実況&分析マシュダ一家
2005.08.24王位戦第4局初日 羽生VS康光 相振り


封じ手予想 75歩の場合 No: 8069 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/08/25 Thu 00:31:05

どう指しても先手負けなので恒例の当家の封じ手予想は当初ヨソーとなった。
西日本新聞の気が利いた予想集計では羽生が即負ける46歩がダントツ1位で114票。毎コミの宣伝虚しく杉本はコレで4が出せなくなった。2位が84歩に22票。これではブーハも眠れない。
封じ手には32分使ったので封じ手時刻18時には即時封じた模様。当家の初日分析通り羽生は67銀を速攻で使わないと負けと知っている。>No: 8061 >No: 8064。ならばマシュダ一家変化の75歩。まずはなにがなんでも76銀変化から。45銀なら先手から5thアタックが可能な変化作成。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯06
戦形:相振り 封じ手75歩の場合1
先手:33手め65歩
後手:32手め45銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲7五歩 ▽4五銀 ▲6五歩 ▽同 歩 ▲7六銀 ▽5六歩
▲同 歩 ▽同 銀 ▲2八玉 ▽5七銀成 ▲5三歩 ▽同 飛
▲3三角成 ▽同 桂 ▲4二角 ▽5二飛 ▲3三角成 ▽5八成銀
▲4三馬 ▽5七飛成 ▲4四馬 ▽5三歩 ▲6四歩 ▽6二金引
▲8四歩 ▽同 歩 ▲4五馬 ▽6六角 ▲8六飛 ▽4八成銀
▲同 銀 ▽同 龍 ▲同 金 ▽同角成 ▲1六歩 ▽3八銀
▲投了
66手で後手の勝ち

当たり前だが76銀より45銀の方が早い。そこで角交換して羽生にチャンスがあるかだが39手め28玉がつらい。コレをしないと角交換後に66角の王手飛車を喰らう。期待の42角に54飛なら65銀で歩切れ解消の飛車アタリだが52飛で困る。やはり88飛の位置が悪く66角の双頭手連続技でいかに28玉がダメか判る。
しかし当家では元々75歩とは74金変化阻止のためにあった。そこで変化2。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯07
戦形:相振り 封じ手75歩の場合2
先手:33手め84歩
後手:32手め45銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲7五歩 ▽4五銀 ▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩
▲8六飛 ▽5六歩 ▲同 歩 ▽同 銀 ▲同 銀 ▽同 飛
▲5七歩 ▽5四飛 ▲中断

これは有り得る。お荷物の銀が等価交換され先手は飛車先歩も交換して手番を握れるため。しかも歩が一枚残る。これなら羽生もやる気でるであろう。ところが75歩予想は23時半の時点でひとりしかいなかった。藤井の責任は大きい。大局観に照らした75歩なら羽生でもすぐに指せる。


ダメな藤井解説 No: 8068 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/08/24 Wed 23:28:40

藤井と言う棋士はまるで進歩もなければ柔軟性もない。研究した将棋でないとナニも語れないらしい。藤井によれば形勢互角。しかも封じ手にはサンタマリア杯変化同様46歩が第一候補。ならば羽生は負ける。4年前の竜王戦第4局の藤井はどこに行ったのか?あの時と同じ2敗の立場にある羽生は苦しい。藤井の第二候補84歩はもっとひどい。藤井解説では84歩同歩同飛に康光が83歩を打つらしい。それでは奨励会レベル。これは王位戦なのでそんなヌルイ手は困る。当然サンタマリア杯第一変化の74金+85歩で86角をも阻止。仮に84歩に後手が83歩を打つとマギレが発生する可能性はある。もし藤井の言うように先に後手が24角の場合は先手に1歩多いので下記で逆転。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯04
戦形:相振り 封じ手84歩
先手:封じ手84歩
後手:藤井並に24角
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩 ▲8七飛 ▽2四角
▲8六角 ▽5六歩 ▲4六歩 ▽5七歩成 ▲同 金 ▽4五銀
▲5三歩 ▽同 飛 ▲4七金寄 ▽5四銀 ▲6五歩 ▽同 銀
▲7七桂 ▽5四銀 ▲6五歩 ▽投了
51手で先手の勝ち
手順中8筋で得た最後の歩で65歩と打てるのがミソ。似たような筋を振り駒名人の長岡裕也が奨励会時代に指している。
当家の金冠変化ならば86角はなかった。
本譜からの封じ手84歩には藤井並の24角はない。
では康光はマシュダ一家必殺74金を見せるであろうか?
ここまで書けば棋聖は当家のマネはしない。あくまで己を貫くであろう。そこで当家は先回りをする。羽生が封じ手84歩ならば素直に83歩を打って勝つ変化が以下。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯05
戦形:相振り 封じ手84歩
先手:封じ手84歩
後手:33角のまま45銀
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8三歩 ▲8七飛 ▽4五銀
▲6五歩 ▽5六歩 ▲6四歩 ▽5七歩成 ▲6三歩成 ▽同 銀
▲5七金 ▽同飛成 ▲5八金 ▽5二龍 ▲8二歩 ▽同 玉
▲8四歩 ▽同 歩 ▲8三歩 ▽同 玉 ▲3三角成 ▽同 桂
▲6六角 ▽6九角 ▲8四飛 ▽7二玉 ▲8三歩 ▽5八角成
▲8二歩成 ▽6二玉 ▲5八銀 ▽同 龍 ▲投了
64手で後手の勝ち

