谷川羽生の王位戦の頃は終盤まず繋がらなかったが今では鮮明な写真も丁寧な時間付き棋譜も接続絶好調。将棋界最大の変化は回線速度。地方が素晴らしい中継をする一方で連盟経由の竜王戦の方がヒドイ接続状態とはどうしたことであろう。
羽生の感想はおかしい。当家のように封じ手が敗着とさえ言えないのでは棋士やめたほうがいい。いつまでも相手のミス期待のダマシ将棋などもう結構。
当家早朝実況&分析No: 2191通りの結果では毎度のことなので芸がない。そこで深浦は王位戦スタッフ演出に色を添えた。

52=封じ手46歩が敗着。
53=駒アタリ偶数番4
54=逆行奇数番3
55=逆行偶数番2　ラシー緩手。最強65歩は駒アタリ偶数番4
56=大爆笑。46歩のおかげで最後の1歩。36桂嫌うなら同金でも勝ち。時間が余って困るので以下余興。ところが48金に乗じた36桂フンドシなど王者が指す手ではないどころか薔薇十字定跡が汚れるだけ。それを見切る時間が58分。
封じ手悪手誘い+48金緩手+同桂で深浦三部作完成。羽生が苦手な理由。
58=大緩手だが歩切れなので。46歩がいかに悪手か認めた証し。
以下寄せだが73角打+74角の52金狙いは何度も当家で出てきた変化。森内羽生丸山谷川康光、出すのが恥ずかしくて破棄した変化の方が多い。羽生は苦し紛れに51金だがこれは森内の猿マネ。飛車取られて全然ダメなので当家ではかなり以前にゴミ箱行き。66=76歩以下子供がダダこねているような駒アタリ奇数番3の連続で深浦のミスを期待しているだけ。近年の藤井も奇数番3だけ取り続けてボロボロ負けているが羽生も症状が似てきた。指せば指すほど封じ手46歩がカタワにされている。
羽生のおやつは羊羹三切れ。深浦はマシュカット4個。このおやつ写真ＵＰの方が控え室の大内島デタラメ形勢判断より的確。羽生のヨウカン攻めを一発で砕く52角成は駒アタリ偶数番4。
余興の97角変化は先手がお手伝いしてなんとか1枚の持ち駒も残さずにやっとこさ後手が勝てる変化。それだけ大差。63角は尚も深浦のミスを期待した手。こんな手指す棋士を褒める大内は死んだ方がいい。大内は後手優勢と断言していたがそんな局面は二日目にひとつもない。あるとすれば初日の仕掛け悪手以後。封じ手以後は後手負け。
99手め47同金は大爆笑。午前中77同金でも先手楽勝でしたと言っている手。薔薇十字定跡第二回は谷川演出が見事なフーガを奏でたが深浦がここまで見せてくれるなら77同金変化だしといた方が盛り上がった。
封じ手で勝ちが決まってあとはいかに中継を盛上げるかの問題だったので深浦は新王位として申し分ない。色気も十分。対局姿勢も立派。

