日時2003.12.12
棋戦：王将戦リーグ最終
戦形：横歩取り85飛マンネリ手順
先手：森下　卓八段
後手：谷川浩司王位

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲５八玉 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３八銀 ▽７四歩 ▲３五歩 ▽７三桂
▲３三角成 ▽同　桂 ▲３四歩 ▽４五桂 ▲３三歩成 ▽５七桂成
▲同　玉 ▽３五角 ▲５八玉 ▽２六角 ▲３二と ▽同　玉
▲６六角 ▽４四角 ▲同　角 ▽同　歩 ▲６八銀 ▽２八歩
▲３七桂 ▽３六歩 ▲３四角 ▽３三玉 ▲１六角 ▽３七歩成
▲３四金 ▽３二玉 ▲３三歩 ▽同　銀 ▲２四桂 ▽同　銀
▲同　金 ▽５六飛 ▲６九玉 ▽１六飛 ▲同　歩 ▽４三玉
▲３七銀 ▽５六桂 ▲５七歩 ▽６八桂成 ▲同　玉 ▽６五桂
▲６六銀 ▽２七角 ▲５九金 ▽８八歩 ▲２二飛 ▽８九歩成
▲３四金 ▽同　玉 ▲２七飛成 ▽９五角 ▲８六桂 ▽４五桂
▲４六銀 ▽５七桂左成▲同銀右 ▽同桂成 ▲同　銀 ▽４五桂
▲４六桂 ▽３三玉 ▲３四歩 ▽３二玉 ▲２一角 ▽４一玉
▲２二龍 ▽５七桂成 ▲同　玉 ▽５五飛 ▲５六桂 ▽８四角
▲６六歩 ▽５六飛 ▲同　玉 ▽４五銀 ▲６七玉 ▽投了

107手で先手の勝ち
祝森下九段昇段。

日時2003.12.12
棋戦：王将戦リーグ最終
戦形：相アナグマ
先手：佐藤康光棋聖
後手：久保利明八段

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲４八銀 ▽４二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲２五歩 ▽３三角 ▲６八玉 ▽５二飛
▲７八玉 ▽６二玉 ▲７七角 ▽７二玉 ▲８八玉 ▽５三銀
▲５七銀 ▽８二玉 ▲９八香 ▽６四銀 ▲６六銀 ▽４二飛
▲９九玉 ▽４五歩 ▲４八飛 ▽９二香 ▲８八銀 ▽９一玉
▲５九金右 ▽８二銀 ▲７九金 ▽５一金左 ▲６九金右 ▽７一金
▲７八金右 ▽６一金左 ▲６八角 ▽７四歩 ▲１六歩 ▽９四歩
▲９六歩 ▽７二金左 ▲３六歩 ▽８四歩 ▲３五歩 ▽同　歩
▲同　角 ▽８三銀 ▲３八飛 ▽８二金上 ▲３六飛 ▽４六歩
▲同　角 ▽４八歩 ▲３九飛 ▽４五飛 ▲３七桂 ▽４四飛
▲７七銀上 ▽３四飛 ▲３五歩 ▽４四飛 ▲８八金上 ▽５一角
▲５九飛 ▽７三角 ▲８六銀 ▽３三桂 ▲７九飛 ▽２四歩
▲３四歩 ▽同　飛 ▲７五歩 ▽同　歩 ▲２四歩 ▽３六歩
▲２三歩成 ▽３七歩成 ▲３三と ▽同　飛 ▲６五桂 ▽同　銀
▲同　銀 ▽４六角 ▲同　歩 ▽７三桂打 ▲７四銀打 ▽６五桂
▲７三歩 ▽７四銀 ▲７二歩成 ▽同　金 ▲７三歩 ▽同　金
▲７五銀 ▽同　銀 ▲４二角 ▽７七歩 ▲７五角成 ▽７八歩成
▲同　飛 ▽７七歩 ▲同　桂 ▽同桂成 ▲同　飛 ▽６八銀
▲７八飛 ▽７九銀打 ▲７四桂 ▽９三銀 ▲８二銀 ▽同　銀
▲同桂成 ▽同　玉 ▲７四歩 ▽７七金 ▲７三歩成 ▽同　桂
▲８三銀 ▽同　玉 ▲７四金 ▽７二玉 ▲６六馬 ▽８八銀不成
▲同　飛 ▽同　金 ▲同　馬 ▽５九飛 ▲７九歩 ▽７七銀打
▲７三金 ▽同　玉 ▲６五桂 ▽６二玉 ▲投了

