1979.02.07-08第28期王将戦 加藤VS中原 第6回加藤一二三講座 対中飛車急戦分析
2005.05.08NHK杯 阿部VS日浦 5筋位取り中飛車


2005.05.08NHK杯 阿部VS日浦 5筋位取り中飛車 No: 7567 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/05/09 Mon 09:42:31

2005.05.08NHK杯 阿部VS日浦 5筋位取り中飛車

放映:2005.05.08
棋戦:NHK杯
戦形:5筋位取り中飛車棒金
先手:阿部 隆
後手:日浦市郎
▲7六歩 ▽8四歩 ▲5六歩 ▽3四歩 ▲5五歩
*阿部の5筋位取り?
*朝から気分が暗くなる。しかも相手が日浦では一層観戦気分が萎える。
▽6二銀
*阿部は羽生との竜王戦死闘後に日浦にその竜王戦で2回負けている。NHK放映のサンダーバードにあの時期熱中したのかもしれない。
▲5八飛 ▽4二玉 ▲4八玉 ▽5二金右 ▲3八玉 ▽6四歩
▲6八金
*棒金。最近多い。55死守にもこれが一番ラク。
▽8五歩 ▲7七角 ▽3二玉 ▲5七金 ▽6三銀 ▲5六金
▽4四歩 ▲2八玉 ▽4三金 ▲3八銀 ▽1四歩 ▲6六歩
*16歩は欲張りすぎと見た阿部。55歩そのものが欲張りすぎ。先手もラクだが後手はもっとラク。
▽7四歩
*こんな歩を無条件に突かせていいワケない。
▲6八飛
*ナニをもったいブッテンだか
▽7三桂
*フツーに受ける。後手はアタマ使わない。
▲7八飛
*阿部も落ちるトコまで落ちた。これが関西芸?
▽4二銀
*95角なら慶太は83飛らしい。涼子は72飛カモらしい。当家はどうでもいい。日浦もそうであろう。早いトコ飛車交換したいので王手を避ける。
▲6八銀
*6分弱の長考で95角断念。その間チャンネルを切り替える。67地点が棒金特有の先手の弱点。なので補強。以下早送り観戦。
▽4五歩
*金はナナメに誘え。すでに臨戦体勢なので1歩損で構わない。
▲6七銀
*早送りした阿部のトボケ顔2分半。45金と取る根性がないだけ。57銀は44金のガッチャマンから47金ブチコミがあるので二度目の弱点補強。
▽5四歩
*そこまでして55歩が惜しいかと日浦も5thアタックで男を上げる。これは直前に放映の対中飛車における教皇5thアタックと同じ。芸が濃い。阿部が竜王戦で2連続日浦に負けた理由も判る。
▲同 歩 ▽8六歩
*45歩効果でいきなり駒アタリ奇数番3。フツー有り得ない。台本が3ページもカットされた。阿部の腰抜けのおかげ。
▲同 角
*負けても同歩はないと阿部が豪語。その前に45歩を取れない理由を述べていただきたい。
▽5四銀 ▲7七桂 ▽6五歩
*同歩は飛車切り
▲6四角 ▽6六歩 ▲同 金 ▽8七飛成 ▲5五歩 ▽4六歩
*駒アタリ奇数番3のX
*あの45歩を残したおかげで絶好の連動手を許した阿部。
▲7三角成 ▽4七歩成 ▲同 銀 ▽7八龍 ▲同 銀 ▽6八飛
*日浦焦った。王手はダメ。歩で楽勝だった。こんな場所は駒アタリ奇数番3か弛めるなら逆行奇数番1と決まっている。王手はナンバー外。アタリ前だが。
▲4八飛
*逆行奇数番3を与えては先手にチャンス発生。
▽6六飛成
*ここで逆行奇数番3では後手の駒損。ミスは認めて清算してやり直すべき。
▲5四歩
*先手桂得。
▽5七金
*冴えない。早送りも曇天気分。駒アタリ偶数番4はダメ。
▲6七歩
*先手初の駒アタリ奇数番5を奪取して逆転。
▽7六龍
*終盤で大駒を逃げたらそれだけで負けと同義語。
▲5五桂 ▽5四金 ▲4三歩 ▽5五角
*1分半でツケの清算。決断は遅いほど手遅れ。
▲4二歩成 ▽同 金 ▲5五馬 ▽同 金 ▲4四角 ▽4六歩
*感想戦では35桂がイヤと阿部。日浦へのナグサメの言葉。すでに先手銀得で後手陣は風前の灯し火なのでナニ言っても阿部のイヤミにしか聞こえない。飛車を取られても2枚換えの計算。
▲5八銀 ▽4八金 ▲同 金 ▽3三角 ▲同角成 ▽同 桂
▲4四銀 ▽4七桂 ▲3八金打
*やはり駒得は大きい。温泉勝ちできる。
▽5四金    ▲4三歩    ▽4四金    ▲4二歩成  ▽同 玉    ▲6五角
▽7五龍    ▲2一角成  ▽3九銀    ▲同 金    ▽同桂成    ▲同 玉
▽4七金    ▲同 銀    ▽同歩成    ▲同 金    ▽4六歩    ▲5三銀
▽同 玉    ▲6五桂打  ▽6三玉    ▲7三金    ▽6四玉    ▲5三銀
▽5五玉    ▲5六金打
*おそらくNHKテクストでは恒例の「こうすれば楽勝だった」と言うトンデモ変化がでてくる。最後まで指すと投了以下の詰み手順文字が必要ない。イチロー式省エネはいいかもしれない。
▽投了

