2004.06.25B級1組順位戦
2004.06.26分析マシュダ一家

2004.06.25B1順位戦 井上VS郷田 森下システム 7th満開
2004.06.25B1順位戦 タコトラVS森下 森下システム 6th破壊手
2004.06.25B1順位戦 島VS中村 手損角換り 中村8th15歩
2004.06.25B1順位戦 北浜VS阿部 中座飛車37桂-73桂型
2004.06.25B1順位戦 シーザーVSブタ 森下システム55歩4thタコ仕掛け
2004.06.25B1順位戦 行方VS中川
相掛り三部作 十字架銀への道


2004.06.25B1順位戦 井上VS郷田 森下システム 7th満開  No: 5697 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 19:52:05

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組 2回戦
戦形:相矢倉森下システム
先手:井上慶太
後手:郷田真隆
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6七金右 ▽5二金 ▲6九玉 ▽3三銀
▲7七銀 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲7九角 ▽7四歩
▲3七銀 ▽6四角 ▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲8八玉 ▽2二玉 ▲4六銀 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽7三角
▲2六歩 ▽9四歩 ▲1六歩 ▽1四歩 ▲3八飛 ▽2四銀
▲1八香 ▽9五歩 ▲6五歩 ▽8五歩 ▲2五桂 ▽4二銀
▲3五歩 ▽同 銀 ▲同 銀 ▽同 歩 ▲1五歩 ▽同 歩
▲6四歩 ▽同 歩 ▲3五角 ▽3四歩 ▲6八角 ▽2四歩
▲1二歩 ▽以下略
61手でマシュダ一家は先手の判定勝ちとする。

タコトラの森下システムが余りにひどいので東京の家元はブチ切れたが、関西将棋会館の慶太はキチンと先手番としてスッキリまとめている。
45=65歩。慶太の勝負手。これを咎められたら負け。
46=85歩。敗因1。ゴーダ矢倉のツケ。森下は決して65歩を許さない。
48=42銀。敗因2。
49=7thからの駒アタリ奇数番1で先手優勢。
60=24歩。敗着。こんな手有り得ない。
61=12歩。決まった。
以下無意味。


2004.06.25B1順位戦 タコトラVS森下 森下システム 6th破壊手 No: 5696 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 19:23:04

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組 2回戦
戦形:相矢倉森下システム 6th破壊手
先手:田中寅彦
後手:森下 卓
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲6六歩 ▽6二銀
▲5六歩 ▽5四歩 ▲4八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽3二金
▲7八金 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲7七銀 ▽3三銀
▲7九角 ▽3一角 ▲3六歩 ▽4四歩 ▲3七銀 ▽6四角
▲6七金右 ▽7四歩 ▲6八角 ▽4三金右 ▲7九玉 ▽3一玉
▲8八玉 ▽2二玉 ▲4六銀 ▽5三銀 ▲3七桂 ▽9四歩
▲1六歩 ▽1四歩 ▲2六歩 ▽2四銀 ▲1八香 ▽8五歩
▲9六歩 ▽7三角 ▲2九飛 ▽4二銀 ▲5七角 ▽6二飛
▲3九飛 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽同 香 ▲同 香 ▽同 角
▲1五歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽同 歩 ▲2五桂 ▽7三角
▲5五歩 ▽9二飛 ▲9七歩 ▽5五歩 ▲3八香 ▽3四香
▲6五歩 ▽1六歩 ▲同 香 ▽同 香 ▲3三歩 ▽同銀上
▲同桂成 ▽同 銀 ▲8三銀 ▽5二飛 ▲7四銀不成▽5六歩
▲7五角 ▽5七歩成 ▲同 金 ▽4六角 ▲同 金 ▽7一香
▲3六歩 ▽同 歩 ▲3五歩 ▽同 香 ▲同 金 ▽7四香
▲3六香 ▽5八飛成 ▲4四金 ▽7五香 ▲4三金 ▽同 金
▲3三香成 ▽同 桂 ▲3四歩 ▽7九銀 ▲同 飛 ▽8六桂
▲3三歩成 ▽同 金 ▲8六歩 ▽同 歩 ▲同 銀 ▽8七歩
▲同 玉 ▽8五歩 ▲同 銀 ▽8六歩 ▲同 玉 ▽8四歩
▲1四桂 ▽3二玉 ▲2一角 ▽4一玉 ▲8四銀 ▽7四銀
▲8五銀 ▽同 銀 ▲同 玉 ▽7三銀 ▲同銀不成 ▽同 桂
▲7四玉 ▽7二銀 ▲8三歩 ▽8五角 ▲8四玉 ▽9四金
▲7五玉 ▽7四香 ▲6六玉 ▽投了
135手で先手の勝ち

