その扇子が欲しい。

棋戦：第48期王位戦七番勝負第1局
先手：羽生善治王位
後手：深浦康市八段

▲７六歩    △８四歩    ▲６八銀    △３四歩    ▲７七銀    △６二銀    ▲５六歩    △５四歩    ▲４八銀    △４二銀    ▲７八金    △３二金    ▲６九玉    △４一玉    ▲５八金    △５二金
▲７九角    △３三銀    ▲３六歩    △３一角    ▲６六歩    △４四歩    ▲６七金右  △７四歩    ▲６八角    △４三金右  ▲７九玉    △９四歩    ▲８八玉    △９五歩    ▲２六歩    △７三銀
▲２五歩    △７五歩    ▲同　歩    △同　角    ▲６五歩    △３一玉    ▲４六角    △９二飛    ▲５七銀    △２二玉    ▲６六銀右  △４二角    ▲１六歩    △１四歩    ▲１八飛    △４五歩
▲５七角    △９三桂    ▲３七桂    △８五桂    ▲８六銀    △６四歩    ▲同　歩    △同　角    ▲４五桂    △４四銀    ▲４六歩    △７四銀    ▲６五歩    △７三角    ▲１五歩    △同　歩
▲１四歩    △５五歩    ▲同　歩    △７七歩    ▲同　桂    △５六歩    ▲４八角    △７七桂成  ▲同金直    △８五歩    ▲７五歩    △６五銀    ▲同　銀    △８六歩    ▲同　歩    △７六歩
▲同　銀    △８四桂    ▲１三歩成  △同　香    ▲１四歩    △同　香    ▲２六桂    △９六歩    ▲１四桂    △３一玉    ▲７八玉    △７六桂    ▲同金右    △５七歩成  ▲同　角    △５六銀
▲７四歩    △５七銀成  ▲７三歩成  △５六角    ▲６七歩    △９七歩成  ▲７五角    △６四歩    ▲９七香    △同飛成    ▲５七角    △９八龍    ▲６九玉    △４七角成  ▲５八銀    △８九龍
▲７九歩    △５六歩    ▲６八角    △３六馬    ▲３三歩    △同　桂    ▲２二銀    △同　金    ▲同桂成    △同　玉    ▲１五飛    △５七桂    ▲同　角    △５八馬    ▲同　玉    △８八龍
▲７八歩    △５七歩成  ▲同　玉    △４五桂    ▲同　歩    △５六歩    ▲同　玉    △４五銀    ▲６六玉    △７七龍    ▲同　玉    △６八銀

深浦の会心譜。今年のベスト中継賞筆頭。
将棋自体は羽生がヒドすぎるが深浦が見せたハリセン攻撃は忘れ難い。Ｕから光そして今日はエスの柱を見た記念日。深浦提示の奇偶背反はダミー。

羽生の敗因は序盤の無頓着さから無数。最後の敗着は跳躍駒アタリ偶数番4を逃したこと。すぐわかるので感想戦で必ず出る。

オートフォーカスであろう。

入れ換りで退席合戦

「羽生さんの最終盤は最近ぜんぜんゼンジです」

行け

前項の叩きとは97歩成やった時の93歩。駒アタリ奇数番5で角を取りあうと75角王手飛車。王手飛車かけさせて勝ちたい場合は桂が必要。

桂渡すとV2固め、卍固め、田楽、鈎掛け、叩き、なんでもアリ。
光の柱が霞んでいる。新規駒アタリ奇数番3で出直したいが全部偶4にされる。

70手め56歩に39分考えたのがいけない。数えるだけなので1分で済む。
考えすぎた果てに跳躍奇数番3では時間喪失。もう四文字見ても笑えない。
この漫才の原点は56歩。

92=悪手。最善は66歩のハリセン。
93=羽生得意の跳躍奇数番3で逆転。でも跳躍奇数番3取ると先手負けと既に書いてある。

ハリセン状態の平行駒アタリ奇数番5。
戻った深浦扇子出して「またカヨ」。偶6取らされると逆転。

深浦のツッコミに羽生二回目のボケで漫才化しつつある。

81=駒アタリ偶数番4で歩得ならヨッシー。引きは放置プレイ嫌ったツケ。
82=7回目の駒アタリ奇数番5は仮想番なのでダメ。これで後手は仮想番ふたつ抱えてしまった。
83=当然行く。桂銀交換大歓迎。桂のオカワリ欲しかったので。
以下例のマンマで87手め