この場合45銀が受けに効いている。手順中57歩を49手めに打つと後手から77角成後基本変化の66歩同銀に69角で先手陣崩壊。
では飛車の位置を変えたらどうか?85飛や86飛で変化作成しても先手苦しい。85飛なら例の74金で圧迫。86飛では86角変化が消滅。
藤井が杉本の相振り革命3を信用していないのは当然として藤井の封じ手予想しかなければすでに羽生は初日で負けている。相振りに美濃は不利という常識が康光には通用しない。むしろ盤面反転させて居飛車同士の美濃と見れば康光の得意形。マシュダ一家74金変化は出たことがないので羽生もいつでも84歩が突けると思ったのが致命傷。本家の藤井でも知らなかったので仕方ない。対抗形は居飛車党の方が上手く指せるはず。


30手め52飛で羽生の封じ手 No: 8067 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 17:55:13

封じ手は6時。康光が長考しているので封じ手かと思ったら5時半頃になって52飛を指している。とっくにUP済みのサンタマリア杯では当たり前の手。65歩は今度は先手が86角変化で指したい手に相転化している為。
先ほどの変化で57銀の泡踊りを見せた場合は飛車角切られて先手は即負ける。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯03
戦形:相振り 57銀泡踊り
先手:ブーハ唇噛みしめる
後手:蜜の室
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲4六歩 ▽4四歩 ▲4七金左 ▽4五歩 ▲2八玉 ▽4六歩
▲同 銀 ▽4二飛 ▲8六角 ▽4五銀 ▲3七銀 ▽4六歩
▲4八金引 ▽5六歩 ▲同 歩 ▽5二飛 ▲5八飛 ▽2四角
▲6五歩 ▽同 歩 ▲3一角成 ▽4七歩成 ▲同金直 ▽7九角成
▲6四歩 ▽6二金引 ▲7七桂 ▽6六歩 ▲同 銀 ▽4六歩
▲4八金引 ▽5六飛 ▲5七銀 ▽同 馬 ▲同 金 ▽同飛成
▲同 飛 ▽5六銀打 ▲投了
68手で後手の勝ち

切り札の84歩がまるで効かない。64歩を打たずに68歩を打って1歩得を主張したり55手めに46歩を打つとやはり先手は負ける。従って先手は困っている。一晩悩んでも仕方ないのでグッスリ寝るしかない。


27-29手め 勝敗の鍵は羽生の67銀の処置 No: 8066 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 16:57:30

羽生は4th維持のまま84歩を放棄。康光は54銀で攻める気満々。
もし羽生が2手もかけた85歩を再利用するなら86角変化への転身。
ところが67銀の位置が悪すぎる。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯02
戦形:相振り 双方馬作成
先手:汚れた柱
後手:南蛮焼き
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲4八玉 ▽5五歩 ▲3八金 ▽5四銀 ▲3九玉 ▽5二飛
▲4六歩 ▽4四歩 ▲4七金左 ▽4五歩 ▲2八玉 ▽4六歩
▲同 銀 ▽4二飛 ▲8六角 ▽4五銀 ▲3七銀 ▽4六歩
▲4八金引 ▽5六歩 ▲同 歩 ▽5二飛 ▲5八飛 ▽2四角
▲6五歩 ▽同 歩 ▲3一角成 ▽4七歩成 ▲同金直 ▽7九角成
▲6四歩 ▽6二金引 ▲2一馬 ▽8九馬 ▲投了
58手で後手の勝ち

