ＮＨＫも芸がない。なんで来週の棋聖2解説がタコトラで中井の将棋がナベラなのか？逆ならちょうど良い。
女流王将戦五番勝負第4局の解説内容は当家と同じ。
中井の24歩がタコと言っている。石橋はこんなモノ同銀でなんでもなかった。93歩成以下はアホとナベラも言っている。
さすがに85桂が悪手とは言えないであろう。若手の辛口などアタリ前のことを言っているだけ。「惜しかったね」などどゴマカス体質が軟弱すぎるので「辛口」に見えるだけ。

昨晩午後9時8分、先手森内が71手で谷川に勝って準決勝に。
隣では王将戦加藤一二三VSキムカズであった。真っ先に対局室入りした谷川は下座でじっと森内を待つ。ヒフミンがハス向いに。悪しき慣習振り駒の結果「歩」が3枚で谷川後手に。初手26歩に谷川5分考えて84歩。これでおよそ負けると分かる。5分躊躇した中にヒフミン精神が映った。相掛り十字架銀停滞地点から22手め62銀が昼までに指されたがすでに先手指しやすい。森内が昼食後の決断で25銀から金銀交換に成功してはすでに谷川に勝ち目はない。
この戦形は後手が十字架銀に誘導できなかったら負けるのがマシュダ一家の結論。だから毎日が書く「引き飛車棒銀」などと言う戦法はハメ手定跡の中にしか存在しない。この戦形は28飛以後「相掛り蛇行銀」か「相掛り十字架銀」しかないのが当家の構図。谷川は負けて当然。

山崎がまた決勝で羽生に負けた。羽生にチャンスを奪われたのはこれで3回目。昨年はゴキゲン急戦定跡の先手で負け、今春には山崎スペシャルから横歩を取られるポカで敗勢だった将棋を羽生に緩めてもらって何とか形にしてもらった。昨日は午後7時40分、後手の羽生王座が11分残して山崎は1分将棋で114手めで投了。先手番で二回も負ければ実力。日経の神谷浩司記者が将棋王国で「悔し涙にくれる」と将棋王国に速報したので山崎は涙顔であったかもしれない。「山崎やったか？」から「ダメだこりゃ」のいつものパターンであろう。しかしハッキリ実力負け。朝日OPを見ると羽生には到底勝てないと解る。そもそも谷川研の若頭が親分に挑戦できるワケない。
これで3年連続の谷川羽生の王位戦。
谷川も今の状態では今回は王位を取られる運命にある。昨日行なわれた対森内戦を見ても羽生との距離は明か。