将棋世界2006年7月号は読める箇所が一行しかない。
「徹底解剖　佐藤新手の謎」は実際読んでみると察した通りの中味で読む前に標題ですべて判ったことと同じ。こんな不徹底なモノにカラー頁いらない。後追いしかできないのでは山岸も枯れて久しい。
康光が羽生の言うこと信用しないのは当然として自分まで平然と嘘コイテいる。インタビュー形式は無意味。
真部は肺癌かと期待していた。たかが肺炎で1カ月も入院？
ニコチン詰まりが原因ならネギ毎日食えばすぐ治る。
渡辺山崎コメット対談は情けない。あんなの活字にするから康光も弛めてくれない。
行方野月勝又は河口の繰り言同様読むに耐えない。
従って将棋世界2006年7月号で当家がまともに読める1行は大介の「対96歩対策宣言」のみ。
来週火曜日の棋聖戦第2局で大介は後手番中飛車を見せる。康光は角交換して96歩。すでに康光新手と威張る程の手ではない。1年前の後手マシュダ一家戦略は以下。
＞マシュダ一家戦略=端を受けない
No: 7800 投稿者：マシュダ一家 05/07/13 Wed 10:14:40

大介が94歩と受けたら10手めで火曜大爆笑だがそれはナイ。
そこで美濃か穴熊かだが師匠は96歩がナイと言っているから55歩やらずに33銀で安心してアナ。羽生は妥協しなかったので5筋交換したが横歩も取れない変化では意味なかった。先手は初手が傷。そこを狙う。
大内一門全員で対策を練りに練って応援して欲しい。

39手め67金基本型
先手：角と銀桂二枚換え+と金
後手：54手め78角の飛車桂取り
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽７六歩 ▲８七歩 ▽８四飛
▲６五歩 ▽４二玉 ▲６七金 ▽７三桂 ▲６四歩 ▽同　銀
▲７四歩 ▽５五銀右 ▲７六金 ▽６七歩 ▲同　飛 ▽６六歩
▲同　金 ▽５六銀 ▲同　金 ▽５一金 ▲７三歩成 ▽７八角
▲投了
54手で後手の勝ち

解題
1=61金を直撃する飛車を押さえる最後の1歩は8筋で得た歩。
2=65桂を断念+歩切れなので51金で手番を渡すが
3=73桂を取らせる1手で手番を奪還
4=54角効果で63飛成とできない。

先手は桂を持ち後手も89角成で桂が貰える。これなら楽しい最終盤が期待できる。
39手め67金の基本型から最終盤1
先手：基本形から55手め66飛
後手：ワケわかんない1
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽７六歩 ▲８七歩 ▽８四飛
▲６五歩 ▽４二玉 ▲６七金 ▽７三桂 ▲６四歩 ▽同　銀
▲７四歩 ▽５五銀右 ▲７六金 ▽６七歩 ▲同　飛 ▽６六歩
▲同　金 ▽５六銀 ▲同　金 ▽５一金 ▲７三歩成 ▽７八角
▲６六飛 ▽８九角成 ▲６二と ▽８八馬 ▲５一と ▽６六馬
▲同　金 ▽８七飛成 ▲１五角 ▽２四歩 ▲同　角 ▽３三銀
▲５二金 ▽３一玉 ▲４一と ▽２二玉 ▲１六桂 ▽３五桂
▲４二と ▽２五飛 ▲３二と ▽同　玉 ▲３三角成 ▽同　玉
▲２四銀 ▽同　飛 ▲同　桂 ▽同　玉 ▲３六銀 ▽同　角
▲同　歩 ▽５七龍 ▲４八角 ▽２六歩 ▲２二飛 ▽３三玉
▲３二金 ▽４四玉 ▲５七角 ▽１五桂 ▲６四飛 ▽５四歩
▲４五歩 ▽同　玉 ▲３七桂 ▽３六玉 ▲２六飛成 ▽投了
101手で先手の勝ち

