続いての図2は、弓で弾いたヴァイオリン属の楽器等のエンベロープ。ギターも弓で弾けば当然このようになります。逆にヴァイオリンも指で鳴らす(ピチカート奏法、と言う)と、図1の様になります。
図1と比べると、アタック、ディケイが無く、フワァーと音が出てきます。図1だと、カキーンという感じかな。
ちなみに電気オルガンだと図3のように音の立ち上がりが急激になります。
で、このアタック、というかエンベロープが何故音色に関係あるかというと、実は、音というのは音量によって倍音成分の量が変わるのです。音量が大きいと倍音が増えます。図1のアタックの部分は、ノイズの様なものです。
何故音は大きさによって倍音の量が変わるのか? 私は、大きい音ほど波の形が前回説明した三角波や矩形波に近づくからでは、と思っています。 (ちゃんと調べろよな)
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