谷川も呆れ顔。記録台に左手乗せてピアノ弾いている。
深浦の敗因は方針不一致。羽生に泣き顔で頼まれたら仕方ない。

棋戦：第48期王位戦七番勝負第3局
先手：羽生善治王位
後手：深浦康市八段
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲１五歩 △同　歩 ▲１四歩 △同　銀 ▲１三歩 △同　桂 ▲３四銀 △６四歩 ▲４三銀成 △同　銀 ▲４四歩 △５二銀
▲３四歩 △２一桂 ▲６四歩 △６五歩 ▲８四角 △５九銀 ▲２八飛 △２五桂 ▲５七金 △６九馬 ▲５一角成 △８六歩 ▲１五香 △同　銀 ▲同　馬 △８七歩成
▲同　玉 △８五歩 ▲８八玉 △８六歩 ▲同　銀 △８七歩 ▲同　玉 △８五歩 ▲同　銀 △８四歩 ▲７四銀 △７二飛 ▲１三歩 △２二玉 ▲３三銀 △同　桂
▲同歩成 △同　金 ▲１四桂 △３二玉 ▲３四歩 △８五香 ▲８六歩 △同　香 ▲同　玉 △８五銀 ▲８七玉

残り=羽生13分、深浦26分。大喜利のトコが羽生の感想。86歩無視して15香でなんとか入玉阻止でやる気でたと。MF分析通りやったら今度はラッキーとV見せているに等しい。名人戦の方は有吉が後悔懺悔したのでパス。
深浦は当家変化通り指して76手め64歩で初めて反発。これで勝てるなら最強王位。MF変化自陣V2固めの22桂催促の方なら確実に勝っていた。ここで深浦は制限値を越えて自分以上の力を訴求。観戦者を意識。ところが21桂で反省。これは自陣サザンクロスとは言わない。MF22桂の方が優る。65歩で羽生アタマきた。62歩なら83金打で俺らしかったと顔で言っていた。即時悪手認定の69銀が深浦自分探しの三部作完結編。そのハテに当家問題集があったと言うオチ。86歩無視は深浦羽生戦分析でやったばかり。羽生は素直に読んでマンマでやっただけ。
この将棋は深浦から敵玉を攻めてはいけなかった。攻めるときは敵の攻め駒を攻める。それでも前線の立派な攻め。深浦の感想「どこかで勝負にする手を逃している感じ」と言うのが敵玉への発言なら自信過剰。ソコまで当家は教えない。だって深浦三部作は深浦のモノだから。

深浦が歩を捨てすぎて逆転。これでMF秘手のメンツ保護。
暑さのせいだろう。深浦の狙いは17桂成38飛に37の叩きで78馬実現だったが足りない。

そんな芸人がいた。コッチも似ている。86歩の詰めろから叩け叩け叩けのタタケちゃんマン。おかげで今度は羽生の夏コレ5枚にそして今6枚目に突入しようとしている。

羽生が脇息寄せて今にも泣きそうな顔で脚を右手で撫で回している。
なんとか深浦に媚び振って悪手を期待。25桂が質だが17桂成はいきなり13歩のハリセン返し。同玉で夏の歩コレ5枚だがその瞬間に38飛を期待している。

写真みなくとも棋譜だけで笑いが止まらない。
レッドカーペットに出せる。
「ナわけないでしょ」
「やっぱし？」
羽生もやけに素直。当家の秘手をマネしたクセにお笑い芸人にしている。
フツーは86歩と合わせる。ハリセンにはハリセン。でも気分はサゲ進行。87歩とフタしてナカったことにしようと言う跳躍奇偶反転を狙っていると言うオチはない。

大爆笑の連続。深浦演出にしては凄い。
59銀悪手に当家推奨の25桂では攻めと入玉の両天秤。そんなの有り得ない。90手め69馬だが82飛でも51角打が残る。
で深浦はナニを見せたかったかと言うと86歩。羽生に「アレ本当に手抜きできたのか」とこともあろうにタイトル戦で聞いている。
15香に大爆笑。86歩または24歩手抜きで歩成に同玉は深浦が信用しなかったマシュダ一家の手。三棋譜で紹介。
羽生はその間一度苦笑いでパスしたが今度はモロ見せた。
「アレ正しかったカモ」と。
みつどもえの大喜利。

窒息寸前の6筋に水を求めて。せっかく歩切れ解消したのにココでイジめなくともと同情すると逆転クラってきた思いが65歩打に込められている。深浦はいつしか羽織ぬいでいるがソッチも暑いのであろう。羽織を脱いで負けた挑戦者がいたがコッチは焼き鳥職人。久保に聞いたのだが小鳥屋さんの隣に焼き鳥屋がある町があるらしい。

導入は26桂+15香。24玉16歩15銀同歩同玉の時に27銀。17桂成の瞬間に36銀打が25金の詰めろ+47馬取りで逆転。

82手めまで進行しているが羽生に持ち駒が金一枚とはアンマリ。かわいそうになってきた。
深浦はもう金銀も歩も同じ。羽生は攻めると24点に足りない。96歩も84角も無視。25桂から入玉すればいいだけ。