手順中57手めに77桂でも66歩を喰らう。取ると最後の1歩で46歩から最後は56飛。結局先手の左銀が泣く。勝敗の鍵は羽生の67銀の処置。


ダメな2カメ 羽生が好きな手 No: 8065 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 16:13:52

邪宗門が自虐的に発刊された明治末期に松濤園本館が建てられた。
手入れが悪い。ダメな2カメが康光をキチンと映さずに汚い柱を見せている。主催側はスカシ畳と襖を見せたいらしいが逆効果。柱に磨きをかけない管理主は目先のデコレーションにしか興味ないと判る。底が浅い世界で珍奇なモノばかり好む人間は明治時代にも腐るほど居た。
羽生は55歩を見て固まっている。中原と羽生が好きな手は55歩を逆手に取る先手からの56歩。対中飛車ではやる。相振りではどうか?
当家の結論では4thアタックはブーハに無理。


6手め55歩 後手作戦勝ち No: 8064 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 15:59:32

63金には実に71分。やはり金冠変化を読んだ証し。当家ではこうなる。

棋戦:マシュダ一家サンタマリア杯01
戦形:相振り最強金冠
先手:ヨッシー
後手:南蛮渡来
▲7六歩 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽3三角 ▲7七角 ▽2二飛
▲4八銀 ▽4二銀 ▲3六歩 ▽5四歩 ▲3七銀 ▽5三銀
▲8八飛 ▽6二玉 ▲6八銀 ▽7二銀 ▲6七銀 ▽7一玉
▲5八金左 ▽5二金左 ▲8六歩 ▽6四歩 ▲8五歩 ▽6三金
▲8四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽7四金 ▲8八飛 ▽8五歩

そこで羽生は84歩が突けずに26分も悩んで48玉とタマに手をやった。
よくある。突撃しようと思ったが気がつくとチャリンコのタイヤの空気が抜けている。空気入れがない。歩くには遠い。
羽生の腰抜けを見て康光は堂々と55歩。これは立派な位なので54銀の理想形が構築できる。26手めで後手作戦勝ち。羽生は75歩を突かないと84歩とも突けない。ところが先に75歩を先手が決めると後手から5thアタックを喰らう。


24手め63金と25手め48玉 邪宗門 No: 8063 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 15:39:32

24手め63金と25手め48玉 邪宗門

昨晩の前夜祭で康光が北原白秋の名を口にした。柳川対局なので社交辞令かもしれない。羽生が白秋などと言うとまるで似合わないが康光なら共通点がある。約一世紀前に1円で売られた妄想的エロ本「邪宗門」には康光の好きなヴァイオリンが頻繁にでてくる。現代でも麻薬、酒、ピアノ、ヴァイオリンと美輪明宏が声を震わせて読むとそのマンマ「邪宗門」になる。「邪宗門」ではあの楽器は「狂い泣く」と書かれる。チューニングは狂ったまま。手回しヴァイオリンの微妙な狂いも味わい。
康光の将棋が荒いと言う評価法はメクラの少女への愛着と似ている。
緻密と呼ばれる手法はやけに音符が多いワーグナーと思えば腹も立たない。羽生はそれを「熱い戦いができる相手」と昨日述べた。熱い=ロマン派と言う意味であろう。康光は羽生に限らず「誰とでも」熱い戦いができると述べた。誰とでもやっちゃう。
白秋は最初の妻俊子と1年半余りで離婚した。康光はどうであろう?

