追っかけ日記 (1993.04来日好演 前半)

last modified at 1998.10.30

初出 : 某BBS (1993.05)を再構成

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1993.04.15
都民劇場に加入する際、他の日はどんな悪い席でも構わないから、この日だけは良い席にして!と頼み込んだのだが、「公平に抽選しますから」と却下されてしまった :-(
3F左端奥(;_;)、前に人が居なくても1st vn.の2プルト目位までしか見えない。 まして、前に人が居るとコンマスさえ見えなくなる。 更に廻りはオバサンばかり。
普段のチェリの好演は、「チェリを聴きたい!」というお客さんばかり。 まぁ昨年は「ミケ命!」って方の方が多かったかも知れませんが、ともかく音楽と真摯に対峙しようという方ばかり・・・のハズですよね。 それに対して今回は、少なくとも僕の廻りは「カルチャーばばぁ (c)榛野なな恵」ばかり・・・化粧臭いし・・・演奏中にガサゴソ紙音立ててプログラム読むしぃ・・・演奏中に井戸端会議を始めそうになった時には、眼が点になりました。 流石に5〜6人が睨みつけたら、黙ってましたけど。
高い席ならこんなことにはならなかったんでしょうなぁ。 チケット代、ケチるんじゃなかった。 客層に難有りでしたねぇ(>_<)

という状況ですから、1st mov.の冒頭、弦のトレモロが、90年に聴いた様に、静寂の中、スーッと浮かび上がる様に始まった訳じゃない。 まだ僕の周囲で雑音が消えていない内に、始まってしまった(>_<)

東京文化会館の3Fは、音的には、あんな端に居た割りには酷くなかったんでしょうねぇ・・・廻りが静かだったら。 愚痴はこの程度にして・・・(^_^;)

コンマスは河童の様な禿でお馴染みの(^_^;)Grobholz、vc.の2プル表にKlug、solo Hr.がTewilliger、trp.の2本目がKomischke。 trp.が5本、hr.が5本、弦bassが10本・・・後は良く覚えていない。 記憶に間違いが無ければ、3回共メンバに変更は無かったハズ。 メンバ・・・特にコンマスは、グロープホルツかそれ以外かで、ミュンヘンフィルの出来が大きく異なる様な気がしているんで、結構気にしております。 彼自身のsoloを聴くとそれ程上手いとは思わないのだけど。 後、Vc.のクルークは、昨年のチャイ5の熱演が忘れ難いですねぇ。

1st mov.の途中、金管がffで長い音符を吹いている所で、弦のテンポ感と管のテンポ感が、全く乖離していました。 チェリ本人の望んで居たテンポ感は、多分、弦のそれだったと思うのですが・・・金管が走っているのに対して、チェリが何も出来ずにいる・・・のかなぁ。 チェリ、老いたり(>_<)
2nd mov.だったでしょうか、指揮棒を左手に持ち替え(* 左手で振った訳じゃない *)、右手で髪を掻き揚げているのも見た様な気がする。 この時も、orch.が崩れていましたねぇ(>_<) 多分、昔のチェリも同じ事をしていたでしょう。 けれど、昔のチェリは眼で指揮が出来たんですよねぇ、多分(;_;)

3rd mov.が終わった直後、隣のオバサン(* 多分、僕と同年代か歳下(^_^;) *)が「長いわねぇ・・・」とつぶやくのを聞いて、思わず時計を見ると、丁度演奏開始から60 minでありました。

さて4th mov.。 ようやく安心して聴ける様になってきた。 気のせいか、客の態度も良くなって来た様な気がする。 音楽之友のスコアで言うと360小節目のva.の3連符・・・多分、昔Münchenに住んで居たO氏から以前伺った「Münchenでのゲネプロで何故かここをしつこく練習して居た・・・」という話が印象に残っていたせいでしょうか・・・何気ない所なのだけれど、不思議に浮かび上がって聴こえる・・・なんてことを考えていたら、367小節目の2nd vn.、昔はこんなにアクセント付けて居なかった。 確かここは、今回3回共、2nd vn.は同じ様な吹き方をして居た。