最強の駒アタリ奇数番3で催促とは少なくとも丸山以上。
今度は主催紙が泣く。

先手：歩1枚、じっと手を見る2
後手：96桂
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲１五歩 △同　歩 ▲１四歩 △同　銀 ▲１三歩 △同　桂 ▲３四銀 △２五桂 ▲１三歩 △同　玉 ▲１一角成 △２四玉
▲４八香 △３六馬 ▲４三香成 △同　銀 ▲同銀成 △同　金 ▲９六歩 △同　香 ▲同　香 △９五歩 ▲２一馬 △４四金 ▲９五香 △９六桂 ▲投了

94手で後手の勝ち

先手：歩1枚、じっと手を見る
後手：96歩無視の催促
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲１五歩 △同　歩 ▲１四歩 △同　銀 ▲１三歩 △同　桂 ▲３四銀 △２五桂 ▲９六歩 △２二桂 ▲４三銀成 △同　銀
▲９五歩 △３七桂成 ▲投了
82手で後手の勝ち

けだるい暑さがいかにも王位戦らしい。
さて羽生は前項ダンスの歩では切れ負けと知って48香を狙ってきた。

先手：48香
後手：44歩
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲１五歩 △同　歩 ▲１四歩 △同　銀 ▲１三歩 △同　桂 ▲３四銀 △４四歩 ▲９六歩 △同　香 ▲同　香 △９五歩
▲４八香 △中断

すでに深浦勝ちだが時間有りすぎるので演出していただきたい。

67手めの思い出王手と対の12玉は掲載済なので見なくとも判る。
ダンスの歩は三枚ないと不成立とカトちゃんに叱られ69手め15歩をペっと言う顔で指した。これは香捨てて歩を三枚にする手筋なので以下深浦は受けきるだけ。午後は角筋遮断+点数だけ数えていればいい。92飛の利きで22金の一手詰めがないという綱渡り。深浦、震えるな。

羽生が23点ルールで負ける場合
先手：23点で持将棋は負け
後手：深浦の真髄発揮
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲１五歩 △同　歩 ▲同　香 △１四歩 ▲４四歩 △５三金 ▲５五歩 △１五歩 ▲５四歩 △５二金 ▲４三歩成 △同　銀
▲４四歩 △４六馬 ▲４三歩成 △同金右 ▲３四銀 △３五馬 ▲４三銀成 △同　金 ▲１四歩 △同　銀 ▲１三歩 △同　桂 ▲投了
92手で後手の勝ち

拝聴したオマヌケさんたちが悪いのではない。羽生の嘘が巧妙であった。羽生の詐欺師としての資質は右手の卑猥な動きに顕著。サウスポーのバイオリニストを演じているサマ。
羽生の嘘で誰もが本気にした話はたくさんある。羽生はなぜ自動車運転をやめたか。運転中に将棋のことを考えて危険だからやめたと言う話を誰もが本気にし美談として喧伝した。嘘に決まっている。家族サービスのドライバー稼業が面倒になっただけ。証拠は今日の写真。あんなにいやそうな顔見せている。王位戦トップの写真より人相悪い。羽生はアンチョコないと指せない。ロードマップないと運転できない。ナビゲーター見るといらつく。特にあの声が気にいらない。見るのも面倒。
羽生のヨタ話の裏を取るにはマダムと懇意になりうまく聞き出すのが一番。「車内で好きな音楽かけたら切られた時がありました」などの証言が得られるであろう。脇にウルサイのイルのが一番嫌い。だから午前中はずっと退席。深浦の顔見たくないので代りに液晶ディスプレイ見ている。「思い出王手いまのうちやっとけ」とそこには表示。

先手：歩3枚ないとタンスにゴン
後手：丸山31桂
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲７七銀 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲７八金 △３二金 ▲６九玉 △４一玉 ▲５八金 △５二金
▲６六歩 △４四歩 ▲７九角 △３三銀 ▲３六歩 △３一角 ▲３七銀 △６四角 ▲６七金右 △４三金右 ▲６八角 △３一玉 ▲７九玉 △２二玉 ▲８八玉 △７四歩
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △２四銀 ▲２六歩 △１四歩 ▲１六歩 △８五歩 ▲１八香 △９四歩 ▲３八飛 △７三角 ▲９六歩 △９五歩 ▲同　歩 △同　香
▲９七歩 △４二銀 ▲２五歩 △１三銀 ▲６五歩 △４五歩 ▲同　桂 △４四歩 ▲３五歩 △４五歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲４六角 △２九馬 ▲６八飛 △９二飛
▲５七角 △４七馬 ▲６六角 △１二玉 ▲４四歩 △５三金 ▲５五歩 △同　歩 ▲５四歩 △５二金 ▲５五角 △３一桂 ▲投了
76手で後手の勝ち