棋戦：第48期王位戦七番勝負第2局
先手：深浦康市八段
後手：羽生善治王位
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲３八銀 △３三銀 ▲７七銀 △６二銀 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４二玉 ▲９六歩 △９四歩 ▲５八金 △５二金 ▲３六歩 △７四歩 ▲６六歩 △１四歩 ▲１六歩 △５四銀 ▲５六銀 △３一玉
▲７九玉 △７三桂 ▲３七桂 △４四歩 ▲４五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀 ▲２四歩 △同　歩 ▲同　飛 △２三歩 ▲２八飛 △８五桂 ▲８六銀 △７三角
▲７五歩 △６五歩 ▲４七金 △４六歩 ▲７四歩 △６四角 ▲４八金 △７七歩 ▲同　桂 △６六歩 ▲７三角 △同　角 ▲同歩成 △８一飛 ▲７四角 △５一金
▲７二と △７六歩 ▲８五桂 △同　歩 ▲同　銀 △７七角 ▲８一と △９九角成 ▲７一飛 △６一香 ▲５二角成 △同　金 ▲６一飛成 △４二玉 ▲６四桂 △６三角
▲４五香 △６七歩成 ▲同　金 △５一金 ▲４三歩 △同　金 ▲７一龍 △７七歩成 ▲同　金 △８五角 ▲６三歩 △同　角 ▲４四香 △８八銀 ▲６九玉 △７七銀成
▲５九玉 △４七桂 ▲同　金 △同歩成 ▲同　銀 △６八成銀 ▲同　玉 △４四馬 ▲２三飛成 △２二金 ▲２九龍 △６五香 ▲５九玉 △２四歩 ▲５二銀 △同　金
▲３一銀 △３二玉 ▲５二桂成 △同　角 ▲３六桂 △３五馬 ▲２四龍 △同　馬 ▲同　桂 △３三玉 ▲２二銀不成△４四玉 ▲５五角 △同　玉 ▲５六歩
*羽生はここで投了
*残り深浦3分。羽生10分
△４四玉 ▲４五歩 △同　銀 ▲５五金 △３五玉 ▲２五金 △投了
133手で先手の勝ち

最後は深浦の駒台に歩が6枚。羽生の駒台に歩が3枚。玉子焼き6とタマリ漬け3に対応。

▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲３八銀 △３三銀 ▲７七銀 △６二銀 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４二玉 ▲９六歩 △９四歩 ▲５八金 △５二金 ▲３六歩 △７四歩 ▲６六歩 △１四歩 ▲１六歩 △５四銀 ▲５六銀 △３一玉
▲７九玉 △７三桂 ▲３七桂 △４四歩 ▲４五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀 ▲２四歩 △同　歩 ▲同　飛 △２三歩 ▲２八飛 △８五桂 ▲８六銀 △７三角
▲７五歩 △６五歩 ▲４七金
*52手目封じ手
△４六歩 ▲７四歩 △６四角 ▲４八金 △７七歩 ▲同　桂 △６六歩 ▲７三角 △同　角 ▲同歩成 △８一飛 ▲７四角 △５一金 ▲７二と △７六歩 ▲８五桂
△同　歩 ▲同　銀 △７七角 ▲８一と △９九角成 ▲７一飛 △６一香 ▲５二角成 △同　金 ▲６一飛成 △４二玉 ▲６四桂 △６三角 ▲４五香 △６七歩成 ▲同　金
△５一金 ▲７一龍 △７七歩成 ▲４四香 △３三玉 ▲３四歩 △４四玉 ▲４五銀打 △４三玉 ▲４四歩 △４二玉 ▲５四銀 △８八馬 ▲６九玉 △６七と ▲４三銀打
△投了

99手で先手の勝ち

先手：5枚
後手：ナシ
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲３八銀 △３三銀 ▲７七銀 △６二銀 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４二玉 ▲９六歩 △９四歩 ▲５八金 △５二金 ▲３六歩 △７四歩 ▲６六歩 △１四歩 ▲１六歩 △５四銀 ▲５六銀 △３一玉
▲７九玉 △７三桂 ▲３七桂 △４四歩 ▲４五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀 ▲２四歩 △同　歩 ▲同　飛 △２三歩 ▲２八飛 △８五桂 ▲８六銀 △７三角
▲７五歩 △６五歩 ▲４七金
*52手目封じ手
△４六歩 ▲７四歩 △６四角 ▲４八金 △７七歩 ▲同　桂 △６六歩 ▲７三角 △同　角 ▲同歩成 △８一飛 ▲７四角 △５一金 ▲７二と △７六歩 ▲８五桂
△同　歩 ▲同　銀 △７七角 ▲８一と △９九角成 ▲７一飛 △６一香 ▲５二角成 △同　金 ▲６一飛成 △４二玉 ▲６四桂 △６三角 ▲４五香 △８五角 ▲４四香
△３三玉 ▲３四歩 △４四玉 ▲４五銀打 △３五玉 ▲２五飛 △投了
89手で先手の勝ち

