6歳児の語彙と理解力 ハリポタよりハブオタ

「ポンキッキーズ21 サンダーキッズキャンプ」

MashudaBBS2003.05.17-18


6歳児の語彙と理解力 ハリポタよりハブオタ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月18日(日)02時28分18秒

お母さんならわかっていることである。6歳児の語彙と理解力は凄まじい。6歳児でもポケモンの全キャラを丸暗記し、全米を巻き込んでポケモンワールドが子供の世界にできてしまったことは記憶に新しい。今度はハリーポッターである。6歳児がハリポタの全キャラをスラスラ言える。
ハリポタは大人が読むと面白くないかもしれない。このようなキャラを覚えるのがめんどうだからである。子供は違う。どこに隠しキャラがあるのかと何度も読み返すのである。映画は大人も気軽に楽しめるであろう。「秘密の部屋」は誰もが見たことであろう。一度見ただけでは詰まらない。子供は何度も見てこの映画を詰ましにかかる。「秘密の部屋」にはバジリスクという大蛇が登場する。ハブはバジリスクの化身である。直接睨まれたら相手は死んでしまう。間接的に睨まれても石になる。一度噛まれたら猛毒で全身麻痺である。将棋の方がハリポタより面白いのは現実の戦いであるからである。世界はやがてハリポタを卒業しハブオタへ移行する。


言葉の問題「詰んでますか?」「詰ましてください」 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月18日(日)02時03分46秒

「ポンキッキーズ21 サンダーキッズキャンプ」における羽生義治将棋塾では「将棋は王様を取れば勝ち」と子供に最初に説明する。これは間違っているがそのように説明しないと子供にはわからない。しかし最後に羽生はPK戦で「王様を詰ます」という言葉を使っている。子供には「詰ます」という日本語はむずかしい。お母さんでもわからないかもしれない。「詰まる」なら日常語である。喉が詰まる-便秘で詰まる-アパートの下水が詰まる-失恋で胸が詰まる。このように人間は成長しても「詰まる」という言葉は同じである。「王様を取る」と「王様を詰ます」は大変な違いである。そこで「詰ます」という言葉が悪いことに気が付く。いかし流行ってしまったものは前向きに考えるのが日本人の優秀なところであった。
「詰んでますか?」「詰ましてください」などと言う言葉を巷に流行らせればいいのである。連ドラのラブラブシーンで「結婚してください」というセリフを「詰ましてください」と書き換えればよい。スポンサーからプロデューサー経由でシナリオライターも「それでイコ!」と相づちを打つのが日本人のコンビニ感覚である。「結婚してください」などと言う台詞は子供には恥ずかしくて言えない。それで全国民わかるように「詰ましてください」にしてしまえば良いのである。アニメで流行らせれば幼稚園でも流行る。好きな男の子に「詰ましてネ」という女の子が出てくるであろう。
最近「天然です」と自称するアイドルが増えたが、あれは将棋界発信である。天然中原が元祖であり、天然康光が最先端である。


将棋倒し 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月18日(日)01時34分20秒

ポンキッキーズのハブタン将棋塾は対象年齢が6歳前後であった。
3歳の子供をもつお母さんにはこれでは納得できない番組である。
そのようなお母さんにはもっと大きなチャンスがある。
子供の情操教育の為に本物の盤と駒を幼児に購入できるからである。
本物の盤と駒で幼児が行う遊びは「将棋倒し」。
あの忌まわしい陸橋将棋倒し事件にクレームをつけて「将棋倒し」などと呼ぶな、ドミノ倒しと呼べと主張した者は先見の明がない。「将棋倒し」こそ幼児が本物の駒に触れる最良のイントロダクションである。


権威と憧れ 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月18日(日)01時12分54秒

棋士とファン=役人と庶民の構図
そのフラストレーション問題は簡単に解決がつく。
権威を裏づける免状から役人の名をはずし、替りに生存する永世名人達の名を連らねれば良い。


棋士とファン1-5 投稿者:凡夫  投稿日: 5月17日(土)18時10分25秒-5月18日(日)15時48分35秒
ポンキッキーズのハブタン 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月17日(土)08時46分29秒