そして、あの練習番号V。 3年前の感動が蘇ってくる銘演でした(^_^)v
多分、この箇所に限定して言えば、今回の3好演の中でbestだったんじゃないでしょうか。 vn. & va.の6連符、一音一音にアクセントを付けた、一歩一歩踏み締め乍ら、クライマックスへと上り詰めて行く演奏に、聴き終えた後、放心状態となったのでありました。 一般的な演奏では、2分から3分程度で終わる、この箇所。 この5〜6分という常軌を逸した(^_^;)長さの中でクレッシェンドを維持し続ける・・・音量のエンヴェロープを崩さずに、音量の加速度を維持したままのクレッシェンド。 単に遅いだけの演奏なら誰でも出来そうですが(* かどうかは知らんけど(^_^;) *)、このクレッシェンドを長時間維持するというのが、また凄いところで(^_^)v

終わった時、30秒位沈黙がありました。 流石のオバサン連も呆然として居る様でありました。 この点に関しては、東京の客の中で一番良かったなぁ。

1993.04.17
昼過ぎの新幹線は思っていた程、混では居らず、難なく席を確保。 夕のコンサートに備え、爆睡するのでありました。 京都の前辺りで眼を覚まし、広島まで乗らずに済んだのは幸い(^_^)
大阪駅の案内板でシンフォニ・ホールの場所を確認。 時間に余裕があったので散歩など・・・別に下調べもせずに、何故か「おおつきシンフォニア」に辿り着いてしまったのは、野性の勘でありましょうか(^_^;)

シンフォニ・ホールに入り、ロビーをウロウロしていると、知った顔に遭遇。 「いやぁ、実は名古屋だけチケットが取れなくて・・・(>_<)」なんて話をしたら・・・それじゃぁということで、彼の知人を紹介して頂く。 「いやぁ、実は・・・」と先程と同じ台詞を口にすると・・・あっさり名古屋のチケットが(^_^)v

まずはハイドンのオックスフォード。 これは全く知らない曲(^_^;) 知らない曲ではありましたが、それでも1st, 2nd mov.が緊迫感の無い悲しい演奏だったのが良く判る(>_<)
いったいどうしちゃったんでしょうかね、チェリは(;_;)
4th mov.になって、ようやく精気を取り戻した様に思えたのが唯一の救い。

シンフォニ・ホールは初めて聴くもので、他のorch.がシンフォニ・ホールで演奏した音と比較出来ないのですが・・・Münchner Phil.ってこんなに金管が鳴るOrch.だったかしらん?
特にチャイ6は、うるさかった(^_^;) 3rd mov.なんて、弦の音を消してましたね、金管が。 音質的にも、SoltiのCDでも聴いているかの様な音でした(^_^;)
(* Soltiファンの方、ごめんなさい(_._;) *) 間接音が少なくて、殆ど直接音だったんでしょうか。 チェリの足腰がしっかりして居たら、当然、客席での音響の確認をし、こうはならなかったのでは、と、思わざるを得なかった。

面白い・・・とは思ったけれど、「チェリってこの程度のハズが無い」という不満も残る一夜でした。

1993.04.18
前夜仕入れた情報に依ると、団員は10時の近鉄で移動、15:00頃からゲネプロという話でした。 誰も乗ってねぇなぁと思いつつ近鉄で名古屋へ移動。 今池のラ・フォーレ(* 僕好みのレコード店(^_^;) *)で時間を潰し、15:00頃、楽屋入口をうろついていると・・・どうやら、団員は未着らしい。 話が違うなぁ(^_^;)
16:10頃、団員がぞろぞろと到着。 Gaagが目の前に来たので、思わず「はぁ〜い(^_^)v」と軽く右手を挙げると、向こうもそれに応えてくれた(^_^)v
(* なんてミーハーなヤツ(^_^;); 関係者と間違えられたんだろうな(^_^;) *)
結局、チェリは前夜の内に名古屋ヒルトンに移動、団員は当日15:30〜40の2編成の新幹線に分乗、名古屋駅からバスで到着。 ゲネプロは17:00から。 で、チェリは演奏終了後、20:50頃の新幹線で京都へ移動・・・というのが真相だった様で。