先手：みきれ
後手：フンドシ
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲３八銀 △３三銀 ▲７七銀 △６二銀 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４二玉 ▲９六歩 △９四歩 ▲５八金 △５二金 ▲３六歩 △７四歩 ▲６六歩 △１四歩 ▲１六歩 △５四銀 ▲５六銀 △３一玉
▲７九玉 △７三桂 ▲３七桂 △４四歩 ▲４五歩 △同　歩 ▲３五歩 △４四銀 ▲２四歩 △同　歩 ▲同　飛 △２三歩 ▲２八飛 △８五桂 ▲８六銀 △７三角
▲７五歩 △６五歩 ▲４七金
*52手目封じ手
△４六歩 ▲７四歩 △６四角 ▲４八金 △７七歩 ▲同　桂 △６六歩 ▲７三角 △同　角 ▲同歩成 △８一飛 ▲７四角 △５一金 ▲７二と △７六歩 ▲８五桂
△同　歩 ▲同　銀 △７七角 ▲８一と △９九角成 ▲７一飛 △６一香 ▲５二角成 △同　金 ▲６一飛成 △４二玉 ▲６四桂 △９七角 ▲６八玉 △６四角成 ▲同　龍
△３六桂 ▲１八飛 △４八桂成 ▲同　飛 △５五桂 ▲同　銀 △同銀直 ▲６一龍 △５一金打 ▲７一龍 △６七銀 ▲同　金 △同歩成 ▲同　玉 △７七馬 ▲５八玉
△５九金 ▲投了
100手で後手の勝ち

情けない。深浦迫真のMF変化突入で逃げ出した羽生。今頃便所で鏡みて自画像に絶望している頃。

深浦の決断はヤケに早い。進偶4を取るのは当家理論ならひとめだが第五変化作成まで深浦なら46分はかかったはず。よってすでに変化作成済み。20分はオサライの時間。

進偶4なら74歩。第五変化までで済む。ダメなら金逃げ。いずれも先手の権利。85桂が仮想番として残るのはいずれも同じ。飛車を取りあうと先手に先に71飛の権利があるので76桂が打てずに入玉可。つまり先手は負けることがない。持将棋の可能性はあるが飛車を先に降ろした方が勝ちやすい。羽生が63金で嫌ったのは24歩変化。同歩では持将棋にならない。そこで深浦がコケるか悪くとも持将棋への期待が46歩大悪手の真相。進偶4で負かされたら仕方ないが経験値で第五変化で逆転があるとの確信犯。一言で志が低い。これは二日制。ここから先手が4時間考えることができるならば深浦でもなんとかする。

大内島並に落ちた羽生。深浦45歩が悪手ならコッチは大悪手。

羽生は二日目も駒箱を四黒天から無造作に取り畳の上に置く。書道も嫌いな羽生は棋道も嫌い。初日に駒を片づけることも谷川に調教されるまでしなかった。着物だけは好きと言っているので好き嫌いが激しいのであろう。駒箱からハスに駒を盤に流すと盤駒が泣く。慣性の法則が働くため。箱引きで先後を決めることは連盟の規定で現在無理でも所作だけなら棋士の一存でできる。駒の並べ方に規定がないため。箱引きの引力で落ちた駒から並び初め最後に空になった箱を閉じて盤上から引くだけ。箱の大きさはよく出来ている。

深浦が先に待っている。盤上の四黒天にきっちり納まっている駒箱。
先週の囲碁将棋ジャーナルで振り駒の悪習を暴露していた。チャカチャカ鳴らしても上下関係同じ。しかもシェイクの自虐ネタではゴマカシ。シェイクになっていない。ただのフェイク。

