マシュダ一家の影響力1-10
MashudaBBS2003.12.05-06

01 現在進行中のA級丸山久保 5筋位取り中飛車
02 将棋世界1月号 谷川の観戦記
03 千日手地獄
04 森下の場合
番外1 一手啓上
番外2 連盟の八百長絶賛方法
番外3 新参A級久保の仁義無き戦い
番外4 久保の調教
番外5 久保究極の双頭手
まとめ 人間の葛藤は幻想ではなかった

囲碁将棋ジャーナル 竜王戦第4局勝浦の解説   
囲碁将棋ジャーナル 竜王戦第4局勝浦の解説  No: 3497 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/06 Sat 17:48:03

勝浦は主要ポイントしか述べない。藤井システムとも言わない所がいい。将棋世界の連載「昭和将棋紀行」で面白かったのは勝浦の巻。彼は理事の時に新聞社との契約交渉で走り書きのメモだけで望んだ。ドンブリ勘定で「これだけ頂戴」と示した。このようなことがサマになる人間は勝浦しかいない。で我々は棋士とはソレで良いと思っている。無駄なことは一切コマゴマと考えずに本筋だけ見つめる。勝浦の視点の魅力はそこにつきる。
第4局の序盤解説はスリリングであった。藤井システムとも言わない換わりに彼は何を見たのか?それを聞き出せるかもしれない。彼が直感で何を感じているのかが沈黙の中ですべて読み取れる。勝浦ほど沈黙で何かを語る棋士はいない。
勝浦は39手めの46歩が極めて危険な手と述べる。そしてなぜ羽生は続く40手めで54銀としなかったのかと言うのが勝浦の結論である。
あの勝浦からそこまで聞けば十分。
46歩は54銀を誘っているのである。そこに危険を感じる勝浦の背中には恐らく苔が生えている。
54銀は大介の受け売りであるようだが勝浦も同じように感じた。そこで勝浦のまなざしに敬意を表して書こう。
なぜ後手番の森内や羽生は54銀を指せなかったのか?
それは先手の69金+59角型が寄せ合いで辛うじて後手の攻撃を凌げる陣型だからである。54銀と指せば55歩変化を主軸にデザイン上の紛れがない。即ち後手玉をどう処置するか。54銀で最終盤番が見える為に羽生は95歩に意味を付与するデザインを見えない康光手順を頼りに自分の力だけで構築しなければならない。イビアナ対策の95歩はその場合94玉という脱出路作成の手に換算するしかない。勝浦はそれさえも言えなかった。95歩は「玉の退路を広くする手ともなります」とフツーに連盟用語で言えば済む。終盤に責任がない者はよくも54銀などと軽々しく言える。一枚のメモで契約交渉を行なう勝浦らしい。
羽生は54銀で戦うことはできる。しかしその場合いずれの変化も96歩が間に合わない。だから攻防はと金による横からの攻めと94玉しかない。この94玉が羽生には不満ということ。それが羽生デザインの今回の主張なのである。94玉と竜王戦第1局の森内のように逃げて万が一負けたら来年の名人戦さえ結果は目に見えている。
それでも本譜より54銀がマシだったというのは別問題。それを言うなら羽生は堂々と急戦を仕掛けるべきであった。勝浦はそれをハッキリ言うべきである。仕掛けるチャンスを逃したことに触れていながらそれも言えないのでは勇退しかない。
そこでもうひとつハッキリ言おう。
なぜ羽生は早仕掛けが決行できなかったか?
それは藤井システム2003という用語が自分の将棋に使われることを嫌ったのである。これは勝浦が94歩を見ても藤井システムと一言も言えない理由と同じ。勝浦でさえこうなのだから、内藤が自分のことしか考えなくなってしまったのはトーゼン。
しかし我々は勝浦も内藤も大好きである。最重要地点で彼らは沈黙するのがサマになる。勝浦の沈黙は淡路の時間に匹敵する間として楽しませて頂いた。今日がカミソリ顔晴れ舞台での見納めであろう。


