巨大なウンコ

MashudaBBS2003.02.26-27


廃棄物処理法改正法案 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月27日(木)03時31分57秒

毎日の社会部は相変わらず優秀である。足立旬子が昨日出てきた廃棄物処理法改正法案に関して早速深夜リポート提出である。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030227k0000m040161000c.html
日本はとにかくゴミが多すぎる。ドイツを見習うべきである。オーストリアなど家庭用ゴミ袋一枚で数千円もする。だから生ゴミなどすべてコンポストにする。日本はゴミ天国である。粗大ゴミでも都下なら200-500円である。安すぎる。だから平然と使い捨てる。このような文化は奢りである。会社や役所が節約する時代の次には、家庭で節約する時代となる。そのためにはゴミへの認識を徹底的に改革しないといけない。教育では無理である。課金と罰金以外に商人根性が染みついた日本人のゴミへの意識は変わらない。法案では不法廃棄の罰金を1千万から1億に引き上げた。不法投棄した会社は市民の通報ひとつで関連会社までつぶれるということである。


シラクの遠慮 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)18時26分00秒

仏シラク大統領もなかなか気がきく男である。3月16日に京都で開催される「世界水フォーラム」へ出席する予定であったが昨日夜にドタキャンしてくれた。コイズミが中東で大演説会をその頃行なうことをすでにMashudaBBSで告知してあるので主役の座を譲ってくれたということである。


防衛庁長官石破茂の用語法 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)18時19分41秒

言語不明瞭の防衛庁長官石破茂がタイムズに「日本の憲法は攻撃されるのをただ待つだけということを想定していない」と語った。25日のインタビューで本日26日発売である。これは、難解な表現であるがマシュダ一家を良く読んだということである。普通なら「自衛権には他国への先制攻撃も含まれると日本国憲法で解釈可能」と外国人に解釈されてしまうが、微妙に違うところが想定手順の妙である。石破がマシュダ一家門下となったことを歓迎する。ロジック上は憲法は相転換を想定しているということになる。これが憲法論議の一番重要な点である。

http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030225bbs2.html


NSNの場合 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)17時50分42秒

さてハウステンボスが本日会社更生法の適用を申請したので、みずほホールディングスの子会社「みずほコーポレート銀行」がハウステンボスへの貸出金約1千億円取り立て不能になった。このような金は引当金というものから経理上は処理される。この損害分は税金で補われる。これが不良債権処理というものである。竹中が加速定跡を選択したので、ハウステンボスは早くも沈没したということである。どこかが安く買って再建するということになる。一種の犯罪行為であろう。米国などそれで裁判になることが日常茶飯事である。株主をだまして金をかき集め、赤字で会社を解散して株主を大損させる詐欺師が沢山いるのが米国である。棋士諸君が愁えているNSNが会社更生法を適用すると、まあこのようになる。金を出したところが丸々損するわけである。


サダム亡命否定「祖国で死ぬ」 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)17時35分06秒

読売の戦争路線に対して、朝日新聞は演出がうまい。米CBSのインタビューに目ざとく目を付けた。そのインタビューでサダム・フセイン自ら、米国の亡命の勧めを否定し、祖国で死ぬことを断言している。イラクの油田を戦争でついでに破壊するのが米国の目的である。そうすれば米国が当分の間、原油価格調整の主導権を握れるからである。まあ羽生が95歩で先週丸山相手に強引に主導権を取りにいったようなものである。ロシアがそれでは困るので猛反対しているということである。フランスはかつてイラクに破壊兵器を輸出していた。死の商人として儲けた経緯があるのでロシアには弱みを握られている。湾岸戦争は日本ではまともに検証されたことがない。今回はマスコミの洗脳もさすがに通用しないので朝日は突っ張れるのである。シーザーや杉本の突っ張り路線となぜかマッチしている。


トルコ政府苦渋の選択 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)17時21分05秒

副首相のシャヒンが米軍駐留を6万2千人までトルコに駐留を認める法案を昨日提出している。電卓ではじき出した人数には笑える。しかしトルコ国民には苦渋の選択となる。トルコ国民は米国が大嫌いである。都会でも田舎でもトルコ国民は米国人を帝国主義者とまで呼んでいる。日本政府がトルコへの援助を申し出たためにトルコ国会は苦渋の選択をせまられたということである。トルコはEUに加盟するのが悲願である。独仏がイラク攻撃に反対しているのでこれはトルコにとって致命的である。フランスを説得してもドイツがトルコを許さないであろう。結局日本からのはした金で大きなチャンスを見送るのはトルコである。


兵器の廃棄の問題 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)17時14分54秒

自ら兵器を廃棄した際の記録というものは、結局疑いだしたらきりがない。イラクが本当に廃棄したのか、或いはどこかにまだ隠し持っているのか、こんなことは自国をみればわかることである。
日本にも廃棄業者がいる。彼らは廃棄証明書を発行する。日本の税務署の特別調査官はそれを見て信用している。ところが廃棄を依頼した会社が廃棄業者を疑うこともある。廃棄するべき商品が闇市場に横流しされるからである。従って在庫商品を廃棄する時には廃棄現場に会社側が立ち会う時がある。それは利害関係にあるものが目で見て確認するということである。それでもそれを税務署に証明するには廃棄証明書と写真しかない。もし特別調査官がそれを信用できないならば、タイムマシンで過去に遡って、その目で見てくるしかないであろう。疑いだしたらきりがないのである。しかも日本の廃棄業者など勝手に山に捨てて儲けている。こんなことも取り締まれない国が他所の国のことなど言えた義理ではない。
人間の最も有名な廃棄物はウンコである。警察が鑑定で証拠入りのウンコを犯人が本当にしたかその目で確かめるであろうか? 冗談ではなく、欧米ではそのような警官だらけである。容疑があるというだけで目の前で脱がすことが日常茶飯事である。特に麻薬関連がそうである。旅行者まで捕まえて脱がす。ケツの穴まで指を突っ込むのである。何も発見されなければハイさよならとなる。オランダなどでは普通に道を歩いていただけで日本人まで脱がされている。そのような被害にあった旅行者を日本大使館は決して助けない。ハイそうですかで窓口を締める。およそ国家機関というものは、このような自己都合でしか機能していない。だから来週はイラクの日本大使館員も全員帰国となる。居残った日本人はどうぞご勝手にということである。
米国が行っていることもこのようなものである。石油というモノは麻薬より国家を狂わせる。


