2002.12.18&19 竜王戦第5局　横歩取り

ハブVS阿部隆

鉄十字の収斂

実況　マシュダ一家&西村軍団

Mashuda BBS 2002.12.14-12.21　No.1769-1814

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/21 Sat 20:47:55

阿部の勝因はハブ41手目48銀に対応する42手目54歩。
掘口一史座はこの手を一目「いいカンジ」と思った。
「いいカンジ」だけではハブに勝てない。
対して藤井と三浦はこの手を見た時遅いと察した=実戦心理。
ハブもこの54歩が遅いと思考し86地点を歩で蓋をする無手勝流に方向転換=それが本来の横歩取りの先手番基本思考。そこで歩得の主張への回帰が可能かという将棋になる。
では実際に阿部は何を基準に42手目54歩を指したか？
それは第1局で阿部が目指した5筋地獄門定跡の悪魔の空間効果=参照。
阿部は「中原黄金囲い」のセオリーに従い53地点を解放。その代償が筋違い角効果で5筋から派生した6筋軸転移による角入手（掘口はこの手順を絶賛）。結果「トリトヌス空間効果」がもたらした派生音は66地点と46地点に左右対称のブラックホールを生じた。（結合音発生の逆原理）
左/66地点=66歩の合せor66桂打による金のス抜きの筋。
右/46地点=46桂打から玉のこびんを開けて角打で王手飛車の筋。
ところが阿部はその両翼でハブを翻弄しつつ、6筋の鉄十字への直進路を選択することとなる。それが畏れ知らずの60手目62飛車。
59手目26飛のハブの手渡しは右46地点防御の為に必然。53-54地点がすべて解放された為に「何か手がなければおかしいはず」という直感に支えられた分岐点。
第3局で阿部がじっと溜めた42手目65桂跳ねは挑戦者に初勝利をもたらしたが、本局60手目62飛車も相手に手を渡す為に死活を決する相停滞点となる。畏れ知らずの人間の選択。
そして迎えた「64手目の局面」は神崎七段ら数名の棋士達も直感的にハブ良しと見ていた。なぜそのような直感がハブにも他のプロ棋士達にも生じのか？ハブは局後に53金打ならまだよかったと漏らし、掘口一史座は藤井や三浦のように54桂打でハブ指せないかと考えた。これこそ「トリトヌス空間効果」が全解放されたときの悪魔の罠。藤井は「ハブ終盤は目が回るような実践的な手を繰り出す」と述べた。ハブマジックは「この形は詰むはず」というインプット済みの敵の先入観を逆用する。そして「64手目の局面」は阿部が用意した「裏地獄門」にハブが逆さに落ちた図。先手玉が58に居るのに対して中原玉が41に居るため、53金でも54桂でも届かない。

将棋は金銀玉などというマネーの象徴が使われているように、経済定跡と全く同じ原理で動く。エントロピー不変の法則で序中盤が成立し得る。経済原理と違う最大の特徴は、王手には逃げなければいけないということ。最終盤は詰め将棋も有する生命原理へ移行する。本局でハブは64手めの局面に何もなかったことに唖然とした。53&54に増殖したＷブラックホールに戦力が誘惑されただけで、実際は41玉にかろうじて届かないと知る。何もない空間には甘い蜜もなかった。21分を費やし指された65手目35金は後手が67地点に雪崩込んだ時、71手目に右へ逃げるハブ・エスケープへの指標。ところがそれで一手稼いでも後手玉にせまる手はなく、逆に自玉が中央で殺されることに再度愕然。この変化でも悪魔の空間へ吸引されてしまう。ハブが67手目に最初に想定した66地点への飛車のスライドから同飛-34金の飛車角交換は、後手の玉が一路遠い為に再度66歩の合せから54or74桂打という後手の反撃に対抗できなかった。ハブは再三に渡る66歩の合せからこの桂打の筋を見て絶望する。このＷブラックホールが最大の威力を発揮する形はハブの記憶になかった。ハブは30分を費やし67手目46飛車という最期の罠を二筋披露。即ち阿部の集中攻撃を受けながら96角&33桂打+23角打の王手龍取りのブラックマジックウーマン。関西の小林健二九段はこれを発見し天童の控え室に電話。しかし竜王戦は王座戦と違い、それで騙せるテンションではない。阿部の地獄の鉄十字にハブはがんじがらめとなり、脳裏に浮かぶ終局図。無双30番の逆十字を想起し15分考えて十字架磔刑直前に84手で自決。
この形を阿部がもたらし得たのは第1局の地獄門定跡故。阿部はその夢幻変化を「トリトヌス空間」から体得した。

