実況&分析マシュダ一家
2007.09.19竜王戦挑戦者決定戦第3局 康光木村 相矢倉
2007.09.19A級順位戦 郷田羽生 手損角換り腰掛け銀

2007.09.20A級順位戦 谷川丸山 33桂角換り


2007.09.20A級順位戦 谷川丸山 33桂角換り No: 2504 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/22 Sat 02:16:46

日時:2007.09.20
棋戦:第66期順位戦A級3回戦
先手:谷川浩司九段
後手:丸山忠久九段
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3三角 ▲同角成 △同 桂 ▲2五歩 △3二金 ▲7八銀 △2二銀 ▲6八玉 △5二金 ▲1六歩 △1四歩 ▲4八銀 △6二銀
▲7七銀 △6四歩 ▲3六歩 △6三銀 ▲3七桂 △4二金右 ▲7九玉 △4四歩 ▲5八金右 △7四歩 ▲4六歩 △5四銀 ▲4七銀 △4一玉 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △2三銀 ▲2九飛 △2四歩 ▲7八金 △3一玉 ▲6六歩 △8四歩 ▲9六歩 △9四歩 ▲5六歩 △2二玉 ▲5五歩 △同 銀 ▲2五歩 △同 歩
▲同 桂 △2四歩 ▲3三桂成 △同金右 ▲7一角 △5二飛 ▲6七桂 △6三桂 ▲5六歩 △4三金寄 ▲5五桂 △同 桂 ▲同 歩 △7二飛 ▲8三桂 △7五歩
▲同 歩 △6三桂 ▲5四歩 △同 金 ▲5六歩 △4五歩 ▲3五歩 △4六歩 ▲同 銀 △3八角 ▲2六飛 △5六角成 ▲9一桂成 △7一飛 ▲5七香 △7八馬
▲同 玉 △7五桂 ▲7六銀打 △7三桂 ▲5四香 △8五桂 ▲4四角 △1三玉 ▲1五歩 △同 歩 ▲3四歩 △5六角 ▲6八玉 △8九角成 ▲3三歩成 △7七桂成
▲5七玉 △3三金 ▲同角成 △3四金 ▲4二馬 △6七桂成 ▲同 銀 △同成桂 ▲同 金 △5五桂 ▲同 銀 △3五銀 ▲1五香 △1四歩 ▲3三金 △同 金
▲同 馬 △3二金 ▲同 馬 △同 銀 ▲2五桂 △同 歩 ▲1四香 △2三玉 ▲2四歩 △同 銀 ▲3四金 △同 玉 ▲4六桂 △2三玉 ▲3四金 △2二玉
▲2三歩 △3一玉