夜の帯広はいかがであろう？中井が居るがそのせいで連盟は中継先にリンクしない。陰湿な組織と思われても仕方ない。日本女子プロ経由の石橋二連戦同日中継は面白かった。間違ったらもっと面白かったと言う方針なら谷川羽生のスッタモンダとニタリ寄ったり。
二日目ともなると朝食のプラスチックのお盆に妙な愛着が沸く。今朝は深浦が梅干し3つ。第二奇偶反転から駒アタリ奇数番3で決めようと言うことであろう。一方羽生はたまり漬け3に玉子焼き6。駒アタリ偶数番6まで見せてから第三奇偶反転またはマンマで駒アタリ奇数番3の真っ向勝負とのこと。

深浦=4時間2分。羽生=3時間29分
深浦が初日30分多く消費したのは過去を読む時間。
1=2003.08.11竜王戦準準決勝 谷川浩司VS山崎隆之　手損角換り腰掛け銀　薔薇十字定跡
2=2006.03.16A級PO　名人挑戦者決定戦　羽生VS谷川　手損角換り相腰掛け銀　薔薇十字定跡

1も2も双方間違えている。それでもバラ。薔薇十字定跡は鏡像変化の色彩へ誘う。45歩に93分の深浦の覚悟は相応。これが悪手と断言しているのは当家だけのため。ではなぜ悪手が有効か？
37=第一奇偶反転後の7thAは悪手
38=逆行受動駒アタリ奇数番1悪手で1歩得。
先手はこの交換で1歩を犠牲に第一奇偶反転後の駒アタリ偶数番へ即座に戻すことができた。1歩を捨てて手番を買う横歩取り85飛同様。
39=駒アタリ偶数番2
40=逆行駒アタリ奇数番1
41=第二駒アタリ偶数番2
42=逆行駒アタリ奇数番1　2歩得
43=平行駒アタリ奇数番1　1歩入手　差し引き1歩損
44=駒アタリ偶数番2　飛車先歩交換原理で手番奪還
45=26飛は35銀で2歩損
46=41分で決断。65歩同様駒アタリ偶数番2。77桂成が王手のため。
47=46分で決断。73角なら駒アタリ奇数番3。即ち深浦はなぜ88玉型なら85桂を加算番に入れないか理解できない。理由は簡単。79玉なら85桂を手抜きできるが88玉では手抜きできない。
将棋とはおよそ46-47手めで勝負が決する。この交換で双方時間を使ったのは相応。68銀は不可。次善の86銀が難解に見えるのは初の仮想番のため。先手に85銀と切る権利発生。
48=当家から山崎-谷川-羽生に伝染したプレ跳躍駒アタリ奇数番3。薔薇十字定跡の裏花。
49=谷川の手。谷川は仮想番を考慮しないのでこれが純正駒アタリ偶数番と試算。
50=75歩のおかげでプレ跳躍駒アタリ奇数番3だった73角花芯が跳躍駒アタリ偶数番4に。これを仮想駒アタリ奇数番3からの進行駒アタリ偶数番4と読むかの違い。
51=桂取り阻止に谷川は上記1で48金。羽生は75歩保留で上記2で先受け27飛。深浦は強く47金。
14分で指して羽生に封じ手を強いることに成功。48金ならば第二奇偶反転。羽生は森内相手に最初から48金で指して棋王を失った。27飛は3年前の当家変化。これで65歩が駒アタリ偶数番2。
谷川は駒アタリを重複させ羽生は駒アタリを消す傾向にある。谷川に人気があり羽生に人気がない第一理由。2を落として羽生が18世を逃したとも言えない。最終盤致命的ミスを犯したのは羽生自身のため。羽生が名人戦に登場できなかった理由は棋譜で告白している。俺まで73角かよと。
深浦はまるで人気ないが谷川にあやかって75歩としたわけではない。そこまでお人よしでは棋士が勤まらない。75歩は後手にとって駒アタリ偶数番2の先手の原理+先手にとっては後手が85桂としたことによって仮想駒アタリ奇数番3解釈可能。即ち後手が第二奇偶反転を画策すれば先手に85銀切りの切り札が発生。制権理論で後手は二重に束縛されている。当家の戦略は二重の枷を一挙にほどく跳躍制権理論。いまだかつて出たことはない。羽生に発見は無理。
47金は深浦一世一大の大勝負。桂取り阻止+桂頭死守+飛車の横利き開通の三頭手。二日制でないと指せない手。この1手だけのために初日があった。47金は1の変化の36歩阻止の意味が強い。つまり深浦が30分多く消費する理由が2を読む時間。羽生は2に関与しているので再読が短時間で済む。羽生が貯金で1時間得した分を封じ手を強いることで30分に縮めた深浦の勝負術が47金強手の心理的要素。
現在駒アタリ奇数番3+仮想駒アタリ偶数番4の局面。
控え室の大内と島達推奨の封じ手46歩は駒アタリ偶数番4で後手の原理ではない。平行駒アタリ奇数番3を取るしかない。三種類あるが時間がないのでは羽生なら1しか見ない。以前も2回同じことがあった。羽生はその時も63金。
封じ手=平行駒アタリ奇数番3
1=63金
2+3=シークレット
63金なら深浦成功。46歩なら深浦勝ち。