ﾊ投稿者：掘口一史座、恥を知れ ﾊ02/12/21 Sat 14:33:45

シーザー
貴様それでもプロか？
自分が思う指し手も言えないならそれでもいい。
ならば今日の囲碁将棋ジャーナルの解説を断るべきだった。
金払って見ている客を貴様はなんだと思ってる？
よく聞け。
阿部はな、貴様の朝日オープンの棋譜解説時に自分の思う指し手をそこで披露した。
だから竜王挑戦者になれたんだよ。
お前は指し手と愚痴を並べる為だけに来たタコ。
今日は一体何度「プロ的には」という言葉を貴様使った？
プロが「プロ的には」などとお茶を濁したら逃げ腰なだけ。
何十回も「プロ的には」という言葉だけ聞かされて中身がなきゃ詐欺。
ハブがなんで貴様が思う中古の戦形を選んだかわかるのか？
貴様が言う正調中座飛車ばっかじゃ客が飽きるからだろーに。
その心意気もわからずに貴様は家でなにを並べてきたんだ？
しかもハブが七冠とったことまで今さらヨイショして恥を知れ。
ハブこそプロ中のプロ。プロは核心を畏怖で包むか、決して語らない。
貴様が「プロ的には」などというのは5年早い。
それとも顔だけ売るつもりで出演か？
バカヤロー。貴様はそれで朝日の顔をつぶしてんだよ。
マシュダ一家のマネすんのはやめろ。

それにしても貴様のフルネームを書くときは苦労する。親を恨め。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/20 Fri 15:30:54

18:21終局。84手にてハブ投了。残り時間=ハブ8 分。阿部=23 分。（最後はハブ15分考えて指さずに投了した為実質残り時間双方とも23分By彩子）
「ご感想は？」
「阿部の初志貫徹には涙浮かべておったよ。もう一年じゃね」
「藤井さんは今回は解説でもご活躍でした」
「今年最高の衛星中継。藤井三浦も解説最強コンビ。言うこと無し」
「三浦八段も？」
「藤井解説もえーけど、66歩の合せから74桂打の三浦指摘でトドメ。ハブはこの二人に完全に抹殺されとる。三浦が読み切った時は助からん」
「読み切り後、とってつけたように二人でハブマジックと言っていましたが」
「ありゃオマンコに塗ったマジック拭き取ってるようなモン」
「そのまんま掲載します。見落とした最後の筋も藤井九段から放送終了直前に正確な詰み手順が披露されました」
「藤井演出。プロらしー」
「ハラハラさせてから最後はビシっと決めたということで」
「んなことよっか、生ハブの露骨な映像んトコ、もちっと正確に表現せんと」
「67手目46飛車で首を差し出した所ですね」

