2007.08.26マシュダ一家
9X理論1 複相構造のダンス 昨日の康光のこと
9X理論
2 こうでなくては面白くない場合 谷川の嘘と真相
9X理論
3 創作法公開 9X3に統一する場合
9X理論
4 連盟棋士が新手を出したい場合 9X3理論第四構造へ

2007.08.17マシュダ一家
零背反理論1 その存在理由
零背反理論2 中盤以後の話
零背反理論3 どこを削ぐか
零背反理論4 それ自体の話
零背反理論X ▲零△零??


9X理論4 連盟棋士が新手を出したい場合 9X3理論第四構造へ No: 2350 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/26 Sun 05:25:07

新手77角が前項ですでに公開されたような場合は連盟棋士は少しだけ位置をズラす。21手めは77角ではなく66角とするような工夫。それならば棋譜検索でも前例がないと即時新手扱いしてくれる。ところが66角では前項46歩に55銀と出られると77角と戻らないといけないか取り敢えず先手は考えいないといけない。これが第三奇偶反転。

新手をさらに新手にした場合1
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △9五歩 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7九玉 △3三銀 ▲5八金右 △4二飛 ▲3六歩 △6二玉
▲3七桂 △7二玉 ▲4五桂 △4四銀 ▲6六角 △6四角 ▲4六歩 △5五銀 ▲7七角 △4四歩 ▲2四歩 △4五歩 ▲2三歩成 △4六歩 ▲4四歩 △4七歩成
▲同 金 △4四飛 ▲4八歩 △9六歩

先手の主張は25歩にかけた2手を活かすと言うもの。
後手の主張は95歩にかけた2手を活かすと言うもの。
これを9エックス理論にあてはめると
1=01-09の9手で角交換
2=10-18の9手で45桂誘発
3=19-27の9手で桂を犠牲に25歩を主役に
4=28-36の9手で桂を活かし95歩を主役に

これは即時結論が出るので研究成果が発揮できる。結論1は25手め53桂成で先手勝ち。最初に歩切れ解消した方が有利。66角に即時55銀変化はい。山崎は谷川相手の実戦で25歩を即時主役にしようとした。だから66角変化を好むはずと言うのが心理読み。ところがそれでは95歩を緩手にできない。消去番という概念が関西にないかと言うと淡路がいる。谷川研に必要なのはアレ。


9X理論3 創作法公開 9X3に統一する場合 No: 2349 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/26 Sun 04:45:20

前項で当家が面白いと感じた部分は20手め44銀まで。
以下は谷川は情で面白いと言っている。山崎は情に流された。21手め24歩が悪手。3rdAやって偶2を当家は最善手とは言わない。最善手は77角。ここに77銀としなかった意味を求める。45桂を銀で取れば11角成で先手勝勢。後手はここで3分考える。何もしないと53桂成同銀11角成や44角同歩53桂成で後手負け。そこでひとめは64角。

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △9五歩 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7九玉 △3三銀 ▲5八金右 △4二飛 ▲3六歩 △6二玉
▲3七桂 △7二玉 ▲4五桂 △4四銀 ▲7七角 △6四角 ▲4六歩 △同 角 ▲5三桂成 △2八角成 ▲同 銀 △5三銀 ▲1一角成 △3一金 ▲中断

14=第二奇偶反転
19=1-3AW
21=第二次仮想3rdA
22=仮想番消去+新規仮想番1
23=仮想番消去+受奇1
24=1歩入手+連動仮想番
25=1歩入手+▲奇1△仮想偶2
26=受偶2
27=逆1
28=逆受1
29=連1
30=逆零
零背反理論で先手に手番が戻るまでの間先手は奇数番原理、後手は偶数番原理の進行が上部構造。下部構造は仮想番。64角は飛車取りのようでも銀で支えられているために逃げる必要がない。山崎58金とはそこまで解釈し得る。
次に修正法。

9X3に統一する場合
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △9五歩 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7九玉 △3三銀 ▲5八金右 △4二飛 ▲3六歩 △6二玉
▲3七桂 △7二玉 ▲4五桂 △4四銀 ▲7七角 △6四角 ▲4六歩 △同 角 ▲5三桂成 △同 銀 ▲1一角成

解題 9X3の進行
1=01-09の9手で角交換
2=10-18の9手で45桂誘発
3=19-27の9手で桂香交換で馬作成+▲連奇1△仮偶2
つまり後手が角飛交換するか28手めで零背反理論を行使するかの選択肢を残せる。


9X理論2 こうでなくては面白くない場合 谷川の嘘と真相 No: 2348 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/26 Sun 03:42:18

谷川が下記棋譜19手め45桂を「こうでなくては面白くない」と光速ノート121に書いている。

日時:2007/08/13 ながの東急将棋まつり
先手:山崎
後手:谷川
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △9五歩 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7九玉 △3三銀 ▲5八金右 △4二飛 ▲3六歩 △6二玉
▲3七桂 △7二玉 ▲4五桂 △4四銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2二歩 ▲2三歩 △4五銀 ▲2二歩成 △3三角 ▲2五飛 △3六銀 ▲2六飛 △3七銀不成
▲2七飛 △8八角成 ▲同 玉 △2六銀打 ▲2九飛 △2八歩 ▲同 銀 △3八銀成 ▲5九飛 △中断

