使用している機材と私の顔





こんな顔です。とりあえず、ご挨拶。


ついでに、使用している機材についての感想も。






車と望遠鏡、望遠鏡と私です。




MS−5(旧型)とFS−128NZについて +C11−EXについて

とりあえず使ってみての感想です。詳しくは今後にご期待下さい。
いつになることやら(笑)。観望用に購入したC11−EXの使用感もいずれそのうち。

MS−5(旧型)について

・MS−55iに移行する頃、誠報社に展示してあった代物を”型落ち価格”で購入しました。
 とにかく頑丈、高精度。(まあ、総組み立て重量が100kgを超えていますからねぇ。)
 MS−5を購入したおかげで、やっとYK−200もNS128NZも、その性能を存分に発揮できるようになりました。
 不満はこれと言ってありません。組み立て易さも、大きさと重さを考えれば極めて容易と言えます。暗闇で組み立てても本体15分、ピント出し、最初の対象確認まで含めて撮影開始まで1時間半と言ったところです。
 十分慣れて、撮影開始まで1時間をコンスタントに出せるようにしたいですね。


FS−128NZ+6×7アストロカメラについて

・いやあ、これも良いですね。特に周辺まで星像がきれいなのが気に入りました。
 しばらくはこれを使いこなすことを目標にしたいです。





吉川光器YK−200について

・ご存じ日高鏡を使用したハンドメイドの反射鏡です。高いコントラストと鏡面精度をウリに広告をし始めた頃、一生使えるものをと思って注文しました。
 使用しての感想ですが、コントラスト、細部の見え味とも十分以上に納得のいくものでした。散光星雲、惑星状星雲を見たときの高いコントラスト、球状星団をきれいに分解する見え味など満足のいくものです。

・実際、乗鞍などでよく晴れた日に他の機材と見え方を比べてみましたが、同じアイピースを使った状態で、量産型の20cmニュートン反射とはコントラスト、細部の見え方にはっきりとした差がありました。また、惑星で比べても12cmのフローライト屈折(長焦点)よりよく見えましたし(口径差がきちんとものをいったのでしょう)、球状星団の見え方も25cmや28cmのよく調整されたシュミカセと同等かそれ以上です。

・具体的には、M13やM92はほぼ中心部まで分解しますし、集中度の高いM2でもかなり星に分解して見えます。白鳥座の網状星雲は濃い方(NGC6992−5)だけでは無く、反対側の淡い方まで眼視で構造まで楽に見えます。さらに私のYK−200は、ユニトロンのワイドスキャン32mm(見かけ視野84度)を取り付けられるように設計してもらったのですが、これで見るM31やM45は大型双眼鏡を持ってきている方に思わずため息をつかせるほどのものです。

・接眼部も大型ヘリコイドで1目盛り40ミクロンのピント出しが出来、筒先一体の斜鏡支持金具と相まって、写真を撮るときにも鏡筒を一切改造する必要がありませんでした。

とまあ、鏡筒については大いに満足しています。


ビクセンアトラクス赤道儀について

・一言で言うと、可搬性、組立の簡単さについては言うことがありません。一方、駆動系には若干、苦言を呈したくなるところもあります。

・具体的には、組立の簡単で頑丈なジュラポール三脚、突起部が無くバランスウエイト軸まで収納できる赤道儀本体など、搭載重量のわりには非常に扱いやすい赤道儀だと言えるでしょう。
 一方、駆動系については32倍速の微動を可能にした結果、日周運動追尾時のパルスの周波数がかなり低くなってしまい、その結果としてYK−200などを積んだときなど高倍率で視野の微振動が気になるという問題があります。実際、非常にシンチレーションの良い晩にYK−200とアイピースの限界まで性能を発揮しているときには、追尾を止めて視野の中を対象が動いていく状態にした方が明らかに”見える”といったことが起きています。まあ、写真撮影では問題にはならないと思いますが、若干気になるところではあります。
 ST−4との相性があまり良くないと言われたこともあったようですが、ST−4のROMのバージョンの関係からか私は全く問題を感じていません。赤経と赤緯の微動速度を任意に変更できないゆえにST−4との相性を言われていたのかもしれませんが、Fr.4のROMであればその点も簡単にクリアできています。






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