2002年12月19日。藤井三浦の最強解説終了直後の17時24分-17時26分の対局室生中継。
脇息に重心を乗せた左手に扇子を持ち盤面を左から凝視する阿部、大技で決める68手めを考慮中。
67手めを指した後退席したハブはすでに戻り、肩をすぼめてちょこんと正座。右手でポットから左手の湯呑みに茶を注ぎ、盤をきょとんと見ながら右手に湯呑みを持ち替える。
ハブが茶を飲む大きな音。「ジュルルルル、ハァー」
10秒おいて「ジュルルルルー、タン、タン」
最後は二回舌鼓し「％ッフン」の咳払いで締め。
カメラは絶妙のタイミングで阿部にパン。
記録係り菊池三段の声。「阿部先生残り50分です」
不動の阿部、4秒後に喉の奥で「はい」と返事。一瞬眼鏡越しにハブを見る阿部の眼球。右手で握り締めた扇子を口元にあて扇子のパーカッション。
パッチン
パッチン
ふた筋のハブマジックが見え「ヘェー」と阿部の大声。
舌鼓の演技で阿部を油断させたはずのハブ、前傾姿勢で蠕動運動開始。
画面は突如うつろ目のアラブヒゲにシュール転換。
スイッチパッチン。 落ち穂拾い後またパッチン。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 17:38:20

首を差し出し厳かに音を出し茶を飲むハブ。
阿部、神妙なアグラでその音をしばし共有。
扇子を手にとり素っ頓狂な声を出す大仏座。
「ヘエー？」
そして生気を発散する腕組。阿部の雄姿。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 17:20:41

屈辱の飛車。鉄十字の収束へ。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 16:52:31

「やった」
「あとは藤井三浦コンビを楽しむだけ」
「阿部は怖いもの知らず」
「グットくる」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 16:33:53

阿部の手の組み方は封印時から印密言。
ハブ、54桂や53金などはすべて切られると察して直線路回避。
即ち35金の脅しのからめ手。阿部は逃げないはず。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 16:17:15

「純情一途」
「男気では棋界随一」
「予想通りっちゅーか期待通り」
「畏れを知らぬ豪快な手順」
「悔いは残らん」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 16:05:59

「アベちゃんすっげー」
「首の皮一枚で手番取る気やね」
「予想通りの展開」
「71手目でどうするか」
「悪魔の空間解放とは」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 15:41:21

ハブは角道を止める以外ない。それ以外は45角打で67地点に雪崩込で先手壊滅。秀司のように桂馬を自陣に打っては勝機無し。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 15:32:41

「ハブは鼻水に今度はよだれ垂らして舌なめづり」
「アベチャン番外戦術っきゃありまへん」
「センスをズッコンバッコンやったれー」
「第4局87金の時にやった音出したれー」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 15:04:29

「阿部ちゃんグットこらえたか」
「これでハブの手渡しは後手先に逆行転化」
「飛車交換してくれたらいいが」
「そうは問屋がおろさない」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 14:57:52

56歩以後34桂打以下70手までにすべて清算しデユアル角で防御しつつ入玉が最善

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 14:40:04

42/54歩=39分。地獄門開帳。阿部背水の陣
43/77角=先受け。
44/65歩=首尾一貫
45/86歩=21分。ハブは鬼。全ての予定変化ご破算
46/66歩=38分。阿部は行く
47/同角=必然
48/53銀=全ての変化に対応するトリトヌス空間への進出
49/87銀=亡者の百鬼夜行
50/64銀=闇夜の単騎。ハブ、でてこーい
51/37桂=20分。肉を切らせて骨を絶つ決断
52/12角=唯一の安住の地
53/25桂=サザンクロス確認
54/同桂=21分。堂々と駒音高く
55/同飛=必然
56/55銀=行くのみ
57/同角=17分。阿部が引きづりだしたハブの同化現象
58/同歩=必然
59/26飛=悪魔は尻尾を振り手を渡す

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 09:58:46

藤井「48銀は昨日遅いと言ったんですが」
彩子「それで金を先に使えと」
藤井「37金-63銀-34歩-同角-46金-12角-35金」
彩子「でましたねー！　藤井竜王の夢幻金」
藤井「竜王はハブさんね。そこで本筋はどうかと」
彩子「昨日解説した39銀の47への進出ですね」
藤井「ところが本筋はやはり遅くなる。48銀は三浦ちゃんが深海魚相手に指して苦しかったんだと」
彩子「でも深浦さん負けましたが」
藤井「まいったな。ハブさんもミウラと同じかよーって思われたら」
彩子「どっちが困ると？」
藤井「37金なんでやらないのか。これではフツーがフツーではありません」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 09:48:24