マシュダ一家の影響力 まとめ 人間の葛藤は幻想ではなかった  No: 3495 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/06 Sat 11:14:23

マシュダ一家四相理論を表面だけマネし始めたモノたちがウジャウジャいる。
彼らは1から4を書けばそれで事足りていると考えている。
我々は対位法の中に四相理論を組み込んでいるのである。
下記分析をよくみてごらん。先手と後手は2小節ずらしてフーガの主題を奏でている。丸山は3から始めている。久保は3で葛藤している。
即ちマシュダ一家理論特有の相停滞とは位相がズレたふたつの意志の間で数値化できることを物語っている。
人間の葛藤は幻想ではなかったということ。


マシュダ一家の影響力 番外5 久保究極の双頭手  No: 3494 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/06 Sat 11:02:07

番外も5まで行くと網走番外地を超えて海の上。ナンバー5は裸の死体。
97手で千日手が成立するはずであった。ところが久保は一仕事終えると95手めで気が換わり41角と打って負けにしてしまった。これが番外2で述べた先手の仁義。我々は昨日の実況においても間違ったことを述べていなかったことを久保が証明した。本譜は以下のように記録されている。

日時:2003.12.05
棋戦:A級順位戦 千日手指直し局
戦形:三間アナグマ
先手:久保利明八段
後手:丸山忠久棋王

▲7六歩 ▽3四歩 ▲7五歩 ▽4二玉 ▲6六歩 ▽6二銀
▲7八飛 ▽8四歩 ▲4八玉 ▽8五歩 ▲7六飛 ▽3二玉
▲3八玉 ▽8四飛 ▲6八銀 ▽3三角 ▲9六歩 ▽2二玉
▲2八玉 ▽1二香 ▲1八香 ▽1一玉 ▲1九玉 ▽2二銀
▲2八銀 ▽3一金 ▲3九金 ▽5一金 ▲5八金 ▽4二金右
▲5六歩 ▽3二金寄 ▲5七銀 ▽5四歩 ▲9七角 ▽4二角
▲4八金寄 ▽9四歩 ▲3六歩 ▽5三銀 ▲7七桂 ▽4四銀
▲4六銀 ▽9五歩 ▲同 歩 ▽8六歩 ▲同 角 ▽7四歩
▲同 歩 ▽8六飛 ▲同 飛 ▽同 角 ▲同 歩 ▽5九角
▲8五桂 ▽4八角成 ▲同 金 ▽7八飛 ▲4九金 ▽9五香
▲同 香 ▽7六歩 ▲5一角 ▽7七歩成 ▲1五角成 ▽6八と
▲3五歩 ▽5八と ▲3八飛 ▽6七金 ▲3九金 ▽1四歩
▲2六馬 ▽7九飛成 ▲3四歩 ▽4九と ▲4八金 ▽5五歩
▲同 歩 ▽6六金 ▲3三香 ▽4八と ▲同 馬 ▽5六金
▲3二香成 ▽同 金 ▲3三金 ▽3一金打 ▲3二金 ▽同 金
▲3三金 ▽3一金打 ▲3二金 ▽同 金 ▲4一角 ▽3一金打
▲3三歩成 ▽同銀引 ▲6三角成 ▽4六金 ▲同 歩 ▽4九銀
▲3九飛 ▽6八龍 ▲5九金 ▽4七香 ▲同 馬 ▽5九龍
▲4八金 ▽5八金 ▲同 金 ▽同銀不成 ▲5九飛 ▽4七銀不成
▲3九歩 ▽3八歩 ▲4九香 ▽3九歩成 ▲4七香 ▽2九と
▲同 飛 ▽3八金 ▲8九飛 ▽5七歩 ▲8八飛 ▽5八角
▲5六銀 ▽4四桂 ▲4五馬 ▽3六歩 ▲3九歩 ▽2八金
▲同 玉 ▽3七銀 ▲1九玉 ▽5六桂 ▲投了