136手で後手の勝ち


日時2003.12.12
棋戦：王将戦リーグ最終
戦形：タコ踊り
先手：郷田真隆九段
後手：米長邦雄永世棋聖

▲７六歩 ▽８四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８五歩
▲７七角 ▽３四歩 ▲８八銀 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽４二銀
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽４三銀 ▲２八飛 ▽２三歩
▲４八銀 ▽６二銀 ▲６九玉 ▽６四歩 ▲５八金 ▽６三銀
▲５六歩 ▽６五歩 ▲５七銀 ▽６四銀 ▲３六歩 ▽５四歩
▲４六歩 ▽５二飛 ▲４七金 ▽５五歩 ▲同　歩 ▽４五歩
▲３七桂 ▽４六歩 ▲同　銀 ▽５五銀 ▲５三歩 ▽同　飛
▲４五桂 ▽５四飛 ▲５五銀 ▽同　角 ▲同　角 ▽同　飛
▲４六銀 ▽５二飛 ▲４四歩 ▽同　銀 ▲６三角 ▽６六歩
▲８一角成 ▽５六銀 ▲５三歩 ▽６二飛 ▲５四桂 ▽６四飛
▲９一馬 ▽５四飛 ▲７三馬 ▽６二金 ▲５五香 ▽同　銀
▲同　馬 ▽同　飛 ▲同　銀 ▽６七歩成 ▲同　金 ▽同銀成
▲５二銀 ▽同　金 ▲同歩成 ▽同　玉 ▲５三金 ▽６一玉
▲６二飛 ▽７一玉 ▲６七飛成 ▽６六歩 ▲同　銀 ▽９五角
▲７七桂 ▽６五歩 ▲同　桂 ▽４九角 ▲５八歩 ▽６八歩
▲同　龍 ▽６四歩 ▲７三銀 ▽８一玉 ▲９六歩 ▽６八角成
▲同　玉 ▽９二玉 ▲４一角 ▽８九飛 ▲３二角成 ▽８八飛成
▲５七玉 ▽７一銀 ▲５四馬 ▽６五歩 ▲７二馬 ▽投了

107手で先手の勝ち

毎日の控え室実況をみると嘘だらけである。これでカネを取ったら詐欺であろう。19時半を過ぎても「米長、さすがの粘り 」などと言っている。我々は駒アタリ偶数番で仕掛けた時点で後手のボロ負け確定と思っている。
谷川有望かとの楽観には呆れる。横歩85飛は研究勝負。森下が見逃すはずがない。しかも谷川は子育てで忙しい。夜泣きがタイヘンなのである。だからナベラ手順のマネしかできない。森下22飛など一カ月前の研究手順。
山崎がテレビ棋戦で上京中らしい。山崎。あの阿部戦が企業秘密か？
あんなの今時通用しないって誰か教えてやれ。

