漢方薬使用の場合の注意
- 漢方薬中の生薬成分がドーピング禁止薬物の対象となる可能性
直接作用
- 麻黄
茶葉
ゴシュユ
以上の生薬を含む漢方薬は、ドーピングチェックで陽性となる可能性があり、直接的な興奮剤となりうる。
- 間接作用
- 柴胡
甘草
以上の生薬中には、それぞれサイコサポニン、グリチルリチンが含まれる。これらは副腎皮質ステロイドに関係した作用をもたらすが、間接的である。使用に当たっては、慎重な対応を薦める。
- 参考
禁止薬物の中にはドーピング以前に、麻薬及び向精神薬取締法、覚醒剤取締法上問題があるものも含まれており、海外からの持ち込みには注意が必要である。
Dgital Pharmacist on the W.W.W.