテンズテーブルへ。

 

 入り口では今か今かとS夫妻が待ちかまえておりました(^^;

 S:「K。遅いぞぉ。」
 K:「(し〜。偶然出会った事にしてくれよ)」
 S:「(あっ,悪い悪い)」
 K:「あっ,こちらは同期のS夫妻。こちらはJさん。とにかく入ろうよ」

 オーナーにも事前連絡を入れていたため,食事関係は全く問題なし(^o^)/
 コテージも気に入ってもらえたし,S夫妻がいろいろと話題を提供して
 くれたおかげで,話題が途切れずホッと一安心。
 (いやぁ,つくづく情けないっすね,Kって。)

 初回のデートの抜粋はこんなところでしょう。

補足
 1.やっぱり「持つべきものは友人・知人」でしょう。
   自分一人の力では不足するケースが多々ありますから。

 2.前回書き忘れましたが,帰宅したことを連絡してもらっています。
   家まで送り迎えしているわけでは無いので,一応無事に帰宅できたか
   どうか心配だし,その時に次回の約束も取れるかもしれないし。
   後でわかったことだけれど,家の周りがとっても暗いの....。(;_;)/

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