家元同士の仁義無き戦い。イビアナ開発者タナトラが正調森下システムの本家取り。
23=37銀。スズメ刺しを警戒する順。しかし手の内を逆に先手が見せる為に森下システムの方針とは違う。
森下は悩ましい所。自分と戦う気分であろう。
27=68角。だからこうなる。
36=94歩。すでに46銀+37桂の形を先手に組まれたあとでは緩手。後手は何もせずにじっと待つ態度なのでこの端歩はただなんとなく指しただけ。
37=16歩。だからこのスィングで先手に主導権を完全掌握される。
42=85歩。強引な5th。何とか作戦負けを打開したい勝負手。
43=96歩。緩手。すでに悠長に6thなど作成するようでは後手の勝負手成功。
45=29飛。緩手。
49=39飛。どうやらタコトラは千日手で良いと思っているらしい。後手番でタコトラ矢倉を見せたいのであろう。今までのは森下システムパロディーなんですと先手はあざ笑っている。
50=95歩。森下ブチ切れてフザケンなと。これは故意の破壊手。
感想戦では双方に勝ちがあったなどと慰めあったことであろう。棋譜は互いに犬猿の仲。


2004.06.25B1順位戦 島VS中村 手損角換り 中村8th15歩 No: 5695 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 18:59:59

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組順位戦 2回戦
戦形:手損角換り 中村8th15歩
先手:島  朗
後手:中村 修
▲7六歩 ▽3四歩 ▲2六歩 ▽4二飛 ▲4八銀 ▽6二玉
▲6八玉 ▽8八角成 ▲同 銀 ▽7二玉 ▲7八玉 ▽3二銀
▲2五歩 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽2二飛 ▲7七銀 ▽5二金左
▲8八玉 ▽8二玉 ▲7八金 ▽7二銀 ▲4六歩 ▽6四歩
▲4七銀 ▽7四歩 ▲6六歩 ▽6三金 ▲5八金 ▽7三桂
▲9六歩 ▽9四歩 ▲3七桂 ▽8四歩 ▲2九飛 ▽5四歩
▲4八金 ▽6二金直 ▲1六歩 ▽1四歩 ▲5六銀 ▽8三銀
▲6七銀 ▽4二銀 ▲5六歩 ▽5一銀 ▲9八香 ▽5二銀
▲9九玉 ▽6一銀 ▲8八銀 ▽7二銀上 ▲7七桂 ▽8五桂
▲8六歩 ▽7七桂成 ▲同 銀 ▽7三桂 ▲8八銀 ▽6一金
▲7七桂 ▽7一金 ▲8九玉 ▽9二香 ▲9九玉 ▽8一金
▲8九玉 ▽9一玉 ▲9九玉 ▽1五歩 ▲同 歩 ▽3五歩
▲4一角 ▽4四歩 ▲3五歩 ▽5五歩 ▲同 歩 ▽5二角
▲同角成 ▽同 飛 ▲5九飛 ▽1五香 ▲4一角 ▽5三飛
▲6三角成 ▽同 飛 ▲5四歩 ▽5二歩 ▲1五香 ▽6五歩
▲同 歩 ▽同 桂 ▲6六歩 ▽7七桂成 ▲同 銀 ▽3六歩
▲6五香 ▽3三飛 ▲6二香成 ▽3七歩成 ▲4九金 ▽4八と
▲同 金 ▽2六角 ▲3七桂 ▽3五角 ▲3四歩 ▽7三飛
▲4七金 ▽4五歩 ▲7二成香 ▽同 銀 ▲6四金 ▽9三飛
▲5三歩成 ▽同 歩 ▲7四金 ▽8二香 ▲1二香成 ▽3八角
▲5六金 ▽5五桂 ▲投了
122手で後手の勝ち