原田「カトジ曰く。歩が三枚でダンスの歩。二枚なら三枚目を取れ」

素晴らしいと同じ花村門下森下なら絶賛。歩切れ解消が最高得点のため。
ここで進偶2を取ったと言うことはいかに29馬が効果的に羽生を狂わせたかの証左。第二駒アタリ奇数番3を取るならここで73桂や55歩を考える。羽生は65手めに57角と下がった。これが緩手となる第三奇偶反転。つまり第三奇偶反転は最初不在投票でここで開票したとすれば73桂や55歩も今度は同角とは取られないので指せる。しかし後手の最大の懸念は歩切れであった。47馬の価値は高い。25歩にもあたる進連のため。44歩には53金と逃げるスペースがある。66角は12玉で王手は追う手。昨日は香死守に12飛打が最善と言っていたご時勢に12玉なら文句ナシ。25馬が実現すれば後手勝ちが決まる。
ここで3も2も後手が選択できるとは贅沢な長考。

もしも38飛が48飛や58飛なら29馬は飛車に当たらないので46馬しかない。38飛だから飛車に当たる。しかも自分で反転1+反転2を相手に見せている。制権理論で先手は後手に選択肢を与えてしまった。すると後手は「指さなかったことにする手=消去番」を自分で設定できる。そこに奇偶反転自在法が存在し得る。

二人ともいない。封じ手46角は久しぶりにコレっきゃないと言う観衆泣かせの羽生の芸のナサ。62=29馬が羽生には驚天動地。当家には経典通り。オカシク指すとソコに書いてある。ここで角交換しない将棋を羽生は知らない。だから狂って顔押さえて自分を呪った。俺はフリクラの金沢より矢倉を知らなかったのかと。羽生の場合は絶望感に近い。絶対的な自信をもっていた戦法がこうも簡単にクズれるのかと。世の中そんなモン。バベルの塔。奢った瞬間が敗着。誰かが恋愛小説にしてくれる。
29馬は禁断の駒アタリ奇数番3。どこで第三奇偶反転があったのか不在投票。だから見たマンマ。すでに羽生は桂損なのでせめて81桂を取りたい。ところが今度は18香が取られる。王座戦の減七が質にされた。そこで泣く泣く68飛で香にヒモつけたまま深浦の悪手期待。
昨日の森内の覚悟と違って羽生の往生際が悪い点も書いて頂きたい。
オタク文化だと「シ、シネンのやー」
深浦長考中だが昨日の王座戦より考えることは簡単。当家ではすでに深浦勝ち。素直に経過と盤面をひろーく見ればいい。偶2に戻っている。

27=正第一奇遇反転▲偶△奇
43=正第二奇遇反転▲奇△偶
よって46手め95歩の6thAが成立。
52=33銀なら跳躍奇遇反転
54=7thAが成立するなら97歩の解釈が問題。
57=7thA。羽生は9筋反転無視のノーマル思考。
54に27分、58に30分の計57分余計に使った。
54と57で両者がまったく違う解釈をしているのではなく深浦のワガママでこうなった。
互いに奇数番を目指す7thAだが57手め35歩が駒アタリ偶数番2のため羽生が最初に不利になり58手め45歩で深浦が今度は駒アタリ偶数番2の妥協。58手めは駒アタリ奇数番3が最強だが45歩を選択した限り後手は偶数番から試算。封じ手46角は先手が強いられる偶2なので以下後手が進偶2で入れる。カラナリの馬消去+46歩連動手を跳躍奇偶反転にするか否かの憂慮より見たマンマで。すでに両者おかしいのでオカシク指す。

久保がついに挑戦者に。夢ではない。
長かった。森内ありがとう。

先手：久保利明八段
後手：森内俊之名人
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲６八角 △５六歩 ▲同　角 △７六金 ▲９五角 △７三歩 ▲８三歩 △５二飛寄
▲７二歩 △６二銀 ▲８二歩成 △６六金 ▲８三角成 △５七飛成 ▲５八歩 △５五龍 ▲８四角 △５七歩 ▲同　歩 △８七歩 ▲７七銀 △同　金 ▲同　桂 △７四銀
▲６一金 △同　玉 ▲７一歩成 △５一玉 ▲６一と △４二玉 ▲６二と △５四飛 ▲６一馬 △５六歩 ▲３三銀 △同　銀 ▲同歩成 △同　玉 ▲３四歩 △同　飛
▲４六銀 △６四龍 ▲３四馬 △同　玉 ▲９一と △５七歩成 ▲同　角 △５六歩 ▲６五歩 △同　銀 ▲３六香 △４四玉 ▲４五飛 △投了
93手で先手の勝ち

2歩しかないのに87歩はない。いつもの森内なら58歩同金56歩。
でもウレピー。

追記　森内の感想
名人らしい感想。久保の33手め85歩を無条件で絶賛。
数字の一致に震撼できるほど森内は真摯。34手め74金を敗着とする森内は清い。
夕食後に問題があったため久保は終止悲観。しかし森内も夕食後は誘導してくれた。

