屋上 左図は東海道線吉原駅近くにあった田子ノ浦港管理事務所の対衛星マイクロ回線のアンテナです。衛星放送受信用のアンテナでも良く見る、オフセット型です。


アンテナ パラボラを拡大してみました。オフセット型はおわん(反射鏡)の鏡面に対して放射器やそれを支えるアームの投影が最小限になり、開口効率が良好になります。投影面積が小さいことからこれによる散乱が抑えられ、サイドローブや交差偏波成分の劣化も低くなります。またこれらによる反射波が少ないことからVSWRの劣化も少なくなります。


ODU拡大してみました 一次放射器部分を拡大してみました。ここで見たアンテナの一次放射器部分はかなりオープンな感じがしましたが、ここでは放熱フィンのあるケースにすっぽり覆われており、ケーブル接続部分もカバーがかかっていて、屋外の(しかも潮風に曝される)過酷な環境下でも黙々と動作する様になっていました。



◎ 富士市内は結構マイクロのアンテナがあるなぁ…と思いました。


撮影:2009.02.21 11時半頃
初稿:2009.03.17

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