2004.04.24囲碁将棋ジャーナル
名人戦第1局康光解説には失望
 
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 投稿者:マシュダ一家  04/04/25 Sun 01:47:36

天馬効果の絶賛を経て一昨年初めて王将棋聖の二冠となった康光。
当家があの日用意した肩モミ券は今日ですべて消えた。
電撃の婚約発表後NHKに顔を出すのは初めてだったような気がする。

当家は康光と違って妥協しない。だから他所向けの顔もない。ハッキリ言わせてもらおう。
康光の視点は以下
1=20手め74歩で後手の森内に技アリ
2=先手の美濃を見て後手が穴熊。後手の権利。
3=封じ手からの銀冠は無難。
4=39手め96歩が先手の敗着ラシー。


3まで当家の実況&分析と同じ。当家は3までで羽生は森内に勝てないとリアルタイムで言っている。この解説後羽生の感想戦第1声が初めてVTRで流された。「**飛車が」とボヤいている。当家実況&分析の4つのMF変化72飛のこと。参照=4869&4875
ソコまでは当家も羽生もそして康光も完全掌握している。
問題は4。当家が知りたかったのは96歩で羽生は千日手を目指したのではないかと言う疑念。それを康光が指摘し得るかの一点に当家の興味はあった。
康光には失望。甘すぎる。森内がキムカズに勝てば康光は棋聖を間違いなく失う。
森内は谷川から王位を取る気はないので王位戦は早々に切り上げたが、このようなタコ解説では棋聖は森内でよい。
当家は終局後の羽生の一言で確信。
羽生は初日の完全なる作戦負けを認め96歩で千日手を目指している。
最悪手65同歩と66金はそれを最終的に再確認する一手であったと。
羽生がそれを故意に行なったか羽生の危機意識がそうさせたかは問題ではない。96歩は羽生が棋界を制し得た最強の自己修復機能であったと当家は断言しよう。敗着などではない。すでに初日で負けの将棋を千日手に持ち込む最強の誘い水。康光はソレを誘いミスと読んだアマちゃん。
貴様は未来のカミさんとゴルフでもやってろ。先崎にデレ光と言われてアタリ前。
もう一度言おう。
棋士同士で自分達の棋譜を語る行為は決して鑑賞法を育まない。
そもそも羽生の96歩が敗着などとしたり顔で述べる行為は「現名人はここまでオマヌケ」と公言するのと全く同じ。羽生がカモフラージュとしてそう言うのは当然だが、その虚偽を見抜けなかった康光などすでにライバル対象外。
周囲の顔を立てると自分を失うだけ。棋士は棋譜で語るというなら羽生解説はやめろ。恥を晒すだけ。