久保は夕食にナニ食ったんであろう。控え室の慰安会より食事レポートが欲しかった。 戸辺はまだ居る。手裏剣の死語はやめていただきたい。
王座戦は夕食が魔の時間帯。久保は精神力が弱い。居玉同士の戦いは森内も康光に鍛えられているから肝が座っている。

55の龍に負けナシ
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲６八角 △５六歩 ▲同　角 △７六金 ▲９五角 △７三歩 ▲８三歩 △５二飛寄
▲７二歩 △６二銀 ▲８二歩成 △６六金 ▲８三角成 △５七飛成 ▲５八歩 △５五龍 ▲８四角 △５七歩 ▲同　歩 △５八歩 ▲投了
60手で後手の勝ち

先手：詰むはずが桂合で
後手：26歩を敗因にしたい
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲６八角 △５六歩 ▲同　角 △７六金 ▲９五角 △７三歩 ▲８三歩 △５二飛寄
▲７二歩 △６二銀 ▲８二歩成 △５六飛 ▲同　歩 △同　飛 ▲５八歩 △３七桂不成▲同　桂 △３六歩 ▲３三歩成 △同　銀 ▲４五桂 △５七歩 ▲３三桂不成△５八歩成
▲同金左 △５七歩 ▲４一桂成 △同　玉 ▲２一飛 △３一桂 ▲４三銀 △５八歩成 ▲同　金 △同飛成 ▲同　玉 △６七金打 ▲４九玉 △２七角 ▲投了
78手で後手の勝ち

先手：33歩成が先
後手：お助け連鎖
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲６八角 △５六歩 ▲同　角 △７六金 ▲９五角 △７三歩 ▲８三歩 △５二飛寄
▲７二歩 △６二銀 ▲７七銀 △同　金 ▲同　桂 △５六飛 ▲同　歩 △同　飛 ▲５八歩 △９四歩 ▲８六角 △３七桂不成▲同　桂 △３六歩 ▲３三歩成 △同　銀
▲４五桂 △４四銀 ▲４三桂 △５二玉 ▲２二飛 △４三玉 ▲２三飛成 △５四玉 ▲５三桂成 △同銀上 ▲同角成 △同　銀 ▲６五銀 △投了
77手で先手の勝ち

先手：敗因2は41手め68角
後手：寂しい角の95地点と最後に目立った15地点
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲６八角 △５六歩 ▲同　角 △７六金 ▲９五角 △７三歩 ▲８三歩 △５二飛寄
▲２五歩 △５六飛 ▲同　歩 △同　飛 ▲４八玉 △５七角 ▲３八玉 △３六飛 ▲２七玉 △３九角成 ▲３六玉 △４九馬 ▲３三歩成 △４四銀 ▲５四飛 △５三金
▲３二と △５四金 ▲４一と △同　玉 ▲４三銀 △３三飛 ▲３四金 △同　飛 ▲同銀成 △４五金 ▲２六玉 △３五金打 ▲１五玉 △１四歩 ▲投了
78手で後手の勝ち

結局森内が一番欲しかった歩をどこでプレゼントしたかと言うと33手め85歩。やりすぎた。森内はこの手見てやる気だした。

夕食後に久保ヒヨって68角。34歩は桂取りではなく33歩成が目的。26歩も桂取り見せて角金交換が目的だったはず。68角との交換になる56歩は地獄門で一番厳しい手。

先手：初めの44構想
後手：森内のポカ
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三桂 ▲７七角 △５四歩 ▲３六歩 △８六歩 ▲同　歩 △５三飛 ▲６六歩 △５五歩 ▲６七角 △７三金
▲８五歩 △７四金 ▲３五歩 △８五金 ▲３四歩 △２五桂 ▲２六歩 △８六金 ▲同　角 △同　飛 ▲８七歩 △６六飛 ▲６八金 △２六飛 ▲４四金 △５二飛
▲３三歩成 △２九飛成 ▲３二と △同　金 ▲４三銀 △７二飛 ▲３二銀成 △２六角 ▲３七歩 △４四角 ▲２三角成 △５六歩 ▲３四馬 △５二飛 ▲４四馬 △５七歩成
▲４二金 △投了
65手で先手の勝ち

戸辺はもう帰っていいから。森内の73金など四月から判っている。
67角は緩手で済むが33手め85歩は凄い。名人相手にここまで挑発できるの久保だけ。康光でもココまで煽らない。74金で偶2になるので奇数番3で勝ちに行く算段。53飛の欠陥は44地点。43地点を空けると52飛と打てないのが44歩の欠陥。つまり欠陥連鎖に言い訳しないといけない。森内は53飛を双頭手に逆行相転化するために73金を双頭手にするしかなかったがここまで誘われたら出る。

戸辺が逃げて今度は中原。久保の研究もナニも早石田は彼らの糧。コレなきゃ生きてけないと言う位好きなんだから。要するに56角以外は久保の実力で負けだったかもしれないと中原は言いたい。でもそんなに勝ちたいなら31手めは森下並に34角とさらに歩を取る。なぜこの歩を取れないのか控え室に変化を披露していただきたい。
久保は早めに勝っては申し訳ないから緩手で森内に合わせているだけ。
53飛は当家に反地獄門と言われてソっかで初めて気がついた手。芝居でいいと18世が言っているのだから説教していただきたい。
中原に「やる気あんのか」と言えたらの話だが。