板倉「41手目は48銀ですが」
西條「指し手のことは聞かないでください」
板倉「天童では武士が内職で駒作りを始めたってホント？」
西條「浪人中の武士でも将棋なら誇りが傷つきません」
「時代劇で傘張りやってる素浪人月影兵衛吾はなんだ？」
「傘は将棋より実践的な武具」
「将棋の駒も口減らしで使える」
「口に突っ込んで窒息させるやつか」
「納豆をつくる武士は？」
「天童なら串玉コンニャク」
「コンニャクを口に突っ込まれて間引きされそうになったのが木枯らし紋次郎」
「西村センセーお早うございます」
西村「封じ手で勝負おあづけは囲碁将棋だけ」
「ハブさん48銀指していますが」
西村「公式戦でもあった形。角の戦い。そろそろ未知との遭遇。天王山の第5局で天王山を迎えたところ」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 09:33:37

「昨日の56飛車は一見もったいない。23歩-同銀-64角打の狙い筋が消えますので」
「損して得取れ？」
「これをやるとあとは別な狙い筋に展開。損して得取れはせっかく横歩を取った歩得を放棄するイケイケ路線」
「やはり87歩打たないのは頑固もの？」
「横歩取りは本来横歩取らせ戦法。先手の主張は手損より歩得。ゆっくり指すのが本筋」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 09:23:12

藤井「横歩取りは後手が横歩を取らせる戦法」
彩子「横歩取らせ戦法と」
藤井「先手が横歩を取るから横歩取り。阿部ちゃんは横太り」
彩子「はーい。得意戦法ということですね」
藤井「着物替えたね。昨日のイエロー帯の異化効果よかったけど」
彩子「わかってくれる人いないんで今日はライトグリーンで」
藤井「うちのカミさんならあのシャネルショックはわかる」
彩子「天童は鎖国した独立国家だそうで。阿部先生も将棋の国と仰っておりました」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 09:11:57

「ギターにも鈴木大介がいた」
「ピアソラいいね」
「おっ始まった」
「駒を並べるとこ見るのは気分いい」
「ハブ駒は相変わらず左より」
「目が悪いせいか」
「西村センセーは切り口残す。ハサミの音は歯切れ悪いが」
「公明正大の世代」
「証拠は残せと」
「封じ手は64歩」
「それ以外ない。昨日でもすぐに指せた」
「封じ手のタイミングが明暗を分けるのが二日制の最大の特徴」
「今回は藤井の言うとおり後手は余裕の封じ手」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/19 Thu 08:26:55

「バカンスもいい加減あきません？」
「おバカなセンスがバカンス。ワシのは隠居」
「島はいかがです？」
「日本も島じゃろーに」
「少し大きめです」
「誰が打っておるの？　誤植多いね」
「56と54間違えました。後で直しておきます」
「三浦も翻訳機かけんといかんな」
「三浦語でしたか」
「藤井三浦のコンビは絶好調。存分に毒ばらまいとるね」
「今年のベストカップル賞にでも。阿部ちゃん、一月に谷川九段が披露したカンナ削りはやりませんでした」
「36手目54角打からの千日手狙い？結局手が戻り飛車が下がる。千日手にはならん」 棋譜&実況参照
「あの54角打ちは福崎八段も意外な一手と思われていましたが」
「屋敷もあの直後に谷川相手に原始三角帽子を試したか」
「谷川当時九段に粉砕されています」
「王位奪還して当然の年明け。戦法というより着眼点の勝利。中原の収束術勉強しとかんとね」
「10月のＡ級順位戦36手目谷川殺しの丸山45角打ちを阿部ちゃん今回は選択ですが」
「丸山が三角帽子本家。丸山はなんで終盤で大ボケこくかね」
「ＪＴ杯でも決勝で藤井さん相手に終盤で大ボケで大逆転でした」
「憎めんな」
「藤井三浦の判断は正確だったと？」
「後手指せる展開。あとは終盤力の問題。今日のハブは鬼と思え」
「アベちゃん式サザンクロスは？」
「らしくない。もっと別の収束。Ｓ効果は羽生が一番よく知っとるから」
「前回の森下システムからの大波乱のように？」
「あれはタイトル戦で一度あるかないかの悪夢。しばらくメシ食えんかったろ？」
「はい。ではそろそろ」
「おやすみ」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 18:00:09