70=駒アタリ奇数番5
71=平行駒アタリ奇数番5
72=王手で桂交換は悪手。
73=駒アタリ偶数番4
74=駒アタリ奇数番5
75=駒アタリ偶数番6で逆転
76=進行駒アタリ偶数番6で後手不利
77=悪手の逆行駒アタリ奇数番5。最善85銀。
78=駒アタリ奇数番5で逆転
79=ケチな羽生に大爆笑。最善は放置。先週も指せなかった羽生。
深浦が本来24歩を指させて放置プレイするべきだったのでオアイコ。
80=駒アタリ奇数番5はこれで6回目。クドイ。おかげで減った歩数。

深浦がスケベな4文字見せているからと言って羽生もカメラ目線やめてほしい。

ここまで当家変化通り指した羽生だが今度は苦悩。偶4やってモシ深浦が奇5で来たら竜王戦の羽生の手もタコと自ら認めてしまうため。
気にすることない。康光でもアレ手抜きしたことないから。問題は深浦が気がつくかどうか。大介教えてこい。

今頃便所で指折り数えている。73=24歩が駒アタリ偶数番4と。
それはマシュダ一家理論のマンマで先手勝勢になってしまう。
そこで必殺技。これが奇偶反転のどんでん返しとなる奇5のナンバー。
深浦。読むな。数えろ。

前前項変化とナニが違うかと言うと銀交換の55角が王手にならないで駒アタリ奇数番3で先手に手番を渡すこと。そこで24歩があり同歩は15飛の十字飛車。12歩と受けると53桂成で55角が飛車で抜かれる。33角とアテテも無視して43成桂で後手負け。そこで思い出して欲しい。羽生が指せなかったアレを。

もっとゆっくり飲まないとオシッコでる。

連動W仮想駒アタリ奇数番5とは深浦。見せすぎではないだろうか？
羽生が嫉妬してタレメになってしまった。

深浦よりズーズーシー渡辺明でも 14同香と取れない。香渡すと45銀同歩のあと44香が残る。そこで深浦55歩。これなら先の変化で王手がないどころか55角で決戦。3回目は深浦も躊躇ナシ。73手めが仮想駒アタリ奇数番3で後手の手番。よって偶4を取れば勝てる。
55歩はW仮想駒アタリ奇数番5。当家で初めてみる。

3時間前のNo: 2130のマンマ指しているようでは羽生も芸ナシ。
14桂をどこで決めるかだが深浦が有りもしない十字飛車でも期待してポカで77歩指すと同銀引きで57角筋が通り後手負ける。後手の勝負手27銀17飛45銀14桂に33玉でも31玉でも66角や75角が王手。飛車取れるどころか27飛と最後に切られて詰めろの連続後56地点で即死。

メシ前に確認するとパタパタ指して59手め46歩まで。No: 2129の第二変化まで出戻り。拍子抜け。深浦がタイトル取れない理由はノリの悪さ。退室が1回多い。クドイ。午後は3回目のパスはダメ。

ほら。ソレ見て正座してる。もういい。メシ喰ってから。
深浦は2回勝ちを逃したが3回目はダメ。キッチリ決めないと。

おい深浦。第五変化はカッタルイと言っているのに。
しかも羽生が退室後に深浦は一人で64同角指している。指した直後にハンカチを口にあてて「ヤッテモウター」と言うバカがどこにいるか。
仕方ない。みっつ戻して第八まで読んじゃう。

62飛以下75銀右75歩66銀64銀は逆行奇数番1。よって次の65歩が仮想跳躍駒アタリ奇数番3解釈可能。75銀の突撃は今度は同銀左で逆転。
62飛以下75銀右に64銀突撃は84銀でかわされるかもしれない。これは2歩得で入玉コース。こう言う場合は平偶2を取る。切り札53角が該当。75銀右を誘って53角から44角が王手。53角45桂でも44角王手先攻。
62飛の先ずっと読んでから同角第五変化への出戻り権利も後手。うまく指されたら先手負けても仕方ないので羽生も退室。

羽生はもう諦めて言い訳考えている。森内並に「油断」にするのかハッキリ「見落し」にするのか。深浦は信玄袋から扇子だしてバタバタ。羽生が先にバタったので遠慮ナシ。しかも自分の手番。62飛で勝ちを確認する楽しい時間。不安材料は15歩と26桂に連動させる仮想駒アタリ奇数番3になる85銀のみ。

これで先手1歩得。次に63歩成許したら後手負け。同銀は65歩で追い返す。同角は前項第一変化で逆転。第二変化の45桂44銀46歩45銀同歩37角成も先手勝ち。45銀やらずに74銀75歩65歩は銀交換が最終手65=66角でやはり先手勝ち。第五変化に行く前に56手め62飛を先に読む。
これは△偶2なのでひとめイケル。理論は明解。42飛構想ではなく62飛構想であった。当家がここまで読むと写真が一致。最初盤面に食い入るように前傾姿勢だった深浦が信玄袋を出した所。

