2005.02.06分析マシュダ一家
2005.02.06NHK杯準々決勝 康光VS羽生 角換り宦官腰掛け銀
終着駅56/57


2005.02.06NHK杯準々決勝 康光VS羽生 角換り宦官腰掛け銀 No: 7243 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  05/02/06 Sun 22:19:23

2005.02.06NHK杯準々決勝 康光VS羽生 角換り宦官腰掛け銀

放映:2005.02.06
棋戦:NHK杯準々決勝
戦形:角換り宦官腰掛け銀
先手:佐藤康光
後手:羽生善治

▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4六歩 ▽6四歩 ▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉
▲5八金 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽5四銀 ▲4五歩 ▽6五歩
▲7九玉 ▽5二金 ▲3六歩 ▽6四角 ▲3七角 ▽同角成
▲同 桂 ▽6四角 ▲4八金 ▽7四歩 ▲1七香 ▽3三銀
▲1八飛 ▽2四銀 ▲4七金 ▽7三桂 ▲8八玉 ▽4二金右
▲4六角 ▽同 角 ▲同 金 ▽5二金 ▲4七銀 ▽6二金
▲5八銀 ▽8一飛 ▲3八飛 ▽4二玉 ▲5六歩 ▽5二玉
▲5七銀 ▽4二玉 ▲4七金 ▽5二玉 ▲4六銀 ▽6三銀
▲2五桂 ▽5四歩 ▲5八飛 ▽5三金 ▲5五歩 ▽同 歩
▲同 銀 ▽5四歩 ▲4六銀 ▽6二玉 ▲5七銀 ▽4二金
▲6八飛 ▽3五歩 ▲6六歩 ▽3六歩 ▲5六金 ▽3七歩成
▲6五歩 ▽4七と ▲6六銀右 ▽3五角 ▲6九飛 ▽4六と
▲6四歩 ▽同 銀 ▲4六金 ▽同 角 ▲6五歩 ▽同 桂
▲同 銀 ▽同 銀 ▲同 飛 ▽6四歩 ▲6七飛 ▽5六金
▲2七飛 ▽6九銀 ▲6八歩 ▽7八銀成 ▲同 玉 ▽2五銀
▲同 歩 ▽6五桂 ▲3四桂 ▽5二金寄 ▲6六銀打 ▽3六歩
▲6五銀 ▽同 歩 ▲4七銀 ▽3七歩成 ▲4六銀 ▽2七と
▲3五角 ▽3八飛 ▲8八玉 ▽6七金 ▲7九銀 ▽8六銀
▲同 歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽7八銀
▲同 銀 ▽同 金 ▲同 玉 ▽6七銀 ▲投了
136手で後手の勝ち

04=32金。 康光がゴーサマ矢倉を避けたので角換り腰掛け銀でという羽生の合図。
10=77角成。やけに素直。羽生の挑発に康光がしばらく躊躇して時間を少し稼いだのにこれで互角。千日手にしたい時は時間稼ぎをする為に42銀とする。
15=96歩。羽生が72銀型なので。
16=94歩。受けない指し方もあるが羽生は迷いなく3+2選択。
17=16歩。康光が歩間4で打診。
18=14歩。未来の棋士は手抜きする。羽生は20秒の迷い。
以下角換り腰掛け銀へ。この28手目までの10分間が当家にとって至福の時間。1手ごとに彼らのピュアな会話が聞こえてくる。
29=45歩!1分半ほど康光が考えた為に青野解説がここから入る。
45歩は康光が喧嘩を売る手。この手の代表格は深浦。
>2003.05.01朝日オープン第4局 深浦康市VS堀口一史座角換り腰掛け銀48飛型 三度目の誘惑
>第4回「朝日オープン第4局」深浦のポン引き解説1
青野解説は相変らずいい加減なので聞いてらんない。45歩解説ができない。深浦ならよろこんでベラベラ喋る。ここで音声を切りたいがタイム計測しているのでそれもできない。羽生康光級になると1秒の価値が凄い。秒の流れを見ているだけでスリリング。
康光が深浦好みの変態手を羽生相手に出すと言うことはアレを思い出したのであろう。康光にはカシがある。2年前の棋王戦で羽生が右玉で千日手を狙ったあの忌まわしい決戦。
2002.2.03 棋王戦第1局 佐藤康光九段VS羽生善治棋王
角換り後手右玉「 Q&Aの断末魔」
あの時羽生は当家にボロクソ言われて惨敗した。タイトルホルダーが公開対局で露骨に千日手を見せるとは何事かと。羽生の2002年からの凋落はあの対局前後から始まる。康光は王将を奪取し羽生は棋王を死守。翌年羽生の棋王戦不敗伝説は丸山が2連敗後の奇跡の3連勝で打ち破る。当家の独り勝ちであった。
タイトルは荷が重い。芸を見せろと要求される。森内も最近実感している。千日手など狙ったらタイトルホルダーは殺されかねない。だから挑戦者の方が気がラクと。羽生は違う。陣屋のオカミを嫌う不良記者のようにカッコつけんなバカと思っているわけではない。千日手にさえ様式があると思っているのがマシュダ一家と恐らく羽生のみ。だからマジックなどと言うと本気で怒り出す。
30=65歩。3+5の奇数番に戻す。これで腰掛け銀が中和。当家では最近「宦官腰掛け銀」と呼ぶ。虚勢ネコと呼ぶ者もいる。2003.05.01朝日オープン第4局の当家の実況&分析ではこの幻の65歩はブルセラショップ扱いだったのでまだマシな表現であろう。