阿部不動の構えからすっと席を立ち退出。大きな連続クシャミに慌てて手で押さえるハブ。ティッシュで手や顎に飛び散った鼻汁を拭く。
板倉「誰かがうわさでも？」
藤井「阿部さん自信ありますね」
板倉「でも阿部さんなかなか指しません」
彩子「消費時間はハブ3時間50分。阿部ちゃん封じるなら3時間半位になりそう」
板倉「藤井さんは西村師匠との囲碁はボロ負けだそうで」
藤井「師匠も対局室に入りましたね」
板倉「阿部さんの封じ手となりました」
藤井「64歩でしょうけど。先手は37桂で桂馬交換すると65歩から角を追って66桂打のス抜きの筋があるんで」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 17:44:11

板倉「こんにちは」
三浦「っこにゃにゃちわ」
板倉「一日10時間の研究はまだおやりに？」
三浦「20代で懲りました。よる年並には勝てません」（三浦1974年2月13日生まれの30代？）
板倉「ここでハブ竜王は28飛車です」
三浦「まさかこんなフツーな手を指すなんて信じらんない」
藤井「コレコレこーして、なんでこーなるの」
三浦「そんな実践例がありますが」
藤井「28飛車は我々の好みではないでしょ。後手いーよ、どう三浦君」
三浦「ハブ先生のことですから」
藤井「後はオマカセ」
三浦「今日はは立会人なんですが」
藤井「谷川丸山戦ではこーしてあーしてどうかね。負けた丸山後手番もちたくない？」
三浦「そーですね。だから28飛車はないと思ったんですが。私も谷川丸山戦のように指したことはあるんですが」
板倉「それではハブ不利と？」
三浦「フツーのひとならお勧めできないんですが」
板倉「ハブさんはフツーじゃないと？」
藤井「指し手はフツーなんだけど頭がフツーじゃない」
板倉「三浦さんもハブキラーとして全国に知られていますが」
三浦「皆さんお忘れかと。でもがんばります」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 17:29:26

板倉「藤井さんもまだ横着鳥の解説中ですが。谷川将棋のパクリです」
森内「結局この将棋は87歩を打つか打たないかで始まったんです。87歩打つのが当然と思っている私は鉄板流と呼ばれてかなり傷つきました」
板倉「ハブさんは今回は1、3局と違って歩を打ちませんでしたが山崎流？」
森内「我々はケンタッキーフライドチキンと呼んでいます」
板倉「なるほど。軽そうでいて手持ちの歩で味わいを残すと」
森内「鉄板焼の方がリッチですが、やはりクリスマスのノリで」
板倉「ハブ演出と。ハブ家でもケンタッキーなんでしょうか？」
森内「島さんちはお正月のおせち料理はセブンイレブンだそうです」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 17:15:07

板倉「それでは今朝の模様をＶＴＲで。駒は交互に並べるもんですか？」
藤井「先にホイホイひとりで並べる棋士もいます」
板倉「誰ですか？」
藤井「相手の分まで並べて待っている棋士もいます。なんだ、26飛車かよ」
板倉「谷川さんと同じ手指すのにナニ考えてたんでしょうか？」
藤井「封じ手したくないんでしょうね、結局フツーの手でした」
板倉「85分でフツーの手なら1分でも指せますかね」
藤井「米ちゃんはノータイムでしょう」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 17:08:10

