防災行政無線子局空中線 左図は京王線高尾山口駅から甲州街道(国道20号)を少し峠方に進んだ場所にあった、同報無線子局の受信空中線です。子局の形状は電柱の上方に拡声器(トランペットスピーカ)、下側に函に入った無線局装置、そして中央より少し上の方に3素子八木宇田アンテナが設置されていました。放射器は折り返し型、放射器〜導波器間の方が長いタイプです。給電線(同軸)をくるりと1回ループさせてブームに固定しているのも、富士川などで見たものと同じでした。


圏央道工事現場1 もう少し進むと圏央道八王子南IC(仮称)の工事現場に行きつきます。圏央道はこれを書いた時点から少し先へ進み、現在中央自動車道と接続されています。左図はその接続点(八王子JCT)から高尾山を挟んで反対側(約2キロほど離れた場所)で、ここで国道20号と接続されます。


圏央道工事現場2 その工事現場をくぐり反対方からIC工事現場を見たものです。左手側が高尾山になります。左に工事現場で使用する電力を受電する電柱(構内第1号柱)が見えています。この電柱の最上部に区分開閉器(PAS)が設置してあり、この装置が保安上の責任分界点となります。

 右側にフレームアウトしていますが、電柱があります。これに電力会社の高圧配線線路が走っています。この配線線路に分岐開閉器が接続され、この分岐開閉器からの絶縁電線が画面上側にある3本のものです。通信線路と対比していくとちょっと混乱してきます…

八王子JCT遠景 高尾山口駅から隣の高尾駅まで京王線を利用しました。京王線高尾駅は高架になっているのでホーム端より西側が良く見えます。左図は信号機がメインの様に見えますが、画面奥の八王子JCT…、その手前に建っている携帯電話(自動車電話)基地局の鉄塔が主題と言うことにしています。

 本日は神田駅から中央線快速に乗車、立川で降りて青梅線に乗り換えるつもりでしたが、時間も浅いこともあり快速の終点(高尾)まで乗車してきました(寝過した…という訳ではなく、ええ)。で、京王線と乗り換えがすぐできたので高尾山口駅まで来た次第です。

 高尾山口駅から高尾山頂方面へのケーブルカー駅の場所とか確認して、上図の方に行って見ました。高尾山からトレッキングコースで城山方もアクセス容易の様です。城山というと中央道からも中継局が望めます。時間があったら行ってみようかと思いつつ、高尾駅でJRに乗り換え、さらに八王子から八高線で拝島まで、ここからいつもの通勤経路になり羽村駅まで帰ってきました。


PAS;Pole Air Switch 区分開閉器(通常、地絡継電器付きなのでGR付PASと言うそうです。GR;Ground Relays)


撮影:2009.10.12 16時頃〜17時頃
初稿:2009.10.13


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