会場の愛知県芸術劇場コンサート・ホール、梶○かCBC(* 主催の地元放送局 *)の名札を付けていない日本人は、一人でも通すものか:-(と頑張っておられた様です(^_^;)
知人が、到着した団員に交渉して、「プローベ見ても良いよ」と返事を貰っても、梶○の方が「リハ見ても良いよ」と言って下さっても効き目が無かった様で。 結局、梶○の方の「済みませんねぇ・・・ホールの方がダメと言っているものですから」の一言で追い出されてしまったのでした。 まぁ、ホールにはホールの事情ってもんがあるんでしょう(^_^;)

さて、初体験の愛知県芸術劇場ですが・・・中央に吹抜けがあり、池袋とまではいかないにしても巨大エスカレータで(* 巨大スロープもあるけど殆ど利用されていなかった *)コンサートホール入口へと向かいます。 池袋と完璧に異なるのはホール入口。 殆ど空間がないんですねぇ。 案の定、開場直前には、エスカレータ降り口まで人が溢れそうになり、警備員が交通整理をしておりました。 危険ですなぁ、ロックのコンサートなら死人が出てますよ、きっと(^◇^;)
(* まぁ、あんなホールで、その手のコンサートは演らんか(^_^;) *)
ロビーも狭い(>_<)・・・上階へ移動するエスカレータも狭い(>_<)・・・火事になったらどうするんでしょうかねぇ(^_^;)
ホールの名誉の為に付け加えておきますが・・・ホールそのものは、意外に広々としており、座席も悪くありませんでした。 更に、音響もとても良かった様に思います。
演奏も良かったし・・・ってホールとは関係無いか(^_^;)

席はA席、中央右隅でしたが・・・大阪や東京の感触ならS席と言われてもおかしくない席でした。 と言うより、大阪や東京のS席が間違ってるんだよねぇ。
音も申し分無し、前夜の大阪で金管の直接音に面食らっていましたので、余計そう感じたのかもしれませんが、柔らかく調和した音が奇麗に響いておりました。
前評判通り、良いホールだったと思います。

さて、楽団員が入ってきてびっくりしたのは・・・メンバに変更があったことでした。
普通はしませんよね? 同一プログラムなら。 前夜の反省があったのでしょうか? しかし、ゲネプロは当日17:00から。 開演が18:00からですから、30分程度の間にそんな重大決定をしたんでしょうかね?
という訳で、コンマスがグロープホルツ、vc.のトップがクルーク。 他にも有ったかなぁ? 後、僕は気付かなかったんですが、知人の話に依ると、Orch.の配置にも変更が見られたとか。

さて、チェリの登場。
いきなり演奏前の「ぶらぼ〜〜〜」には参りましたけど(^_^;;)

演目は、前夜と同一。 まずはハイドン。 前夜の不満が解消されました。
少なくとも1st mov.の緊迫感欠如が解消されていた。 基本的には前夜と同じコンセプトなのでしょう。 楽器間のバランスが良くなっただけで、こうも違うのか?・・・それとも、僕が気付かない所で何か変化が有ったのか?