当家が大好きな中村。
4=42飛。もう何かやりそうな気配。
8=88角成。42飛から手損角換りを披露。
16=22飛。これで2手損。手損角換り戦法が1手損とは限らないと言う当家の主張を裏づける中村。だから好き。朝日OPで「後手番1手損角換り戦法」などと世間に誤った名称を広める朝日新聞記者はコレをキチンと読むように。
26=74歩。角換りさえなければ凄い挑発。
27=66歩。コレで島は負けると解る。
70=15歩。桂離宮で以前康光相手に見せた中村得意の仕掛け。
76=55歩。よくもこのようなアクロバティックな仕掛けを成立させるものと見とれてしまう。
78=52角打ち。これが歩を三枚犠牲にしたクライマックス。
80=52同飛。連動手で歩を狙う仕組み。歩が入れば無論36歩。
82=15香。中村座公演第二弾。凄い。これで1歩もぎ取り36歩が余りに厳しい。
83=41角。以下36歩を阻止する非常手段。 島は暴れる人質。
96=36歩。結局無理やり注射を打たされた。
以下麻薬漬けにされて島はメロメロ。
中村の仕掛けはウッソーという所から始まる。大抵コケるがこの日は大成功。
なぜこの仕掛けが成立したかと言うと、中村には悪いが当家が構造をバラしてしまおう。15歩は8thからの駒アタリ奇数番1。角換り腰掛け銀における先手の仕掛けナンバーと同じ。
島。わかった?
貴様がチンタラチンタラ指している間に中村はキチンと指折り数えていただけ。


2004.06.25B1順位戦 北浜VS阿部 中座飛車37桂-73桂型 No: 5694 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 18:30:04

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組 2回戦
戦形:中座飛車37桂-73桂型
先手:北浜健介
後手:阿部 隆
▲2六歩 ▽3四歩 ▲7六歩 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩
▲2五歩 ▽8五歩 ▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽8六歩
▲同 歩 ▽同 飛 ▲3四飛 ▽3三角 ▲3六飛 ▽2二銀
▲8七歩 ▽8五飛 ▲2六飛 ▽4一玉 ▲5八玉 ▽6二銀
▲3六歩 ▽5一金 ▲3八銀 ▽7四歩 ▲3七桂 ▽7三桂
▲4八金 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲3五歩 ▽8五飛
▲3三角成 ▽同 桂 ▲8八銀 ▽4四角 ▲7七角 ▽3五角
▲3六飛 ▽3四歩 ▲8四歩 ▽4四角 ▲8三歩成 ▽7七角成
▲同 桂 ▽8三飛 ▲3四飛 ▽2四歩 ▲6六角 ▽2三金
▲8四歩 ▽8一飛 ▲7四飛 ▽3六歩 ▲3四歩 ▽3七歩成
▲同 銀 ▽2五桂 ▲2六銀 ▽4四桂 ▲2五銀 ▽同 歩
▲3五桂 ▽3六桂 ▲3七金 ▽5二玉 ▲3六金 ▽6四歩
▲2三桂成 ▽6三角 ▲6四飛 ▽2三銀 ▲3三歩成 ▽3六角
▲4二金 ▽投了
79手で先手の勝ち

阿部はいつまでこんなことやってんだか。
中座飛車の葬式2はこちら=37桂-73桂型 2004.05.16棋聖戦挑決 森内VS木村
浜ちゃんは43手め36飛。やはり55金はお下劣と思ってくれている。
45=84歩。次に飛車切って同飛なら83歩成、同歩なら34歩。
52=24歩打ち。同飛なら36歩。放置なら25桂の礎石と勘違いした阿部。この歩は23地点からではなく確かに駒台の歩がここに打たれた。
53=66角。浜ちゃんは自分と似た手をマネされて笑いながら「報知新聞」を読みながら双頭手。
54=23金。愚型。以下ボロボロ。双頭手一発で決まるほど24歩はアホ丸出しであった。NHK阿部講座では「良い手悪い手ブタのヘソ」の三番目に先崎55歩と共に取り上げて頂きたい。