この写真中継は最高。NHKの最終盤ワイプより面白い。
深浦なら44銀かと思ったら連動駒アタリ偶数番2でいきなり勝ちに行く64歩。しかもコレ指してまた退室。44銀28飛33金46歩を嫌った模様。これには35歩の偶2。以下26飛は53角の△平偶2で先手負け。45歩でも45桂でも▲偶2で先手負け。66銀がスッポカシ。
深浦は同じ偶2Aでもこの66銀に働きかける54手め64歩でケンカ売りに。それは羽生もアタマ来て扇子出す。
64歩は取れば同角が桂アタリの連動偶2。以下45桂に37角成は33桂成で桂銀交換後46角の馬銀取りで先手逆転。

前項の読み筋通り進んでいる。93桂がなぜ成立したかと言うと57角で角筋が逸れたため。85桂が後手が初めて獲得する7thAだが今度は駒アタリ偶数番2として見る。羽生が37桂で45歩をアタリにしたため。先の理由で羽生は45桂の攻めあいができない。いったん閉鎖した飛車筋開通式85桂は気持ちよいばかりか92飛の仮想第二奇偶反転解消=第三奇遇反転▲偶△奇解消=逆行第二奇遇反転▲奇△偶。97桂は羽生の油断。85桂がひとめ手抜きできそうなため。指されてから読んだら手抜きできなかった。しかも第三奇遇反転解消の劇的などんでん返し。羽生が86銀で忍耐する直前に深浦退室。大爆笑。羽生がイヤーな顔見せている。

羽生が大好きな7thA。当家の羽生読みは相変らず完璧。むしろ深浦の方がユニーク。53角変化でも2題出た37桂だが深浦93桂のおかげでブランンコ後進。羽生の強味は77桂成に77同銀引きだが今度はソッチ取らずに97桂成。取ると弾みつくので79玉だが44銀で深浦勝ち。85桂にいったん86銀は44銀が45桂+15歩阻止の双頭手。羽生が一番嫌うのは22銀引きなので44銀ならと見切り発車。森下が名人戦で羽生に痛い目にあった日。

18飛85桂以下14歩にいったん25桂と歩を取り13歩成31玉に12となら17歩が利くが加藤一二三のように14飛とされると飛車成阻止不可。でも14飛は13歩でと金を払い13龍に22銀引きで龍を追い返せる。22銀引きは双頭手。例の決め手2-33角が復活し88玉直撃。77桂成同玉でも33角筋直撃は同じ。33角は42玉逃げの連動双頭手。よって羽生は15歩が敢行できない。羽生はそれに気がつくと今度は盤面正視。逆に深浦がアグラでお茶飲み始めた。

羽生も呆れてアグラかいてお茶飲んでいる。15歩許して14歩捨て以下18飛なら85桂が第二次6thAだが14歩で攻めあい。互いに玉を右に逃げてどちらが勝っているかと言うと先手が1手早い。よって深浦に攻防の角打ちがどこにあるかの問題。深浦がこんな将棋指すとは意外。

当家変化と完全一致。だから羽生は面白くない。

羽生が出来ない奇偶背反手を深浦が指したので熱狂していると。

45歩57角53角の3手の読みはまず51手め15歩阻止が筆頭。では羽生がやりそうな51手め37桂はどうか？
以下26角48角46歩に45桂の跳躍駒アタリ奇数番3。名人戦で郷田が見送った手だが谷川や羽生はコレが大好き。森内も跳躍駒アタリ奇数番3で羽生を名人戦から蹴落とした。48角成33銀成同金48飛。37角では49飛で後手の73銀が孤立するようだが42飛の光の柱侵入が決め手。73銀は桂のヒモつきなので51角も53角も不発。42飛で構築する45歩なら37桂+45桂はない。単に55手め46歩はどうか。これは71角で次に35歩と桂頭狙われる。71角が第四奇偶反転のため先手からの6thAが不可。逆に35歩が6thAで逆転。
92飛から42飛構想は92飛を逆行第二奇偶反転解釈していることになるので面白い。よって50手め53角に羽生は28飛で逆に第四奇偶反転。今度は37桂があるので深浦から行くしかない。44金はひとめ指せないが42飛構想なら有り得る。先手からの76金はあるが後手からの44金は当家で扱ったことない。一度どうなるか見てみたい。