さてチャイ6。 ここでちょっとハプニング。 団員が入場し、チューニングが始まっても、tubaが居ない。 楽器だけは置いてあるのですが奏者が居ない。 をぃをぃ、tuba抜き?と思ったら・・・チューニングがほぼ終わりかけた頃に、hr.の一人が袖に消え、tuba吹きを連れて戻ってきました(^_^;) 只、前夜の頭の禿かけたおっさん(* Walshかな? *)では無い、別の人を連れて来た様な気がする。 何があったんでしょうかね?
で、演奏。 これまた前夜とは異なる響き。 ホールが違うというだけの問題なんでしょうか? それとも、30分のゲネプロで何か指示が有ったのか?
ラッパのベルが前夜より下げ気味に見えたのは、単に前夜とホールも座る位置も変わったせいなのか、それとも直接音を減らす意図が有ったのか・・・
金管の音が、前夜より柔らかくなった様な印象を受けました。 芯の無いふぬけた音よりは、Soltiの様な耳痛い音の方がマシですが、そういう柔らかい音ではない(^_^)v そして3rd mov.のfの箇所でも、音量は充分出て居乍ら、弦の音をかき消す様な事がない(^_^)v

実に響きの良い、管と弦のバランスの良く取れた{ホール and/or 演奏 }でした。
只、逆に前夜より、スケールが小さくなった様な、こじんまりとしてしまった感がありましたけど(^_^;)

終演後、知人と一杯(^_^)v
知人も古くからのファンで、そういう方が居ると、どうしても読響やLSOの話になってしまう。 あぁ〜〜ん、悔しい(;_;) もっと早く生まれたかった、もっと早くチェリの存在に気付くべきだった(;_;)

1993.04.20
京都経由で大阪へ移動・・・京都のラ某チェで、アルバイト氏と意気投合し、2h位話込んでしまった様な。 ついに店主から、「ほんまにあんたらはチェリ・チェリ・チェリゆうて・・・」と呆れられてしまった。 もう少し粘ったら、夕飯替りにお茶漬けでもご馳走になれたかもしれなかった(^_^;)

結局、今回の日本好演のメインディッシュは、このブル4ということの様ですねぇ。 好きな曲かどうかは置いておくとして、大好きな演奏ですから不満ではないのですが・・・
基本的な所は、1993.04.15と殆ど一緒だった様に思います。 4th mov. 367小節目の2nd vn.のアクセントを含め。
只、04.15とは比べものにならぬ程、楽器間のバランスが良かった。
チェリなのだから、もっと出来たハズ・・・という思いも無かった訳じゃないけれど。

終演後、管楽器soloistを立たせるのは、まぁ何時ものこととは言え、真っ先に、va.を立たせたのはびっくりしました。 他のorch.をあまり聴いたことがないのですが、滅多にあることじゃないですよね、多分。 この辺の感覚、純粋リスナにとって興味深いところでありました。
Va.が立っているのを見て、改めて思い返すと、確かにハデなpartじゃないけれど、重要なpartでしたし、それに対してきちんと責任を果していましたね。 立ったのを見て、ようやく気付く所が、あたしの鈍感さでもあるのですが・・・(^_^;)
(* それにしてもva. KonzertmeisterinのBinderは可愛い(*^_^*) *)

チェリは、演奏の後、よく祈りのポーズをorch.に対してしますが、今思い返すと、今回の日本好演では、それをしなかった日もありましたねぇ。 演奏の出来が評価できない程にはボケて居ないんでしょう(^_^;) (>_<) (;_;)
この日は、orch.に対しては勿論、聴衆に対しても祈りを捧げておりました。
今回の日本好演で唯一の出来事でした。

この日聴けなかった方々 < 悔しがる様に(^◇^)

1993.04.21
08:30頃・・・新大阪駅にたどり着くと・・・(@_@)
身障者用のエレヴェータ前に居たのは、なんと!車椅子に乗ったチェリでした!!

自分の血圧が上昇しているのが良く判る・・・階段で先回りし、通行人のフリをして、何度も何度も確かめるが・・・やはりチェリ!(^_^)!!