2004.06.25B1順位戦 シーザーVSブタ 森下システム55歩4thタコ仕掛け No: 5693 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 18:05:12

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組順位戦 2回戦
戦形:相矢倉森下システム 後手55歩4thブタ仕掛け
先手:堀口一史座
後手:先崎 学
▲7六歩 ▽8四歩 ▲6八銀 ▽3四歩 ▲7七銀 ▽6二銀
▲5六歩 ▽4二銀 ▲4八銀 ▽3二金 ▲7八金 ▽4一玉
▲6九玉 ▽5四歩 ▲5八金 ▽7四歩 ▲6六歩 ▽5二金
▲7九角 ▽3三銀 ▲3六歩 ▽3一角 ▲6七金右 ▽6四角
▲3七桂 ▽4四歩 ▲6八角 ▽3一玉 ▲7九玉 ▽2二玉
▲3八飛 ▽4三金右 ▲1六歩 ▽8五歩 ▲2六歩 ▽5三銀
▲8八玉 ▽5五歩 ▲6五歩 ▽7三角 ▲5五歩 ▽6四歩
▲5七銀 ▽6五歩 ▲2五桂 ▽2四銀 ▲5六銀 ▽6二飛
▲4六角 ▽8四角 ▲3五歩 ▽6六歩 ▲6八金引 ▽3五歩
▲5四歩 ▽同 銀 ▲9一角成 ▽7三桂 ▲5五歩 ▽6五銀
▲同 銀 ▽同 桂 ▲6四香 ▽6七歩成 ▲同金左 ▽6三歩
▲5四銀 ▽8六歩 ▲6五銀 ▽6四歩 ▲6三歩 ▽6六香
▲6二歩成 ▽6七香成 ▲同 金 ▽6五歩 ▲8一飛 ▽5七金
▲同 金 ▽同角成 ▲6四馬 ▽5一歩 ▲3四香 ▽同 金
▲4六桂 ▽3三金引 ▲3四金 ▽8四香 ▲3三桂成 ▽同 桂
▲8四飛成 ▽同 馬 ▲8六馬 ▽6七銀 ▲9八玉 ▽9四桂
▲2四金 ▽8六桂 ▲同 銀 ▽2四歩 ▲2三香 ▽同 玉
▲1五桂 ▽1二玉 ▲2三銀 ▽同 金 ▲同桂成 ▽同 玉
▲3四金 ▽3二玉 ▲4三金打 ▽2一玉 ▲3三金直 ▽3一香
▲3四桂 ▽投了
115手で先手の勝ち

5=77銀。これでシーザーが勝ちそうダナと解る。ブタの変態戦法がない為。
以下先手はコテコテの森下システム。シーザーは第1回戦で家元森下の洗礼を受けて心酔した。それに何の危機感もなく94歩など絶対にしないという先崎もついに変態の本性をみせる。
38=55歩。敗着。こんな手はない。森下システム相手に4thからの駒アタリ奇数番1など連盟将棋に存在しない。貴様にマシュダ一家偶数番原理など到底理解不能。見どころもない。先崎が竜王戦本戦などに出てくるのが間違い。以下ヤクザの構想。
82=51歩。何考えてんだか。
83=34香打ち。シーザーもバカ。こんなブタ相手に何もする必要なかった。
95=98玉。これで一応先手は絶対詰まない形。しかし後手玉も受けが効く。
96=94桂。おいブタ。わざとやってんのか? 
先崎は師匠ゆずりの分裂病かもしれない。眼科より精神科へ通った方がよかった。まだ遅くない。


2004.06.25B1順位戦 行方VS中川
相掛り三部作 十字架銀への道 
No: 5692 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  04/06/26 Sat 17:28:20