谷川の85飛選択と康光が久保に銀冠アナグマを許した時点で結果は目に見えていた。谷川は挑戦をフイにする。最悪の一日である。見どころは昼食休憩時の久保の葛藤しかなかった。いい棋士である。康光は16歩を手抜きされた時点で作戦負けの予兆は感じていたであろう。千日手を避けたのは康光の方であった。やはり先後の問題は色濃い。
米長の場合はあまりに虚しい。タコがないタコ焼きのような棋譜となった。
米長の引き際は醜悪極まる。3月の先崎との対局を公言通り最後とすべきであった。昨年羽生が引導を渡したはずである。理事戦の為だけに棋譜を汚しまくった残りの半年は将棋が老醜の犠牲となっただけ。
谷川の二番煎じは演出。73桂で逃げた印象が強い。米長のようにラクチン人生を一日でも目指せば結果はこうなる。王将挑戦を昨年寸前で逃した森内に譲ったということであろう。羽生との14番勝負となる。
久保は今日の葛藤がある限り森内には到底勝てない。
余談であるが弟子の教育もロクにできない西村は大内同様ナンチャッテ九段と今後呼ぶことにした。

ホントにこれが格調であろうか？
誰がみても踊るタコである。
ゴーダもついにハブサディズムに目覚めたのであろうか？
これは晩節を汚すというより、ボケ老人がチンポを出して踊っている風景。

康光は16歩としたからには26角として15角を狙うのかと思っていたら久保が首を差し出したので気が換ったらしい。桂馬を使う全面戦争を目指した。格調が高い。おかげで作戦負けである。先後が入れ替わってしまったからである。
渡辺明はゴーダ病の81角成に格調を感じたそうである。我々は最近岩谷産業のタコ焼き器に格調を感じている。

ブラウザをいったん終了させないとこの中継は中断したままであるというヘンなクセがある。棋譜だけ文字で更新するのが最速最善であろう。
森下は谷川が27角と打つのを待って22飛。この22飛はマシュダ一家と同じ研究手順。手順の問題だけであった。

谷川の73桂以下の展開は以前マシュダ一家でも扱ったが56飛の王手角取りは渡辺明が先月棋聖戦二次予選でシーザー相手に指した手。産経が特選譜として今週ＵＰしたばかり。
あの日は島が米長に棋聖戦二次予選で負けた日。谷川の米長と島へのアテツケであろう。ゴーダまで負けた日であった。

11月4日（火曜日）
○ 中原　誠 依田有司 ● 王位戦 予選
● 郷田真隆 川上　猛 ○ 王位戦 予選
● 真田圭一 藤倉勇樹 ○ 王位戦 予選
○ 米長邦雄 島　　朗 ● 棋聖戦 二次予選
● 堀口一史座 渡辺　明 ○ 棋聖戦 二次予選

対局日：2003.11.04
棋戦：棋聖戦 二次予選
先手：堀口一史座六段
後手：渡辺明五段

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲５八玉 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３八銀 ▽７四歩 ▲３五歩 ▽７三桂
▲３三角成 ▽同　桂 ▲３四歩 ▽４五桂 ▲３三歩成 ▽５七桂成
▲同　玉 ▽３五角 ▲５八玉 ▽２六角 ▲３二と ▽同　玉
▲６六角 ▽４四角 ▲同　角 ▽同　歩 ▲６八銀 ▽２八歩
▲３七桂 ▽３六歩 ▲３四角 ▽３三玉 ▲１六角 ▽３七歩成
▲３四金 ▽３二玉 ▲３三歩 ▽同　銀 ▲２四桂 ▽同　銀
▲同　金 ▽５六飛 ▲６九玉 ▽１六飛 ▲同　歩 ▽４三玉
▲２三飛 ▽５二玉 ▲２二飛成 ▽３二歩 ▲３七銀 ▽６五桂
▲５八金 ▽５五角 ▲６六銀 ▽８二角 ▲７七桂 ▽同桂成
▲同銀上 ▽５四桂 ▲５五歩 ▽６六桂 ▲同　銀 ▽５六桂
▲４八桂 ▽９五桂 ▲７九桂 ▽８八歩 ▲同　金 ▽５五飛
▲５七歩 ▽３五飛 ▲３六歩 ▽３七角成 ▲５六歩 ▽４五飛
▲３二龍 ▽４二金 ▲３一龍 ▽４七飛成 ▲３四桂 ▽５一銀打
▲４七金 ▽同　馬 ▲７八玉 ▽４一金 ▲１一龍 ▽８六歩
▲８一飛 ▽６九銀 ▲８九玉 ▽７八金 ▲同　金 ▽同銀成
▲同　玉 ▽８七歩成 ▲同　桂 ▽６九角 ▲８九玉 ▽８八歩
▲９八玉 ▽８七桂成 ▲同飛成 ▽同角成 ▲同　玉 ▽６九馬
▲７八角 ▽８一飛 ▲８四歩 ▽同　飛 ▲８五歩 ▽９五桂
▲８六玉 ▽７八馬 ▲投了