毒を食らわば皿まで。

ナニいい気になってしゃべってんだか。自前のアタマになると途端にボロだす。こんなんでは丸山どころかスダレにも負けるはず。大介、ピチっと教えてやってクレ。
23手めに戸辺が言う35歩は86歩から十字飛車クラって先手負け。こんなことも判らないのであろうか？
86歩自体が進偶2で悪手だがすでに最終盤で後手勝ちと判っているから歩間理論関係ない。久保が86歩防御に77角など故意に負けたくなければ当然。

戸辺がバカなことズラズラ喋っているかと思ったら久保丸山戦で20手め32銀までやったらしい。

日時：2007/04/24
棋戦：第78期棋聖戦本戦準決勝
先手：久保利明
後手：丸山忠久
▲７六歩 △３四歩 ▲７五歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７四歩 △同　歩 ▲同　飛 △８八角成 ▲同　銀 △６五角 ▲５六角 △７四角 ▲同　角 △６二金
▲５五角 △４四歩 ▲５六角 △３二銀 ▲４四角 △３三銀 ▲５五角 △５四歩 ▲８二角成 △同　銀 ▲７八金 △４二玉 ▲７七銀 △３一玉 ▲３八銀 △３五歩
▲１六歩 △２二玉 ▲１五歩 △３六歩 ▲１四歩 △同　歩 ▲６八玉 △２八角 ▲１四香 △同　香 ▲１二歩 △３二金 ▲１一歩成 △同　玉 ▲１三歩 △１二歩
▲同歩成 △同　玉 ▲１三歩 △同　桂 ▲５一飛 △７一歩 ▲４五角 △４二銀 ▲５四角 △４三歩 ▲４一飛成 △３一金 ▲同　龍 △同　銀 ▲４三角成 △４八歩
▲同　金 △４一香 ▲３三馬 △２二銀 ▲３二馬 △３四飛 ▲４一馬 △３九角成 ▲４九金 △同　馬 ▲同　銀 △２八飛 ▲５八銀 △２九飛成 ▲３二金 △１一金
▲２六香 △２五桂打 ▲同　香 △同　桂 ▲２六桂 △４四飛 ▲１三歩 △同　銀 ▲３一馬 △２二銀 ▲１三歩 △同　玉 ▲３五角

この棋譜は知らなかったがやはり44歩は丸山らしい。反地獄門も羽生相手に丸山が最初に見せた手。戦形が違っても思考法が同じなので当家にはピピっ。丸山が指せば皆間違いないと思っているところがハッキリ情けない。丸山など信用するからアンなの名人にしてしまう。日経が戸部を戸辺に訂正したので当家も訂正。二枚換えではない。三枚換えであった。44歩は12飛打ちたくない場合の次善手。最善は12飛。康光が正しい。森内はそれでも12飛が瞬間見苦しいとカッコつけて44歩にしただけ。宿題盗んだだけで研究などしていない。研究したらもっとマシな進行。
56角は進偶2なので久保の心意気を感じるが次善手。戸辺が勧める丸山タコ手20手め32銀のおかげで先手一挙に歩得で優勢に。後手が平偶2取ること自体がおかしい。丸山が負けて当たり前。森内は昼食挟んで当家駒アタリ奇数番3から最善のＵＰを期待してもダメ。自分で考えていただきたい。32銀だけは論外。戸辺も名前換えて貰ったのだからもっとマシなこと言えないものか。

戸部「△４四歩に▲同角ならば、△８四飛車で先手困ります」
以下11角成74飛12馬の二枚換えが戸部には困るらしい。

Javaが消えた。棋譜は23=37銀で停止中。
裏番で久保森内が余りに凄いのでみんな休んで見ているのであろう。

奇偶反転理論のマンマで駒アタリ偶数番2。これは後手が駒アタリ奇数番3を取りやすい。
1=86歩
2=54飛
3=54歩

こんなモノはサッサと取る。その後どうせ森内は12飛で渡辺明を笑わせる腹づもり。12飛なら77角で86歩阻止。森内が考えているのは86歩だけ。
77銀は76歩と叩かれる。以下73金が森内流。郷田がやられたばかり。56角引きには76歩68角を決めて32飛。これはどうなるか判らないが先手1歩得なのでなんとかなる。

森内は反地獄門選択。ここを空けると後手まとめるの大変。44歩を取れば54飛の角角取り+57飛成王手の三頭手だがまず62金を見る。53角成を事前に阻止しているので久保が44角と来た場合に二枚換えやらせずに1歩損で12飛とする選択肢が後手に生じる。これは森内なら後手でやりそうな誘惑。1歩損くらい後手で指さないとやってらんないと思っているため。