本日午前7時頃放映があったフジテレビ「ポンキッキーズ21 サンダーキッズキャンプ」は素晴らしい。羽生善治が子供にどのように将棋を教えるかという企画である。わずか9分の中にその様子が見事に編集されている。
以下が主な構成
1=山くずし&回り将棋
2=ルール説明後すぐに矢印駒で子供同士が対戦
3=ハブタンが子供と多面指し
4=将棋PK戦
山くずしと回り将棋を子供に教える羽生にガチャピンが「ハブさんは毎日こんなことしてるんですか?」などと聞くツッコミも心憎い演出である。これでムッと本気になったハブたんは20人の6歳児相手に8枚落ちの多面指しを行なうのである。子供たちはまだ将棋を覚えたばかりであるが駒には矢印がついているのでなんとか動かせる。このようなガキども相手に真剣に1手づつ指しながら机の円陣をもの凄い速さでぐるぐる走るハブタンに同情してはいけない。100面指しも経験がある羽生には20面指しなど労働のうちに入らない。それを追いかけるカメラマンの方がタイヘンなのである。もっと腰が低いADはケーブル保護に必死で腰痛となる。子供の指し手はカメラがアップで追う。羽生は本気である。そういえば子供同士の対局では桂馬のフンドシをいきなりカマシている子もいた。ハブタンはすかさず「ア、それいい手ですね」と教えていた優しい先生であったが駒落ちでは手を抜かないのが王者のポリシーである。着ている着物は飾りではない。電光石火のごとく最強手連発であった。それでもなんと二人の子供が勝ってしまう。場内喝采の嵐も子供の本気を引き出した結果である。PK戦はもっと凄い。子供たちは自信を持つと恐ろしい。十畳の巨大盤面で裸の羽生玉を子供たちの駒がよってたかって詰ましに行くというバトルであった。名人戦第1局の東大寺本坊の十畳も顔負の熱気である。さすがフジテレビであった。NHKの天才テレビ君もかなわない。
元もとこの時間帯はCMもフジテレビとて番宣ばかりで景気が悪い。その中でよくもこれだけ高度な番組が作れたものである。将棋史上これほど充実した教育番組はなかった。1秒の無駄もない。素晴らしい。



四間飛車は進化する 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 5月17日(土)02時48分50秒

藤井は本当にバカ正直者である。先ほど知ったのだが今週月曜昼に読売西條記者に話したらしい。名人戦第3局の森内の32歩を見て後手番藤井システムは終わりかと思ったなどと言う家元がいるであろうか?藤井は自信をもってもらいたい。そんなこと何も言わずにプロ棋士が実戦で証明することである。しかも森内新手にビビッていながら55角ではなくフツー66角でしょなどと言ったらしい。そんなことは加藤一二三が先週の生中継で言っている。そして55角でも同じと。75歩と突くタコがどこにいるのであろう?以下の変化で同じであるどころかもっと悪い。だから藤井は66角を指さない名人をおかしいと言った時点で記者にコケにされているのである。

表題:第61期名人戦第3局1/2
棋戦:名人戦
戦型:四間飛車vs急戦
先手:森内俊之名人+75歩と突くタコ
後手:羽生善治竜王+隣のミヨちゃん

▲7六歩  ▽3四歩  ▲2六歩  ▽4四歩  ▲2五歩  ▽3三角
▲4八銀  ▽9四歩  ▲5八金右 ▽4二飛  ▲6八玉  ▽3二銀
▲7八玉  ▽4三銀  ▲5六歩  ▽7二銀  ▲5七銀  ▽9五歩
▲3六歩  ▽6二玉  ▲3五歩  ▽3二飛  ▲4六歩  ▽3五歩
▲4五歩  ▽5二金左 ▲4四歩  ▽3四銀  ▲4八飛  ▽4二飛
▲4六銀  ▽7一玉  ▲3二歩  ▽4四角  ▲同 角  ▽同 飛
▲6六角  ▽7四飛  ▲7五歩  ▽5四飛  ▲1一角成 ▽5六飛
▲4七金  ▽4六飛  ▲同 金  ▽5七角

藤井システムの功績は計り知れない。藤井のおかげで居飛車穴熊が粉砕されたことは将棋史上の金字塔である。大スポンサーの記者が食堂や酒場での棋士のつぶやきを脚色してタコがクラゲのように流布すれば、棋士は努力をしなくなってしまうかもしれない。羽生がうまく指してくれたらそれでいいなどと藤井が思うはずがない。
我々は後手95歩はなくなると述べた。それが我々の一昨年前からの結論である。
しかしすでにどのように進化するのかも記している。加藤一二三の思考形態に戻るのである。後退ではない。これが進化だから我々は楽しめるのであった。双頭の鷲が別の意味をもって復活し中盤へのブリッジの形態が変化することを見るであろう。その立て役者は藤井であってほしい。


クライゼル重心移動の法則 全文UP 投稿者:報告係  投稿日: 5月16日(金)07時17分53秒

V3効果8-17 クライゼル重心移動の法則
2001年竜王戦第5局から2003年名人戦第3局への道筋
http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030516kreisel2.html