47手めの局面は奇異に見えるかもしれない。なぜ飛車先を互いに突いているのに端に寄るのかと。
これは28手めと29手めの会話から始まる。46角によって強いられた92飛ならばそれは奇偶反転ではないだろうと深浦は今日言っている。 最終盤13玉と逃げて後手が勝つのが9筋VS1筋の関係。先手の右銀が1筋から離れたので後手は14歩が突けた。攻めあうと後手が勝ちやすい。だから羽生は仕方なく47手め18飛としている。なんとか15歩を先に突いて13歩同香同角を見せつけたい。15歩はこの状態では6thAになってしまい手抜き。48手め74銀とは平行6thA作成で先手の15歩を阻止する双頭手と解釈。
深浦が92飛を指した理由を46角だけのせいにするならば奇偶反転はない。ところが先手も18飛とし後手の最大の主張14歩に働きかけてきた。深浦が15歩を懸念して46角の処遇を聞いてきただけなら18飛をも奇偶反転扱いできない。そうなると後手にとって68角の第一奇偶反転しかないため。何が違うか。第一奇偶反転か第三奇偶反転の違い。
そこで再度84歩と25歩の関係を見ないといけない。連盟棋士なら真っ先に見る地点。84歩とは後手の初手であり羽生が初日に最も長考したのは飛車先歩を突く26歩53分。この形で彼らがすぐに思うのは38飛や18飛とした時に27地点にカナ駒を打たれて飛車アタリになること。ところが深浦は前回も83金を打たなかった。27や83にカナ駒打たれるマイナスだけを見るなら先手は68角と25歩の1手分を損している。だから後手が95歩にかけた2手分で相殺するしかない。このような思考法で連盟棋士はこの形をせっせと作成しどちらが最終盤寄せ切るかと思い込んで形から逆算したのが羽生。出所が悪いので長考してしまう。9筋8筋と2筋1筋の歩の位置から逆行するため。
こう言う見方はできる。深浦が何かのインスピレーションを得て理外の理を6thAに求めたと。45歩とは空間開放手。後手から53角とでた時に35歩を阻止しつつ遠く17地点を睨む双頭手になる。15歩は放置すれば14歩には17歩と叩ける。15歩を放置した時に指す手が74銀。今度は57角効果で75歩が利くはずが85銀86歩94銀で劇的に92飛の奇偶反転に戻る。つまり95歩とは銀が引くための空間開放手。この60手めの局面で先手に7thAを強いれば第三奇偶反転の結果同様先手不利。74歩には72飛。75銀と誘えたら後手成功。44角が決め手となり45歩が三頭手に。

封じ手に20分考え初日消費時間は羽生4時間1分、深浦3時間34分。
持ち時間各8時間なのでいい勝負に見えるが当家ではすでに深浦一挙に劣勢。
理由は明解。すでに書いてある。 18飛が第三奇偶反転のため6thAは不可。
18飛に39分。48手め45歩に41分。
45歩には角が逃げないといけないので20分もいらない。
1=57角。次に74銀75歩同銀が消え先手から35歩の7thA可能。
2=37角。99方面への狙撃を残すと1筋攻めが消え27銀打に飛車逃げて銀成が角当たり。
3=68角。故郷帰省便。先手から35歩の7thA可能。
4=69角。加藤一二三。
5=28角。康光でも読まない。
羽生は7thAがあるならマッサキに飛びつく奇数番型棋士。双頭手にするなら1。

深浦が48手め45歩を指した背景は2007.07.06竜王戦決勝T
63手めにも42分の長考で負けにした。ここには64手めの最強駒アタリ奇数番3の最善45歩が書いてある。深浦はあの局面での最善がマサカ45歩とは思っていない。考える素材にはなったかもしれない。羽生が指せない手を今日指したのは42角を奇偶反転扱いしているからではない。羽生と違って深浦は66銀のアタリになるまで42角を指さなかったため。今日の進行では王将戦と違って92飛第二奇偶反転後の先手5thAなので42角仮想奇偶反転解釈の余地はない。
ではなぜ理外の手を選択するのか。理由はひとつしかない。深浦は千日手を期待している。だから時間が一致。それでいい。羽生も同じ将棋を指しているようでは復習会。この程度の将棋に二日もいらない。温泉浸かって関係者ともども遊んでいるだけの自己マン将棋と言われても苦笑いするしかない内容。そんな皮肉でいいなら最後の悪手は深浦印の調味料。一旦不利にして逆転を狙っていると読み返す楽しみだけは少しある。

妻子にいったん別れを告げて前線へ。73銀ですでに覚悟は出来ている。
34手=75歩5thAにより後手は68角を第一奇偶反転認定。

昔のアタマでコピーしているだけ。トラッドではない。康光をマネし当家の結論に従っているだけ。すべて書かれていることだから言い訳利かない。羽生には分からなかった。マサカ68角自体が仮想奇偶反転解釈できるとは。当家が書いたのは午前中だから。森下喜べ。羽生は森下にもアタマあがらない。