この変化は香が参戦していない。そこで11香もカマってあげたい。
しかしそれだけでは99香が寂しがる。なんとか両方に日の目を当てたい。

39手め67金の基本型から最終盤2
先手：基本形から55手め66飛
後手：ワケわかんない2
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽７六歩 ▲８七歩 ▽８四飛
▲６五歩 ▽４二玉 ▲６七金 ▽７三桂 ▲６四歩 ▽同　銀
▲７四歩 ▽５五銀右 ▲７六金 ▽６七歩 ▲同　飛 ▽６六歩
▲同　金 ▽５六銀 ▲同　金 ▽５一金 ▲７三歩成 ▽７八角
▲６六飛 ▽８九角成 ▲６二と ▽８八馬 ▲５一と ▽６六馬
▲同　金 ▽８七飛成 ▲１五角 ▽２四歩 ▲同　角 ▽３三銀
▲５二金 ▽３一玉 ▲４一と ▽２二玉 ▲１六桂 ▽３五桂
▲４二と ▽２五飛 ▲３二と ▽同　玉 ▲３三角成 ▽同　玉
▲２四銀 ▽同　飛 ▲同　桂 ▽同　玉 ▲３六銀 ▽同　角
▲同　歩 ▽５七龍 ▲４八角 ▽４六龍 ▲３七桂 ▽２三玉
▲３一飛 ▽３三桂 ▲１一飛成 ▽２四桂 ▲２二金 ▽１四玉
▲１六香 ▽同　桂 ▲同　歩 ▽２五桂 ▲１五歩 ▽２四玉
▲１六桂 ▽３三玉 ▲２五桂 ▽４四玉 ▲３七銀 ▽２六歩
▲３五歩 ▽３六銀 ▲２六銀 ▽５七銀 ▲５六桂 ▽４五玉
▲３七桂 ▽同銀成 ▲同　銀 ▽６六銀不成▲４六銀 ▽同　玉
▲２六飛 ▽３六桂 ▲同　飛 ▽同　玉 ▲３七銀 ▽４七玉
▲６六角 ▽７三角 ▲４八金 ▽５六玉 ▲５七金 ▽６五玉
▲６一龍 ▽６二歩 ▲５六銀 ▽７四玉 ▲８六桂 ▽８五玉
▲６四歩 ▽８六玉 ▲７二龍 ▽７八飛 ▲５八歩 ▽７九飛成
▲８八歩 ▽８二銀 ▲３三角成 ▽５四香 ▲６六馬 ▽５六香
▲同　馬 ▽９九龍 ▲８七香 ▽９七玉 ▲８二香成 ▽９五角
▲８九銀 ▽９八金 ▲７九龍 ▽７三香 ▲９八銀 ▽同　龍
▲７四歩 ▽４四桂 ▲６五馬 ▽３六桂打 ▲１七玉 ▽８七歩
▲同　馬 ▽同　龍 ▲同　歩 ▽８八銀 ▲９八歩 ▽投了
173手で先手の勝ち

しかしコレでは双方の右香が遊んでいる。そこでさらにユキたい。
その場合点数を確認しないとけない。

39手め67金の基本型から最終盤3＞龍取り金打ち
先手：基本形から55手め66飛
後手：点数を数えると24点
1点が命なので左香歩は点数合戦に役立つと言うオチ。入玉を嫌って先手が寄せようと思って151手め71龍から87金を打つと即負け。

次に39手め67金。この局面はすでに先手が情けない35手め87歩を打って勝負は終わっているかに見える。ところが当家にはむしろ康光の34手め76歩が面白くなかった。これは控え室でも出ていた手。羽生も「77銀阻止」とイチヨに苦笑いで容認した手。
この手があったおかげで39手め67金は有り得る。76歩を取るという明解な目標があるため。40手めに76歩死守で74飛では森内かと思われてしまう。そこで当変化作成の動機=全軍駆使で40手めは73桂で作成。
40手め73桂に76金と歩をパクると65桂で先手負け。58金が動いたオカゲで57桂成が残る。ナンで受けても57桂成捨てが76金取りが54角効果。
39手め67金タコ変化
先手：41手め76金
後手：40手め73桂
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽７六歩 ▲８七歩 ▽８四飛
▲６五歩 ▽４二玉 ▲６七金 ▽７三桂 ▲７六金 ▽６五桂
▲４八金 ▽５七桂成 ▲同　金 ▽７六角 ▲投了
46手で後手の勝ち