136手で後手の勝ち

これは丸山伝説であろうか?
この棋譜が語ることはひとつだけ。先に家に帰りたかったのは久保であった。
これでマシュダ一家実況通り15角成がいかにタコ手であるか判明した。久保はワザとあのようなことをやっている。
想定される観戦記の骨格はこうなる。
1=62手め丸山76歩はと金革命。
2=63手め51角は次に73歩成を可能にする久保の名手。
3=65手め15角成は久保の悪手。
4=95手め41角は久保の敗着。

その論理構成と心理描写はこうなる。
1=逆行相停滞手。丸山は全て壊す所から始めたはず。
2=双頭手。勝つも千日手も久保の胸先三寸。見事な角。
3=千日手選択。諦めない丸山の顔を見て久保はビビッた。
4=千日手放棄。久保は母ちゃんの顔が見たくなった。
久保の63手め51角は竜王戦第3局羽生の54角に匹敵する名手と森下は絶賛するはずである。我々は単に双頭手と呼ぶ。ラーメン雑誌ならば「究極の」と言う形容詞がつく。マシュダ一家の心の中では123手で久保の攻めあい勝ちという名局だった。相アナグマ戦の傑作が誕生寸前に現実世界は間引きした。


マシュダ一家の影響力 番外4 久保の調教  No: 3492 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/06 Sat 01:42:00

久保の65手め15角成は森下の教育のたまものであろう。これで千日手になる。久保は65手めに丸山同様にと金を作成して攻めあえば楽勝であった。
マシュダ一家はそこで断定しよう。久保の65手めはタコ手である。既に終電がない丸山はやる気を出してしまったことであろう。
これで森下先崎戦のように三回目の正直となる。これは紳士協定であろうか?
このような連中を紳士ヤクザと言うのである。


マシュダ一家の影響力 番外3 新参A級久保の仁義無き戦い  No: 3491 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 23:52:57

番外も3まで来ては腐っている。気が利いたことは何もない。
丸山が久保の三間相手にと金攻めを仕掛けるドンキホーテを演じている真っ最中。久保が51角で対抗しようと指した現局面。
マシュダ一家ではすでに123手で先手の勝ちとなる。と金にはと金で対抗すればよい。実に簡単。
すると久保は仁義無き戦いを51角で見せたことになる。森下は王将戦でも地獄の番人となってしまった。新参A級久保には森下が教育するべきであろう。


マシュダ一家の影響力 番外2 連盟の八百長絶賛方法  No: 3490 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 23:19:18

どうも最近番外にまでナンバーがついてしまう。逆行相停滞手がマシュダ一家の四相理論をその論理に従い自らを侵食し始めたということ。だから早いところ第二ステージへ行かないとこの世界は破滅する。
森下の顔が見える。「佐藤康光発見の羽生逆転筋をキチンと書いたでしょーに」と彼は目で訴えている。
あの愛くるしい目で見られるとこちらもキチンと答えなくてはならないであろう。森下はなぜエリートやくざかと言うと、彼は谷川などよりはるかに羽生のことをよく知っているからである。だから谷川などおよびもしないことを書いてしまう。羽生の54角を諸手で絶賛している。控え室は65角を読んでいた。このタコ変化はGICEというハンドル名で2ちゃんねるの囲碁将棋板でも竜王戦ブタチームが実況している。イイワケはマリオ仕込みでモノイイはコマワリ君。中味はタコというシロモノであった。森下は責任とってキチンと将棋世界でフォローし羽生絶賛となった。
森下が行なった事は羽生の八百長を羽生絶賛に隠匿したということである。これが連盟棋士とそこに巣くう奴隷記者の限界であろう。
我々は54角のもっとはるか以前に羽生勝ち手順をハッキリ実況で述べている。それでは羽生デザイン完遂にはならないが確実に勝てる。森下はソコを桐山発言の63龍でゴマかした。羽生がプライド優先でマシュダ一家手順を見送ったからには54角とはすでに帳尻合せなのである。並べてみろ。マシュダ一家変化と同じようになる。
昨年から我々が言っている持将棋23点ルール改正案は連盟将棋には期待できない。囲碁のコミのように国際ルールで登場するであろう。それまでにA級最前線棋士は後手番で千日手を画策し永遠に家に帰れない地獄めぐりを楽しんで頂きたい。そして千日手で先手になった者は森下のようにワザと負けることを仁義とする風潮が蔓延する。だから紳士ヤクザなのである。間違ったことを言っているかね?