さて谷川が打った64桂だが悪手。65銀との交換は困る。そこで羽生が73角同様1に従い当家54桂変化を構築できるかの興味が残る。それが44銀の最後の意味だったから。即ち44銀が三頭手だったと言う逆行相を桂打ちに求める。

馬刺を食っていると騎手が隣で泣いている。昨日骨折した愛馬だったらしい。ナダめてススめたら「ウマイ」と言った。
夢から覚めると深浦が指している。45歩に93分。
悪手に決まっているが現在コレを咎める対抗策は当家しか知らない。だから深浦は安心して○○とだけ唱えながら指せば勝てる。

ケージを越えようとしている深浦。
600円のサービスランチでももっと食欲が沸く。
帯広まで行ってまたフノリかでは観光気分が損なわれる。クラゲサラダはイカにもアタリそうで怖い。タマゴご飯かオニギリだけの方が質素かつウマイ。簡素でも重厚でも中途半端な手はダメ。完熟マンゴ？
サジ入れる気しない。

正座し直して指すかと思えばまた腕組み。でそうででないオナラの写真。深夜放送で新曲「高橋七段VS渡辺六段」がやっていた。無音なのでラジオが壊れたかと思った頃「10秒」と聞こえる。ジョン・ケージより短くていい。
もう45歩でいいから。悪手だが羽生とて対策がない。

8分遅れて入室し爪イジッテお茶飲んでようやく指すかと思ったら今度は深浦までアグラかいて膝枕。
対局室は記録係から見ると先手25歩だけ突出している。
26地点が空いているので後手から26桂打が前回あった。25歩と84歩のひとつの違い。先手もソコに26桂と打てる。しかし横から見るとX遺伝子に見える。

7thでメシ。将棋には11thがない。コンビニで買ってきたような朝食だった。昼食写真が楽しみ。午後の展開だが当家は22玉型+48飛に否定的。第二奇偶反転で7thAを正当化しているように見えるが玉が遠い。股間に違和感。
後手の85桂には先手から73角打がある。この両端の要は22玉と88玉の交換をどう見るかの問題。先手が88玉やるなら入玉を目指す。ならば早々に73角で上部開拓。攻めあいなら居飛車で構築したい。桂貰えるので22玉なら15歩でいい。