31=24歩は41玉とセットの5thAで谷川不満なし。25歩飛車殺し変化が33桂不成王手で不成立。後手の作戦は銀冠だが横歩取りなら丸山が好んで谷川相手にも指してきた形。手損角換りや角換り腰掛け銀より丸山は指しやすいと思っている。24歩をひたすら待っていた谷川は前日の郷田羽生戦から当家と同じ事を感じている。
35手め29飛だがこの手のお蔭で38角の隙を後手に与えた。29飛は桂を跳ねた時の形+39角阻止で56歩を可能にした双頭手だが39手め66歩突くなら45=55歩は35手め28飛でも出来た。後手が84歩と突いた瞬間も39角がないので28飛は可能。35手め何も考えずに手拍子で29飛だったとすればすでにハマっている。谷川の告白1は39=66歩。告白2は41=96歩。丸山が94歩と応じたのでさらに緩手への警戒心が希薄に。96歩と指せば先手玉は97玉で凌ぐ終盤にするのが本筋。丸山は13玉で凌いで序盤14手めの14歩を有効利用している。丸山の思考の両端はこれだけ。自分だけ14歩を再利用し相手の96歩は無効にする。これはまさに今期王位戦で扱った当家の主題そのもの。丸山が恐らく一番ショックを受けた論項だったはずなので早速の回答が嬉しい。
谷川には信じられないだろうが45=55歩は歩間理論においても制権理論においても悪手。この手によって後手は先手の96歩の1手に働きかけることができる。こうした奇想天外なことを言えるのも理論のおかげ。
谷川の読み筋は棋譜の通り。結果は後手が連動手で指した桂が使えたばかりか33同金が自陣を固める連動手のために1手得。これに96歩の分を入れると後手勝ちの構図。56歩の銀殺しは同銀同銀38角で負け。これが29飛の欠陥。そこで67桂を打つための桂交換。54歩は53歩で負けなので63桂。これほど丸山らしい手を谷川がわざわざ指させている理由は切り札の57=56歩。ところが谷川の読みは53=71角で丸見え。56歩同銀38角には41銀。今度は52飛の位置のため。すると清算後62角成から63桂を取ることができる。当該変化69手めの局面を先手勝ちと思ったのであろう。当家の推測では谷川の研究があったとしてもこの局面までが限界値。谷川は飛車交換変化でも先手勝ちとして打ち切った形跡が96歩への手順にあるため。つまり29飛を最大限評価しても38角打てとの誘い。41銀以下の飛車交換変化は後手からの飛車打ち王手に88玉で必勝と。
ところが58手め丸山の43金見て谷川は突然歯車が壊れた。この43金も谷川96歩に働きかけている。すでに33金で1手得したのでここで手損しても同等。結果96歩を緩手にする制権理論上の選択権が後手に残っている。だから構築が後手は楽。恐らくここまで丸山は無思考でも指せる。谷川はすべての構想が43金だけで崩壊し最初からやり直さないといけない。だから理論とは時間節約に必須。歩間理論だけでも55歩はない。千日手打開手として見ても奇偶反転理論の枠組みが制権理論とタッグを組んでいれば無思考で後手は対応できる。
63手め83桂を谷川は屈辱と思ったはず。机上の69手めに比べてなんと無様な桂かと。二度目の対となる66=63桂を見せつけられて谷川美学が憤怒の念にかられた模様。子供にでもわかるこの桂の違いは自分から決行した桂交換のなれの果てかと。そして夢ではない69手めが65桂阻止の56歩とは。
71=偶2
72=連偶2
74=連偶2
76=連偶2で後手勝勢。この馬が歩を取ってさらに63手め83桂にアタッているのでは投げ時。それでも谷川は指した。
夢を見た谷川。生涯最高の手と自認する77桂は駒アタリ偶数番6だったかと。本局もそれを見せようとして散った。


2007.09.19A級順位戦 郷田羽生 手損角換り腰掛け銀 No: 2503 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/21 Fri 02:13:31

今年のベスト対局賞ノミネート。郷田の最高傑作になるかもしれない。
67手め44歩が駒アタリ奇数番7。対して羽生は85桂の駒アタリ偶数番8。いずれも当家で扱うナンバーとしては記憶違いでなければ初めて。
羽生の感想は25歩の継ぎ歩で後手苦戦。40手め65歩の仕掛けが無理との告白と同義。25歩の継ぎ歩は対康光の別変化でも後手苦戦が指摘された谷川好みの本筋だが郷田がやるといっそう線が太く見える。
37手めで深浦のように郷田が仕掛けなかった理由は郷田の信念。88玉で様子見とは言えない。43金としたがこれが問題。39手め48金は羽生と深浦の融合を奇偶反転理論で試みたもの。名人戦から王位戦を経た感触が埋め込まれているが郷田の基本は同じ=手損角換り腰掛け銀の7thA及び角換り腰掛け銀の8thAがないとの確信。当家の場合は理論でアンチテーゼさえも解明しようとしたが動機元は郷田と同じ。それは羽生も判っているので65歩やってみた。来いと言われてハイと言うには理由がある。
王位戦七番勝負第4局におけるMF分析は当家にとって長年の疑問解消となる鍵となったが棋譜自体は皮肉なことに94歩が突かれる将棋。郷田はそこを直視。郷田の場合は端歩を奇偶反転に加算しない旧理念で最初から構築。だから48金から47金の手損作戦明示。第二奇偶反転で後手からの2-7Aは不成立との当家結論+24歩で勝負を賭けてきた。羽生が感じた郷田の色気=自分にないその図太く燃える心。
40手め65歩不成立は名人戦までの当家結論。羽生が期待したのは王位戦における当家最新理論の応用。羽生は郷田と逆に94歩を第三奇偶反転として構築。その証拠に95歩と突ける展開を一切避けたばかりか91香を取らせて勝負している。羽生にいちいち本音を聞かなくとも棋譜で述べている通り。その置き土産が駒アタリ偶数番8。羽生の棋譜で駒アタリ偶数番8はこれが最初。根本動機は好きだからと一言言えば済む。