ハブ。右手こぶしを顎に垂直に当てて37手目を長考中。
「スー」とため息。再び硬直。
眼鏡をはずし腕を組ながらじっと盤をみつめる阿部。
藤井「形勢判断はまだ。中盤戦へ。次はタニーなら26飛。佐藤康光なら46飛。16飛みたいな変態手は丸山好みです。以前ハブちゃんも影響されてやってます。37飛はなし。桂馬跳ねられてオシマイ。あるって言ってるタコは死んでください」

与太話

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 16:45:56

「どう転んでもボカスカ殴りあい」
「空爆波状攻撃」
「華麗な内藤流空中戦というより湾岸戦争定跡の横着な残忍さ」
「ジッチャン今日も来ないな」
「不動駒が多すぎる」
「藤井システムみたいな構築美もない」
「横歩取りというより横着取りか」
「確かに横着な将棋。二刀流の気合い勝負。油断したら負け」
「先週の矢倉はビフテキ三枚なら今日はケンタッキーフライドチキン」
「そこがミソ。クリスマスはケンタッキー」
「お正月はセブンイレブン」
「せめて今晩は鳥ウドンでいこう」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 16:17:25

「やはり屋敷の54角は56飛に回られて千日手以外一方的な展開」 参考棋譜
「谷川が随分貢献した戦形」
「しかも山崎まで谷川一家に居るんでは」
「阿部ちゃん今晩は心強い」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 15:34:37

「10月の谷川丸山戦と同じ進行」 参考棋譜
「屋敷流54角もあったがいずれも後戻りできない変化」
「丸でも一直線以外ないのか？」
「二日制ではもたんぞ」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 14:47:38

「62銀-66角-82飛-36歩の進行」
「阿部も横歩取りでここまで厳かに来たが今日は実に感慨深い」
「A級順位戦2002.2.7佐藤康光VS谷川浩司の横歩取りは熱かった」参考棋譜&実況
「谷川や康光は見せる将棋」
「山崎も熱い将棋の継承者」
「羽生がここで見せなかったら総スカン喰らうか？」
「もともとギャラリーは熱い将棋に夢中だったはず」
「冷たい将棋の背中は重い」
「食ったものは軽いが」
「ハブは山崎流で阿部を喰えるか」
「どこで局面を戻すかが見どころ」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 14:30:06

「新機軸の導入部は康光のマネはせんっちゅーこと」 参考棋譜&実況
「ハブもこの大一番でよーやくみせてくれるか」
「初日は熱い。早くもヤマ場」
「こうこなきゃな」
「西村センセー、藤井三浦はアテにできんからバサバサ頼んまっせー」
「阿部！集中！集中！」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 14:00:14

「ありゃー、ハブ切れてしもーた！」
「33角成やって？」
「以下同桂-88銀-84飛は必然」
「こりゃウドンやね」
「みそラーメンの勝率はちょい落ちるんねん」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 13:55:08

「51金-87歩-85飛-33角成-同桂-96角-65飛で後手良しだと」
「やっぱ藤井三浦じゃ無理やねん」
「そりゃ冗談やろーに」
「西村センセー、カッコえーおますなー」
「才気ばしった色気。先週のＮＨＫ杯解説も最高やったね」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 13:42:50

「現在22手目22銀で昼食休憩。20手目51金に阿部58分」
「昼食メニューは？」
「ハブ=ミソラーメン+半ライス。阿部=鳥うどん+サラダ」
「87歩と指せばハブ勝てるが」
「勝てるが？」
「挑戦しないと周囲がうるさい。85飛ではマタカと思われる」
「しかし昼飯ぐらい好きなモン食わせろと」
「85飛ではマタカと思われる」
「はーい、ラーメン屋デース」
「全員タンメンか」
「昼食終わり。まだハブ指さない」
「勝ちだけに行くか、挑戦するか」
「周囲を気にするようでは竜王位は維持できん」
「おとといの声が脳裏に」
「アベは見透かしてるな。それで51金と」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 10:04:38