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/031120ryu3-2.html#3349


マシュダ一家の影響力 番外 一手啓上  No: 3489 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 22:30:47

月刊誌「将棋世界」で最初に読む頁は「一手啓上」。これは目次の前に配置された将棋連盟の顔。そこにはマシュダ一家へのメッセージが必ず隠匿されている。
今回は内藤國雄。竜王戦第2局実況でマシュダ一家に初めて批判された内藤が心情を吐露している。我々は内藤を連盟棋士最上の解説者として掲げた時もあった。しかし今回のマシュダ一家実況のリアルタイム分析には内藤はおろか谷川でさえもついてこれなかった。彼らが使用する言葉には限界がある。内藤が使用する用語ではもう何もできないところまでマシュダ一家は進んでしまった。
そこで内藤はどのように考えたか?
彼はにわか仕立てのニヒリストとなった。人類の悠久な歴史と現在の地点を単純比較し「自分らしさ」を求めることに魂の慰安を見いだそうとした。
貴様は心底卑怯者である。谷川を見て何も感じないか?
内藤國雄が言うべきことはそんなことではなかったはずである。


マシュダ一家の影響力4 森下の場合  No: 3488 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 22:07:03

谷川はそれにしても目ざとい。マシュダ一家実況を連盟棋士の立場から完璧にフォローしようとしている。彼が出来ることはソレぐらいかもしれないがその意欲を見せてくれただけで十分。清水は穴場を書きたがるラーメン雑誌のノリを払拭すればもっと強くなれるが、谷川はすでに王者ということである。本項継続中にマシュダ一家千日手理論がまたもリアルタイムで証明されたので将棋世界1月号に戻ろう。
谷川は肝心な事を書かない換わりに終わった地点の変化にはこだわる。86同飛ではなく先に75歩だと。富岡の封じ手予想35角をマシュダ一家同様タコ手としてさんざんコキおろしておきながら芸が細かい。
我々はそんな変化など恥ずかしくて書けない。最初の羽生の動機に従い死刑台のエレベーターとして扱うべきである。特に内藤推奨の36歩で森内が歩をベタベタ打つ変化など谷川はよく恥ずかしげもなく書けるものと感心してしまう。マシュダ一家実況分析の後ではモク拾いのような作業だったかもしれない。その後ろ姿に愛着を感じるのもまたマシュダ一家であった。
一方森下は徹底している。彼が書いた竜王戦第3局観戦記は谷川と違ってアンティークとして売ればよいと開き直っている。だから丁寧な言葉を装う。言うなればエリートヤクザである。そこで森下が巧妙にその丁寧語と断定法の下に故意に隠したことを暴かなくてはならない。
森下は39手めの局面が後手にとって最重要分岐点であることさえも隠し通したのであった。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/031113ryuW.htm


マシュダ一家の影響力3 千日手地獄   No: 3487 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 21:41:56