2003.05.01朝日オープン第4局実況&分析 マシュダ一家=「控え室の行方解説によると最新研究がみられるとのことである。角換わり腰かけ銀ならば先後同型が最新流行である。古着屋に最新流行のファッションがあるのであろうか?
ここでシーザーが古着屋をブルセラショップと思い込めば65歩という新種の先後同型も有り得る。角打ちには角打ちで対抗するという海賊路線である。しかしそれではヒーロー漫画となるので73桂馬とするしかないであろう」

2年近くも経ったので羽生が時効と思ってブルセラショップに行ったことになる。NHK杯も落ちるところまで落ちた。

33=36歩。2+6の悪手。やはり先手で偶数番はダメ。
34=64角。ゴーダでも打つ。
35=37角。仕方ない。
37=同桂。この手得は「宦官腰掛け銀」では嬉しくない。
38=64角。強迫神経症。女流将棋でよく見かける。
39=48金。思い出深い手。47金は大抵負けている。奇数番が偶数番になるため。48金なら37桂の手得のマイナスを手損でカバーできる。昔は高等戦術などと言うバカげた用語を連盟棋士は多用していた。
40=74歩。角の打ち損は困るのでここで双頭手=73桂+75歩。
1+7の関係がここで固定される。7thアタックが先手から可能かと言う将棋になる。角換り腰掛け銀では8thアタックしか定跡化されていない為にこれは大変な試練。
41=17香。双頭手で対抗=端攻め+香逃げ。
42=33銀。端攻めに備える。
43=18飛。康光が王将を獲得したバンカーバスターではない。
44=24銀。何もさせない。1+7にボンドを塗りたくる。
45=47金。これで37桂の手得解消。来いと誘う。
46=73桂。羽生レベルでは7thアタックができないので。
47=88玉。「羽生さんにできなければ私にもできません」と康光。
48=42金。ナツメロを歌いながら。すでに6分差で後手金持ち。
49=46角。連動手で金を上げる「宦官腰掛け銀」の換算術。
52=52金。ナツメロCDをもう一度聞く。
53=47銀。藤井相手には有効。羽生相手だと 「宦官腰掛け銀」が腰抜け銀となる。
54=62金。千日手でも構わない。
55=58銀。56銀のナツメロリクエストは嫌われるので。
56=81飛。千日手には目に優しい右玉準備万端。
57=38飛。35歩の7thアタックが可能か探るが・・・
58=42玉。先逃げ。
59=56歩。7+2へ。
60=52玉。玉の泡踊りが最強。森内にも羽生はやられて痛めつけられたので。
61=57銀。7thアタック示唆。
62=42玉。どーぞと煽る。
63=47金。行かず後家の貞操。
64=52玉。玉名市はタマナシと読む。
65=46銀。笑えない落語に笑うアワジーなら谷川と笑ってくれる。
66=63銀。7+2にしたのがアンタでしょとさらに煽る。ここからが先手のニューデザインの見せ所だが非常に難しい。NHK杯で即興で作成するのは奇跡に近い。先手はどこかに角を打ちたい。角換り腰掛け銀では有り得ない56歩を先手が59手目で突いたからにはここに角を打って四方を睨む陣形を作成してみたくなる。
67手目57角変化1
▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀    ▽4二銀
▲3八銀    ▽7二銀    ▲9六歩    ▽9四歩    ▲1六歩    ▽1四歩
▲4六歩    ▽6四歩    ▲4七銀    ▽6三銀    ▲6八玉    ▽4一玉
▲5八金    ▽3一玉    ▲5六銀    ▽5四銀    ▲4五歩    ▽6五歩
▲7九玉    ▽5二金    ▲3六歩    ▽6四角    ▲3七角    ▽同角成
▲同 桂    ▽6四角    ▲4八金    ▽7四歩    ▲1七香    ▽3三銀
▲1八飛    ▽2四銀    ▲4七金    ▽7三桂    ▲8八玉    ▽4二金右
▲4六角    ▽同 角    ▲同 金    ▽5二金    ▲4七銀    ▽6二金
▲5八銀    ▽8一飛    ▲3八飛    ▽4二玉    ▲5六歩    ▽5二玉
▲5七銀    ▽4二玉    ▲4七金    ▽5二玉    ▲4六銀    ▽6三銀
▲5七角    ▽3一飛    ▲3五歩    ▽同 歩    ▲同 銀    ▽3六歩
▲2五桂    ▽2七角    ▲3九飛    ▽3五銀    ▲同 角    ▽3八銀
▲投了
78手で後手の勝ち
やはり27が傷になる。
そこで67手目57角変化2
▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀    ▽4二銀
▲3八銀    ▽7二銀    ▲9六歩    ▽9四歩    ▲1六歩    ▽1四歩
▲4六歩    ▽6四歩    ▲4七銀    ▽6三銀    ▲6八玉    ▽4一玉
▲5八金    ▽3一玉    ▲5六銀    ▽5四銀    ▲4五歩    ▽6五歩
▲7九玉    ▽5二金    ▲3六歩    ▽6四角    ▲3七角    ▽同角成
▲同 桂    ▽6四角    ▲4八金    ▽7四歩    ▲1七香    ▽3三銀
▲1八飛    ▽2四銀    ▲4七金    ▽7三桂    ▲8八玉    ▽4二金右