134手で後手の勝ち

66手めで森下は長考していたようであるが（中継が中断していた地点）、シーザーのように23飛と打ってもつまらないので森下ならばなにはともあれ「と金」を外すであろうと思っていた。その通りになっている。

まとめて更新があった。マッタリした中継である。
37手めが米長の無理筋となる駒アタリ偶数番2。郷田の37桂はそれに返答する二重駒アタリ作成。53歩は王手となる手なので駒アタリ偶数とは数えない。
42手めの45桂は成り行きのゴーダ病。これで先ほどの関係図が反転する。即ち二重駒アタリが55銀となり自分で駒アタリ偶数番を引いている。49手めの46銀打で郷田が駒アタリ1を獲得。オカマ歌舞伎の大見栄のような展開となった。

対局日：2003/12/12(金) 14:15:43
先手：郷田
後手：米長

▲７六歩 ▽８四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８五歩
▲７七角 ▽３四歩 ▲８八銀 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽４二銀
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽４三銀 ▲２八飛 ▽２三歩
▲４八銀 ▽６二銀 ▲６九玉 ▽６四歩 ▲５八金 ▽６三銀
▲５六歩 ▽６五歩 ▲５七銀 ▽６四銀 ▲３六歩 ▽５四歩
▲４六歩 ▽５二飛 ▲４七金 ▽５五歩 ▲同　歩 ▽４五歩
▲３七桂 ▽４六歩 ▲同　銀 ▽５五銀 ▲５三歩 ▽同　飛
▲４五桂 ▽５四飛 ▲５五銀 ▽同　角 ▲同　角 ▽同　飛
▲４六銀 ▽５二飛 ▲４四歩 ▽同　銀 ▲６三角 ▽６六歩
▲中断

報道を信じれば今日が米長最後の公式戦であった。
思えば先崎は師匠に最後までバカにされてしまった。米長が今春引退宣言した時のことであった。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030402bbs.html
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030403bbs.html
あのようなことをするから晩節ばかりか棋譜までも汚してしまう。米長の大受け狙いの指し口は奨励会員たちならば誰でも一度は疑問に思って指している。それを具体的にどう咎めるのかわからないからである。だから最大限評価できるとすれば「連盟トップ棋士はいかにこのようなじゃじゃ馬を退治するのか」という指南書。ところが久保にまで米長タコ将棋は的確に咎められたまでは良いが谷川にはコテンコテンに怒られた。故意に棋譜を貶めているのかと。
「谷川にだけは米長のようになって欲しくない」というのが好ましいアンチテーゼとなる。じゃじゃ馬としてではなくアテ馬として役だっているという評価方法。アテ馬はアナ馬になるかもしれない。2番3番がコケて連勝複式が万馬券となる場合もある。今週は競艇で大穴がでた。屋敷ならばアレがヨネちゃんの大穴式と言うであろう。
ハンス・ホッターが六日に死んで家族が密葬した。94歳であった。この訃報は全世界で共有された。米長の訃報はいつになるかわからない。生身にすでに死臭が漂っている為に死ぬ頃にはすでにミイラであろう。
昼からまるで更新がない。駒アタリ偶数番で後手が仕掛ける場合先手必勝パターンが見える。その場合千日手を最初から拒否する後手番戦略はドンキホーテとなる。死臭漂うドンキホーテはいないのでアテ馬としての位置づけはかわらないであろう。アナ馬としてはわからない。アナ馬は宝クジのもつ庶民性と相性が合う。谷川が最近気になったという「一発逆転」とは、最良のケースでは悪人が善人になるということである。