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組順位戦 2回戦 持将棋局
戦形:相掛り三部作 第1部「未完の持将棋」
先手: 行方尚史
後手: 中川大輔
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽3四歩
▲3八銀 ▽9四歩 ▲9六歩 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛
▲8七歩 ▽8四飛 ▲2七銀 ▽3三角 ▲3六銀 ▽2二銀
▲7六歩 ▽4一玉 ▲6九玉 ▽5二金 ▲5八金 ▽3一玉
▲1六歩 ▽1四歩 ▲6六歩 ▽5一角 ▲6八銀 ▽7四歩
▲6五歩 ▽7三角 ▲6六角 ▽7五歩 ▲6七銀 ▽3三桂
▲7九玉 ▽6二銀 ▲6八金右 ▽2一玉 ▲7五歩 ▽5一銀
▲7六銀 ▽4二銀 ▲8八玉 ▽3一銀右 ▲5六歩 ▽4二金右
▲6七金直 ▽6四歩 ▲5七角 ▽6五歩 ▲同 銀 ▽3五歩
▲同 銀 ▽4五桂 ▲4八角 ▽6六歩 ▲同 角 ▽3七桂成
▲2六飛 ▽8六歩 ▲5五歩 ▽3四歩 ▲4六銀 ▽4七成桂
▲4五銀 ▽8七歩成 ▲同 金 ▽同飛成 ▲同 玉 ▽3五金
▲7四歩 ▽8二角 ▲8三飛 ▽9三角 ▲8一飛成 ▽2六金
▲8四歩 ▽8三歩 ▲同 龍 ▽4六成桂 ▲3四銀 ▽3三歩
▲8五桂 ▽6九飛 ▲7六玉 ▽3四歩 ▲6八歩 ▽8九飛成
▲9三桂成 ▽5二桂 ▲7七金 ▽9九龍 ▲7三歩成 ▽6一香
▲8六金 ▽7九龍 ▲8五玉 ▽6五香 ▲7五角 ▽6六銀
▲7六歩 ▽7五銀 ▲同 金 ▽8六銀 ▲8二龍 ▽7五銀
▲同 歩 ▽9三香 ▲7四玉 ▽2七角 ▲8三歩成 ▽2九龍
▲7二と左 ▽1九龍 ▲8三玉 ▽1二玉 ▲9三玉 ▽1三玉
▲6三角 ▽4四桂 ▲7四角成 ▽3八角成 ▲6七香 ▽2四玉
▲6五香 ▽2五玉 ▲8三銀 ▽1六玉 ▲9四銀成 ▽7九龍
▲6三香成 ▽3九馬 ▲6四銀 ▽7六歩 ▲5三成香 ▽3三金右
▲9二玉 ▽7七歩成 ▲8三馬 ▽7六と ▲7四歩 ▽7五と
▲6三成香 ▽8五桂 ▲9五歩 ▽9七桂成 ▲8四成銀 ▽5九龍
▲9四歩 ▽4五成桂 ▲6二と上 ▽5五成桂 ▲7三歩成 ▽9六成桂
▲5五銀 ▽同 龍 ▲9三歩成 ▽8五と ▲同成銀 ▽同 龍
▲9一玉 ▽9五成桂 ▲9二馬 ▽9六龍 ▲8四歩 ▽8六歩
▲8三歩成 ▽8七歩成 ▲7一龍 ▽8六と ▲8二と右上▽8五と
▲7四歩 ▽6五桂 ▲7三歩成 ▽7七桂成 ▲5四歩 ▽5六桂
▲5三歩成 ▽6八桂成 ▲5二と寄 ▽9四成桂 ▲同 と ▽同 龍
▲4二歩 ▽2四金 ▲4一歩成 ▽5六歩 ▲4二と寄 ▽2七玉
▲3一と寄 ▽同 銀 ▲3二と ▽同 銀 ▲6二龍 ▽2一銀
▲5一龍 ▽1二銀 ▲4三と ▽6六馬 ▲2九銀 ▽9九龍
▲3八金 ▽3六玉 ▲3九桂 ▽5八銀 ▲4七歩 ▽4六歩
▲4八桂 ▽4五玉 ▲4四と ▽同 玉 ▲2八香 ▽4二銀
▲同 龍 ▽5五玉 ▲8四と ▽5七馬 ▲8五と ▽6六玉
▲2六香 ▽3五金 ▲5三龍 ▽6七玉 ▲8一玉 ▽7八玉
▲1三歩 ▽同 銀 ▲2三香成 ▽4七歩成 ▲同 桂 ▽4六金
▲3九歩 ▽まで241手で持将棋