ここは当然打ちたい。香取りなので12飛と受ける手を渡辺明が講座で呆れながら「実戦であったんですよー」と言っていたが森内が指せばグーの音もでない。しかし用意があるからこそ16手め62金にしている。
1=73歩　駒アタリ偶数番2で悪手
2=44歩　反地獄門定跡で出た受動逆1
3=12飛　駒アタリ奇数番1解消

康光は72金。＞2006.07.05棋聖戦第3局　大介VS康光　早石田74角型
62金は往年の新鬼殺し対策で森が出した変化。久保の指し手が楽しみ。

10=正第一奇遇反転▲偶△奇
12=1stA
13=逆1で先手有利なのか？
14=74角が森内の選択/1歩の価値に重点を置く。
15=進1で後手の指し手を限定。

68角の第一奇偶反転やらなかったらどうかと言うだけ。
コッチは羽生のおかげでホントつまんない。

大介相手の康光同様に森内も真っ正面から勝負。
こちらは素晴らしい心意気。

先手番たくさん貰ってタイトル戦も防衛してきた。イザとなったら先手番ヤグラ。立たなくなったらバイアグラ。康光はもっと工夫している。先手番ならもっとやることがあるだろうに。
森内の夫婦生活は想像できない。セックスレスが似合うため。
ではどうやって子供つくったかと言うと恐らく初手76歩であろう。
その先が想像できない。森内にはなぜか76歩が似合う。

もう先手番矢倉というだけで笑える時代。コレっきゃありませんと言っているだけ。
過去の栄光の余韻さえそこにはない。昔の勲章胸につけて孫娘の結婚式に来てしまった元軍人を思い出す。

27=正第一奇遇反転▲偶△奇
41=正第二奇遇反転▲奇△偶
42=正第三奇遇反転▲偶△奇
43=正第四奇遇反転▲奇△偶
45=正第五奇遇反転▲偶△奇
47=正第六奇遇反転▲奇△偶
49=仮第七奇遇反転▲偶△奇
50=仮第八奇遇反転▲奇△偶
53=仮想奇偶反転反2を含む正第九奇遇反転▲偶△奇により55歩成立
54=悪手。最善は逆1
59=悪手。
61=悪手
62=悪手。最善銀引き
63=25同銀のおかげで好手に
64=中井の長考56歩は悪手。跳3がないので最善は逆1
65=悪手。最善進偶2。最強46角。次善46桂。
66=緩手の進1。最善平1
67=零番で角成の飛車アタリ見せて先手の分有利
68=5th悪手だが勝負手は仕方ない。
71=勝負手を受ける進偶2で先手が勝ちに行く。辛く指すなら
72=香得だが連偶2
73=逆1で悪い馬筋に逆行相転化
74=進偶2の悪手
75=緩手だが次善の逆1で先手優勢維持。

以下飛車の横利きがなくなれば先手勝勢。

日時：2007.07.30
棋戦：朝日杯一次予選1回戦
持ち時間：40分
先手：金沢孝史五段
後手：中井広恵女流六段
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩
▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金 ▲７八金 △４一玉 ▲６九玉 △５二金
▲６七金右 △３三銀 ▲７七銀 △３一角 ▲７九角 △４四歩 ▲３六歩 △７四歩
▲３七銀 △６四角 ▲６八角 △４三金右 ▲７九玉 △３一玉 ▲８八玉 △２二玉
▲４六銀 △５三銀 ▲３七桂 △９四歩 ▲２六歩 △２四銀 ▲１六歩 △１四歩
▲３八飛 △７三角 ▲１八香 △９五歩 ▲５七角 △８五歩 ▲６八角 △４二銀
▲９八香 △６四角 ▲５八飛 △３三桂 ▲５五歩 △４五歩 ▲同　桂 △同　桂
▲同　銀 △５五歩 ▲６五歩 △７三角 ▲２五歩 △同　銀 ▲３五歩 △５六歩
▲同　飛 △３五歩 ▲同　角 △８六歩 ▲同　銀 △１九角成 ▲７一角成 △１八馬
▲４六歩 △５五歩 ▲５九飛 △８四飛 ▲２四歩 △３四歩 ▲４四桂 △３三金上
▲５二桂成 △２八馬 ▲４二成桂 △同　金 ▲２三歩成 △同　玉 ▲２六歩 △４六馬
▲２五歩 △４五馬 ▲２九飛 △２八歩 ▲同　飛 △２七歩 ▲４八飛 △４七歩
▲同　飛 △４六香 ▲２四銀 △同　金 ▲同　歩 △同　玉 ▲２五歩 △同　玉
▲２六歩 △２四玉 ▲４六飛 △同　馬 ▲２五香 △３三玉 ▲４四銀 △３二玉
▲３三歩 △４一玉 ▲３二金 △同　金 ▲同歩成 △同　玉 ▲３三歩 △４一玉
▲４二歩
まで121手で先手の勝ち

