当初のYMOも原則的に歌詞はなくて曲だけでしたが、私にとってのYMOは聞かせる音楽であり、
ライブ・ビデオとかには余り興味がありませんでした。
とある年末に、偶然、テレビで見たカシオペアのライブは、曲を聞くだけでなく、まさに演奏も見
る値打ちがあるものでした。
「んなもん、ライブの常識や!」と言われるかも知れませんが、歌詞の無い曲はメロディそのもの
を楽しむもの、つまり音楽そのものを楽しむ事であり、私はカシオペアに音楽の楽しみ方を教えても
らったような気がしました。
そして、私がショルダー・キーボードを買って初めて演奏したのは、カシオペアの『ハレー』と言
う曲だったのです。
◆『ザ・サウンドグラフィ』(1983年アルファ・レコード:38XA-12)
◆『ハレー』(1985年アルファ・レコード:32XA-38)
◆『プラティナム』(1987年オーラ・レコード:H33P20176)
◆『カシオペア・パーフェクト・ライブ』(1987年パイオニア:SM068-3140)