『ホールド・オン・ミー』はなかなか良い曲で気に入りましたが、当時の私のストライク・ゾーン
には入っておらず、アルバムを買うところまではいきませんでした。
それから月日が経ち、私が音楽演奏にカムバックしてからのある日、テレビで彼女の野外ライブを
見た時、歌だけでなく彼女の全身で表現される音楽を見て、思わず見入ってしまいました。
いつしか見たランキング番組の、きちんとしたセットの中で歌っていた時とはノリがまるで違って
おり、彼女のパワーがひしひしと感じられました。
それを見て私が思ったのは、「俺もあんなふうに "スイング" してみたい」でした。聞いたり見た
りするだけではなく、彼女の曲をプレイし、彼女とそのバック・バンドのメンバー達みたいに身体を
動かしながら音楽を楽しんで見たいと思ったのでした。
それから彼女のバンド・スコアを購入して何曲かプレイし、その内の1曲である『COME ON』は個人
制作のビデオにも収録しました。
私にとっての彼女の曲は、ノリノリに演奏して楽しめる音楽なのです。
◆『ハーツ・オン・パレード』(1988年EPIC/ソニー:32-8H-160)
◆『タイム・ザ・モーション』(1989年TDKレコード:29K2-1002)
◆『KOHHY'Sシングルズ』(1990年EPIC/ソニー:ESCB1177)