「ハブさんはフツーの手をまっさきに選択しますね。飛車もサガって87歩と打つ。これもフツーでしょう。75歩もあるがハブさんはやらない。青野新手の36歩もやらない。森内さんは最近挑戦してますけど」
「ハブさんのゴキゲンにも森内名人は先週58金でしたものね」
「一昨日ヨネちゃんがハブに挑戦しろと怒鳴ったらケロっとしていた」
「ハブさんはオーソドックスなんですか」
「どの手もフツー主義。手堅い。乾燥した犬のウンコ」
「おもしろくないと？」
「勝負師ということ。臭わない」
「藤井先生も？」
「フツーの手に考えるフリはしません」
「あの長考の間がなんともいえないんですけど」
「マシュダ一家ならマヌケと言うとこでしょう」

羽生善治講演会収録『挑戦する勇気』朝日新聞社から発売中

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 09:51:15

ハブ16分で対局室に戻りポットから茶を湯呑みに注ぐ。横歩を取るのに躊躇するフリ=外で暇潰し。
西村「横歩は昔は取らないとしたもの。木村名人がその後優利説を追及した時期がありました。ずっと廃れていましたが85飛戦法以後は華やか」
阿部は33角。

ﾊ投稿者：戻らないハブ ﾊ02/12/18 Wed 09:44:34

阿部もハブと同様に飛車先の歩を交換。先後同型。ハブ横歩を取る前に席を外す。阿部水を飲む。
藤井「ハブ34飛と横歩を取るはず。ここで33角が最善手。33桂馬は難しい。相横歩取りは先手必勝」
タコ助「確率で結論つけることを先入観という。33桂馬は地味なだけ」
藤井「商業将棋はイメージの産物。真実を極める時間がなきゃ確率で結論。データ重視」
古河彩子「アベちゃんいかが？」
藤井「馴れたころ。二勝二敗ならリラックス。（午後解説で訂正=私は二勝二敗は経験なし）」
板倉アナ「私は生真面目にやったら一番人気があるそうですが」
生真面目じゃない人間はどこでも嫌味が鼻につく世の中。
ハブは退室したきり15分たった今も戻らない。

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 09:30:35

藤井「初手76歩に後手34歩なら先手26歩と飛車先突くのが最善手と言う信念がハブさんにあります。それ以外みたことない」
禿丸「アンタには信念がないのか？」
藤井「私は角道を止めるのが最善手」
禿丸「妥協した最善手か？　昨晩の前夜祭後はハブは自室でヒッキー」
藤井「妥協かダチョウか？」

ﾊ投稿者：現在4手目横歩取りへ ﾊ02/12/18 Wed 09:15:19

「天童には人間将棋で昨年きました。ここは将棋の国です」
「調子は？」
「竜王戦に全人生を賭けています」
「封じ手好き？」
「こだわりありません」
「後手の作戦は」
「考えてますけど、教えない」
「あと三局ですけど」
「7番指すのが目標」
「古河さんコケシ姿ですが」
「計算された言葉を操る最高のアシスタントです」
「4手目指しましたね」
「横歩取りはタコか？」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 09:10:03

「調子は？」
「そーですねー、良くも悪くもなし。週に三日の対局でリズム感ばっちし」
「一昨日は横歩取りで快勝？」
「米長センセーやりすぎです。桂跳ね角切り、丸見えでした」
「今日も横歩取りで？」
「横歩取りは先手必勝と思っています」