▲4六角    ▽同 角    ▲同 金    ▽5二金    ▲4七銀    ▽6二金
▲5八銀    ▽8一飛    ▲3八飛    ▽4二玉    ▲5六歩    ▽5二玉
▲5七銀    ▽4二玉    ▲4七金    ▽5二玉    ▲4六銀    ▽6三銀
▲5七角    ▽3一飛    ▲7五歩    ▽同 歩    ▲同 角    ▽7四歩
▲5七角    ▽中断
1歩手持ちしたが角を手放した分先手の攻め筋が見えすぎている。もし後手が歩交換も拒否すれば64銀で単なる角の打損で即負けとなる。
67手目57角変化3
▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀    ▽4二銀
▲3八銀    ▽7二銀    ▲9六歩    ▽9四歩    ▲1六歩    ▽1四歩
▲4六歩    ▽6四歩    ▲4七銀    ▽6三銀    ▲6八玉    ▽4一玉
▲5八金    ▽3一玉    ▲5六銀    ▽5四銀    ▲4五歩    ▽6五歩
▲7九玉    ▽5二金    ▲3六歩    ▽6四角    ▲3七角    ▽同角成
▲同 桂    ▽6四角    ▲4八金    ▽7四歩    ▲1七香    ▽3三銀
▲1八飛    ▽2四銀    ▲4七金    ▽7三桂    ▲8八玉    ▽4二金右
▲4六角    ▽同 角    ▲同 金    ▽5二金    ▲4七銀    ▽6二金
▲5八銀    ▽8一飛    ▲3八飛    ▽4二玉    ▲5六歩    ▽5二玉
▲5七銀    ▽4二玉    ▲4七金    ▽5二玉    ▲4六銀    ▽6三銀
▲5七角    ▽6四銀    ▲5五銀    ▽同 銀    ▲同 歩    ▽4九角
▲2八飛    ▽2七銀    ▲2九飛    ▽3八角成  ▲投了
76手で後手の勝ち
55銀ではなく35歩でもやはり36歩と叩かれては27角で即負け。桂馬が邪魔で35歩と突けない。これでは丸山でも匙を投げる。
67=25桂。逆算による悪手。狙うのは52玉。幽霊屋敷では質駒。
68=54歩。8th作成。来いと。
69=58飛。55か35か迷った挙げ句の悪手連鎖。連鎖反応は仕方ない。
70=53金。悪形だが仕方ない。金は下がれない。
71=55歩。悪手連鎖反応の8thアタック。すでに考慮時間経過で10分差となったので時間との相談。後手にも仕掛けはないので悪形の金を狙撃する手がここであるかどうか?
例の57角がここで再登場。
71手目57角変化1
▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀    ▽4二銀
▲3八銀    ▽7二銀    ▲9六歩    ▽9四歩    ▲1六歩    ▽1四歩
▲4六歩    ▽6四歩    ▲4七銀    ▽6三銀    ▲6八玉    ▽4一玉
▲5八金    ▽3一玉    ▲5六銀    ▽5四銀    ▲4五歩    ▽6五歩
▲7九玉    ▽5二金    ▲3六歩    ▽6四角    ▲3七角    ▽同角成
▲同 桂    ▽6四角    ▲4八金    ▽7四歩    ▲1七香    ▽3三銀
▲1八飛    ▽2四銀    ▲4七金    ▽7三桂    ▲8八玉    ▽4二金右
▲4六角    ▽同 角    ▲同 金    ▽5二金    ▲4七銀    ▽6二金
▲5八銀    ▽8一飛    ▲3八飛    ▽4二玉    ▲5六歩    ▽5二玉
▲5七銀    ▽4二玉    ▲4七金    ▽5二玉    ▲4六銀    ▽6三銀
▲2五桂    ▽5四歩    ▲5八飛    ▽5三金    ▲5七角    ▽6四銀
▲3五歩    ▽同 歩    ▲同 銀    ▽同 銀    ▲同 角    ▽6九角
▲4八飛    ▽5九銀    ▲4九飛    ▽5八角成  ▲5三角成  ▽同 玉
▲3九飛    ▽3三歩    ▲7二銀    ▽8四飛    ▲6三金    ▽4二玉
▲6四金    ▽4七馬    ▲3四歩    ▽同 歩    ▲同 飛    ▽3三歩
▲5四飛    ▽投了
97手で先手の勝ち
今度は飛車を狙撃された瞬間に53角切りが成立する。飛車を逃げた手が32地点の金アタリ。それを防ぐと72銀から取ったばかりの金で63金の王手銀取り。従って71手目57角変化1の64銀は悪手となる。ここが最後のチャンスだったかもしれない。ひとめ飛車の頭に角を打つ構図など前例がないので空想変化かもしれない。元々は角換り腰掛け銀に有り得ない56歩から始まった57角構想の終着駅なので可能性はある。アイデアのきっかけは前例とどこが違うのか見るところから始まる。56歩を突いた手が大きな分岐なのでそこから再構築しないといけないとだけはわかっている。55歩を突くための56歩なのか57地点開放手だったのかという方向性しかない。康光構想にはいつも夢があって楽しい。
73=55同銀。角換り腰掛け銀の8thアタックなら35歩+75歩が先に入るがこの局面では35歩は自滅。75歩は84飛で飛にアブラ。7筋切らして46銀と戻るようでは負けなので行くしかないが52玉では角打援軍がない。53地点へ利かすなら97角か84飛後の71角しかないのではこんなカンジで簡単に負けてしまう。