日時:2007.09.19
棋戦:第66期順位戦A級03回戦
先手:郷田真隆九段
後手:羽生善治三冠
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7七銀 △3三銀 ▲4八銀 △6二銀 ▲1六歩 △9四歩 ▲9六歩 △1四歩
▲7八金 △6四歩 ▲4六歩 △6三銀 ▲4七銀 △4二玉 ▲6八玉 △5二金 ▲5八金 △8四歩 ▲7九玉 △7四歩 ▲5六銀 △3一玉 ▲3六歩 △5四銀
▲6六歩 △4四歩 ▲3七桂 △7三桂 ▲8八玉 △4三金右 ▲4八金 △6五歩 ▲4七金 △6六歩 ▲同 銀 △2二玉 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 桂 △4六歩
▲3七金 △4四銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲6四角 △6二飛 ▲7三角成 △6六飛 ▲9一馬 △4五銀直 ▲2四香 △3三玉 ▲4五銀 △6九銀
▲7七金 △6一飛 ▲4四歩 △8五桂 ▲4三歩成 △同 金 ▲2二銀 △4二玉 ▲6四桂 △9一飛 ▲5二金 △3二玉 ▲6六金 △1三角 ▲同銀成 △同 桂
▲4六金 △7八銀打 ▲2三角 △3三玉 ▲1四角成

印象から入るが67手め44歩が余りにピッタリなので見とれる。
歩で作る7thとはこんなにも美しいのかと。4は王位戦でも随分でてきた。5あたりまではたまに出る。6はかなり珍しい。それが7。しかも最後の1歩。分析以前にまずうっとりしたい。
駒アタリ原理の分析動機は駒の響きの美しさ。駒は当たるごとに響きを増すから心地よい。混成四部合唱でも大熱戦なのに七ともなるとサラウンド。九星の象意で七は悦楽。この悦楽歩を無視して85桂とは羽生の郷田讃歌。羽生が44歩の金取りを無視した棋譜は過去に皆無。羽生は意味の全貌を把握できずに震撼したはず。彼の星は本命星/月命星=3/7。
74手めは77桂成同桂91飛でも68飛で後手負けとの即時感想。

74手め77桂成以下郷田が桂を渡すポカをした場合
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲2五歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7七銀 △3三銀 ▲4八銀 △6二銀 ▲1六歩 △9四歩 ▲9六歩 △1四歩
▲7八金 △6四歩 ▲4六歩 △6三銀 ▲4七銀 △4二玉 ▲6八玉 △5二金 ▲5八金 △8四歩 ▲7九玉 △7四歩 ▲5六銀 △3一玉 ▲3六歩 △5四銀
▲6六歩 △4四歩 ▲3七桂 △7三桂 ▲8八玉 △4三金右 ▲4八金 △6五歩 ▲4七金 △6六歩 ▲同 銀 △2二玉 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 桂 △4六歩
▲3七金 △4四銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲2五歩 △同 歩 ▲6四角 △6二飛 ▲7三角成 △6六飛 ▲9一馬 △4五銀直 ▲2四香 △3三玉 ▲4五銀 △6九銀
▲7七金 △6一飛 ▲4四歩 △8五桂 ▲4三歩成 △同 金 ▲2二銀 △4二玉 ▲6四桂 △7七桂成 ▲同 桂 △9一飛 ▲5二金 △3二玉 ▲4四桂 △同 金
▲同 銀 △7八金 ▲同 飛 △同銀成 ▲同 玉 △6六桂 ▲投了
86手で後手の勝ち