そこで41手めは64歩。銀取り+74歩を見せて1歩補充。42手め同飛は83角成で後手負け。よって同銀。先手の不満は同銀なら連動手を与えること+74角筋開通。後手の不満は61金が68飛車に直撃喰らう畏れがあること。そこで康光や谷川が好きそうな最も過激な形を基本形に。

39手め67金0基本型　最終盤へ至る駒アタリ奇数番3
先手：41手め76金
後手：40手め73桂
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽７六歩 ▲８七歩 ▽８四飛
▲６五歩 ▽４二玉 ▲６七金 ▽７三桂 ▲６四歩 ▽同　銀
▲７四歩 ▽５五銀右 ▲７六金 ▽46手め康光長考中

33手め67金の方は谷川が真顔で言うはずない。酔っ払っていたか控え室に居た内藤か浦野あたりが「アキマヘンカ」と言ったのであろう。

33手め67金1　88銀を相手にする場合
先手：33手め67金1
後手：34手め87角成
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６七金 ▽８七角成 ▲同　銀 ▽同飛成
▲投了
36手で後手の勝ち
これで検証終わりでは寂しい。
そこでヨッパライのベタ記事を検証。33手め67金は大介が言うはずない。大介は上記変化を嫌って34手め68飛としているため。33手め68飛に上記角捨ては後手負け。
先手：33手め68飛
後手：34手め87角成
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６八飛 ▽８七角成 ▲同　銀 ▽同飛成
▲９六角 ▽投了
37手で先手の勝ち

従って本譜33手め68飛は87角成阻止の手。
感想戦は控え室のメンツ立てに終始する。33手め67金など聞いた誰かに遠慮するとは大介も優しい。その場合康光も気配を察して1手だけ弛める。

33手め67金2　88銀を相手にしない場合
先手：33手め67金2
後手：34手め84飛
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６七金 ▽８四飛 ▲６五歩 ▽同　歩
▲７六金 ▽５五銀 ▲７五金 ▽８二飛 ▲８三歩 ▽７二飛
▲３四角 ▽６六歩 ▲８四金 ▽７八飛成 ▲同　角 ▽７六角
▲８二飛 ▽４九角成 ▲３二飛成 ▽３八馬 ▲同　玉 ▽６八飛
▲４七玉 ▽４一金 ▲投了
56手で後手の勝ち

34手め84飛が迎合。ひとめ緩手だがソコに飛車居ても無意味なので下がる。羽生とて緩手75飛をテレビ解説で述べるぐらいだからこの位の妥協は康光なら朝飯前。
82飛は83歩。35手め65歩は金進出。そのまま出ると同角同飛88飛成。
以下ノーガードの荒デッサンだが桂香使えない。88銀も残ってしまう。
勝敗以前に感興がない。33手め67金は弛めても面白くなかった。

棋聖戦第1局にはまだオチがある。
谷川が述べる33手めと39手め67金。
感想戦でこれが正解とのこと。 当家の33手め形作り最善手は67角。66飛なら77銀46飛88飛で横歩を全部取らせてとにかく88銀を世に出す手順。

先手：33手め67角1
後手：横歩一掃
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６七角 ▽６六飛 ▲７七銀 ▽４六飛
▲８八飛 ▽８七歩 ▲７八飛 ▽７六歩 ▲６八銀 ▽３五銀
▲４七歩 ▽６六飛 ▲３四角 ▽３六歩 ▲同　歩 ▽３七歩
▲同　銀 ▽３六銀 ▲同　銀 ▽同　飛 ▲５六角 ▽６九銀
▲９八飛 ▽５八銀成 ▲同　金 ▽８八金 ▲投了
58手で後手の勝ち