73手目75歩+71角
▲7六歩 ▽8四歩 ▲2六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8五歩
▲7七角 ▽3四歩 ▲8八銀 ▽7七角成 ▲同 銀 ▽4二銀
▲3八銀 ▽7二銀 ▲9六歩 ▽9四歩 ▲1六歩 ▽1四歩
▲4六歩 ▽6四歩 ▲4七銀 ▽6三銀 ▲6八玉 ▽4一玉
▲5八金 ▽3一玉 ▲5六銀 ▽5四銀 ▲4五歩 ▽6五歩
▲7九玉 ▽5二金 ▲3六歩 ▽6四角 ▲3七角 ▽同角成
▲同 桂 ▽6四角 ▲4八金 ▽7四歩 ▲1七香 ▽3三銀
▲1八飛 ▽2四銀 ▲4七金 ▽7三桂 ▲8八玉 ▽4二金右
▲4六角 ▽同 角 ▲同 金 ▽5二金 ▲4七銀 ▽6二金
▲5八銀 ▽8一飛 ▲3八飛 ▽4二玉 ▲5六歩 ▽5二玉
▲5七銀 ▽4二玉 ▲4七金 ▽5二玉 ▲4六銀 ▽6三銀
▲2五桂 ▽5四歩 ▲5八飛 ▽5三金 ▲5五歩 ▽同 歩
▲7五歩 ▽8四飛 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲7一角 ▽7五歩
▲5五銀 ▽5四歩 ▲7四歩 ▽同 飛 ▲8二角成 ▽5五歩
▲9一馬 ▽6九角 ▲投了
86手で後手の勝ち