康光は長考後24手め63金。84歩同歩同飛には83歩と打たずに74金から新種金冠が有り得る。冗談ではなく康光ならそこまで読む。駒をとことん酷使するのが最強康光。
25手め48玉はフツーに見えるが羽生の妥協。これで後手は初めて攻めの構築へ意欲が沸く。玉へのアタリがキツいため。


午後の部再開 22手め64歩と23手め85歩 No: 8062 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 14:30:13

午後の部再開 22手め64歩と23手め85歩

22=64歩。22手めで3-2にするには3種類。24歩は緩手どころか悪手。
74歩は攻めを呼びこむ方針と違う。そこで64歩の双頭手。85歩は飛車先歩交換原理で手番が戻るのでそこで86飛ならイキナリ65歩で角交換後95角の王手飛車で後手勝ち。従って飛車は88に戻るが今度は先手から56歩が突けないので中央制覇をも示唆。空間開放手としては無論63金。
23=85歩。本局初の3rd作成先攻手にしては冴えない。居玉のため。1歩手持ちが主張になるが後手の65歩の権利は大きい。先手は35歩からの角頭狙いが波状攻撃になるが居玉でやるのは森内。


昼食休憩21手めまで No: 8061 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 14:08:19

06=22飛。逆行歩間3からタイトル戦で康光の相振り初お披露目。4年前だとこれで先手勝ちだったが世の中変わる。その間谷川羽生の相振りがあり森内も羽生相手に試みた。王将戦で飛車を振って新境地を見せた康光だが相振りは羽生の方が経験豊富。
07=48銀。狡猾な誘い。2005.07.21A級順位戦2回戦大介VS久保では久保が12手め24角で大介を強引に居飛車にさせたが羽生なら望むところ。
08=42銀。彼等が指すとイビアナ対策。
09=36歩。先手が33角型に一番指したい手。角頭をも狙う双頭手。
10=54歩。2-1からの新規歩間3。44歩なら久保。44歩は菱型美濃が好きな藤井も明日賛同。54歩は羽生たちが好きな手。角筋止めるのを好まない。
11=37銀。今度は先手が逆行歩間3第二部で相振り示唆。
12=53銀。12手めの後手の布陣は2005.08.06銀河戦でも羽生が久保に見せた形。
13=88飛。羽生なら当然の位置。5筋6筋7筋は順に負けを早めるだけ。
14=62玉。53銀型の強味。
15=68銀。以前なら96歩で打診して78銀の選択肢を残す。しかし羽生は康光相手に早めの96歩で痛い目にあったばかり。しかも相振りではどうせ受けてくれない。そこで素直に形を決める。
16=72銀。美濃築城で攻めを誘う。矢倉か銀冠に組み替える前に来いと。
17=67銀。66歩を死守して角が自由になったと思考すると負ける。66歩は元々先手の緩手のため。だから狙いは75歩から76銀。
18=71玉。先手の攻め筋が見えてきたので素直に。ここで74歩の反発は後手番らしくないと康光は柔軟に思考。
19=58金。24角阻止。
20=52金。BBでもゴキゲンなら有り得ない理想的な駒組み。康光は今後コレが病みつきになるかもしれない。
21=86歩。歩間4の微笑。羽生もヤヤ疲れている模様。


5手め77角 No: 8060 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 09:47:58

康光がバスバリなら羽生はソプラノ。
先にフレとかん高い77角。緩手に緩手で握手に見える。


4手め33角 No: 8059 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 09:42:06

立会人=佐伯昌優。副立会人=藤井九段
ミス柳川に挟まれた藤井だが4年前を思い出しているであろう。
康光は33角。相振りなら22飛が有利なので。しかし羽生が矢倉を目指すとこの角は使いにくい。康光3手角は一度披露したため。73角型も渡辺明相手に負けたばかり。


対局室カメラは遅延 No: 8058 [返信][削除]
投稿者:マシュダ一家 05/08/24 Wed 09:24:22

3手め66歩はテキスト版棋譜の方が早かった。最新の盤面映像と対局場カメラ1はいずれも遅い。
康光長考中。丸山なら44歩。当家なら35歩と突く。


王位戦第4局 羽生3手め66歩 No: 8057 [返信][削除]
投稿者:実況&分析マシュダ一家 05/08/24 Wed 09:17:50

羽生3手め66歩は同感。3手め26歩だと最近横歩取りか手損角換りしかない印象なので当家もこう指したい。
これで振り飛車になると決まったワケではない。康光は今日は前局と違って遠慮はいらない。