42分考えて深浦は決断の73銀。これは勇気がいる。今年2月に32手め73銀が羽生の敗着と当家に即時実況&分析されその通り羽生は康光に負けた。それからこの結論はどうなったか。深浦はそれを羽生に聞いている。次の手を見せろと。

2007.15-16王将戦第5局 康光VS羽生 相矢倉にはこう書いてるある。
「30手め羽生は95歩で康光に3-4アタックをリクエスト。矢倉先手の4thアタックはないと当家理論で看破された。だから康光は1993年竜王戦第5局の羽生のように35歩としない」
35歩3-4Aがなぜダメなのか羽生には理論的根拠が不明であった。それが駒アタリ奇数番原理で納得した途端に当家の奇偶反転理論で覆された。68角が第一奇偶反転なら4thアタックはあるはずと。ところが羽生は88玉と囲ってしまった。当家の最新仮想奇偶反転理論には68角がすでに仮想奇偶反転であると書かれている。その理由も。だから先手は3-4Aに躊躇せざるを得ない。自分が作った25手めの仮想奇偶反転を固定化してしまうため。
羽生は過去の自分がまるでダメだったと棋譜で告白しさらに康光が現在上と認めた手が31手め26歩。
当家はさらに遡って序盤がまるでダメと言っている。何度も。
康光が22手めで先週新手を見せたことがいかに画期的か。そして羽生がいかにダメかの好対比。王位は羽生。なのに過去にアグラかいて相手が転ぶのを待っているだけ。今頃正座してもアタマが寝ている。羽生のネグセとは脳味噌のこと。脳がネジ曲がっている。

3rdAから5thAへ引き伸ばし。画素数が少ないと荒くなる。深浦に本当に中味があるなら有効。当家は羽生ごときには3rdAで十分。
79分はもったいないようでもいい時間。羽生はもっといい加減。相手の思考法を盗み取るだけの棋士のため。
森内が郷田に負けたのは38飛後の3rdAだったせい。
前項問題。68角が仮想奇偶反転になる意味は先にある。
後手が85歩で構築すると68角は先の空間開放手+86地点死守の双頭手に逆行相転化。するとすでにその局面で逆行奇偶反転が成立し68角が仮想奇偶反転として君臨していたという歴史の塗り替え可能。
79分考えたのは立派。深浦を初めて当家は評価。

43金は残念ながら彼らの勝率計算では許容範囲。48銀保留なので羽生の早逃げを許すと今度は68角自体が第一仮想奇偶反転になる可能性がある。79玉ですでに68角の意味が空間開放手として半分達成されるため。
深浦は94歩だが羽生のご都合主義88玉で3-4構造作成。つまり深浦は3をパスし5thAへ可能性を引き伸ばした。85歩の権利が後手のため。
郷田と違う。郷田は2ndステージでパス。

3rdAで構わない。渡辺明のように38飛第二仮想奇偶反転許した直後では不可。

羽生が右手こぶしを握り締めてうつむいている理由。冥府では25手めに大爆笑してみーんな帰った。羽生はその程度の棋士。泥棒流がお似合い。アイドル女優と大差ない。それを全員で崇めれば事務所が潤う。

泥○には何をあてはめるか。沼はヴァギナ、棒がペニスなら次は両性具有が相応しい。それが一法二体の意味。ところがこの系譜だとせいぜい三番目は泥縄。
深浦戻って即時4-2構造。後手もらってよかったと初めて思える時間。

目前に誰も居ない。ソコに志村ケンが座っていたら55歩と指す。
戻ってくるのは誰か。羽生は一人で21手め66歩と指した。
連動3-2構造。それはMF理論そのもの。羽生の将棋にはオリジナリティが皆無。泥棒流と名づけたらいい。泥沼-泥棒-泥○の三部作ができる。

羽生は21手めをすぐに指せない。2ndAで先手が攻めた場合相手が格下なら勝てる。深浦は俺相手にやってみろと言って席を立った。

羽生は泥棒将棋しか指せない棋士。何が終盤だか。そんなものすでにボロボロ。7手詰めさえ深浦相手に読めなくなった。しかも序盤は単なる泥棒。人のもの盗んで稼いだ金は返せ。貴様のMに渡す手切れ金などにさせないから。丸ごと返せ。それができなきゃ2-2アタック指せ。
そのぐらいできたら認める。勝ち負けは別。挑戦できるか否か。

羽生は自分のフガイなさに嫌気指して右下見ている。先手が第10平行歩間3-1から2-2構造を取ると第一奇偶反転になる。つまり68角第一奇偶反転はこの21手め36歩が原因で発生する緩手となる。