14=94歩。序盤で最も重要なブランコ前進運動。康光は自分で指したこの手を生かせずに郷田に負けて名人挑戦を逃したことを真っ先に思い出す。
15=96歩が28飛型の欠陥1。このプレGNが後手の権利になりやすい。ここで先手がブランコ後進に付き合わないと後手は95歩と圧迫。
20=84飛。ここで85飛はプレGNが早速プレ駒アタリ予備に変換。
21=27銀。ご存じ十字架銀への道筋。これも康光から燃焼。
22=33角。空間開放手。1筋の交換が無い為双頭手ではない。むしろ角頭が傷。
23=36銀。だからすぐに出られる。十字架銀のテッペン。
24=22銀。相掛り十字架銀24手組。
25=76歩。
28=52金。中原囲い放棄。62銀を決めてから51金とするか52金とするかという葛藤は地獄門定跡を導入する場合。中川はじっと待機。
29=58金。このブランコ後進は後手得。
30=31玉。これで33角の空間開放手が生きる。
31=16歩。ここでブランコ後進に付き合えない。左辺が閉塞している為。
32=14歩。これで33角の空間開放手が双頭手へ逆行相転化。
33=66歩。完全閉塞手。行方の将棋はハッキリ退屈。16歩も66歩も彼は仕方なく指している。それに意味を与えるために作戦らしきモノに変貌するがそれは後手が完全掌握できる。
34=51角。71銀を決して動かさない方針徹底。
37=65歩。これはまともな位ではない。角筋を無理に通しただけ。なんとなく指した結果が4th作成ではとても作戦とはいえない。
39=66角。4thからの駒アタリ奇数番1など怖くない。
40=75歩。逆行換算手で後手が簡単にGN作成。
41=67銀。連動手待機。
42=33桂。緩手。中川の限界。いい線いっていた。
43=79玉。やっと先手がまとまな手を指せた。これは今までのツケを一挙に支払う爽快な手。自陣駒アタリ原理の引力を引き出す。
44=62銀。ついに不動銀がたまりかねて方針変更。79玉効果。
45=68金。79玉と対の運動。
46=21玉。33桂と対。この双方の対の運動が先手に有利の結果となった。
47=75歩。GN解消で1歩得。先手優勢。中川は甘すぎ。
以下行方のせいで持将棋へ。

日時:2004.06.25
棋戦:B級1組順位戦 2回戦 千日手局
戦形:相掛り三部作 第2部「相掛りタコ銀」
先手:中川大輔
後手:行方尚史
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲1六歩 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8四飛
▲1五歩 △9四歩 ▲9六歩 △7二銀 ▲7六歩 △7四飛
▲7七金 △3四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
▲2八飛 △3五歩 ▲3八銀 △6二玉 ▲6八玉 △7一玉
▲7八玉 △4二銀 ▲6八銀 △5一銀 ▲4六歩 △2四飛
▲2五歩 △3四飛 ▲4七銀 △6二銀 ▲3八金 △5四歩
▲2七金 △4四角 ▲3六歩 △同 歩 ▲同 金 △3三桂
▲6六歩 △2四歩 ▲同 歩 △2七歩 ▲同 飛 △2六歩
▲2八飛 △2四飛 ▲3八銀 △3四飛 ▲4七銀 △2四飛
▲3八銀 △3四飛 ▲3七銀 △3八歩 ▲3五歩 △同 角
▲同 金 △同 飛 ▲2六銀 △3四飛 ▲5六角 △2四飛
▲2五歩 △5五歩 ▲3八角 △3四飛 ▲3五歩 △4四飛
▲9五歩 △3六金 ▲9四歩 △2七歩 ▲1八飛 △2六金
▲9三歩成 △同 香 ▲9四歩 △同 香 ▲9五歩 △同 香
▲同 香 △9四歩 ▲9二歩 △3七歩 ▲4七角 △4六飛
▲4九香 △4七飛成 ▲同 香 △3六角 ▲9四香 △4七角成
▲9一歩成 △9三歩 ▲8一と △同 銀 ▲9三香成 △9二歩
▲9四歩 △9三歩 ▲同歩成 △9二歩 ▲9四歩 △9三歩
▲同歩成 △9二歩 ▲9四歩 △9三歩 ▲同歩成 △9二歩
▲9四歩 △9三歩
まで122手で千日手