三局の中では久保が一番面白い。康光が9筋のブランコに付き合った所で昼食休憩だが、久保は昼食を何も注文しなかった。打開か千日手かという分岐点なので食事をすれば1筋のブランコディレイを選択したであろう。加藤一二三のように板チョコを食べたかは定かではない。

王将戦における米長将棋とは相変わらずの泥沼将棋。カッコだけつけて最後は自陣を金銀でベタベタ受けまくるというパターンの繰り返し。康光は情けで形を作らせたが谷川や久保は冷酷に狸オヤジを叩いた。
ゴーダはどうか？
この将棋は対矢倉急戦とは序盤が異なる。手順前後が著しい。米長には角換り腰掛け銀は後手で指せない。タナトラ矢倉もできない。そこで飛車先不孝観となる。対矢倉急戦としては志が低い。しかしゴーダはもっと志の低い棋士なので帳尻が合う。

対局日：2003/12/12(金) 14:15:43
先手：郷田
後手：米長

▲７六歩 ▽８四歩 ▲２六歩 ▽３二金 ▲７八金 ▽８五歩
▲７七角 ▽３四歩 ▲８八銀 ▽４四歩 ▲２五歩 ▽４二銀
▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽４三銀 ▲２八飛 ▽２三歩
▲４八銀 ▽６二銀 ▲６九玉 ▽６四歩 ▲５八金 ▽６三銀
▲５六歩 ▽６五歩 ▲５七銀 ▽６四銀 ▲３六歩 ▽５四歩
▲４六歩 ▽５二飛 ▲４七金 ▽５五歩 ▲同　歩 ▽４五歩
▲中断

久保の序盤は凝っている。康光の決め打ちに久保もカッときている。だから25歩などすぐに指すべきであった。久保は擬態中飛車で康光をアナグマへ誘導し6筋を相腰掛け銀で凝固させてから四間に振り直す。右銀を66地点へ移動させた場合、最初から四間ならば先手の擬態アナグマは負ける。久保が四間に振り直した1手分で康光は受けの48飛が可能。久保次第で千日手コースとなる。

対局日：2003/12/12(金) 14:01:28
先手：康光
後手：久保

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽４四歩 ▲４八銀 ▽４二銀
▲５六歩 ▽５四歩 ▲２五歩 ▽３三角 ▲６八玉 ▽５二飛
▲７八玉 ▽６二玉 ▲７七角 ▽７二玉 ▲８八玉 ▽５三銀
▲５七銀 ▽８二玉 ▲９八香 ▽６四銀 ▲６六銀 ▽４二飛
▲９九玉 ▽４五歩 ▲４八飛 ▽９二香 ▲８八銀 ▽９一玉
▲５九金右 ▽８二銀 ▲７九金 ▽５一金左 ▲６九金右 ▽７一金
▲７八金右 ▽６一金左 ▲６八角 ▽７四歩 ▲１六歩 ▽９四歩
▲９六歩 ▽中断

現在王将戦最終リーグが三局同時中継中。
注目の森下谷川戦は横歩取り85飛を谷川が選択。谷川は勝つ気がないのか研究に飽きたのかという展開。

対局日：2003/12/12(金) 13:49:33
先手：森下
後手：谷川

▲７六歩 ▽３四歩 ▲２六歩 ▽８四歩 ▲２五歩 ▽８五歩
▲７八金 ▽３二金 ▲２四歩 ▽同　歩 ▲同　飛 ▽８六歩
▲同　歩 ▽同　飛 ▲３四飛 ▽３三角 ▲３六飛 ▽２二銀
▲８七歩 ▽８五飛 ▲２六飛 ▽４一玉 ▲５八玉 ▽６二銀
▲３六歩 ▽５一金 ▲３八銀 ▽７四歩 ▲３五歩 ▽中断