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アラスカ オーロラ便り1994
by 日蝕貧乏知恵者猫/福島 円
喰われるぅ!
狼の血が混じった犬の写真
 往路タルキートナからデナリ公園の間に立ち寄ったチュリトナ付近にあるお店では(夏期はロッジもやっている模様)、野生の狼を何頭か飼い慣らしていました。
 冬は野外で鎖に繋がれていましたが、夏は放し飼いだそうです。
 暗闇から突然あんなデカイのが出てきたら……!?と、考えただけで背筋が凍りました。

 中でも狼の血を80%引くという、私よりも顔が一回りも二回りも大きい「ワードローブ君」(wardrobe=洋服ダンスという意味では?!)は冬場も飼い主ご夫妻と一緒に暮らしていて、店内をユサユサ歩いていました。
 なかなか愛くるしい眼をしていて人なつこいのはいいのですが、「お手っ!」なんてやろうものなら喜んでガバッ!と飛びついて来るし、目の前でハーハー息をするととても獣臭くて、そのまま押し倒されて喰われちまうんじゃないか……と、思わず悲鳴を挙げそうになりました。

 他にも道路を横切るレインディア(カリブー/トナカイ)の群れに遭遇しました。
 下の写真がそれですが、車から随分離れていたせいとカメラを出すのに手間取って、既に群の多くは森に入ってしまった後だったので、最後の数頭しか撮れませんでした。
 そんなこんなで、車ならでは味わえる体験が盛り沢山でした。
トナカイの写真(遠望)
道路を横切るカリブーの群(遠望)
トナカイの写真(拡大)
拡大・・・判りますか?

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