列車供食事情３−４

小田急ロマンスカーＶＳＥ運転開始１周年記念
アニバーサリープレミアムフレンチランチ

２００６年４月９日　はこね２３号


祝　ロマンスカーＶＳＥ　運転開始１周年！

　２００６年３月１９日小田急ロマンスカー５００００形ＶＳＥ車は運転開始１周年を迎え、３月１８日から４月９日まで運転開始１周年記念キャンペーンが開催されました。
　「１周年記念ですから、それなりのことさせていただきます。」のキャッチコピーの通り色々な企画が打ち出されましたが、４月９日のはこね２３号のみで山のホテル総料理長「高橋孝幸シェフ」による「アニバーサリープレミアムフレンチランチ」限定３０食が予約販売されました。

『ＲＯＭＡＮＣＥＣＡＲ　ＶＳＥ　１ｓｔ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ』
ＶＳＥ車の正面や側面ロゴマーク部には「１ｓｔ　ＡＮＮＩＶＥＲＡＲＹ」の記念ステッカーが付けられていました。

『側面ロゴマーク部に追加された記念ステッカー』


『食前酒』
食前酒はワインとオレンジジュースのどちらかを電話予約の際に選びました。

『ロマンスカーロゴ入りワイングラス』
ワイングラスはＶＳＥ車登場までお土産品として売られていたロマンスカーロゴ入りのものが使用されました。

『アニバーサリープレミアムフレンチランチ　”フランス　春のドゥミデジュネ”』
食前酒を嗜んでいると待望のアニバーサリープレミアムフレンチランチがやってきました。特別企画とはいえ、私鉄特急界でこれだけの料理が提供されるのは初めてのことではないでしょうか？
しばしファーストクラス気分を味わいました。

○オマーエル海老のフリカデル
○サーモンのバヴァロア巻き
○蛍烏賊のブロシェット
○イベリコ産生ハムとドライフルーツ
○相模特産　山百合ポークのパテ
○道志産　ヤマメ稚魚と香野菜のエスカベッシュ
○薪火焼きコールドビーフ


○たらば蟹爪のクロメスキ　パセリの香り
○甘鯛の香草ワイン蒸し　南仏野菜のラタトゥイユ添え


○特選、和牛肉をコトコト柔らかく煮込んだ赤ワイン煮
○サフランの香り　桜鯛のピラフ


○アワビ、三陸産　帆立貝、芝海老の燻製と相模ポテトのニース風サラダ


○桜の香り　クレームブリュレのリーフパイ添え
○コーヒーと一口のチョコレート

『運転開始１周年　記念乗車証』


　小田急の新ロマンスカーＶＳＥ車も運転開始から１周年を迎えました。
　今回の運転開始１周年記念キャンペーンの一環として行われた「アニバーサリープレミアムフレンチランチ」の提供は車内販売があるだけでもマシな大手私鉄特急界でこれだけ本格的な食事を提供したということは特筆すべき画期的出来事でした。
　ワイングラスを傾けながらトレーにのったフレンチを味わうとそこはロマンスカーの中ではなく、まるで国際線ファーストクラスにいるような感覚になり、まさに至福のひと時を味わうことが出来ました。
　ただ、予約した３０名が１０両編成の全車両に散らばっていたため、ホテルスタッフや応援の本社スタッフの方々は大変なご苦労をされたことと推察します。とにかく大変楽しく、おいしいイベントでしたので、再度このようなイベントが実施されることを希望します。

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