人間防壁 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)16時31分34秒

イラクは世界中から終結した反戦家に感動している。「人間防壁」として命を捨てる覚悟の人達である。英米が予定延期した3月の攻撃はこれら「人間防壁」となった人々も殺すであろう。日本人も居る。だからコイズミ自身が決断するときである。時期はクライマックスを迎える直前である。戦争回避ができないと読売あたりが報道するあたりとなる。カーターのようにノーベル平和賞を貰うのはコイズミである。北朝鮮への電撃訪問が評価されたご褒美である。


コイズミ、行くのは特使ではない 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)16時22分37秒

本日の昼、コイズミは我々の意向に従い特使をイラクに送ると述べたが、行くのは首相自身でなければ意味がない。理由は既に述べた通りである。世界が注目している。


「至高」と「最強」の違い 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)12時43分29秒

神崎が毎日新聞朝刊の順位戦記事にある「将棋界至高のタイトル 名人戦」という副題を日記に紹介している。対して読売の竜王戦は「将棋界究極のタイトル」だったかナと大ボケこいている。竜王位は読売と将棋連盟の契約書上「将棋界最強」となっている。
参照http://www.bekkoame.ne.jp/i/yusai/030121bbs.html
1月21日(火)13時07分24秒 「竜王は将棋界最強の棋士とする」

まあ阿部が竜王を奪取しそこねたので神崎のユーモアであろう。
「最強」という言葉は読売らしいかもしれない。「究極」のラーメンといい勝負である。「最強」も「究極」も安っぽくて大衆的な響きをもつようになった。そのかわりその突っ張りが有効なのは相停滞情況までである。これが至高という言葉との決定的な違いとなる。最強の軍隊は一度の敗戦で豚となる。


EUのユーロ導入は史上最大の詐欺 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)12時08分08秒

ヨーロッパが通貨を統合したおかげで銀行は用心深くなり、結局市民が損をした。物価比率があがっているためにお金を沢山もっていた人は損をする。まあ金など溜めるものではなく使うものであるが、日本は貯金国民なのでそのショックは理解するであろう。得をしている国もある。米英が国連安全保障理事会に新たな決議案を提出して息巻いているが、スペインを抱き込んだのはそう言うわけである。英国が戦争で儲ける換わりに、スペインがユーロで得した分は恩で返せと言うことである。イタリアも得している国であるが、戦敗国なので仲間には入れない。このような構図はお金の損得に換算すればすぐに比較できる。仏独露は武器と石油の利権が共通しているためにあくまで反対する。プーチンはうまくやったということである。日本にプーチン並の政治家が必要になるのは相転換後である。新聞社はそれまではこれらのことを情緒的に扱うだけとなる。読売新聞を読めばわかる。このような大衆紙は何も言えないに等しい。安保理が機能不全に陥り、国連の弱体化につながらないように英米決議案の否決は避けヨと叫んでいる。こんな戦争に荷担したらテロリストが日本にも来る。読売本社が世論を煽ったとテロリストが認知すればまっさきに襲われるであろう。それに対抗するために立派な軍隊を作れと読売なら今度は言うであろう。それはそれでよい。しかし中東の日本への信頼を失うことが最も国益を損ねるのである。そのような計算をせずに読売論説委員は情緒的に叫ぶ。だから読売社説はこのように読むと良い。アレは洗脳された猛烈サラリーマンのシュプレヒコールなのだと。結構かわいい。


テーマパークの裏側 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)11時44分38秒


テーマパークは企画段階で成功するか否かがプロには明確にわかる。あとはいかにシロウトをだまして金をかき集めるかである。パリ近郊のディズニーランドは大失敗であった。東京ディズニーランドの成功をそのままグランドデザインにしたためである。しかもパリは東京と違って市内だけで十分に観光が楽しめる。最初から失敗することはわかっていた。だからこのようなモノを作るときは必ず裏で金が動いているのである。日本に限らず世界中がそうである。EUのユーロ導入は史上最大の詐欺である。あれに比べたら日本などまだ天国である。


ハウステンボス沈没 投稿者:マシュダ一家  投稿日: 2月26日(水)11時32分03秒

ハウステンボスが2300億円の負債を残してつぶれた。今日会社更生法の適用を申請したのである。呆れてネタにもならない。企画の段階でわかっていたことである。この損金は税金負担となる。「みずほフィナンシャルグループ」のツケが不良債権処理加速定跡で生んだ壮大な奇形児である。これでまた幽霊屋敷が増えた。アニメ「千と千尋の神隠し」に登場する廃墟となったテーマパークは夢物語ではない。現実にあちこちに存在する。世界史を見れば栄えた都市はすべて廃墟になって文化を残した。ハウステンボスは最初からコピー村の為に返済不能の借金以外何も残さなかった。