先手：33手め67角2
後手：横歩一掃
▲７六歩 ▽３四歩 ▲７五歩 ▽８四歩 ▲７八飛 ▽８五歩
▲７四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８八角成 ▲同　銀 ▽６五角
▲５六角 ▽５四角 ▲３八銀 ▽３二金 ▲４八玉 ▽６二銀
▲６六歩 ▽４二銀 ▲３九玉 ▽６四歩 ▲２八玉 ▽６三銀
▲７八飛 ▽３三銀 ▲５八金左 ▽４四銀 ▲４六歩 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲６七角 ▽６六飛 ▲７七銀 ▽４六飛
▲８八飛 ▽８七歩 ▲７八飛 ▽７六歩 ▲６八銀 ▽３五銀
▲４七金 ▽４四飛 ▲７六角 ▽同　角 ▲同　飛 ▽６五角
▲８六飛 ▽４七角成 ▲同　銀 ▽同飛成 ▲４八歩 ▽５八金
▲４七歩 ▽４九金 ▲１六歩 ▽１四歩 ▲８一飛成 ▽３九銀
▲１八玉 ▽１五歩 ▲８四角 ▽４二玉 ▲５一角打 ▽３一玉
▲６一龍 ▽２八金 ▲１七玉 ▽１六歩 ▲投了
70手で後手の勝ち

先手：33手め67角3
後手：横歩一掃
▲７六歩    ▽３四歩    ▲７五歩    ▽８四歩    ▲７八飛    ▽８五歩
▲７四歩    ▽同　歩    ▲同　飛    ▽８八角成  ▲同　銀    ▽６五角
▲５六角    ▽５四角    ▲３八銀    ▽３二金    ▲４八玉    ▽６二銀
▲６六歩    ▽４二銀    ▲３九玉    ▽６四歩    ▲２八玉    ▽６三銀
▲７八飛    ▽３三銀    ▲５八金左  ▽４四銀    ▲４六歩    ▽８六歩
▲同　歩    ▽同　飛    ▲６七角    ▽６六飛    ▲７七銀    ▽４六飛
▲８八飛    ▽８七歩    ▲７八飛    ▽７六歩    ▲６八銀    ▽３五銀
▲４七歩    ▽６六飛    ▲３四角    ▽３六歩    ▲６七銀    ▽３七歩成
▲同　銀    ▽６五飛    ▲３六歩    ▽同　銀    ▲同　銀    ▽同　角
▲７六飛    ▽５四角    ▲８六飛    ▽３五飛    ▲５六角    ▽３七歩
▲３六歩    ▽同　飛    ▲８一飛成  ▽３八銀    ▲６二歩    ▽４九銀不成
▲６一龍    ▽４二玉    ▲１六歩    ▽３八歩成  ▲１七玉    ▽２五金
▲３一銀    ▽同　金    ▲３四桂    ▽３三玉    ▲３一龍    ▽３二歩
▲投了
78手で後手の勝ち
 
67金は実に谷川らしい。控え室に居た内藤や浦野の顔を立ててなんとか紛れを求めようとしている。
67金は対四間の常套句だがこの場合は66歩を死守しているだけにすぎない。58金を正当化する悪手連鎖が首尾一貫？
当家も羽生も68金変化ならまだしも作成意欲が沸くが67金では88銀を一層硬くしているので萎える。 33手め67金はひとめつらい。だから当家も羽生も28玉まで遡った。当家はもっと遡るがそれでは将棋が始まらない。
タコ銀をさらに強化する手法は2006.05.18-19名人戦第4局における辺境伯25銀を正当化する72手め谷川34金を想起。連盟内で顰蹙を買った手だったがそれしか勝機がなかった。その時の気分で作成続行。
67金をやるからには先後が協力して盤面全てを駆使する意図がないとうまくいかないはず。これもまた谷川らしい。事件を期待しつつ。