出会い編[彼女にとっては予定外の人]
4月中旬某日
プルルルル・・・。カチャ。
K:「もしもし。」
W:「もしもしぃ。Wですぅ。お世話になってますぅ。」
K:「あっ,ど〜も。Kです。」
W:「お仕事中,申し訳ないんだけど,5/3何か予定ある?」
K:「5/3ですか?今年はツーリングに行く予定だったんだけど,
親父がパソコンを買ったらしくて,設定を頼まれているんですよ。
たぶん,実家に帰っているんじゃないかなぁ〜」
W:「そう。じゃ,しょうがないからいいや。すみませんでした。」
カチャ。プープープー・・・。
・・・何だったんだろう?
その後,電子メールにて下記のことが判明したのであった。
1.Wさんの奥さんの友達を交えて遊ぶ予定になっている。
2.設計部のTさんも遊びにくることになっている。
3.人数が多い方が良いと思い,Kに声をかけた。
う〜ん。行ってみようかなぁ。でも久しぶりに親父の相手もしないと....。
まぁ,次回何かあったら声をかけてもらおう。
ゴールデンウイーク前日
K:「もしもし。Kですが,Wさん,いらっしゃいますか?」
W:「はい。Wです。」
K:「Wさん。この間の話,今から参加しても大丈夫ですか?
親父に確認したら,パソコンが届くのは5月中旬らしいので....」
W:「大丈夫だよ。5/3の10時にDファミリーレストランだけど,わかる?」
K:「わかります。バイクで行っても良いかなぁ?」
W:「う〜ん。あとで車移動するかもしれないからなぁ・・・。」
K:「じゃあ,電車で行きます。」
W:「ところで,写真って何かある?あらかじめ相手に見せておきたいと
思うんだけれど」
K:「えっ?写真ですか?無いですよぉ。
ホームページのコピーじゃダメですかね?(^_^;」
W:「あのサングラスの?まぁ無いよりはマシかぁ〜」
K:「では5/3の10時,Dファミリーレストランですね。遅刻しないように
行きますのでよろしくお願いします。」
W:「はいよぉ〜」
当日
K:「Wさん,おはようございます。あっ,Tさん外車なんですかぁ?」
T:「何だ,Kも来たの?」
K:「えぇ。ほとんど飛び入りに近いですが....(^^;」
J:「初めまして。」
K:「どうも初めまして。」
W:「挨拶は中に入ってからにしよう。」
Dファミリーレストランで簡単な食事と自己紹介をしました。
お会いした方は「J」さんといい,Wさんの奥さんと同じ「病院」で働いて
いる看護婦さんだったのです。
K県から両親のいるT市に越してきたということで,ここにはまだ友達が
いないとのこと(それで今回の話になったそうです)。
食事の後,みんなでC市ポートタウンへボーリングに行ったのですが,
Dファミリーレストラン&車中では,Kはあまりしゃべらず,Jさんの話に
相づちをうつ程度でありました(この辺りにKの「シャイ」な性格がでている)。
ボーリング場では結構遊んだと思います(3ゲームくらいだったかなぁ)。
(Wさんの奥さんは,お子さんを連れて来たので,時々あやしていましたが)
Kの彼女に対する印象は,「結構気が合いそうだなぁ・・・」というレベル。
ここでようやく「少しだけ」お話ができました。あぁ,なんてシャイなK。
その夜,みんなで軽く一杯。(^^;
ここでは仕事関係のお話でちょっと盛り上がりました。切開したときの内臓の
色はきれいだとか,注射器の針を射すときの,あの「ぷつっ」という感じが
たまらないとか....。おかげで酒のつまみに手が出ませんでした(;_;)/
加えて「Kさんの腕の血管は良さそうですね。血が取りやすそうだわ」と
言われた時は,素直に喜んで良いのか....。ちょっと怖かった。
帰りがけに「Wの郷(という温泉)」に寄りたい(実際には入り口まで行きましたが)
というTさんを何とか説得し,その日はそれで終わったのでした...。
そうそう。もともと直前になって参加を申し込んだため,彼女にとっては
「予定外の人」だったようです....(;_;)/
しかもWさんが本当にホームページを印刷して見せてくれたらしく,
「なんだか怖そうな人」というのが会う前の印象だったとか....。
そろそろ自分のホームページの写真を変えようかなぁ....。
補足
1.「Wの郷」にて駐車場内を走っている車を避けるために,シャイなKは
Jさんの肩を抱いて安全な方に移動させました。
(女性的な扱いをされたのは久しぶりだったと後で話してくれました)
2.あらかじめ名刺の裏に電話番号を書いておいたものを用意し,2人きりに
なった時に「今度バイクで房総(御宿とか)を案内しようか?その気に
なったら連絡して欲しいな」と手渡しました。
(シャイなKはJさんの連絡先を聞き出せなかった....おいおい。)
と,思っていたのですが,Kと彼女と記憶が異なっていることに気が
つきました....。しかもWさんの話とも異なっています。
はたして真相は?
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