面白くないどころか19手め45桂指さないと次に44歩突かれる。65角阻止のための18手め72玉だったため。谷川は当家にあれほど無能な蟹這い囲い批判された直後によくもそんな台詞だけで人をダマせる。棋譜が語ることはもっと深い。
谷川が面白いと思うことを当家が書き直すと
1=01-09で角交換
2=10-18で45桂を強要。
つまり9が1サイクル。これを上下にさらに分けて複合リズムにしようと当家は前項に書いた。
谷川の問題提起は以下。
先手:山崎
後手:谷川の感想
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △9五歩 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲7九玉 △3三銀 ▲5八金右 △4二飛 ▲3六歩 △6二玉
▲3七桂 △7二玉 ▲4五桂 △4四銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2二歩 ▲2三歩 △4五銀 ▲2二歩成 △3三角 ▲2五飛 △3六銀 ▲2六飛 △3七銀不成
▲2七飛 △2二飛 ▲2三歩 △3五桂 ▲3七飛 △2三飛 ▲中断

二人とも素晴らしい。とても席上対局とは思えない。谷川や山崎が面白いと思っていることは当家にも面白い。
前者は駒アタリ偶数番2を残し後者は清算。その違いの主張の表は歩の数。谷川の修正手順では先手が歩切れになる。34飛阻止で桂を打ったとわざわざ書いた意味は先手の歩切れを狙うということ。
序盤の山崎の工夫は羽生をはるかに上回る。昨日の羽生が77銀とした温泉主義だったのに対し山崎は68玉から79玉で88銀にヒモをつけている。山崎はそのあふれる才能を谷川に吸い取られているばかりで悔しくないのか?
芸術理論は面白いところから始まる。美的感興が沸かないものはダメ。
バッハのインベンションは二声だが面白いという動機からすべて始まった。
当家が最近羽生への関心が失せたのも手法が飽きたため。インベンションは飽きない。明解な理論構造もある。古い言葉で知情意の一致。
将棋の場合はさらに転がある。これが西洋文明が今日まで解き明かせなかったもの。だから言葉にさえできなかった。当家は転を四つに分解して把握しようとしている。将棋は逆転が必須のゲーム。それはどういうことなのか。
バッハの音楽では上部構造がそのまま下部構造に転写。理論の鏡に感動が介在し得る理由は葛藤。四相理論を応用した将棋分析では相転換=逆転へ至る過程に相停滞があり第三相停滞などと記述してきた。つまり四相の中にさらに複相構造がある。第三相停滞はバッハ特有の葛藤と同じように情感に働きかける効果があった。これらの運動の最初の動機はなにかと言うと一言で「面白い」。谷川が述べた「面白い」部分とは19手め45桂にあるのではない。4手め94歩から面白さが始まる。94歩も95歩も歩間理論で説明できた。手損角換りや振り飛車は奇偶反転理論で。だからこそ19手め45桂とは第二奇偶反転後の完全3rdアタックとして理論的に成立している。これが95歩が指されていないと3rdアタックにならず不成立。


9X理論1 複相構造のダンス 昨日の康光のこと No: 2347 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/26 Sun 02:41:15

007.07.31-08.01王位戦第3局 羽生VS深浦に書いた。
「だって深浦三部作は深浦のモノだから」
昨日の康光は毒皿三部作を自分のモノにしてしまった。
係留和音として見たがもうひとつの見方。
ヴァルキューレ・シーケンスやトリスタン和声ではあの金の進行は説明できない。
そこで複相構造を使う。9/8x3の二重構造。
下部構造は6x3が1サイクル。進行は1-7-6が軸。
上部構造は3サイクルが一組で1サイクル。
最初のキーは二回目の1。7は二種類。-で使う。
下部構造のみではおかしいはずが上部構造との融合で波乗りはかなり好調。上部構造が途中でつんのめり9/3で蝶尻合わせして9/2で一挙に2+3+3へ。つまり合計8で解決し戻す。
将棋は上手下手と書くが基本は二声の進行。上下のリズム形を代えることで複相構造ができる。今まで2+3で分析したが2+3+3で加算。
9に分割する手法はワーグナーがやってドビュッシーがパクったのが19世紀の話。将棋はもっと昔から9に分割して間に3を置いている。
将棋理論から音楽理論を分析した方が手っ取り早い日が来るかもしれない。


零背反理論X ▲零△零?? No: 9262 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/17 Fri 02:51:34

