象戯苑第2部 12-22
MashudaBBS2003.05.18
「どらまちっくいご」
「とーとー全部ひらがなにしちゃったか」
「囲碁は漢字で書くと幼児が読めないって」
「本因坊もひらがなにするか」
「本因坊(ほんいんぼう)と表記すれば?」
「文字数稼げて楽だね」
「アッタマつかわなくていいじゃん」
「もともと使ってないけど」
「これなんて読むの?」
「脇息(きょーそく)」
「足乗せ?」
「俺のルルをどこに隠した?」
「風邪薬?」
「知ってるくせに」
「猫なら家出」
「公園に捨てたな」
「自分から出ていったんでしょ」
「子猫が家出すると思うか?」
「アタシだったら家出すると思う?」
「猫ぐらい飼わせてくれ」
「ネコ詰んじゃった、ネコ詰んじゃった」
「殺したのか?」
「疑り深いわね」
「いないわけないだろ」
「三日しかいなかった猫でしょ」
「三日もいたら情が移る」
「三年いたら憎むわね」
「意地悪するなって」
「なにがルルさ。ボロボロの猫じゃない」
「大きくなれば立派になる」
「片目も治る?」
「片目があれば立派」
「殺したよ」
「いらっしゃい」
「これ」
「あら何?手ぶらでいーのに」
「コンドーム」
「違和感あるなー」
「ジェリー付だけど?お、みんな居るね」
「選挙運動」
「投票権あるの三人しかいないけど」
「三人寄ればモンジャ焼き。だっけ?」
「三人寄れば3Pでしょ」
「公明党には絶対入れるなって」
「どこの選挙だ?」
「共産党にも入れるなって」
「それは俺の勝手」
「お、遅いよ」
「お邪魔。遅いって、だって研究会これからでしょ?」
「研究会?やるの?」
「そのつもりで」
「やっぱねー。もう飲んでるわよ」
「研究会やったらウチのかみさん浮気するから」
「家出よりいいっしょ」
「実感あるなー」
上野公園
「王手飛車!」
「王手は追う手」
「逃げないの?」
「ヘボ将棋、玉よりチンチンかわいがり」
「逃げないのね?」
「はい。逆王手」
「マジックか」
「終盤の釘師」
「最近パチンコどう?」
「埼玉も都会」
「詰めろ逃れの詰めろはない?」
「形作りで飛車取ったら?」
「ばっか。誰に見せる形?」
「人間死ぬときゃ誰でも手を組むよ」
「合い駒しかないねー」
「歩で取られるでしょ」
「そこに桂馬を打てば」
「おっ必死か」
「これ飲む?」
「炭酸?それだめ」
「炭酸嫌い?」
「ゲップでるだろ」
「いけない?」
「下品だ」
「よく言うよ」
「タコ食いたい」
「あんなもの食うのは人間じゃない!」
「そう?」
「口もとからはみ出たタコはナメクジくわえているのと同じ」
「カルト教団の教祖が言いそうだな」
「友は財産か?」
「メル友には裏切られる」
「裏切る友がいなければ幸い」
「尊敬する人も周囲にいないし」
「親だって尊敬されてないっしょ」
「子供にめんどうかけないだけ立派な親」
「友情ね」
「情がからむとなんか臭うね」
「アッサリ行く?」
「アサリとハマグリどっちが好き?」
「味噌汁ならアサリかな」
「お吸い物ならハマグリか」
「妹の雛まつりで食った」
「お前の妹いくつだ?」
「妹の子だってば」
「なんか寒いな。ストーブ点ける?」
「発行部数落ちる一方だね」
「象戯世界よりまとも」
「あっちは党の機関誌だろ」
「実態は同人誌」
「現代象戯よりまとも」
「下としか比較できないってのも」
「上を見たらやんなる」
「落ちるとこまで落ちたね」
「やる気がないだけじゃ?」
「それを言い出したら才能もない」
「給料あるのがせめてもの救い」
「飲み代ぐらいはね」
「象戯苑は安泰でしょ。新聞社と仲いいし」
「名前だけの社団法人が日本にいくつあるか知ってる?」
「さあ」
「どこも正会員は給料どころか会費を払うだけ」
「僕たちもそうなっちゃうと?」
「校長先生が安心しろってさ」
「どの校長?」
「今の校長」
「だって変わるんでしょ」
「変わっても組織は同じ。実家に帰る?」
「洗濯機買ったばかりだけど」
「中国製?」
「韓国製かな」
「日本製じゃないのね」
「いけない?」
「非国民!」
「ばか」
「あれはどうなった?」
「アトムでしたっけ」
「それは先々週放映が終わっとる」
「こっちでしたっけ?」
「あれのおかげで名前を呼んではいけない例のあの人になったらしいが」
「自分で自分のクビ締める人いません」
「締める首はない。最初から頭がついておらん」
「彼らの女房には首がついてますから」
「オッパイにまで文句言われたらかなわんな」
「ふたつありますね。荒野の狼は荒野に帰ったことにしようと密談を」
「怖がっているのは夜歩きの娘さんだけかと思ったが」
「実況にビビってます」
「モリマンのつもり。名人戦まで白けては困る」
「新聞社はやる気ないッスネ。返信も来ません」
「朝日まで死んだか」
「とっくに盛り下がってます。毎日は既におシャカかと」
「東大寺でようやったね」
「がんばってね」
「がんばるのは対局者」
「お酒飲みすぎないよーに」
「心配?」
「行ってくるよ」
「帰えるのしあさってね」
「カエルコールする?」
「どーでもいいけど」
「寄り道かもね」
「名人戦は明日か」
「もう終わっている」
「朝日は最初から終わっている」
「毎日は最初から決まっている」
「読売の八百長といい勝負だろ」
「名人は十字架銀でハリツケか」
「象戯苑ではナンチャッテ銀だと」
「阿呆の集合体か」
「朝日の名物記者はUFO銀だと」
「ドイツ語圏ではウーフォーか。阿呆船だね」
「ボケてるせいじゃない。若いのもひどい」
「読売は情けない」
「朝日に出てたことも知らなかったらしい」
「それで慌ててハリツキか」
「マシュダ家の者は入れない」
「なぜ?」
「彼らは選ばれた者だからだ。我々が火傷をする」
「すでにこっちは水ぶくれだろうに」
「東西南北こうなるとは」
「こちらの無内容さだけが目立つ」
「マシュダ家に返信は出しときます?」
「無視しろ」
「徹底的に無視しろ」
「何も受け取らなかったと?」
「燃やせ。我々も何も聞かなかった」
「何も見なかった」
「何も言わなかった」
「麦と兵隊か」
「同じと言いたいのか?」
「河口の嘆きと同じ。記憶が消せればね」
「初期化の方法はいつでも決まっている」
「アニメならぶち殺すところだろう」
「ハリパタなら呪いをかけるだろう」
「スリザリーの者だと? 笑わせる」
「スリザリー?こちらではあだ名がマンズリーだ」
「ナルシストの先生か。それは言えてる」
「理事戦は?」
「何ごとも順番」