07=16歩。中川がマシュダ一家ブランコの原理に固執してここまでやるとは。行方はこんな手はないと思い込んでいる。
中川は「相掛り棒金」を披露。この金と角の交換に成功。
ナマケタの千日手狙いも打開したが銀をサクリファイスにする場合「相掛りタコ銀」となるかもしれない。
79=95歩。緩手。駒得したのに攻めるバカは中川くらいであろう。こんな所は37銀の泡踊りと決まっている。おかげでこの銀を行方にバカ金で取られてしまった。「相掛りタコ銀」はタコのように踊らないといけない。
以下行方は中川を殺すためにカルーク千日手強制。
徹夜で将棋をする棋士を凄いなどと言うのは間違い。高校生でも徹夜で麻雀している。 持将棋指し直し局は千日手となり4時58分終了。規定に従い30分後に再開。
両者ともここでMashudaBBSのNo: 5690を読んだことであろう。
その証拠に三度目の正直で今度こそ相掛り十字架銀となる。

再指し直し局の持ち時間は行方1時間、中川1時間6分。

日時:2004.06.26
棋戦:B級1組順位戦 2回戦
戦形:相掛り三部作 第3部「相掛り十字架銀」
先手:行方尚史
後手:中川大輔
▲2六歩 ▽8四歩 ▲2五歩 ▽8五歩 ▲7八金 ▽3二金
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽2三歩 ▲2八飛 ▽9四歩
▲9六歩 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲8七歩 ▽8四飛
▲3八銀 ▽3四歩 ▲2七銀 ▽3三角 ▲3六銀 ▽2二銀
▲1六歩 ▽4一玉 ▲1五歩 ▽5一金 ▲7六歩 ▽6二銀
▲3三角成 ▽同 桂 ▲8八銀 ▽7四歩 ▲6八玉 ▽7三桂
▲4六歩 ▽5四歩 ▲5八金 ▽5五歩 ▲4七銀 ▽2四歩
▲7七銀 ▽2三銀 ▲6六銀 ▽3一玉 ▲3六歩 ▽4二金上
▲3七桂 ▽2二玉 ▲2九飛 ▽5三銀 ▲4八金 ▽6四銀
▲6二角 ▽8一飛 ▲2六角成 ▽7五歩 ▲6二馬 ▽8八歩
▲同 金 ▽7六歩 ▲7四歩 ▽8三角 ▲2五歩 ▽同 歩
▲7三歩成 ▽4七角成 ▲同 金 ▽3八銀 ▲5四桂 ▽4一金
▲6三馬 ▽2九銀不成▲8一馬 ▽2八飛 ▲5八角 ▽3八銀不成
▲4八金 ▽3九銀成 ▲2四歩 ▽同 銀 ▲6三馬 ▽3一金寄
▲6四馬 ▽4八飛成 ▲8一飛 ▽2三玉 ▲5九銀 ▽4九成銀
▲4八銀 ▽同成銀 ▲8六歩 ▽5八成銀 ▲同 玉 ▽2二銀
▲8二飛打 ▽2七角 ▲6八玉 ▽3六角成 ▲7八玉 ▽3五銀
▲8七玉 ▽3七馬 ▲4二桂成 ▽投了
105手で先手の勝ち

第1局同様相掛り十字架銀24手組から25手め16歩。
27=15歩。行方も深浦をマネするようになった。
28=51金。悪手。おかげで中川の調子が狂う。
41=47銀。ついに十字架銀完遂。
42=24歩。今度は中川が丸山のマネ。これは有名な24歩=2004.02.08棋王戦第1局 谷川浩司王位VS丸山忠久棋王 相掛り十字架銀15歩型
43=77銀。行方に谷川を期待するのは間違い。谷川は行方などクソと思っている。
以下行方楽勝。中川が発狂したため分析対象外。
翌朝8時50分までやっていたらしい。