角は最低限双頭手で打てとの格言に従って57角とするとやはり69角ですぐに負ける。57角の終着駅はとうにすぎた。58飛+47金の形がひどい。
▲7六歩    ▽8四歩    ▲2六歩    ▽3二金    ▲7八金    ▽8五歩
▲7七角    ▽3四歩    ▲8八銀    ▽7七角成  ▲同 銀    ▽4二銀
▲3八銀    ▽7二銀    ▲9六歩    ▽9四歩    ▲1六歩    ▽1四歩
▲4六歩    ▽6四歩    ▲4七銀    ▽6三銀    ▲6八玉    ▽4一玉
▲5八金    ▽3一玉    ▲5六銀    ▽5四銀    ▲4五歩    ▽6五歩
▲7九玉    ▽5二金    ▲3六歩    ▽6四角    ▲3七角    ▽同角成
▲同 桂    ▽6四角    ▲4八金    ▽7四歩    ▲1七香    ▽3三銀
▲1八飛    ▽2四銀    ▲4七金    ▽7三桂    ▲8八玉    ▽4二金右
▲4六角    ▽同 角    ▲同 金    ▽5二金    ▲4七銀    ▽6二金
▲5八銀    ▽8一飛    ▲3八飛    ▽4二玉    ▲5六歩    ▽5二玉
▲5七銀    ▽4二玉    ▲4七金    ▽5二玉    ▲4六銀    ▽6三銀
▲2五桂    ▽5四歩    ▲5八飛    ▽5三金    ▲5五歩    ▽同 歩
▲7五歩    ▽8四飛    ▲3五歩    ▽同 歩    ▲5七角    ▽6九角
▲4八飛    ▽4七角成  ▲同 飛    ▽5六金    ▲投了
82手で後手の勝ち
 
73=55同銀。そこで1歩手持ちに満足して我慢。
74=54歩。後手は受けるだけなのでラク。
76=62玉。後手陣安泰。
77=57銀。3筋から攻めるのでは玉が遠い。むしろ後手の85歩が脅威。
78=42金。先手が35歩の利権も完全放棄したので。
79=68飛。玉に合わせて移動。
80=35歩。今度こそ7thアタックで逆襲。
81=66歩。駒アタリ偶数番2は悪手の見本。
82=36歩。連動手。後手優勢。先手の利権は仮想3rdアタックにあったが実弾の駒アタリ偶数番2ですべてオジャン。後手は仮想駒アタリ奇数番3のジョーカーを持っている為に挽回は苦しい。25桂がタコにされた。
以下見たマンマ。心の敗因は深浦の手などマネしたこと。
見どころは最初の10分に尽きる。素晴らしい放映。