Musik Haus Konzert Verein

(音楽の館コンサート協会定期演奏会第100回記念)

音楽の館定期演奏会

1996年1月19日(金)Pm18:30開演(長谷川慶明師の10分ミニ法話付き)

世界で活躍するソリスト

夢の共演

ヴァイオリン漆原啓子・ヴィオラ山村茂・チェロ秋津智承・コントラバス長谷川悟・ピアノ岡原慎也

Program

       [1] ディッタースドルフ・・・ヴィオラとコントラバスの為の「コンチェルタンテ」

       [2] メンデルスゾーン・・・ピアノ三重奏曲「第一番」全楽章

       [3] シューベルト・・・・・ピアノ五重奏曲「ます」全5楽章

Profile

Violin[漆原 啓子]

1978年、日本音楽コンクールに15才で入賞。'80年、17才でデビュー・リサイタル開催。'81年、ヴィニアフスキコンクールで、日本人として初めて優勝。'82年東京芸大入学。本格的演奏活動を開始する。'83年、「若い芽のコンサート」出演。ポーランドへ招かれ、演奏会、TV出演を行い大成功をおさめる。'85年、"プラハの春"音楽祭出演。以後、国内の各オーケストラの他、モスクワ・ヴィルトーゾ室内、ハンガリー国立響等との共演や、室内楽ではハレース・トリング・カルテット、ヨーヨー・マ、ヤン・パネンカ、迫昭嘉、上村昇等との共演で、好評を博す。'91年には、日本フィル欧州ツアーのソリストとして欧州で絶賛され、'93年1月には、ヤン・パネンカと4枚目のCDを発売、世界の若手を代表するソリストとしての地位を築いている。

Viola[山村 茂]

京都市立芸術大学卒業。その後、京都フィルハーモニー室内合奏団に入団。そのかたわら、アルフィーネ室内合奏団(現、大阪チェンバーオーケストラ)を中心メンバーとして創設すると共に、トリオ・パッペル(弦楽三重奏団)を結成。また、松永みどり弦楽四重奏団のヴィオラ奏者を務める。その後、大阪フィルハーモニー管弦楽団に入団。首席奏者として今年8月まで在籍。現在、松永みどり弦楽四重奏団ヴィオラ奏者。関西室内楽協会会員。大阪芸術大学講師。

Cello[秋津智承]

 広島の由緒ある仏教寺院に生まれる。8才よりチェロを始め、1980年に桐朋学園、1982年にボストンのニューイングランド音楽院を卒業。故斉藤秀雄、井上頼豊、安田謙一郎,Laurince LESSERの各氏に師事。1978年、第46回日本音楽コンクール第2位、1986年、第8回チャイコフスキー国際コンクール第7位入賞。1983年東京、広島でデビューリサイタル以降1985、1987年と、東京でリサイタルを開く。1988年にはドイツKempten,Mindelheim市で、Pavol Kovac氏の招きによりリサイタルを行い好評を博す。広島交響楽団との共演、又、倉敷、木曽福島の音楽祭の出演も数多い。1983年より地元広島でチャイコフスキー国際コンクール第2位の加藤知子、ロンティボー国際コンクール第2位の影山誠治らと共に「室内楽の夕べ」シリーズ、1992、1993年には、「セロ独り語り」のシリーズとして、2年に分けてバッハ無伴奏組曲全曲演奏を行う。1994年2月には、NHKテレビ クラシックアワー「秋津智承と仲間たち」に出演。1991年より若い音楽家を集めてセミナーを主宰。又、コントラバスの長谷川悟氏と共に「Duo Bows」と命名したチェロ・コントラバスの二重奏シリーズでも度々共演している。現在、桐朋学園大学、広島音楽高校、福岡Muse音楽院で講師を務める。広島交響楽団首席ソロチェロ奏者。また、水戸室内管弦楽団、サイトウキネン・オーケストラのメンバーでもある。

Contrabass[長谷川悟]

 1954年加古川市の由緒ある仏教寺院に生まれる。広島音高、国立音楽大学を経てウイーン国立音大修了。田頭徳治、中博昭、M・サガト、L・シュトライヒャー各氏に師事。東京に在学中、プロ・アマ問わず、国内の殆どのオーケストラや室内合奏団に客演して活躍。ウイーン留学中、ウイーンの室内楽団に客演して活躍。 1980年帰国後、東京、広島、加古川での度々のソロリサイタルを始め、ベルリン弦楽四重奏団、チューリッヒ・トーンハレ弦楽六重奏団、 G・カー(Cb)、N・シェトラー(Pf)、Duo Bowsで秋津智承(Vc)など多くの内外のトップアーティストと共演して室内楽を中心に活躍。1995年今年の春には、ウイーン、ベルリン、ブルガリア各地でコントラバスリサイタルを開催し、海外でも好評を得るなど、数少ないコントラバスソリストとして公演を続ける一方、近年、指揮者としても活動を始め、国内外で人気を得ている。また、各地の音楽祭や音楽の館定期サロンコンサートを中心に世界中の音楽家と文化交流の輪を拡げて活動する他、作曲、編曲、音楽雑誌執筆、連載、TV・ラジオ出演など幅広く活躍している。1992年、第2回兵庫県新進芸術家奨励賞、1994年、音楽の館コンサート協会として第11回加古川市文化連盟賞を受賞。音楽の館コンサート協会・会長。音楽の館室内合奏団、ムジークハウス フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。広島音楽高校、エリザベト音楽大学講師。天台宗布教師。ドイツBautzen 97" 夏期大学客員教授。

Piano[岡原 慎也]

東京芸術大学音楽学部付属高等学校を経て東京芸術大学へと進み、在学中より演奏活動を開始する。その後、ベルリン芸術大学、ミュンヘン音楽大学マスタークラスで研鑽を積み、FM放送の他、ドイツ各地で演奏活動を行う。帰国後、「岡原慎也ベートーヴェンシリーズ」でベートーヴェンのピアノソナタ全曲の連続演奏会を始めとする各地でのリサイタル、コンチェルトなどで好評を博す一方、シューベルトの歌曲の全曲演奏など、室内楽、ドイツリートの伴奏でも精力的な活動を繰り広げ、その自然で豊かな音楽性、そして美しい音色は各地で極めて高い評価を得ている。1993年、京都音楽賞受賞。                       

主催:音楽の館コンサート協会 
 100回記念・特別会費:5、000円 
予約:TEL.0794-25-1350 / FAX.0794-22-0902
お席のご予約は、お電話のお申し込みで承っています。(全110席)

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