奇遇反転理論の円環構造でそう表記してある。3手めと4手めがコレではハテナマークふたつであろう。先手後手のいずれが正なのか。経済学では貯蓄と負債の関係。
ATM前ではこんな光景がよくある。何回操作しても「お取り扱いできません」とのディスプレイ表示が出てくるため怒ったオバさんが係員を呼ぶ。係員はこの糞暑い最中店外にまで行列つくったオバさんに「預金額ゼロですから」とだけ言うのも芸がない。そこで冷笑を伝播。こうやって行列最後尾の老人の熱中症回避。男女も似ている。相手が熱くなりすぎて別れ話の際にマジ切れしないように冷たい素振りで準備。「▲零△零??」ではなく♂?♀!の関係図になっている。これを▲♂△♀と置き換える。NHK杯なら▲♀△♂にしてくれる。いっそのこと▲♂♀△♂♀にしてしまう。ペア将棋と言う。オッズが一番難解。


零背反理論4 それ自体の話 No: 9261 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/17 Fri 02:39:30

零背反理論自体は▲零△零か?
こうなったとする。
▲5八飛 △5二飛 ▲2八飛 △8二飛
3手めで先手は後手にハンデを与え4手めで後手はフザケンなと回答したかに見える。
千日手でよいと述べた4手めかも知れない。或いは4手めで跳躍奇偶反転しないと負けてしまうと言う結論が出てしまったのかもしれない。
明らかなこと=互いにどこかの歩を突くとその手は戻せない。
歩間理論に突入した時点で勝敗が決定する場合は序盤から歩を突かない戦略以外選択肢がない。では歩間理論がそこまで進化しているのか?朧気にソコまで見える。連盟棋士なら言う。先手が欲しいと。先手が貰えるなら女房売ってもいいと平然と棋譜で言える棋士。人身売買は違法。そこで零背反理論自体は男女格差解消に役立つと言うイメージが沸く。


零背反理論3 どこを削ぐか No: 9260 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/17 Fri 02:34:38

中盤の第一展開形で必勝形が存在。仕掛け以後はどちらかが勝ち。
これをイメージするとスコアの休符余白を左右どちらから削ぐのかと言う問題。削げる立場の方が必勝。
このイメージは世俗の常識と違う。フツーはオタマ付け足して勝ちに行く。ところが往々にしてアタマが多いとカチンと来る場合がある。満員電車よりガラガラ出勤。行列できる中華屋より客が一組しかいない寿司屋。突き詰めると棺桶に入るのは俺一人。
指す手も1手。その1手が1手ではないと言うことを今まで問題視してきた。跳躍番が駒アタリ原理はおろか奇偶反転理論にも存在。それが零番を経て無効になる場合。
なぜ4手も指したのに2手扱いなのか。2手にした側の言い分はこう。
「死ねる人間が一番強い」
神様の悩みもソコにあった。
「俺は死にたくても死ねない」と言う悩み。
そこで神様は削ぐ。


零背反理論2 中盤以後の話 No: 9259 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/17 Fri 02:14:11

1手パスができたら勝ちと言う局面がある。局面が煮詰まり互いに最善形を造営すると次に指した手が悪手と言う場合がある。そこに千日手と言う問題発生。中盤は歩の交換からと言うが歩さえ交換できずに駒組だけで千日手になる場合もある。中盤に入っているのに第一展開形がなかったと言うこと。千日手は跳躍奇偶反転を互いに指して成立。


零背反理論1 その存在理由 No: 9258 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  07/08/17 Fri 02:11:18

こう言うものの存在が朧気に見えたのが昨年の森内谷川の名人戦であった。零とは何か?正と負の狭間に存在。
初手からこう進んだとする。
▲5八飛 △3四歩 ▲2八飛 △8四歩
4手めの局面は後手が2手指しているのに先手は1手も指していないのと同等。58飛と28飛は二手一組で跳躍奇偶反転=負第二奇遇反転。
もし零背反理論がないと負第二奇遇反転▲偶△奇は正第一奇遇反転▲偶△奇と矛盾する。奇偶反転理論では負第二奇遇反転▲奇△偶とならなければならない。なぜこのようになってしまうのか。
この矛盾を解決するために負第一奇遇反転▲偶△奇/零背反理論
/正第一奇遇反転▲偶△奇の関係図を導く。零背反理論とはイメージで言うと鏡や蝶番の役目。
4手めの局面を棋士に聞けば100人中100人が先手2手損と言う。後手が2手多く指していると。
1歩損は点数で2歩の差だが手数の場合はこうなる。
▲5八飛 △3四歩 ▲2八飛 △8四歩=2手損=負第二奇遇反転▲奇△偶
▲5八飛 △3四歩 ▲4八飛 △8四歩=1手損=負第一奇遇反転▲偶△奇
手数は棋譜に4手めまで書かれているのに後手が2手指して先手が1手も指していないのと同等ならば棋譜上は2手までしか進行していないかのように見える。実態と何が違うかと言うと初手は▲5八飛と指されており3手めで零手損or1手損or2手損かが確定。初手や第二手目で1手損することは理論上有り得ない。将棋には1手パスと言うルールが存在しないため。