103手で先手の勝ち


1979.02.07-08第28期王将戦 加藤VS中原 第6回加藤一二三講座 対中飛車急戦分析 No: 7566 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/05/09 Mon 08:32:53

1979.02.07-08第28期王将戦 加藤VS中原 第6回加藤一二三講座 対中飛車急戦分析
第6回加藤一二三講座2005.05.08使用棋譜分析

日時:1979.02.07-08
棋戦:第28期王将戦第5局
戦形:対中飛車急戦
先手:加藤一二三
後手:中原誠
▲7六歩
*加藤一二三が先手だと逆符号が正常値になる。
▽3四歩
*前の分析局でカド番となった中原王将は振り飛車示唆。
▲2六歩
*これ以外は眼中にない。
▽4四歩
*どこにフルか
▲2五歩
*信念と呼ぶに最も相応しい手。
*初手76歩が信念かと言うとそれは不明。
*ビッグバンが信念と言うと狂人扱いされかねない。人間の信念など5手目あたりが分相応。
▽3三角 ▲4八銀 ▽4二銀
*歩間3で自縛手選択。向い飛車も四間もないと相手に告げる。鞭打ってくれと言う挑発。
▲6八玉
*背徳の予感を感じつつ。
▽5二飛
*中原のカド番戦略は心理戦。教皇の偶数番原理に対抗して飛車先歩突き中飛車。教皇はAちゃん風などと決して呼ばない。これ見て自信アリとのみ漏らす。
▲7八玉
*信念の3-1から中飛車を見てほっとしながら同一上部構造維持。
▽6二玉
*ブランコディレイ。
▲5六歩
*絶好調の証しとなる先手からの歩間4。
*普通は後手が指すべき構造。
▽7二玉
*ブランコ後進で間にあわせる。中原を信用するとマニア焦る。
▲5八金右
*歩間4維持。
▽8二玉
*後手唯一の主張。ブランコ運動から独りだけ脱線して別天地へ。
▲3六歩
*3-2へ一挙に雪崩込む。自信の根拠。
▽4三銀
*角頭死守。受けに撤する。
▲6八銀
*逆行自陣駒アタリ原理発動。
*玉の移動ではなく周辺駒の移動で玉に働きかけると当家は思考。
▽7二銀
*逆行自陣駒アタリ原理で返す。
*地上では美濃囲いと呼ぶ。
▲4六歩
*後手の飛車先不突き中飛車により教皇には珍しい3rdアタック示唆。これは中原が故意に誘った手。
▽3二金
*45歩3rdアタックを牽制するだけの地点。32金を大山流などと言ってはご本尊が怒る。これが敗因1。当家なら飛車先不突きを活かす。
▲5七銀右
*後手が完全待機策ではすぐに攻めるとすべて迎撃される。54銀阻止で本局初めての受け。
▽9四歩
*先手の自重を見て後手初めてのブランコ前進。9筋の交換は後手がブランコ後進では先手有利だが前進ならどうか?
▲3八飛
*無視すれば先行できるとの性急な判断。
*二回目の3rdアタック示唆。
▽5四歩
*敗因2。心理戦で加藤一二三を煽ったつもりが教義改心の二回目の奇数番を見せられていつものクセで偶数番牽制を選択してしまった。当家ならここで後手から3rdアタック敢行。すでに作戦負けなので勝負手が必要。
▲3五歩
*先手勝勢。4thアタックなら教皇の手中。
▽同 歩 ▲同 飛 ▽3四歩 ▲3六飛 ▽6四歩
*3-3へ。
▲3七桂
*一見自然な進軍だが24歩3rdアタック示唆と教皇の教科書にあるのは意味を成さない。
▽1四歩
*中原の新型などとなぜおだてるのであろう?
*ここを95歩では教皇得意のダブルの4thタックを喰らうだけ。歩を突くなら84歩がないので14歩しかない。手待ちはある。
▲9六歩
*講座はここから。教皇講座は作戦勝ち以後から始まる傾向。ここまでが定跡とはとても思えない。96歩で先手優勢。
▽1五歩
*これが中原新手?当時そう感じて思案に暮れた教皇。13桂変化は「張り合いない。つまらない」と表現。
*中原はナニも考えていない。単に5thで牽制しただけ。それが位の優位性と勘違いしている。
▲5五歩
*中原はヒフミンが奇数番アタックをやるはずないと思って退出。教皇は中原の側に恒例の「覗き立ち」。そこで生涯指折りの改心の一手を放つ。奇数番型棋士なら好む5thアタックだが教皇がやるからこそ豹変の勝ち。
▽同 歩
*以下講座通り先手圧勝。中原は心理戦で改宗を迫って自分の刃で殺された。
▲4五歩
*1歩損で連続駒アタリ奇数番1
▽同 歩
*後手2歩得だが
▲同 桂
*1歩損に戻して進軍。
▽2二角
*ここで迎撃できる布陣にしないといけなかった。
▲4六銀
*教皇は仮想ナンバー選択。実弾なら53歩。
*いずれも三回目の連続駒アタリ奇数番1で進軍2は銀。
▽4四歩
*自動駒アタリ偶数番2で負け。
▲3三歩
*奇数番原理三部作完成の図。
*1=5thアタック
*2=3X駒アタリ奇数番1
*3=仕上げはご存じ駒アタリ奇数番3
▽同 桂 ▲同桂成 ▽同 金 ▲5五銀 ▽3五歩 ▲2六飛
▽3四金 ▲5四歩 ▽3六歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲2三歩
▽3三角 ▲3六飛 ▽3五歩 ▲6六飛
*教皇曰く。「楽しい手、愉快な手、痛快な手というモノあり」
*これは痛快な手とのこと。
▽4五金 ▲5三歩成 ▽同 飛 ▲6四銀 ▽5一飛 ▲3四歩
▽4二角 ▲9七角
*すでに先手勝ちだがここから最近の当家の主題であるナナメの中空三角理論へ突入。森内羽生も今期名人戦で意識している形。中空三角理論の柱が二本立てとなることでナナメに重心が移行。
▽6五歩
*第1柱への注入1
▲同 飛 ▽5四銀
*第2柱への注入1
▲5二歩
*第2柱への注入2
▽同 金 ▲5三歩
*第2柱への注入3
▽6二金 ▲4五飛
*棋理に従い切り時。
▽同 歩 ▲2二歩成
*ここで生身の加藤一二三は棋王に加えて王将獲得を確信した模様。
▽9五歩 ▲3二と ▽9六歩 ▲7五角
*この逃げにやや現世への恥じらいを覚えつつ。
▽5三角 ▲同銀成 ▽同 飛 ▲6四角打
*双頭手でナナメの力学完遂。
▽6三銀引 ▲5三角成 ▽同 金 ▲同角成 ▽5六飛 ▲6三馬
▽同 銀 ▲6二金 ▽投了