情けない手。有りもしない2-2A。肩がどんどん落ちている。
3-1構造を作成したのが後手だと羽生は気がついていない。
第10平行歩間まで先手が妥協した挙げ句がこれ。ダメな序盤。

右手で眉間を押さえ「こんなこといつまでやってんのかと」と言う羽生。悩む理由？先手が第一奇偶反転指す理由が羽生には分からないから。それは9手めに遡る。だから14世は笑う。
やがて肩を落として諦めた。羽生の肩は貧しい。着物が似合わない。

14世名人は笑っている。貴様等金玉ついてんのかと。
つまらない将棋。また指定局面。深浦相手にこんなものを崇め奉って押しつけているのが第一人者。未来の名人はこんな将棋指さないから。
康光はいい問題提起をしてくれた。19世は康光が相応しい。
森内があと三期防衛して康光がその後三連覇が望ましい。

ほら羽生の膝元が震えている。第二平行歩間3-1に78金を選択した理由は9手めの後遺症。しかし48銀で飛車筋が停止しているのですでに3-1Aはない。よってこの78金は羽生の股間。絶対負けないと言っている。
負けない手なら持将棋にすればいい。
深浦。簡単。桂捨てて歩3枚と交換。

中日新聞の中継は先にライブカメラのみ。
写真の駒影で羽生の先手で矢倉模様と分かる。5手め77銀を指す前に席を外し9手めで崩れる羽生。9時20分過ぎに棋譜配信。
9手めで3-1Aを狙う最強手は66銀。ヤオ振りで先手番貰って喜ぶような棋士には指せない。 またオキマリで羽生が先手かと嘆く必要ない。
48銀なら深浦勝てる。9手め指して信玄袋触って膝崩したから。

当家には理論のみで共感できる棋士がいる。勝率の実態は理の世界とは違う。悪人が稼ぐのが世の常。森下のように汗かいて道路を整備してもソコを高級車で乗り回しているのは別人。山崎がダメになったのはどんなに研究しても最終盤の1手のミスで全て失った実感から。将棋界とは現在も実力至上主義のように見せかけているが実態が換ってしまった。スター主義がもたらした結果は底上げをもたらす業界牽引ではなく商業将棋の発展。スターに負けた方が儲かるようになってしまい新聞社もそれを期待してしまった。では将棋界のスターとは何だったのか？
親がかかりで入場しズルい人間が勝つようになっている。
効率よく人のモノ盗み最後にケツまくって勝てばすべて自分のモノにできる。名声も金も美人も。そんなルート69を周囲に見せつけてきたのが羽生と言う人間の本性。
羽生は金に無頓着そうに見えて実は金のなさそうな人間には絶対近づかない。今風に言えば将棋界の羽○○○が羽生善治。だからそのマダムもダンナの稼ぎにしか興味なくて当たり前。証拠もナニも見たマンマ。島や森下まで最近の羽生のアクドサに嫌気さしてしまった。それはそうであろう。汚いことは全部他人に押しつけてきたのだから。森下に至っては王位戦展望で「その鎧ごとタタっ切れ」と深浦応援。共感できる。第一人者だったらやらなければならないことがあった。なぜ羽生にはそれができないのか？
盗人の個人営業で私腹を肥やす棋士にブラさがりたい似非文化人の多いこと。「○○○が私と似てまして」などと挨拶して擦り寄るサマ。慢性社交界の中で羽生は郷田に完敗した。世の中の羽○○○型ヘラヘラ男たち、或いは羽○の稼ぎにしか興味ない○田○○型ベタベタ女たちが悪いのではない。この方々はむしろ愛される退廃文芸の主題。彼らの標的が稼ぐ金でしか理解されていないことが問題。コレを煽ったのが竜王戦であり羽生の賞金分けはソコから始まった。渡辺明にはあのようになってもらいたくない。羽生ディレイと郷田ディレイは何が違うのか？
単純に考える。羽生は洗濯物が乾くまでの間アソコで別なことしてる。郷田は洗濯物が乾くまでソコで待つ。今度の漫画の主人公の名前は生田でいかがであろう？
さて肝心の深浦。今回の王位挑戦がアタマ柔らかい渡辺明なら全力で応援した。深浦を応援する理由は当家にはひとつしかない。
囲碁将棋ジャーナルでナースの顔をもう一度見せて頂きたい。
蝋細工マダムとブランド衣装着たペットの子供はもう見たくない。
浴衣にウチワで登場願いたい。