ようやく決心がついて
「えッえ・えくすきゅーず み・・・あ〜 ゆ どくとる ちぇりびだぁ〜け?」
と話しかけると、周囲の護衛や通訳の方々の警戒する視線(^_^;)
「あ・あいど う”ぇ・う”ぇり あぷりしぇーと ゆぁ ふぁんたすてぃっく むじーく(^_^)」
普段でさえ、英語は苦手なのに緊張してるから何を言ってるんだか、自分でも判らない(^_^;)
(* こういう時、どう言えば良いんでしょうかねぇ(^_^;) *)
それに対する、チェリの、まるで出来の悪い子供を見つめる様なやさしい笑顔(^_^)

この後は、見るに見兼ねた(^_^;)通訳の方(* 声から想像するに1986年の日本好演を放送した1987年のFM-TOKYOの番組の中で、チェリのインタヴューを通訳されてた方かしらん? *)が、通訳して下さいました(_._)

通:今回の好演はお聴きになりましたか?
Hippo.:えぇ、15日から全部(^_^;)
(* 通訳と護衛の呆れた顔(^_^;) *)
通:どの好演が良かったですか?
Hippo.:名古屋のが・・・(^_^)v
(* チェリは「なごやぁ? それ何だったっけ?」とでも言いたげな表情(^_^;)
通訳の方に話かけているが・・・全く聞き取れない(>_<) *)
通:マエストロは、昨日(* 1993.04.20 大阪のブル4 *)が、これまでで一番満足出来たと言っております
Hippo.:(* そぉかなぁ?と思いつつ *)4楽章の終わりの処理がとても素敵でした(^_^)v
(* チェリ、微笑む(^_^)v *)

「どの日の演奏が良かったですか?」というチェリの質問に、僕が大阪のブル4を挙げなかったことが、師には御不満の様でした(_._;)

まぁ、そんなこんなで3分位だったでしょうか・・・血圧が上がって卒倒しそうになりつつ
Hippo.:残りの好演(^_^)も楽しみにしております・・・とお伝え下さい(_ _)
という一言でお別れしてきました。

で、チェリは08:54の「のぞみ」で消えていったのでありました。

握手したチェリの手は、意外に小さく、柔らかな手でした。
そして、冷たくもなく、熱くもなく、穏やかに暖かかった(^_^)

[続く]
PROGRAMME
1993.04.15 19:00- : Tokyo Bunka Kaikan, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30); 406th Tomingekijo Music Circle Regular Concert *)
Bruckner, A : Symphony No.4 in Eb major, "Romantic"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.17 19:00- : Symphony Hall, Osaka
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Haydn, FJ : Symphony No.92 in G major, "Oxford"
Tchaikovsky, PI : Symphony No.6 in B minor, op.74, "Pathetique"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.18 18:00- : Aichi Prefectural Art Theater Concert Hall, Nagoya
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Haydn, FJ : Symphony No.92 in G major, "Oxford"
Tchaikovsky, PI : Symphony No.6 in B minor, op.74, "Pathetique"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.20 19:00- : Symphony Hall, Osaka
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Bruckner, A : Symphony No.4 in Eb major, "Romantic"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.22 19:00- : Suntory Hall, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Bruckner, A : Symphony No.3 in D minor
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.24 19:00- : Suntory Hall, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Bruckner, A : Symphony No.4 in Eb major, "Romantic"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.26 19:00- : Suntory Hall, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Schubert, F : Symphony No.8 in B minor, D 759, "Unfinished"
Beethoven, Lv : Symphony No.6 in F major, op.68, "Pastoral"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.28 18:00- : Tokyo Metropolitan Art Space, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Haydn, FJ : Symphony No.92 in G major, "Oxford"
Tchaikovsky, PI : Symphony No.6 in B minor, op.74, "Pathetique"
Celibidache, S / Munich Phil.

1993.04.30 19:00- : Tokyo Metropolitan Art Space, Tokyo
(* Japan tour (1993.04.15-04.30) *)
Schubert, F : Symphony No.8 in B minor, D 759, "Unfinished"
Beethoven, Lv : Symphony No.6 in F major, op.68, "Pastoral"
Celibidache, S / Munich Phil.

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