では67手め天使の響き44歩を消去しに行った場合はどうか?
これには様々な演出が考えられるが同金同銀同玉の三手読んで46馬+56桂がひとめなので郷田初の至悦7thに羽生演出で8thを上乗せしたということになる。
余談だが中原は8/5、十四世名人以後のトップ棋士に本命星6は皆無。佐々木勇気奨励会員が6/9だが未来の永世名人が駒アタリ奇数番9を見せてくれるかもしれない。


2007.09.19竜王戦挑戦者決定戦第3局 康光挑戦者に No: 2502 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 23:23:36

当家における敗着は前項通り62手め95歩だが現役竜王が公言した最善手なので彼らには言えないであろう。偶2までの辛抱はいいが後手初の駒アタリ奇数番3が敗着とは厳しい理論世界。

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲7八金 △3二金 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6七金右 △4三金右 ▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △7四歩 ▲8八玉 △2二玉
▲4六銀 △5三銀 ▲3七桂 △9四歩 ▲2六歩 △2四銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲3八飛 △7三角 ▲1八香 △9五歩 ▲同 歩 △同 香
▲9七歩 △4二銀 ▲2五桂 △3三桂 ▲5五歩 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲9六歩 △同 香 ▲同 香 △9五歩 ▲同 香 △同 角
▲1二歩 △同 香 ▲3五銀 △同 銀 ▲1三歩 △3四歩 ▲1二歩成 △同 玉 ▲1五香 △2一玉 ▲9九香 △7三角 ▲1八飛 △2五桂 ▲同 歩 △3一玉
▲1三香成 △1四歩 ▲同成香 △4一玉 ▲2三成香 △同 金 ▲1一飛成 △3一香 ▲3二歩 △同 玉 ▲2四香 △3三金右 ▲1二龍 △2二歩 ▲2三香成 △同 金
▲1四歩 △9七歩 ▲1三歩成 △9八香 ▲5四金 △1三金 ▲同 龍 △1二歩 ▲3三歩 △同 銀 ▲1二龍 △4三銀 ▲2三金 △4二玉 ▲3三金 △同 玉
▲2四銀 △3二玉 ▲2三銀成 △4二玉 ▲2二龍 △5一玉 ▲8二龍 △同 角 ▲4三金 △9九香成 ▲5二飛 △投了
123手で先手の勝ち

康光の終盤ラッシュを見ると後手玉は1手隙と判る。
100手め98香は木村の形作りならいいが逆転する気が少しでもあるならタコ手。王手したいなら86桂+58銀。


62手め95歩 大爆笑 No: 2501 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 17:13:02

最善は25桂。これだと木村負けても仕方ないので粘らずに攻めあいで形作ってもらいたい。


渡辺明変化の欠陥 No: 2500 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 17:08:23

以下の変化で先手優勢と渡辺明。
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲7八金 △3二金 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6七金右 △4三金右 ▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △7四歩 ▲8八玉 △2二玉
▲4六銀 △5三銀 ▲3七桂 △9四歩 ▲2六歩 △2四銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲3八飛 △7三角 ▲1八香 △9五歩 ▲同 歩 △同 香
▲9七歩 △4二銀 ▲2五桂 △3三桂 ▲5五歩 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲1五歩 △同 歩 ▲9六歩 △同 香 ▲同 香 △9五歩 ▲同 香 △同 角
▲1二歩 △同 香 ▲3五銀 △同 銀 ▲1三歩 △3四歩 ▲1二歩成 △投了
71手で先手の勝ち

62手め95歩は先の変化でもアタリ前のように作っているが悪手。後手はまず香1枚と歩を4枚換えたのだと考える。すると3点の差。27-3=24なのであと1点奪って入玉できれば後手の勝ち。


中盤第三展開で初めて登場する駒アタリ奇数番3 No: 2499 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 17:01:24