棋戦：最強ネット戦
先手：丸山忠久
後手：郷田真隆
▲７六歩 △８四歩 ▲２六歩 △８五歩 ▲７七角 △３四歩 ▲８八銀 △３二金 ▲７八金 △７七角成 ▲同　銀 △４二銀 ▲９六歩 △９四歩 ▲３八銀 △７二銀
▲４六歩 △６四歩 ▲４七銀 △６三銀 ▲６八玉 △５二金 ▲７九玉 △７四歩 ▲５八金 △７三桂 ▲３六歩 △８一飛 ▲６六歩 △６二玉 ▲２五歩 △３三銀
▲３七桂 △５四銀 ▲５六銀 △６三金 ▲４七金 △１四歩 ▲１六歩 △４四銀 ▲２四歩 △同　歩 ▲同　飛 △６五歩 ▲同　歩 △同　桂 ▲同　銀 △同　銀
▲６四歩 △同　金 ▲５六桂 △６三歩 ▲４四桂 △２三歩 ▲３四飛 △３三金 ▲５一銀 △同　飛 ▲３三飛成 △同　桂 ▲５二金 △同　飛 ▲８四角 △７二玉
▲５二桂成 △４九飛 ▲６九歩 △７三銀 ▲同角成 △同　玉 ▲８一飛 △５五金 ▲７一飛成 △６四玉 ▲６二龍 △４四角 ▲５六銀 △同　金 ▲同　金 △同　銀
▲５三成桂 △同　角 ▲５五金 △同　玉 ▲５三龍 △４六玉 ▲５六龍 △３七玉 ▲２九歩 △４七銀 ▲２八銀 △４八玉 ▲４六龍 △６四角 ▲３七角 △３八玉
▲４七龍 △同　玉 ▲４八歩 △同飛成 ▲同　角 △同　玉 ▲６八金 △４七銀 ▲投了
104手で後手の勝ち

丸山の研究はハッキリ渡辺明以上だが81飛をめぐる解釈の問題で郷田以下。81飛は当家最新理論で仮想第二奇偶反転と呼ぶ。
丸山は40手めで最先端研究の可否を郷田に突きつけられた。 解説森下は41手め88玉を推薦。すると後手が△7thAを仕掛けてくる。この場合は先手の24歩が先でないので81飛が第二奇偶反転となり▲7thAが歩間理論と不一致。森下の直感は当家においては理路整然としており共感もてる。郷田は角換り腰掛け銀における▲8thA自体を当家同様不条理と思っている。そして手損角換りにおける▲7thAも同じ理由で成立しないはずと。 これは連盟将棋の勝率の実態と違うので郷田の場合は信念が人一倍強いと他の棋士は見るであろう。万年教授タイプの棋士なら郷田は「思い込みの激しい男」と言うレッテルを張るかもしれない。森下がそう思われてしまったように。森下の気持ちは次項で代弁したい。

丸山にとっては41手め24歩が手損角換りの7thAなので経験がすべての直感の拠り所。当家のように81飛を仮想第二奇偶反転と見做す7thAではない。郷田は41手め24歩を第一奇偶反転確定後の先手の敗着と思っている。その証拠に44手めに23歩と打たない。81飛を有効手とするため。つまり先手の41手めの指し手によって第一奇偶反転にも第二奇偶反転にも成り得る権利を後手が掌握したのが81飛の正体。24歩によって以下歩間理論と駒アタリ原理は第二奇遇反転▲奇△偶を欲する。その証拠が44手め。郷田は65歩だったが森下は否定的。郷田の方が当家理論に完全に合致している。44=65歩は2-4Aの駒アタリ偶数番2のため。森下が直感で65歩を悪手と思ったのは先頃も棋聖戦で当家が何度も指摘した先手からの64歩があるため。森下がここで理論と合致しない経験値で語ってしまったことは興味深い。終盤さえ強ければ18世名人になったかもしれない森下がB1にまで落ちた理由がここにある。
56桂の丸山のフンドシはいただけない。最近羽生もやっているからと品性が麻痺してしまった。丸山ならもっと下の方に打たないとラシクない。カナ駒と歩+桂の二枚換えなので郷田は喜んで64歩の双頭手。自陣の傷消しにロハの歩を双頭手で使えるから喜ぶ。実は46手め以後は郷田が理論と逸脱している。本来の46手めの最善は23歩。それが逆行第二奇偶反転。つまり第一奇遇反転▲偶△奇に戻る。何が違うかと言うとすでに駒アタリ偶数番2が生じているので後手が今度は逆に跳躍駒アタリ奇数番3を狙える。該当は46手め23歩以下飛車の位置で換る。いずれも後手が連動奇数番1を獲得できるのでデザイン先攻権利は後手。郷田が24歩を指したのは54手め。24歩自体が逆行第二奇偶反転=第一奇遇反転▲偶△奇。しかも54手め24歩は駒アタリ奇数番3。ここで郷田はMF理論に劇的に合流し得たが逆行第二奇偶反転を示すのに実に8手も遅らせたことになる。驚異的な個性。この傾向は名人戦でも顕著。郷田が「私の将棋を見て損はさせない」と豪語し得た最大の理由がこの郷田ディレイ。バッサリやっていると見せかけて最重要地点を引っ張っている。それがモチなのかアメなのか日によって違う。パンツのゴムの場合もある。とにかくハラハラドキドキさせてくれる。
71手めが敗着で康光の直感61飛ならどうなるか解らない。当家では先手勝ち。つまり8手のディレイは遅すぎた。71飛や61飛に対して森下58角が詰めろなので先手は一回68金で戻す。この時67銀では88玉で詰まない。後手は76銀捨てを詰めろ逃れの詰めろにするが84玉から75玉と逃げても先手に今度は86銀捨ての一撃必殺。取れば同飛成。互いに敵歩の頭に銀を出すので一見衝撃的だが最後は56金で後手玉が詰む。しかも第六変化で出てくる銀捨て合戦なので康光が即時結論出せなくて当たり前。郷田変化には夢がある。
実戦は丸山が81飛の仮想奇偶反転に感心しすぎて自分から81飛と打ってオジャンに。丸山の郷田へのエールであろう。うまい語呂合わせ。二人とも面白い。大好き。