95手で先手の勝ち


本日のもうひとつのオチはボツ No: 7565 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/05/06 Fri 22:22:53

裏番組のタラコちゃんは一体なんであろう?
32手目に35同飛はダメと結論はでている。2005.04.22竜王戦1組丸山vs羽生でも釘をさしたばかり。
それでも世の中ナニも知らないで生きて行ける場合がある。タラコちゃんの場合は負け方も知らなかった。中原囲いがサウナになっている。あの香車は三浦のマネであろうか? 中原は負け方を知っているだけ立派。負けても貰っても十分楽しめた。コッチの方はやはり島が怒らないといけなかった。これはそのマンマ便所行き。

先手:島
後手:タラコ野ちゅき
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩
▲7八金 ▽3二金 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲4八銀 ▽6二銀
▲3六歩 ▽7四歩 ▲3三角成 ▽同 桂 ▲3五歩 ▽同 飛
▲4六角 ▽2五歩 ▲1六飛 ▽3四飛 ▲3五歩 ▽5四飛
▲9一角成 ▽7三桂 ▲7五歩 ▽4五桂 ▲6八銀 ▽2八角
▲7六飛 ▽7五歩 ▲同 飛 ▽5五飛 ▲7四飛 ▽1九角成
▲2三歩 ▽同 銀 ▲2四歩 ▽1二銀 ▲5六香 ▽7一香
▲5五香 ▽同 馬 ▲7七桂 ▽3六歩 ▲7五飛 ▽5四馬
▲8二馬 ▽7六歩 ▲7一馬 ▽同 金 ▲3四香 ▽7七歩成
▲3二香成 ▽同 玉 ▲7七銀 ▽3七桂打 ▲3四歩 ▽4九桂成
▲同 玉 ▽4二金 ▲2三桂 ▽4一玉 ▲3一飛 ▽5二玉
▲3三歩成