手損角換り腰掛け銀　42手め95歩二題

日時：2007/01/12 22:48
棋戦：第65期順位戦B級2組09回戦
戦型：手損角換り腰掛け銀　42手め95歩
先手：飯塚祐紀
後手：山崎隆之
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △９四歩 ▲９六歩 △７四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲６八玉 △３三銀 ▲４八銀 △６二銀
▲７七銀 △８四歩 ▲５八金 △６四歩 ▲４六歩 △６三銀 ▲４七銀 △４二玉 ▲３六歩 △５二金 ▲６六歩 △５四銀 ▲５六銀 △３一玉 ▲７九玉 △４四歩
▲３七桂 △４三金右 ▲４八飛 △２二玉 ▲８八玉 △１四歩 ▲１六歩 △７三桂 ▲４五歩 △９五歩 ▲同　歩 △７五歩 ▲同　歩 △８五桂 ▲７六銀 △３五歩
▲同　歩 △９五香 ▲同　香 △３六歩 ▲３九香 △３七歩成 ▲同　香 △４五銀 ▲３四歩 △９六桂 ▲７九玉 △３六歩 ▲同　香 △同　銀 ▲３三歩成 △同金寄
▲３四歩 △同　金 ▲９三香成 △４二飛 ▲５一角 △３七銀不成▲４九飛 △２七角 ▲３九飛 △３八銀成 ▲６九飛 △７七歩 ▲同　桂 △同桂成 ▲同　金 △４六桂
▲５九金 △４九成銀 ▲９七歩 △５二飛 ▲８四角成 △５九成銀 ▲同　飛 △３八角成 ▲４九歩 △５八金 ▲９六歩 △５九金 ▲８八玉 △４九馬 ▲４一銀 △８一香
▲７四馬 △７六馬 ▲同　金 △７九銀 ▲同　玉 △８七香成 ▲７八銀 △８八飛 ▲６七角 △５八桂成 ▲９九銀 △７八飛成 ▲同　角 △６九金

日時：2007/07/22(日)
棋戦：第57回NHK杯1回戦第17回戦
戦型：手損角換り腰掛け銀　42手め95歩
先手：森下卓九段
後手：増田裕司五段
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △３二金 ▲７八金 △８四歩 ▲２五歩 △８八角成 ▲同　銀 △２二銀 ▲３八銀 △３三銀 ▲７七銀 △７二銀 ▲４六歩 △６四歩
▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △４二玉 ▲５八金 △５二金 ▲３六歩 △１四歩 ▲１六歩 △９四歩 ▲９六歩 △３一玉 ▲５六銀 △５四銀 ▲６六歩 △４四歩
▲７九玉 △７四歩 ▲３七桂 △４三金右 ▲４八飛 △２二玉 ▲８八玉 △７三桂 ▲４五歩 △９五歩 ▲同　歩 △７五歩 ▲同　歩 △８五桂 ▲７六銀 △３五歩
▲同　歩 △９五香 ▲同　香 △３六歩 ▲８六歩 △３七歩成 ▲４九飛 △４五銀 ▲８五歩 △５六銀 ▲同　歩 △８五歩 ▲９三香成 △９六桂 ▲８七玉 △４七と
▲８二成香 △５八と ▲９六玉 △８四銀 ▲７七角 △４九と ▲５五桂 △９九飛

康光はNHK杯解説時に山崎の42手め95歩を知っていたが森下は53手め39香の受けに否定的。

ご飯納豆味噌汁だけの質素な朝食メニューにさえ差別感が漂う。
羽生の朝食にだけたまり漬け五切れとほっけ一切れ付いている。
深浦の朝食にはオレンジジュースさえない。代りに梅干し二個。
ご飯にはラップがかけてある。これを出鼻で写真公開とは凄い。
竜王戦サンフランシスコ対決で出た駄菓子の絶望感を凌ぐ勢い。

ナンの用意もアリマセンと言う手損角換りへ。羽生のやる気ナサとやけに鮮明な写真中継。深浦正座に羽生胡座。
ホテル日航は舞台セットのようなチンケな和室を臨時造営。過去最高の中継を演出した王位戦の顔北海道新聞は今年どうしちゃったんであろう。社長の道楽が高じて対局者を草競馬のプレゼンターにまでしてしまった。
いっそのこと椅子席対局にすればよかった。今回は開発途上国で見かける成金趣味と混合様式が似合う。