康光はみっつの実験をタコキム相手に5月に試みている。
31=急戦矢倉奇遇反転▲偶3-4AはMF理論で可能
43=疑問の3rdAだが相手がタコなので可能
47=美味い中合い
54=タコの悪手。キムラはこの角取れんようじゃハゲると嘯いている。
55=悪手に悪手。76金で楽勝。康光が角を取ったのは実験したかったから。
67=同金で先手勝ちだが康光は尚も実験。
69手め以下先手に跳躍偶数番があるか否か。当家には発見できなかった。93歩は悪手。以下平行偶2を取り銀を取らせて跳躍4が発見できたら棋界最強。康光もその意欲があるから85銀の逆行奇数番1を放棄。すでに3回先手が勝っているが未知への挑戦と読む。 康光の問題提起は過激すぎて当家は降参。二箇所で工夫したがいずれも跳躍4に至らなかった。
71=本局初の偶4だったが単に引かれて75銀逃げの逆行3では負け。以下先手が3を取り続けてしまった。ハゲキのヒワイな指し口で逆転の可能性はあったが康光は2に戻してからの偶3連で理論への操を立てている。
実験地点での解答がなかったためせめて理の世界へ花を手向けたところが美しい散り方。康光の実験には壮大な夢がある。

日時：2007.05.28
棋戦：急戦矢倉奇遇反転▲偶3-4A
戦型：矢倉森下システム
先手：佐藤康光二冠
後手：木村一基八段
▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金 ▲７八金 △４一玉 ▲６九玉 △５二金
▲７七銀 △３三銀 ▲７九角 △３一角 ▲３六歩 △４四歩 ▲６七金右 △７四歩 ▲６八角 △９四歩 ▲７九玉 △９五歩 ▲８八玉 △４三金右 ▲３五歩 △同　歩
▲同　角 △７五歩 ▲４六角 △９二飛 ▲７五歩 △同　角 ▲３七銀 △４五歩 ▲５七角 △４二角 ▲４六歩 △同　歩 ▲同　銀 △７三桂 ▲７五歩 △８五桂
▲８六銀 △９六歩 ▲同　歩 △９七歩 ▲９五歩 △７五角 ▲同　銀 △９五飛 ▲７九玉 △９八歩成 ▲６九玉 △９九と ▲８六銀 △９八飛成 ▲８八金 △９二龍
▲７七桂 △７六歩 ▲８五桂 △同　歩 ▲９三歩 △８三龍 ▲３四歩 △４二銀 ▲７五銀 △８九と ▲同　金 △７七桂 ▲５八玉 △８九桂成 ▲４四歩 △同　金
▲４五歩 △３四金 ▲６一角 △９三龍 ▲３四角成 △９八龍 ▲６八角 △４三歩 ▲３五馬 △５一銀右 ▲４四歩 △同　歩 ▲同　馬 △７七金 ▲１一馬 △６七金
▲同　玉 △８七龍 ▲５八玉 △７七歩成 ▲５九角 △７八龍 ▲４七玉 △２八龍 ▲３七角 △２七龍 ▲２六金 △４八金 ▲同　玉 △２八飛 ▲同　角 △４七歩
▲５七玉 △２八龍 ▲３七銀 △４五香 ▲５五歩 △７八角