が57手め15歩。渡辺明+天彦推奨変化63手めの奇3より早い分だけまとも。


お祭り No: 2498 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 16:57:00

33桂以後は悪手の祭典。そう言わないと連盟将棋は正当化できない。
ニンニク臭いのはひとりだと悪人だがみんなで食えば祭り。悪臭には悪臭。5-3-1と捨てて行き先手が三歩損になるのも角換り腰掛け銀と同じ。


中盤第二展開は後手歩得で終了 No: 2497 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 16:46:35

1歩得の分後手優位だが角換り腰掛け銀の後手程度の得なので手番を先手に戻して大抵チョメチョメされて後手負けパターン。
木村はタコ系。横顔がマンマ。軟体なのか軟弱なのかハッキリしない場合「俺は歩得で優勢」と言うしかない。


54手め同歩 No: 2496 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 16:40:42

当然の1手。解説中の45歩など有り得ない大悪手。こういう所はタコ解説をさせないように即時指して頂きたい


53手め55歩 No: 2495 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 16:24:39

タコの挑発に前項のマンマで乗った。控え室の渡辺明と天彦は以下の変化推奨。
▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲7八金 △3二金 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6七金右 △4三金右 ▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △7四歩 ▲8八玉 △2二玉
▲4六銀 △5三銀 ▲3七桂 △9四歩 ▲2六歩 △2四銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲3八飛 △7三角 ▲1八香 △9五歩 ▲同 歩 △同 香
▲9七歩 △4二銀 ▲2五桂 △3三桂 ▲9六歩 △同 香 ▲同 香 △9五歩 ▲同 香 △同 角 ▲1五歩 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲1二歩 △同 香
▲3五銀 △同 銀 ▲1三歩 △同 香 ▲同桂成 △同 玉 ▲3五飛 △投了
71手で先手の勝ち

悪手だらけなのでホラー映画のよう。57手めで1-3-5のいずれかの歩を突けば駒アタリ奇数番3。上記変化では15歩や35歩自体が偶2なので当家は真っ先に考えない。63手めの駒アタリ奇数番3まで遠すぎるばかりか制権理論上二箇所も後手に選択権がある変化はダメ。
康光も悪手に悪手で握手したが別名「売られた喧嘩は買う」。
55歩は当家が真っ先に掲げた手だが最善ではない。


木村の期待は偶2 No: 2494 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 15:44:03

33桂自体が先手の偶2を期待している悪手。55歩や35歩或いは端歩が該当。4箇所しかないがいずれも駒アタリ偶数番2。そこでサッサと取るのが最善。新規1作成は先手から。


52手め33桂 大爆笑 No: 2493 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 15:36:46

先の不満が先手の桂だけサバかせたことなので今度は後手自前の桂をと気前よく。来なければ25桂同歩同銀で歩得。
なぜ笑えるかと言うとこの残暑の最中に二重駒アタリを作成したため。
木村は頭をもっと涼しげにした方がいい。剃るのが最善。


52手め木村長考中 ユデダコの場合 No: 2492 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 15:31:53

49手め97歩を跳躍奇偶反転と見做せば正第八。
さて木村が52手めを考えている。ここまでは郷田のマネで良かったが自前の脳味噌使うとユデダコになる。
25桂は質駒なのでサッサと切って98歩と叩いて86桂とブチコみたい。すぐやると負ける。そこでセコイ手が浮かぶ。今切るなら26桂+45歩はないかと。

▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲7八金 △3二金 ▲6九玉 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6七金右 △4三金右 ▲6八角 △3一玉 ▲7九玉 △7四歩 ▲8八玉 △2二玉
▲4六銀 △5三銀 ▲3七桂 △9四歩 ▲2六歩 △2四銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲9六歩 △8五歩 ▲3八飛 △7三角 ▲1八香 △9五歩 ▲同 歩 △同 香
▲9七歩 △4二銀 ▲2五桂 △同 銀 ▲同 歩 △2六桂 ▲2八飛 △4五歩 ▲2六飛 △4六歩 ▲同 角 △同 角 ▲同 歩 △3七角 ▲中断

