洋楽ミュージックお勉強プロジェクト


 "自称" アマチュア・ミュージシャンを名乗る私としましては、音楽を語る上で、やはり洋楽ミュ
ージックを知る事は必要不可欠であると('98年6月のある日)ふと思い立ちました。(^^;

 しかし、何せ私は洋楽に関してはまったくの無知であり、どこから手をつけたら良いのかさっぱり
分からなかったため、とりあえず洋楽を良く知っている会社の後輩達にアドバイスを "して頂く" 事
にしました。

 結局、k-cos君(ハンドルネーム、私の真似ではないと本人は言い張るのですが・・・)、T川君、
高K君、村K君ら4人が相談に乗ってくれましたが、わがままにも、私は彼らに下記のような条件を
出しました。

 1.アイドルはダメ。(マドンナ、シンディ・ローパー、アラベスク、ワム、それにリック・アシ
   ュトレーなどは私も知っていて、わりかし好きなナンバーもありますが、今回はもっとメジャ
   ーなアーティスト)

 2.出来ればロック、ポップス、ニューミュージック系が希望。

 3.洋楽通に話しても認めてもらえる程度メジャーなアーティスト。

 上記の条件の内、特に3番目については、皆にぶつぶつ言われてしまいましたが、結局、下記のア
ーティスト達の名前が出て来ました。

◆TOTO

 いちおう名前は知っていました。とある方に『ハイドラ』と言うアルバムを奬められていましたが、
今回は『パスト・トゥー・プレゼント1987−1990』と言うベスト盤を試聴して見ました。

 超有名な(私ですら知っている)曲である『ロザーナ』は、すごく気に入りましたが、わたし的に
は、いまいちビビっと感じる曲が余りありませんでした。

◆デビー・ギブソン

 k-cos先生ご推薦で、試聴もせずにいきなり『デビ−・ギブソン・グレイテスト・ヒッツ』なるベ
スト盤を買って来てしまいましたが、私の感性にしっかりとハマりました。最高です!

◆ジャクソン・ブラウン

 かの浜田省悟さん曰く、彼のベスト盤を作るとすれば、「僕が編集したとしたら、おそらく3枚組
になってしまっただろうな」と言わしめたほどのアーティストです。

 k-cos先生(熱烈な浜省ファン)曰く、「先輩の趣味には合わないかもなぁ・・・。でもジャクソ
ン・ブラウンの良さが分からなければ音楽を語る資格はないでしょうね」とのたくられ、早速、『ザ
・ベスト・オブ・ジャクソン・ブラウン』を試聴して見ました。

 最初数回聴いただけでは、いまいちピンと来なかったのですが、土日の2日間に渡り、意地になっ
て聴き続けている内に、だんだんと曲のイメージが浜省さんの曲のイメージとダブって来るようにな
り、半ば洗脳されたように気に入って『ザ・ベスト・オブ・ジャクソン・ブラウン』を買ってしまい
ました。(^^;

◆ハート

 k-cos先生ご推奨でベスト版を試聴させてもらったところ、けっこう気に入ったので、同じベスト
版ながら『ジーズ・ドリームズ』なる別タイトルのアルバムを購入しました。なんちゅーか、世界レ
ベルの実力派女性シンガーっつーものを実感させられた思いです。

◆ピーター・セテラ

 私はシカゴはけっこう気に入っていて、ピーター・セテラの事は以前から知っていましたが、洋楽
のリサーチはまったく行っていなかったため彼のソロ・アルバムの存在はまったく知りませんでした。

 今回、『ワン・クリアー・ボイス』と言うアルバムを試聴してみましたがしっかりとハマりました。

◆ケニー・ロギンズ

 ケニーの事は、かの『ウィ・アー・ザ・ワールド』で見て知っていた程度でしたが、k-cos先生より
映画『トップガン』の挿入曲『デインジャー・ゾーン』を歌っていたと知らされ(『トップガン』は
LDを所有していましたが、ケニーが歌っていたとは、ついぞ知らない有様でした(^^;)、感性的に
合うものがありそうだったので、早速、ベスト・アルバムを買って来ました。

◆ジョー・コッカー

 k-cos先生曰く、「先輩にはちょっと難しいかもなぁ・・・。でもジョー・コッカーの良さが分か
らなければ、音楽を語る資格は・・・」の第2弾。(^^;

 と、言う事で、『ザ・ベスト・オブ・ジョー・コッカー』を試聴して見ました。その筋では伝説的
なアーティストのようですが、わたし的には、ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ。(^^;

◆リチャード・マークス

 今回、『リピート・オフェンダー』と言うアルバムを試聴して見ました。耳当たりの良いメロディ
ラインで全体的にも好印象を受けましたが、わたし的にはビビっと来るものがありませんでした。

◆R.E.M

 今回、『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』と言う(何と歌詞カードが入っていな
い)アルバムを試聴してみました。

 やたら一本調子のけだるい感じの曲から始まったかと思えば、本格的ロックあり、カントリー・ス
タイルの曲ありと曲の雰囲気がコロコロと変わる不思議なアルバムでしたが、わたし的には不思議な
ままで終わってしまいました。(^^;

◆パール・ジャム

 今回試聴したアルバム『ディシデント』は、まさにロックの王道を行っていると言って良い印象で
したが、残念ながら私のストライク・ゾーンには入りませんでした。

◆オアシス

 k-cos先生やT川君、高K君らが好きとの事で、「こりゃ相当にいいんだろう」と試聴もせずに当
てずっぽうで『モーニング・グローリー』なるアルバムを買ってしまいました。

 聴いてみると、予想に反して70年代ロックのノリを持った音楽であり、悪くはありませんでしたが、
私のストライク・ゾーンには入りませんでした。(^^;

◆スクエアプッシャー

 何とびっくり、私はすでに絶滅に瀕しているとばかり思っていた "王道派" テクノ・ポップスであ
り、テクノを聴いたのは、YMOの『X無限大マルチプライズ』以来、超ひさしぶりでした。

 試聴したアルバム『バーニング’ン・トゥリー』は、全体的に軽快なアップ・テンポの曲調でした
が、往年のUKミュージックばりに音の上下の幅が少なく、ちょっち私のストライク・ゾーンには入
りませんでした。