アレはA級順位戦の最前線棋士らしく先程千日手となった。久保大成功である。

日時:2003.12.05
棋戦:A級順位戦
戦形:後手番中飛車千日手地獄
先手:丸山
後手:久保

▲7六歩 ▽5四歩 ▲2六歩 ▽5二飛 ▲2五歩 ▽3二金
▲6八玉 ▽5五歩 ▲4八銀 ▽3四歩 ▲7八玉 ▽6二玉
▲6八銀 ▽4二銀 ▲5八金右 ▽7二玉 ▲3六歩 ▽8二玉
▲2四歩 ▽同 歩 ▲同 飛 ▽7二銀 ▲2八飛 ▽2三歩
▲9六歩 ▽9四歩 ▲6六歩 ▽5三銀 ▲6七銀 ▽5四銀
▲3七銀 ▽6四歩 ▲6八金直 ▽4四歩 ▲2六銀 ▽4五歩
▲2五銀 ▽4三金 ▲1六銀 ▽3三金 ▲2五銀 ▽4三金
▲1六銀 ▽3三金 ▲2五銀 ▽4三金 ▲1六銀 ▽3三金
▲2五銀 ▽4三金 ▲千日手


逆行相停滞手を出すと千日手になりやすい。第三相停滞ではすでに千日手しか選択肢はない。コレを昨年から論理的に証明してきた者はマシュダ一家以外にいない。なぜこれを千日手地獄かと言うと、天国ではないからである。千日手では棋士は家に帰れない。


マシュダ一家の影響力2 将棋世界1月号 谷川の観戦記  No: 3485 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 19:02:34

現在発売中の将棋世界1月号では谷川の竜王戦第2局観戦記以外に読むべきものはない。強いて言えば清水の自戦記で「強くなる為にもっと苦しみたい」と書いた一文。これには「アホ」と我々は答えたい。
将棋世界と言う雑誌はすでに写真以外は機能していない。特に11月号の河井邦彦の写真は素晴らしい。中味の方は7月号検証でマシュダ一家にその空疎な言葉が暴露されて以降、編集部には何の反省も改善もなくむしろ悪しき方向へ向かっている。棋士が自分達の将棋を書いてもゴマカシと自虐にしかならない。しかもマシュダ一家実況にその場凌ぎで対抗する為に谷川を酷使するだけではもう先は見えている。
そこでもう一度ハッキリ書こう。谷川が書けなかったことを。
谷川は文中の副題に「羽生の苦悩」と書いた。コレはマシュダ一家がある手の為に何度も使用してきた言葉。我々は苦悩という言葉の重みを羽生と丸山の為に使用したのである。谷川の文を読んで何が「羽生の苦悩」であったのか分る読者はいないであろう。アレは谷川からマシュダ一家へのラブコール。羽生は74歩に苦悩している。そして谷川は昨年のマシュダ一家と同じ感慨を今実感している。羽生は地獄門を選択するべきであった。我々が実況で断定したことを谷川には書けないのである。
なぜか?
それは棋士である限りそれは自分の指し手で証明するしかない最重要分岐点である為。だから棋士が書けることには最初から限界がある。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/2003ryuAll.html


マシュダ一家の影響力1 現在進行中のA級丸山久保 5筋位取り中飛車  No: 3484 [返信][削除]
 投稿者:マシュダ一家  03/12/05 Fri 18:35:18

現在進行中の丸山久保のA級順位戦は後手久保の5筋位取り中飛車。
なぜこうなったかは王位戦第4局のマシュダ一家実況を読むと分る。
記者は久保が飛車先歩交換を許した事に6万数千局中2局しか前例がないと驚いているが、元もとの発想はマシュダ一家がすでに何度も記した飛車先歩交換原理による。
基本は以下のようになる。
1=先手は飛車先歩交換。飛車先開通と1歩手持ちの利を主張。
2=後手は手番換算と1歩手持ちを主張。
3=先手は後者を解消する飛車引き。後手に歩で受けさせる。
4=ブランコ運動開始。9筋の端歩。
そこで本局はどうなったかと言うと27手66歩という逆行相停滞手が発生したということである。これが6手め32金の意味。主眼は手番の問題。即ちブランコ運動に尽きる。
王位戦第4局のマシュダ一家実況は先手の右銀と65地点について考察したが基本は以上の4相。32金はひねくれた手として王位戦第4局の5筋位取り中飛車でも言及。これが最近のハヤリ。丸山ワクチンに対する羽生パクチンのギャグはすでにこのように変遷してきたのであった。