これは先手の桂だけサバけたことが後手不満。逆に先手自前の桂で24桂打たれちゃうかもしれない。


中盤2で最初の仕掛けは3-6A No: 2491 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 15:13:51

46=95歩は郷田と同じ仕掛け。康光は49=97歩と前回同様受けているが先手だから出来る。ではその先手の利権とは何だったのか。
それを示す50=42銀。この銀は50手めで初めて先手の46銀に手数で同等になり手番が先手に戻る。
先に香取りの権利を残したまま先手が5thAから構築できるのかと言う問題。▲奇△偶で思考。
かなり戻るが43手め38飛の代りに25歩と突くことは考えられる。
対郷田戦で康光は51手めに25歩としたがこの地点では深浦13銀と引かれ跳躍奇偶反転にならない。それが康光の不満だったので今日は51手め25桂をエイと指した。


中盤1最終手45=18香まで No: 2490 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 14:56:48

昼食後41=96歩は対郷田戦で。>2007/08/21銀河戦 相矢倉
43=38飛がどうか。45手め98香で中盤第一展開終了。この局面を第六奇偶反転としたのが先の分析。6-4=2としてもいい。先手は38飛と98香と言う無駄手を2手強いられていると見るか後手角に呼応していると見るかの違い。角の動きを合計して4。


中盤1で先手主導に相転化 No: 2489 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 11:44:53

37手め26歩が最強5-3構造の双頭手。ここまでの先手にとって最も価値の高い手。26歩中盤初手で68角第一奇偶反転解消権利発生。39手め16歩は新規6-2だが後手が40手め14歩と受けるしかないのでは先手がすでに1手で5-4構造掌握。


序盤終了の合図 No: 2488 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 11:28:58

連盟棋士たちは歩の交換から中盤と言うが当家では36手め94歩で序盤終了。よって37手め26歩から中盤。36手め94歩新規4-3構造が序盤の後手最大の欠陥露呈。27手分後手が先導したはずが最後の1手で後手は68角緩手の言い分をすべて通してしまったことになり構造逆転。この手を境に先手は動く。


飛車先不突き矢倉における歩間理論上の序盤先導は後手だが No: 2487 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 11:21:38

飛車先不突き矢倉の序盤は後手作成の歩間4で13手+8手=21手。
正第一奇遇反転を経て歩間3が6手。つまり歩間理論の枠組作成は35手めまで27手分後手が先導。
33手め46銀は第三平行歩間3-3。 34手め53銀は最低3手角示唆だがヌルい。第五平行歩間3を先手が取った時に序盤の最終手で後手は疑問手を指さなくてはいけない。


方針決まれば以下スラスラ No: 2486 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 11:06:05

26手めから33手まで進行。序盤もあと3手で終わる。68角の正第一奇遇反転▲偶△奇を経ているが後手次第で仮想番へ戻せる。
38飛も奇偶反転となるのでふたつを仮想番解釈は困難。68角と38飛を繋げる跳躍奇偶反転が見つけにくい。だから現在38飛に当家は否定的。


25手め67金 No: 2485 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 10:59:08

木村の実力を素直に見た証。65歩では負けていた。


2007.09.19竜王戦挑戦者決定戦第3局 25手めを長考中 No: 2484 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 10:55:32

康光がかつて二回指した25手め65歩は64角自体が奇偶反転ではないため4-2A悪手になってしまう。25手め65歩43角で初めて第一奇偶反転となり今度は27手め35歩の3-3Aが不成立。


本日の挑決3 ゴミの集積場に群れるカラスはかわいいか? No: 2483 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/09/19 Wed 03:55:42

木村が挑戦者では今期竜王戦は見ない。木村が嫌われる理由は棋譜上の問題。前回の挑決第2局は14歩と94歩の戦い。康光は15歩に第二の意味を求めた。木村は94歩に第二の意味を訴求する意欲さえみせなかった。構成がいきあたりバッタリ。こういうバッタもん将棋は見たくない。
限られた時間で指しているのだから勝敗自体さして価値はない。また見たくなるような閃きと流れるような収束を。