中井の53銀は後手番矢倉が勝てる時流に合わない。多忙で貯金を使った模様。

棋戦：大証杯古豪新鋭戦
先手：桐山清澄
後手：戸辺　誠
▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △５四歩 ▲４八銀 △５五歩 ▲４六歩 △５二飛 ▲４七銀 △６二玉 ▲６八玉 △７二玉 ▲７八玉 △８二玉 ▲６八銀 △７二銀
▲７七銀 △４二銀 ▲６六銀 △６四歩 ▲５八金右 △６三銀 ▲３六歩 △７二金 ▲２五歩 △３三角 ▲３八飛 △６五歩 ▲７七銀 △５三銀 ▲３五歩 △同　歩
▲同　飛 △３二飛 ▲３四歩 △４四角 ▲３八飛 △５四銀直 ▲５六歩 △５一金 ▲５五歩 △同　角 ▲９六歩 △４四角 ▲５六銀 △５五歩 ▲４五銀 △同　銀
▲同　歩 △５三角 ▲６八銀 △４九銀 ▲３九飛 △５八銀不成▲同　金 △６六歩 ▲同　角 △６五金 ▲８八角 △６四角 ▲４四歩 △同　歩 ▲４三銀 △６二飛
▲３三歩成 △５六歩 ▲４四角 △６六歩 ▲４二と △６七歩成 ▲同　玉 △５五角 ▲同　角 △同　金 ▲５三銀 △６六角 ▲５一と △１二飛 ▲６四歩 △３九角成
▲６三歩成 △６六馬 ▲７八玉 △８八飛 ▲７九玉 △６八飛成 ▲同　金 △８八銀 ▲７八玉 △６七歩 ▲７二と △同　飛 ▲７一銀 △同　飛 ▲６二飛 △７二銀
▲６七金 △同　馬 ▲同飛成 △６六歩 ▲３七龍 △９九銀不成▲６二角

桐山はこの形をよく知っているクセに相当無理なことしている。第二奇偶反転からの3rdAに4thAの返しだがその間に跳躍奇偶反転があるので成立しない。零番に戻っているのだから。戸部もこれを負かされたのでは相当なショックで三日はメシ食えないであろう。
そこで古豪相手の勝ち方を伝授。
1=59銀のような割打ちは悪い。ワリ打ちはワル打と覚える。
2=65金のような恫喝はダメ。ノレンに腕押しと覚える。
3=64角のように2手もかかる見える手はダメ。煮ても食えないと覚える。
4=2歩もらったら即時返す。56歩前に38歩と叩く。オヤジは叩けと覚える。
5=66歩は北尾より筋が悪い。女流にマナベと覚える。
6=71手めの同玉はコレっきゃない。開き直りに驚くなと覚える。
7=66角は深浦相手の羽生の手より色気出しすぎ。羽生のマネは悪手と覚える。
8=12飛などない。ヒヨって逃げるなと覚える。
9=銀取りの歩成を無視する場合は泣きッツラにハチ。一度逃げたら逃げ通せ。首尾一貫と覚える。
10=68飛成などない。女流にマナベと再度唱えた場合はすでに遅い。客はシラけて帰っている。

摂氏36度から26度になると女流棋戦が面白い。
渡辺明が汗かいた顔の先に中倉宏美が居る。毎週見ているあの顔でこんな凄い手指している。

開始日時：2007/07/28 16:00
棋戦：日レス杯１回戦
持ち時間：30分＋60秒
場所：東京・新宿京王プラザホテル
先手：藤森奈津子三段
後手：中倉宏美初段
▲７六歩 △８四歩 ▲７八飛 △８五歩 ▲７七角 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲６八銀 △４二玉 ▲４八玉 △３二玉 ▲３八玉 △５四歩 ▲５八金左 △３三角
▲５六歩 △２二玉 ▲６七銀 △５三銀 ▲７五歩 △１二香 ▲６八角 △１一玉 ▲７六飛 △６四銀 ▲５七角 △５五歩 ▲７七桂 △５二飛 ▲５五歩 △同　銀
▲７四歩 △５六歩 ▲４八角 △７四歩 ▲同　飛 △２四角 ▲５三歩 △同　飛 ▲６五桂 △５一飛 ▲５四歩 △６四歩 ▲５三桂不成△３二金 ▲６一桂成 △５四飛
▲４五金 △５二飛 ▲３四金 △３六歩 ▲同　歩 △５七歩成 ▲２四金 △４八と ▲同　銀 △２四歩 ▲７一飛成 △９二角 ▲７四歩 △２五歩 ▲６三角 △５三飛
▲４五角成 △４四銀 ▲５四歩 △４五銀 ▲５三歩成 △２六歩 ▲３七銀 △２七歩成 ▲同　玉 △２六歩 ▲同　銀 △２五歩 ▲３七銀 △２六金 ▲同　銀 △同　歩
▲同　玉 △２八角 ▲６二成桂 △１九角成 ▲４三と △３四銀 ▲２七玉 △４三銀 ▲３八玉 △４六歩 ▲同　歩 △２二香 ▲２四歩 △同　香 ▲２三歩 △４一歩
▲５一飛 △２九香成 ▲４七玉 △５四桂 ▲５七金 △６八銀 ▲４五金 △２八成香 ▲４一飛成 △７四角 ▲同　龍 △２九馬 ▲３八角 △同成香 ▲同　金 △４九角
▲３九香 △３七歩 ▲同　玉 △５七銀成 ▲７一龍行 △２五歩 ▲２二歩成 △同　金

