アコースティック楽器全盛の当時において、シンセサイザーによって奏でられたYMOのテクノ・
ポップスは、斬新なだけでなくすばらしい音楽に聞こえ、一発でファンになってしまいました。
小学校卒業と共に、私はそれまで習っていたアコースティック・ピアノを退役していましたが、Y
MOに出会って、いつかは彼らの曲をやってみたいと思うようになりました。
それから10年以上の月日が経ち、ようやく一般庶民でもシンセサイザーが買えるようになり、私も
音楽演奏に復帰しました。
世間ではTMネットワークが絶好調の時代でしたが、私はそれには目もくれず、YMOや東海林修
の曲をプレイして楽しんだものでした。