ﾊ投稿者： ﾊ02/12/18 Wed 09:04:14

「相変わらずネムリ猫」
「相変わらず初手が左より」
「相変わらず洋服の立会人」
アベ、湯呑みの蓋をゆっくりとって茶をすする。
二手目34歩。
「ヤリー」

ﾊ投稿者：アベちゃん応援団 ﾊ02/12/18 Wed 08:46:18

ＮＨＫ解説=藤井猛九段　　聞き手=古河彩子女流初段
立会=西村一義九段&三浦弘行八段

「西村軍団期待してまっせ。特に三浦。千日手ご三家たのんまっさ」
「これで実質7局めの対局。疲労度は6局め12日分」
「ハブは疲れとるフリした時が本気汁。アベちゃん容赦せんといて」
「ハブは矢倉でお行き」
「アベちゃんはとっておきの後手番角換り新戦法でお戻り」
「右玉先日手はハブもやらせんから矢倉」
「横歩取りならタコ。ハブも今度は大ボケかまさんといて」
「二手目でヤオかわかるやろ」
「前日のレポなしは打ち合わせの内容悟られんようにってか？」
「阿部不利の工作したら殺したる」
「元気一杯なのはアベちゃんだけ」
「藤井も居飛車決戦で解説やらされるとは」
「藤井はハブを応援しとるって？」
「そりゃそーや。西村軍団にとってハブは天敵のようで実はアイドル」
「三浦もいい加減ハブ先生と呼ぶのやめろっちゅーに」
「西村センセーならヤオはさせん」
「アベちゃん、後手番ならマケモトと思って好きにやったらアカンで」
「千日手地獄で叩きのめしたれー」

ﾊ投稿者：千日手地獄にハブを叩き落とせ ﾊ02/12/14 Sat 20:33:07

「しかし郷田の解説も新鮮味がまるでない。三日遅れてる」
「さすがに棋譜全部は再現しないか」
「加藤一二三なら猛烈な勢いで全部再現できるが」
「郷田を加藤一二三と比較するのはまだ早い」
「郷田は手抜きでとびとびに大盤をひっくり返してるな」
「最後の局面は240手目の棋譜へいきなり飛んだゾ」
「おい、と金が73にいるじゃんか。63だろ？」
「間違いなく63。棋譜なら間違いもあるが、モニターで終局の盤面確認してある」
「と金が73じゃ阿部の玉は角筋にスケスケじゃんか。ＮＨＫのミス？」
「呆れた。郷田は角筋に注意して指せばいいと説明してる」
「と金が73にいると本気で思ってるワケね。ゴーダ病でたか」
「245手目16桂打。いーねー。ここに桂馬が打てるのは」
「ゴーダ乗りすぎ。16歩と突いてなかったことが本局における阿部のナントカだと」（勝因と言っているようだが）
「郷田は丸山ともども言語障害だが、この説明はひどい」
「16歩と突いてあったらそもそも羽生は点数狙いの飛車取りに102手目に28金と打てなかった」
「しかも終局図から王手金取りがどうのだと。解説でもゴーダ病」
「そもそも意味不明のつぶやきが多い郷田に解説させるのがＮＨＫの敗因。時の最強者群は解説などしてはいけない」
「確かにタナトラや青野みたいに定跡ポカや手順前後に固執しない所が郷田の無類の強さ。言語障害は強者の畏怖からくる。ハブが入玉して点数勝ちだったとの大局観も正しい」
「ハブは入玉されて負けにしたと大嘘ついたが」
「点数勝ちが将棋のルールと認めないというワケ？」
「んなわけない。だったら28金を打つはずない」
「そこは郷田も森内もハッキリ点数狙いと言っている」
「青野はそれが言えないんだね。谷川も言えない」
「ハブの大嘘は照れ隠しというより詐欺」
「そこまで開き直れないと、王座戦就位式でも大嘘コイタ」
「うまく負けることができたらそれもいーんですけどダト」
「二上が王座戦は早く終わったら面白くないなどとハブに言うから」
「王座戦は八百長でいいだろ。昔からそう」
「竜王戦は血塗れのガチンコ勝負」
「阿部。こういう八百長師弟は糞ったれと思え」
「次局の後手番が阿部の棋士人生のすべて」
「千日手地獄にハブを叩き落とせ」

インタビュー「勝ちになったのはどこですか？」終局直後のバカ記者。
阿部「いや（沈黙）いや、勝ちとかそういうアレじゃないですね（沈黙）」
阿部もついにアレになった。イケル。集中！集中！