確かに106手め74角は汗が吹き飛ぶ。どんな顔で指していたのか現場で見たかった。ビデオで撮っていたのなら万札だしても見てみたい。
お姉さんの方も見てみる。

棋戦：日レス杯１回戦
先手：大庭美樹初段
後手：中倉彰子初段
▲７六歩 △３四歩 ▲６六歩 △８四歩 ▲７八銀 △６二銀 ▲６七銀 △５四歩 ▲５六歩 △８五歩 ▲７八金 △８六歩 ▲同　歩 △同　飛 ▲８七歩 △８二飛
▲４八銀 △３二金 ▲５七銀 △４一玉 ▲６九玉 △５二金 ▲５八金 △４二銀 ▲４六歩 △７四歩 ▲３六歩 △７三銀 ▲６五歩 △８八角成 ▲同　金 △８四銀
▲７八玉 △３三銀 ▲７一角 △７二飛 ▲２六角成 △７五歩 ▲同　歩 △同　銀 ▲７七歩 △３一玉 ▲３七桂 △４二金右 ▲４五桂 △４四銀 ▲２九飛 △５五歩
▲同　歩 △４五銀 ▲同　歩 △５六歩 ▲同銀直 △６六桂 ▲６八玉 △５八桂成 ▲同　玉 △６六銀 ▲５七銀 △同銀成 ▲同　玉 △１四歩 ▲５四桂 △４一金
▲５三馬 △２二玉 ▲６三馬 △５二飛 ▲同　馬 △同　金 ▲４一銀 △８四角 ▲６六銀 △同　角 ▲同　玉 △４八角 ▲５七角 △７五銀 ▲同　玉 △５七角成
▲６六銀 △８四銀 ▲同　玉 △６六馬 ▲８三玉 △７一銀 ▲３二銀成 △同　玉 ▲３一金 △３三玉 ▲３二飛 △２四玉 ▲３五銀 △１三玉

妹と似たようなことしている。上から角切って下から馬。
なんか気持ちよい。こんなの目白押しで入場料3千円は安い。5千円でもいい。渡辺明の扇子付なら8千円でも安い。もうひとつ見ちゃおう。

棋戦：日レス杯１回戦
先手：神田真由美初段
後手：北尾まどか初段
▲２六歩 △３四歩 ▲７六歩 △５四歩 ▲４八銀 △５五歩 ▲２五歩 △３三角 ▲５八金右 △５二飛 ▲４六歩 △６二玉 ▲４七銀 △７二玉 ▲６八玉 △４二銀
▲３六歩 △５三銀 ▲７八銀 △５四銀 ▲６六歩 △８二玉 ▲６七銀 △７二銀 ▲７八玉 △９四歩 ▲９六歩 △６四歩 ▲６八金直 △４四歩 ▲３七桂 △３二飛
▲１六歩 △５二金左 ▲５六歩 △同　歩 ▲４五歩 △同　歩 ▲５六銀左 △３五歩 ▲２四歩 △同　歩 ▲４五桂 △５一角 ▲５三歩 △６二金寄 ▲６五歩 △５五歩
▲６四歩 △５六歩 ▲１一角成 △４五銀 ▲２一馬 △３四飛 ▲６七香 △６六歩 ▲同　香 △７四桂 ▲６五馬 △３三角 ▲４四歩 △同　角 ▲６七金右 △６六桂
▲同　金 △７四銀 ▲５五桂 △６五銀 ▲同　金 △５七歩成 ▲同　金 △３九角 ▲５八飛 △５六歩 ▲６七金 △５五角 ▲同　金 △６六桂 ▲８八玉 △５八桂成
▲同　銀 △６六香 ▲７五桂 △６七香成 ▲同　銀 △６八飛 ▲７八銀打 △５七歩成 ▲６九香 △２八飛成 ▲６三歩成 △６七と ▲７二と △同金上 ▲６七香 △７九銀
▲同　玉 △５七角成

神田真由美も愛くるしいが9筋も奥ゆかしい。66歩から74桂とはダンナより筋が良い。いいメオト。
どれも王座戦より面白い。アチャピーでは清水も石橋も素晴らしい二連勝だったが理由がハッキリしている。せっかく中井のおかげで女流棋士NHK杯初勝利の美酒の余韻があったと言うのに。涼子は暫く顔も見たくない。昨年に続いて性根が悪すぎる。満天下中井に負けたおかげでA級からB2にマッシグラの青野ならなんと言うか。男性棋士は女流棋士に自分達にない熱いモノを感じている。だから畠山も青野も康光も真っ向から受けた。性根が悪いと思われたらソレまで。